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1555 氷の戦い
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ぶつかり合う冷気の攻めぎ合いは互角だった。
触れれば一瞬にして凍らされてしまうだろう冷気は、周囲の兵士達が大きく距離を取らざれるをえない程であり、シルヴィアとデイジーを中心に足場の砂は氷で固められ、それは急速に範囲を広げて行った。
膠着状態だったが、先に動いたのはデイジーだった。
冷気の放出を止めると、姿勢を低くして一歩前に足を踏み出した。その動きを察したシルヴィアも、右手をデイジーに向けた。接近戦を挑んで来るのならば、刺氷弾で迎え撃つ。
だが右手を向けたシルヴィアは、想定外の動きとスピードに意表を突かれ、一瞬だが行動に遅れが出た。
「ッ!?」
あの動きは!
足場はすでに氷で固められている。言うまでもないが氷上は滑る。一歩足を前に出す事さえ難しい。
だがデイジーに限っては、その滑る足場こそが己が優位に立つ鍵となる。
「ふん、驚いたようね」
魔法ってのはただ撃つだけじゃ、使いこなしているとは言えないわ。
私は氷魔法の可能性について考えた。魔法使いが接近戦を挑む時、どうすれば先手を取れるか?
どう動けば相手を翻弄できるか?
答えはスピードと意外性よ!
氷魔法で足の裏に刃を作り、刃を軸に氷の上を走る。動き方は片足で踏ん張り、かかとに向けて氷を蹴る。最初は苦労したけど、慣れればこれこそが氷上での最速!接近戦は想定内でも、このスピードと氷の上を滑る事で生まれる鋭い動きは、初見で対応できるものじゃないわ!
さぁ、あんたの心臓に氷の槍を突き刺してや・・・ッ!?
「びっくりしたわ、それってスケートよね?アラタ君から聞いてるわよ。得意気な顔してるとこ悪いけど、私もできるのよ、ソレ」
高速で鋭く踏み出したその時、デイジーはシルヴィアと目が合った。そして確かに聞いた。
意表をついたつもりの自分を、嘲笑するようなシルヴィアの声を。
スケート?私もできる?なんの事を・・・!?
今度はデイジーが言葉を失う番だった。
「ッ!?」
シルヴィアは腰を落とすと、デイジーと同じく足の裏に氷の刃を作りだし、氷上を滑りだした!
迷いの無い滑り出し、慣れた様子で鋭く滑らかに滑るその動きは、デイジーよりも上だと一目で分かる程洗練されていた。
「バ、バカな!お前どうやって!?」
「独学って難しわよね?アラタ君がスケート経験者で良かったわ」
動揺の大きいデイジーは、真正面から高速で向かって来るシルヴィアに対して、攻撃か防御かの判断さえもできなかった。
「く、う、うぁぁぁぁぁぁーーーーーーーッツ!」
眼前に迫るシルヴィア。考える猶予はない。どっちつかずのまま追い詰められたデイジーがとった行動は、破れかぶれで発する氷魔法だった。
両手を前に出して撃ち放つそれは、刺氷弾!
そしてその数は二十か三十、いやそれ以上にもなる。
「なめるなよ!くらえ!」
瞬時に数十本もの氷の槍を作り出したのは、第七師団で三席の地位を取り、帝国で一番の氷魔法の使い手だと、自負するだけの実力はあったという証明である。
正面から向かって来るシルヴィアに対して、正面から氷の槍を撃つ!
数本ならともかく、数十本もの氷の槍である、逃げ場などない。単純だが効果的である事は確かだ。
だが・・・
「ふふふ、あまいわね」
シルヴィアは滑りながら更に腰を下げた。
そして膝を折り、腰が地面に着きそうになりそうな程低い姿勢になると、向かってくる数十発もの氷の槍をかいくぐって、デイジーの懐に入り込む!
「なッ!?」
こ、この女!滑りながらそんなに低く!?
「逃げ道を塞ぐために横に広げて撃つのは間違ってないわ、でもね頭を腰より下、膝くらいまで下げれば潜る事は不可能ではないわよ」
咄嗟にあれだけの刺氷弾を出せるのは素直にすごいわ。でも残念だったわね、私があなたよりもスケートを学んでいた事が、あなたの敗因よ!
右足の氷の刃を深く倒すと、左手を氷上に伸ばしてバランスを取りつつ、姿勢をほとんど水平に傾ける。
そのまま体を回転させると、伸ばした左足でデイジーの足を払い飛ばす!
「あッ!」
魔法使いであるシルヴィアの身体能力は、一般人と変わらない。
だが高速回転による遠心力の付いたシルヴィアの足払いは、デイジーの両足を鋭く刈り取った。
一瞬体が宙に浮き、受け身を取る事すらできずに氷の上に落下して、背中を強打した。一瞬呼吸が止まる程の衝撃だった。
「ぐッ・・・ぁ・・・」
「この技、ハイドロブレーディングって言うの。実戦で使ったのは初めだけど完璧ね。どう?これで私の方が氷魔法が上手いって分かったかしら?」
倒れているデイジーを見下ろし、静かな口調で告げる。
「ぐぅ、ゲホッ!・・・ち、調子に乗るな!ちょっと滑る技術があるからと言って、それが氷魔法の格付けになるわけじゃない!」
痛む背中を庇いながら立ち上がると、デイジーの全身から発せられる氷の魔力が爆発的に増大した!
足元からは先の鋭く尖った氷が突き出し、息をも凍る程の冷気が噴出する。
「あら、諦めが悪いのね?でも、そうね・・・あなたの言う事も一理あるわ。氷魔法の格付けは、直接魔力をぶつけて決めるべきかもしれないわね」
至近距離からデイジーの魔力を浴びせられても、シルヴィアは眉一つ動かさなかった。
並みの者ならとても耐えられない冷気も、シルヴィアにとってはそよ風のように心地良い。
「なめるな!私は帝国で一番の氷魔法の使い手よ!あんたなんか・・・」
自分を軽んじる言葉をかけられ、激昂したデイジーは両手を重ね合わせて魔力を集中させる。
膨大な冷気は氷の竜と化し、人一人を簡単に丸のみできる程に巨大化していく。
「氷の竜に食い殺されるがいいわ!」
氷の上級魔法、竜氷縛!
全身に漲らせた魔力を、両手の発射口から撃ち放つ!
巨大な顎を開けた氷の竜が、シルヴィアに襲いかかった!
「躱せるものなら躱してみなさい!竜はどこまでも追いかけてあんたを食らう!絶対に逃がさない!」
触れる事はおろか、近づくだけでも体が凍らされてしまうだろう。それ程までにデイジーの竜氷縛は、凄まじい冷気と圧力、そして圧倒的に巨大だった。
並みの黒魔法使いの竜氷縛とは明らかに違う、別次元の氷の竜を目の前にして、シルヴィアが見せた反応は、驚きでも動揺でもなかった。
「ふ~ん、確かに言うだけの魔力はあるわね。でも残念ね」
シルヴィアはスッと両手を前に出すと、正面から氷の竜の顎を受け止めた!
デイジーの竜氷縛は十メートルを超える質量である、かすっただけでも大打撃となる竜の突進を、真正面から受け止めるなどできるはずがなかった。
「なにッ!?」
バ、バカな!あの細腕で竜氷縛を受け止めたって言うの!?そんな事できるわけが・・・!?
「ふふふ、驚いた?よく見てごらんなさい」
目を細め、笑顔で話しかけるシルヴィアに促されるまま、デイジーは己の竜氷縛にあらためて目を向けた。そして再び驚きの声を上げた。
「な、なんだと!?お、お前、これは!?」
一見するとシルヴィアが生身の肉体で、デイジーの氷の竜を受け止めているように見える。
しかしその実態は、シルヴィアの両手から放出された氷の魔力が、デイジーの竜氷縛を氷で固めていたのだ。
氷の竜を氷で固める。
よほど実力に差が無ければ、こんな芸当はできない。そして属性魔法の格付けをする上で、これほど明確に決着できるものはないだろう。
シルヴィアのやってみせた事は、氷の竜の上から更に強い冷気を被せ、氷の竜を固めてしまうという事だった。それによって氷の竜は突進力を無くし、全身を強固な氷で覆われた事で、僅かに動く事さえできなくなったのだ。
そして自力で動けなくなった氷の竜の末路は一つしかない。
空中で固まっていた竜の体がグラリと傾く。無防備にそのまま地面に落下すると、大きな音を立てて砕け散った。大小それぞれの氷の塊が飛び散り、デイジーの腕や足にもぶつかるが、術者であるデイジーにはそれを気にする余裕などなかった。
「・・・そんな・・・」
私の、竜氷縛が・・・こんなに、まったく通用しなかった・・・・・
呆然と立ち尽くすデイジーに、シルヴィアはゆっくりと近づいた。
そして・・・・・
「あなた、なかなか強かったわよ。でもね・・・」
そう静かに微笑みかけると、シルヴィアはデイジーの胸に手を当て、氷の槍で貫いた。
「あ、がぁ・・・・・」
「氷魔法で私に挑んだのは間違いだったわね」
血を吐き出して前のめりに倒れたデイジーは、それきり動く事はなかった。
プライドをかけた氷の戦いは、シルヴィアの圧勝で決着がついた。
触れれば一瞬にして凍らされてしまうだろう冷気は、周囲の兵士達が大きく距離を取らざれるをえない程であり、シルヴィアとデイジーを中心に足場の砂は氷で固められ、それは急速に範囲を広げて行った。
膠着状態だったが、先に動いたのはデイジーだった。
冷気の放出を止めると、姿勢を低くして一歩前に足を踏み出した。その動きを察したシルヴィアも、右手をデイジーに向けた。接近戦を挑んで来るのならば、刺氷弾で迎え撃つ。
だが右手を向けたシルヴィアは、想定外の動きとスピードに意表を突かれ、一瞬だが行動に遅れが出た。
「ッ!?」
あの動きは!
足場はすでに氷で固められている。言うまでもないが氷上は滑る。一歩足を前に出す事さえ難しい。
だがデイジーに限っては、その滑る足場こそが己が優位に立つ鍵となる。
「ふん、驚いたようね」
魔法ってのはただ撃つだけじゃ、使いこなしているとは言えないわ。
私は氷魔法の可能性について考えた。魔法使いが接近戦を挑む時、どうすれば先手を取れるか?
どう動けば相手を翻弄できるか?
答えはスピードと意外性よ!
氷魔法で足の裏に刃を作り、刃を軸に氷の上を走る。動き方は片足で踏ん張り、かかとに向けて氷を蹴る。最初は苦労したけど、慣れればこれこそが氷上での最速!接近戦は想定内でも、このスピードと氷の上を滑る事で生まれる鋭い動きは、初見で対応できるものじゃないわ!
さぁ、あんたの心臓に氷の槍を突き刺してや・・・ッ!?
「びっくりしたわ、それってスケートよね?アラタ君から聞いてるわよ。得意気な顔してるとこ悪いけど、私もできるのよ、ソレ」
高速で鋭く踏み出したその時、デイジーはシルヴィアと目が合った。そして確かに聞いた。
意表をついたつもりの自分を、嘲笑するようなシルヴィアの声を。
スケート?私もできる?なんの事を・・・!?
今度はデイジーが言葉を失う番だった。
「ッ!?」
シルヴィアは腰を落とすと、デイジーと同じく足の裏に氷の刃を作りだし、氷上を滑りだした!
迷いの無い滑り出し、慣れた様子で鋭く滑らかに滑るその動きは、デイジーよりも上だと一目で分かる程洗練されていた。
「バ、バカな!お前どうやって!?」
「独学って難しわよね?アラタ君がスケート経験者で良かったわ」
動揺の大きいデイジーは、真正面から高速で向かって来るシルヴィアに対して、攻撃か防御かの判断さえもできなかった。
「く、う、うぁぁぁぁぁぁーーーーーーーッツ!」
眼前に迫るシルヴィア。考える猶予はない。どっちつかずのまま追い詰められたデイジーがとった行動は、破れかぶれで発する氷魔法だった。
両手を前に出して撃ち放つそれは、刺氷弾!
そしてその数は二十か三十、いやそれ以上にもなる。
「なめるなよ!くらえ!」
瞬時に数十本もの氷の槍を作り出したのは、第七師団で三席の地位を取り、帝国で一番の氷魔法の使い手だと、自負するだけの実力はあったという証明である。
正面から向かって来るシルヴィアに対して、正面から氷の槍を撃つ!
数本ならともかく、数十本もの氷の槍である、逃げ場などない。単純だが効果的である事は確かだ。
だが・・・
「ふふふ、あまいわね」
シルヴィアは滑りながら更に腰を下げた。
そして膝を折り、腰が地面に着きそうになりそうな程低い姿勢になると、向かってくる数十発もの氷の槍をかいくぐって、デイジーの懐に入り込む!
「なッ!?」
こ、この女!滑りながらそんなに低く!?
「逃げ道を塞ぐために横に広げて撃つのは間違ってないわ、でもね頭を腰より下、膝くらいまで下げれば潜る事は不可能ではないわよ」
咄嗟にあれだけの刺氷弾を出せるのは素直にすごいわ。でも残念だったわね、私があなたよりもスケートを学んでいた事が、あなたの敗因よ!
右足の氷の刃を深く倒すと、左手を氷上に伸ばしてバランスを取りつつ、姿勢をほとんど水平に傾ける。
そのまま体を回転させると、伸ばした左足でデイジーの足を払い飛ばす!
「あッ!」
魔法使いであるシルヴィアの身体能力は、一般人と変わらない。
だが高速回転による遠心力の付いたシルヴィアの足払いは、デイジーの両足を鋭く刈り取った。
一瞬体が宙に浮き、受け身を取る事すらできずに氷の上に落下して、背中を強打した。一瞬呼吸が止まる程の衝撃だった。
「ぐッ・・・ぁ・・・」
「この技、ハイドロブレーディングって言うの。実戦で使ったのは初めだけど完璧ね。どう?これで私の方が氷魔法が上手いって分かったかしら?」
倒れているデイジーを見下ろし、静かな口調で告げる。
「ぐぅ、ゲホッ!・・・ち、調子に乗るな!ちょっと滑る技術があるからと言って、それが氷魔法の格付けになるわけじゃない!」
痛む背中を庇いながら立ち上がると、デイジーの全身から発せられる氷の魔力が爆発的に増大した!
足元からは先の鋭く尖った氷が突き出し、息をも凍る程の冷気が噴出する。
「あら、諦めが悪いのね?でも、そうね・・・あなたの言う事も一理あるわ。氷魔法の格付けは、直接魔力をぶつけて決めるべきかもしれないわね」
至近距離からデイジーの魔力を浴びせられても、シルヴィアは眉一つ動かさなかった。
並みの者ならとても耐えられない冷気も、シルヴィアにとってはそよ風のように心地良い。
「なめるな!私は帝国で一番の氷魔法の使い手よ!あんたなんか・・・」
自分を軽んじる言葉をかけられ、激昂したデイジーは両手を重ね合わせて魔力を集中させる。
膨大な冷気は氷の竜と化し、人一人を簡単に丸のみできる程に巨大化していく。
「氷の竜に食い殺されるがいいわ!」
氷の上級魔法、竜氷縛!
全身に漲らせた魔力を、両手の発射口から撃ち放つ!
巨大な顎を開けた氷の竜が、シルヴィアに襲いかかった!
「躱せるものなら躱してみなさい!竜はどこまでも追いかけてあんたを食らう!絶対に逃がさない!」
触れる事はおろか、近づくだけでも体が凍らされてしまうだろう。それ程までにデイジーの竜氷縛は、凄まじい冷気と圧力、そして圧倒的に巨大だった。
並みの黒魔法使いの竜氷縛とは明らかに違う、別次元の氷の竜を目の前にして、シルヴィアが見せた反応は、驚きでも動揺でもなかった。
「ふ~ん、確かに言うだけの魔力はあるわね。でも残念ね」
シルヴィアはスッと両手を前に出すと、正面から氷の竜の顎を受け止めた!
デイジーの竜氷縛は十メートルを超える質量である、かすっただけでも大打撃となる竜の突進を、真正面から受け止めるなどできるはずがなかった。
「なにッ!?」
バ、バカな!あの細腕で竜氷縛を受け止めたって言うの!?そんな事できるわけが・・・!?
「ふふふ、驚いた?よく見てごらんなさい」
目を細め、笑顔で話しかけるシルヴィアに促されるまま、デイジーは己の竜氷縛にあらためて目を向けた。そして再び驚きの声を上げた。
「な、なんだと!?お、お前、これは!?」
一見するとシルヴィアが生身の肉体で、デイジーの氷の竜を受け止めているように見える。
しかしその実態は、シルヴィアの両手から放出された氷の魔力が、デイジーの竜氷縛を氷で固めていたのだ。
氷の竜を氷で固める。
よほど実力に差が無ければ、こんな芸当はできない。そして属性魔法の格付けをする上で、これほど明確に決着できるものはないだろう。
シルヴィアのやってみせた事は、氷の竜の上から更に強い冷気を被せ、氷の竜を固めてしまうという事だった。それによって氷の竜は突進力を無くし、全身を強固な氷で覆われた事で、僅かに動く事さえできなくなったのだ。
そして自力で動けなくなった氷の竜の末路は一つしかない。
空中で固まっていた竜の体がグラリと傾く。無防備にそのまま地面に落下すると、大きな音を立てて砕け散った。大小それぞれの氷の塊が飛び散り、デイジーの腕や足にもぶつかるが、術者であるデイジーにはそれを気にする余裕などなかった。
「・・・そんな・・・」
私の、竜氷縛が・・・こんなに、まったく通用しなかった・・・・・
呆然と立ち尽くすデイジーに、シルヴィアはゆっくりと近づいた。
そして・・・・・
「あなた、なかなか強かったわよ。でもね・・・」
そう静かに微笑みかけると、シルヴィアはデイジーの胸に手を当て、氷の槍で貫いた。
「あ、がぁ・・・・・」
「氷魔法で私に挑んだのは間違いだったわね」
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