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93 再会
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クインズベリー国 首都エバーラスト
城下街ブロンクスから、馬車で約20分。アラタ達はスパーグリン城へ着いた。
協会からは歩いて数分なので、遠目には見た事があった。だけど、間近で見る城というものは迫力が違った。
お城の一階部分は四角形になっていて、城の角にはそれぞれ塔がある。
外観は白をベースにした落ち着いた配色が美しく、門の中に入ると綺麗に整えられた庭園があり、中央には噴水もあった。
そして言うまでも無い事だが、とにかく広かった。
エルウィンも入城許可を与えられており、城内に入ると、俺とレイチェルとエルウィンの三人は、侍女の案内で控え室へ通された。
城の内装はとても豪華で、壁の装飾や模様は、芸術が分からない俺でも魅力を感じ、感嘆の声が出る程素晴らしいものだった。
俺達がここに着いたら、ヴァンが来る事になっていたらしく、エルウィンがその旨を伝えると、侍女が取り次ぎをしてくれる事になった。
「すぐに来ると思いますよ」
エルウィンは室内を見回しながら口を開いた。
室内は惜しみなく金を使った豪華な装飾ばかりで、シャンデリアは圧倒される程大きく、目が痛くなりそうな程だった。
「ふ~・・・こういう部屋は落ち着かないもんだな。俺は店の事務所の方がくつろげるや」
エルウィンと同じように、室内をぐるりと見まわし、その広さと豪華さに溜息をもらしながら呟くと、レイチェルも相槌を打ちながら、一人掛けのイスに腰を下ろした。
「ふふ、そうだな。私もこういう部屋はあまり好きじゃない。住む世界が違うんだな」
「俺も、普段は寝そべったらいっぱいの広さの部屋なんで、この部屋は無理です」
エルウィンもレイチェルの向かいのイスに腰を下ろし、部屋の内装や広さについて話している。
確かに住む世界が違い過ぎると、何を言っていいのか分からない。
軽いノック音が聞こえ、出入り口に顔を向けると、静かにドアが開き、侍女が頭を下げて一歩入って来た。
「ヴァン・エストラーダ様がお見えでございます」
侍女の横を通り、坊主頭の男が部屋へ足を踏み入れて来た。
身長は俺と同じくらい。牢にいた頃よく見た、暗めの茶色のボディアーマーを身に着けている。
「よぉ、なんだかずいぶん久しぶりな感じだぜ」
「ヴァン、元気そうでなによりだ・・・って、髪とか髭とか、さっぱりしたな」
ヴァンと握手を交わし、お互いに顔を見やる。
いつも取り調べに連れて行かれる時にしか、お互いの顔を見る事はなかった。
壁越しでしか会話をした事もない。不思議な縁で繋がった仲だった。
ヴァンはいつもの含み笑いをしながら、坊主頭をさすった。
「クックック、寝てる間によ、こうなってたんだわ。まぁ、ずいぶんぼさぼさだったからな。
さっぱりしたのは悪くないんだが、2~3日は頭も顎もスースーして落ち着かなかったな」
「けっこう似合ってるじゃないか。もうずっと坊主でいいんじゃないか?」
「クックック、適当言ってんじゃねぇよ。ま、謁見まで、まだしばらくあるだろ?座って話しようぜ」
そう言ってヴァンは、レイチェルとエルウィンにも顔を向けると、奥にある10人以上座れる長テーブルを指した。
俺とレイチェルが並んで座り、ヴァンとエルウィンが対面するように向かいに腰を下ろした。
テーブル一つとっても、豪華な細工が施されており、腕を乗せる事を一瞬躊躇うと、ヴァンに笑い飛ばされた。
「おいおい、アラタよぉ、イスに座って、テーブルに肘ついたくらいで壊れねぇし、傷もつかねぇよ。自分家みたくくつろげって」
レイチェルも、侍女が用意した紅茶に口をつけながら笑っている。
「あっははは!アラタ、さすがにビビリ過ぎだ。ほら、紅茶でも飲んで一息つくといい。美味いぞ」
「そんなに笑う事・・・お?これ美味いな」
勧められるまま一口飲んでみると、ちょっと驚く美味さだった。
いつも事務所で飲んでいるコーヒーや紅茶とは、明らかにものが違っている。
香り高く、味も深みがあった。さすが城でだされるものは、紅茶一つとっても格が違うようだ。
「クックック、紅茶一つで感心した顔しやがって、相変わらず面白いなヤツだな。それで、今どうだ?何も問題なく働けているか?」
「あぁ、一週間くらい休んだけど、数日前から仕事に復帰したよ。もうすっかり大丈夫だ。心配かけたな。ヴァンも寝込んでたんだろ?もういいのか?」
「俺は二日寝てたらしい。怪我はいいんだけど、問題は鈍りだな。投獄される前の状態に戻すには、かなりかかりそうだ。すっかり衰えてる。時間かけてやるしかないな。
それとよ、起きたらエルウィンから隊長なんて呼ばれて驚いたぜ。そりゃ自分でもやる気でいたけど、寝てる間にほぼ決まってたようでな。まだ国から正式な承認が下りてないけど、今日の謁見で承認されるんじゃないかと思う」
ヴァンが隊長になるのか。良かった。
信頼を取り戻すには時間がかかるだろうけど、ヴァンなら街の人との関係もきっと回復できると信じられる。
「ヴァン、無事に隊長になれそうで良かったよ。お前なら大丈夫だ。期待してるよ」
「クックック、まぁ、まだ正式に承認されてないがな」
「大丈夫ですよ!ヴァン隊長ってもう決まってますから!」
エルウィンが拳を握って、力強く断言してきた。
レイジェスと治安部隊の連絡係にエルウィンを推薦したのは、ヴァンと聞いている。
今日も、馬車での送迎だけでなく、この場に同席させている事から、ヴァンがエルウィンに目をかけている様子が窺える。
「ところで、マルコスには会えるかい?」
話の一区切りがついたタイミングで、レイチェルがヴァンに声をかけた。
ヴァンはレイチェルに目を向けると、すぐには返事をせず、紅茶を一息で飲み干してから言葉を返した。
「・・・あぁ、会えるぞ。話しは通しておいた。エルウィンから聞いていたが、どうしても会わないといけないんだって?」
ヴァンにも、俺が異世界から来た話はしていない。マルゴンと村戸さんの話をするならば、おそらく触れる事になるだろう。俺がレイチェルに顔を向けると、レイチェルも俺に目を向け、察したように頷いた。
そうだな、もう治安部隊との戦いは終わったんだ。
「ヴァン、ずっと黙ってたけど・・・俺、この世界の人間じゃないんだ。日本というところから来た・・・」
俺はこの世界に来る事になった経緯を説明した。
ヴァンもエルウィンも、最初は疑いの目を向けてきたが、黙って最後まで話を聞くと、納得のいくところもあったのか、腕を組んで頷いている。
「・・・そうか、まぁなんとなく腑に落ちたな。そう言えばお前、出身とかの話したがらなかったし、誰でも知ってる事を知らなかったり、色々おかしかったもんな。この世界の人間じゃないってんなら、なるほどってなるぜ」
「そっか、アラタさんは何か他の人と違うなって思ってましたけど、そういう事情なら納得です。でも、アラタさんはアラタさんだから、俺の中では何も変わりませんよ!」
ヴァンもエルウィンも、好意的に受け止めてくれたようで安心した。
あんまり言いふらして歩く事ではないが、治安部隊との対立も終わった事だし、近しい人には打ち明けていって問題ないだろう。
「それで、マルゴンに会いたい理由なんだけど、実は俺の元いた世界から、もう一人こっちに来ているみたいなんだ。マルゴンは知ってるようで、その人の話を聞きたい」
「はぁ!?なんだって!?」
「え!?本当ですか!?」
ヴァンもエルウィンも、テーブルに身を乗り出してきた。
俺がマルゴンと戦った時に、聞いた話をすると、二人とも眉間にシワを寄せ、難しい顔で首を傾げている。
「・・・マルコスがそんな嘘を付く理由も思いつかないし、現にアラタが異世界から来たって話だからな・・・まぁ、いるんじゃねぇのかな?10年前ってのが計算おかしいが、まぁマルコスと話せば分かんだろ。じゃあ、さっそく行くか?」
ヴァンは時計に目をやると、腰を上げた。まだ11時だ。時間には余裕がある。
「マルコスは騎士団の収容所にいるんだって?」
レイチェルが席を立ちながら確認をする。
「そうだ。騎士団の本部は城を出てすぐだ。謁見の事を考えると、ここには12時30分には戻ってきていた方がいいな。午前中の内に行けると思うと伝えてあるから、行くならもう出よう」
俺もエルウィンもそれぞれ席を立ち、ヴァンを先頭に部屋を出た。
部屋の外で待機していた侍女に、騎士団の本部に行く事と、12時30分には戻る事を伝え外へ出た。
城下街ブロンクスから、馬車で約20分。アラタ達はスパーグリン城へ着いた。
協会からは歩いて数分なので、遠目には見た事があった。だけど、間近で見る城というものは迫力が違った。
お城の一階部分は四角形になっていて、城の角にはそれぞれ塔がある。
外観は白をベースにした落ち着いた配色が美しく、門の中に入ると綺麗に整えられた庭園があり、中央には噴水もあった。
そして言うまでも無い事だが、とにかく広かった。
エルウィンも入城許可を与えられており、城内に入ると、俺とレイチェルとエルウィンの三人は、侍女の案内で控え室へ通された。
城の内装はとても豪華で、壁の装飾や模様は、芸術が分からない俺でも魅力を感じ、感嘆の声が出る程素晴らしいものだった。
俺達がここに着いたら、ヴァンが来る事になっていたらしく、エルウィンがその旨を伝えると、侍女が取り次ぎをしてくれる事になった。
「すぐに来ると思いますよ」
エルウィンは室内を見回しながら口を開いた。
室内は惜しみなく金を使った豪華な装飾ばかりで、シャンデリアは圧倒される程大きく、目が痛くなりそうな程だった。
「ふ~・・・こういう部屋は落ち着かないもんだな。俺は店の事務所の方がくつろげるや」
エルウィンと同じように、室内をぐるりと見まわし、その広さと豪華さに溜息をもらしながら呟くと、レイチェルも相槌を打ちながら、一人掛けのイスに腰を下ろした。
「ふふ、そうだな。私もこういう部屋はあまり好きじゃない。住む世界が違うんだな」
「俺も、普段は寝そべったらいっぱいの広さの部屋なんで、この部屋は無理です」
エルウィンもレイチェルの向かいのイスに腰を下ろし、部屋の内装や広さについて話している。
確かに住む世界が違い過ぎると、何を言っていいのか分からない。
軽いノック音が聞こえ、出入り口に顔を向けると、静かにドアが開き、侍女が頭を下げて一歩入って来た。
「ヴァン・エストラーダ様がお見えでございます」
侍女の横を通り、坊主頭の男が部屋へ足を踏み入れて来た。
身長は俺と同じくらい。牢にいた頃よく見た、暗めの茶色のボディアーマーを身に着けている。
「よぉ、なんだかずいぶん久しぶりな感じだぜ」
「ヴァン、元気そうでなによりだ・・・って、髪とか髭とか、さっぱりしたな」
ヴァンと握手を交わし、お互いに顔を見やる。
いつも取り調べに連れて行かれる時にしか、お互いの顔を見る事はなかった。
壁越しでしか会話をした事もない。不思議な縁で繋がった仲だった。
ヴァンはいつもの含み笑いをしながら、坊主頭をさすった。
「クックック、寝てる間によ、こうなってたんだわ。まぁ、ずいぶんぼさぼさだったからな。
さっぱりしたのは悪くないんだが、2~3日は頭も顎もスースーして落ち着かなかったな」
「けっこう似合ってるじゃないか。もうずっと坊主でいいんじゃないか?」
「クックック、適当言ってんじゃねぇよ。ま、謁見まで、まだしばらくあるだろ?座って話しようぜ」
そう言ってヴァンは、レイチェルとエルウィンにも顔を向けると、奥にある10人以上座れる長テーブルを指した。
俺とレイチェルが並んで座り、ヴァンとエルウィンが対面するように向かいに腰を下ろした。
テーブル一つとっても、豪華な細工が施されており、腕を乗せる事を一瞬躊躇うと、ヴァンに笑い飛ばされた。
「おいおい、アラタよぉ、イスに座って、テーブルに肘ついたくらいで壊れねぇし、傷もつかねぇよ。自分家みたくくつろげって」
レイチェルも、侍女が用意した紅茶に口をつけながら笑っている。
「あっははは!アラタ、さすがにビビリ過ぎだ。ほら、紅茶でも飲んで一息つくといい。美味いぞ」
「そんなに笑う事・・・お?これ美味いな」
勧められるまま一口飲んでみると、ちょっと驚く美味さだった。
いつも事務所で飲んでいるコーヒーや紅茶とは、明らかにものが違っている。
香り高く、味も深みがあった。さすが城でだされるものは、紅茶一つとっても格が違うようだ。
「クックック、紅茶一つで感心した顔しやがって、相変わらず面白いなヤツだな。それで、今どうだ?何も問題なく働けているか?」
「あぁ、一週間くらい休んだけど、数日前から仕事に復帰したよ。もうすっかり大丈夫だ。心配かけたな。ヴァンも寝込んでたんだろ?もういいのか?」
「俺は二日寝てたらしい。怪我はいいんだけど、問題は鈍りだな。投獄される前の状態に戻すには、かなりかかりそうだ。すっかり衰えてる。時間かけてやるしかないな。
それとよ、起きたらエルウィンから隊長なんて呼ばれて驚いたぜ。そりゃ自分でもやる気でいたけど、寝てる間にほぼ決まってたようでな。まだ国から正式な承認が下りてないけど、今日の謁見で承認されるんじゃないかと思う」
ヴァンが隊長になるのか。良かった。
信頼を取り戻すには時間がかかるだろうけど、ヴァンなら街の人との関係もきっと回復できると信じられる。
「ヴァン、無事に隊長になれそうで良かったよ。お前なら大丈夫だ。期待してるよ」
「クックック、まぁ、まだ正式に承認されてないがな」
「大丈夫ですよ!ヴァン隊長ってもう決まってますから!」
エルウィンが拳を握って、力強く断言してきた。
レイジェスと治安部隊の連絡係にエルウィンを推薦したのは、ヴァンと聞いている。
今日も、馬車での送迎だけでなく、この場に同席させている事から、ヴァンがエルウィンに目をかけている様子が窺える。
「ところで、マルコスには会えるかい?」
話の一区切りがついたタイミングで、レイチェルがヴァンに声をかけた。
ヴァンはレイチェルに目を向けると、すぐには返事をせず、紅茶を一息で飲み干してから言葉を返した。
「・・・あぁ、会えるぞ。話しは通しておいた。エルウィンから聞いていたが、どうしても会わないといけないんだって?」
ヴァンにも、俺が異世界から来た話はしていない。マルゴンと村戸さんの話をするならば、おそらく触れる事になるだろう。俺がレイチェルに顔を向けると、レイチェルも俺に目を向け、察したように頷いた。
そうだな、もう治安部隊との戦いは終わったんだ。
「ヴァン、ずっと黙ってたけど・・・俺、この世界の人間じゃないんだ。日本というところから来た・・・」
俺はこの世界に来る事になった経緯を説明した。
ヴァンもエルウィンも、最初は疑いの目を向けてきたが、黙って最後まで話を聞くと、納得のいくところもあったのか、腕を組んで頷いている。
「・・・そうか、まぁなんとなく腑に落ちたな。そう言えばお前、出身とかの話したがらなかったし、誰でも知ってる事を知らなかったり、色々おかしかったもんな。この世界の人間じゃないってんなら、なるほどってなるぜ」
「そっか、アラタさんは何か他の人と違うなって思ってましたけど、そういう事情なら納得です。でも、アラタさんはアラタさんだから、俺の中では何も変わりませんよ!」
ヴァンもエルウィンも、好意的に受け止めてくれたようで安心した。
あんまり言いふらして歩く事ではないが、治安部隊との対立も終わった事だし、近しい人には打ち明けていって問題ないだろう。
「それで、マルゴンに会いたい理由なんだけど、実は俺の元いた世界から、もう一人こっちに来ているみたいなんだ。マルゴンは知ってるようで、その人の話を聞きたい」
「はぁ!?なんだって!?」
「え!?本当ですか!?」
ヴァンもエルウィンも、テーブルに身を乗り出してきた。
俺がマルゴンと戦った時に、聞いた話をすると、二人とも眉間にシワを寄せ、難しい顔で首を傾げている。
「・・・マルコスがそんな嘘を付く理由も思いつかないし、現にアラタが異世界から来たって話だからな・・・まぁ、いるんじゃねぇのかな?10年前ってのが計算おかしいが、まぁマルコスと話せば分かんだろ。じゃあ、さっそく行くか?」
ヴァンは時計に目をやると、腰を上げた。まだ11時だ。時間には余裕がある。
「マルコスは騎士団の収容所にいるんだって?」
レイチェルが席を立ちながら確認をする。
「そうだ。騎士団の本部は城を出てすぐだ。謁見の事を考えると、ここには12時30分には戻ってきていた方がいいな。午前中の内に行けると思うと伝えてあるから、行くならもう出よう」
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