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758 アラルコン商会クインズベリー支店の開店
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少しクセのあるショートの黒い瞳に黒髪、そして健康的な褐色の肌。
白いシャツにネイビーのスーツを着こなすのは、アラルコン商会の跡取り娘、シャノン・アラルコン。
アラルコン商会クインズベリー支店の開店につき、集まった大勢の人々の前で、無事に開店を迎える事への挨拶を行うのだが、一歩前に足を出すだけでも見て取れる、その自信に満ち溢れた立ち振る舞いは、一国の経済の中心を担う者としての、生まれ持った素質と研鑽、そしてたゆまぬ努力の裏打ちがあってこそだろう。
シャノンは、全体が見渡せる程度の高さの台に立ち、集まった大勢の人達に一礼をして口を開いた。
「えー、高いところから失礼いたします。このくらいでないと、せっかくお集りいただいた皆様のお顔が見えないものでして」
柔らかい笑顔でそう切り出すと、少しの笑いと拍手が鳴った。
代表者が親しみやすい印象を与える掴みとして、最初の一言は肝心だった。
シャノンはそれを十分に理解していた。
「ありがとうございます。まず自己紹介させていただきます。私はこの度、ここクインズベリー国首都に、アラルコン商会を出店させていただきます、シャノン・アラルコンと申します。クインズベリーには行商で何度も場所をお借りしてますので、ご存じの方も多いかと存じます。今回は初めて、店舗としての出店になります」
そう言ってシャノンは注目させるように、後ろに手を向けた。
200坪程のレイジェスと比較すると、その大きさは10倍はあった。
箱型のその建物は二階建てで、一階をレストラン兼食料品売り場。二階を日用品と魔道具のフロアにしたようだ。
外壁がブラウンを基調とした色使いになっているのは、土の精霊の加護を受けている、クインズベリーに対しての敬意だろう。
「・・・そういうわけでございます。私共アラルコン商会は、経済において両国の繁栄と発展の一助を担っていけるように、精いっぱいの事をさせていただきます。クインズベリー国の皆様、どうかよろしくお願いいたします」
スピーチを終えてシャノンが頭を下げると、大きな拍手が鳴り響いた。
それはアラルコン商会が、クインズベリーに受け入れられた事の証明であった。
「へぇ、立派なもんだな」
「あら、レイチェルも出るみたいよ」
ジャレットがシャノンの挨拶に感心すると、隣に立つシルヴィアがシャノンの隣を指さした。
ショートボブの赤い髪の女性はレイチェル・エリオット。
今日はシャノンに倣(なら)ってスーツを着ている。炎天下でも汗一つかいていないのは、後ろに並ぶアラルコン商会関係者の青魔法使いが、気温調整魔法テンパラを使用しているためである。
「いやいや、アラルコン商会の外部役員になったってのは聞いてたけどよ・・・まさかこんな大勢の前で、挨拶までするとはなぁ・・・」
「そうね、涼しい顔してるけど、内心緊張してると思うわ。まだ二十歳なんだから・・・本当によくやってるわ」
シャノンから紹介されると、レイチェルは自分がレイジェスで働いている事を話し、アラルコン商会とは、両国の結びつきを強くするための協力関係にあるという事を話した。
「さすがレイチェル。堂々とした演説だったな」
レイチェルのスピーチが終わると、ミゼルは両手を打ち合わせながら隣のクリスに顔を向けた。
「そうね。私はああいうの無理だな。こんなに大勢の前で演説なんて、考えただけで怖くなっちゃうよ。あ、カチュアちゃんも話すのかな?」
クリスは白の半袖Tシャツに青いスカートの、涼し気な印象の服装だ。
ジーンとケイトの気温調整魔法の範囲内にいるため、やはり汗もかいてなく、ギラギラ照り付ける太陽を全くに気にしていない。
「いや、カチュアは式典の準備を手伝うために行っただけだからな。あっちの従業員じゃないし、これが終われば後片付けして帰ってくるぞ」
「あ、そうなんだ。朝からあっちに行ってたから、てっきりアラルコン商会とレイジェスの掛け持ちでもするのかと思った」
「いやいや、カチュアはレイジェス大好きだし、フルタイムで入ってんだからそんな事しないって。あ、そろそろ開店っぽいぞ」
レイチェルの挨拶も終わると、再びシャノンが前に立って開店を告げた。
「それでは、アラルコン商店の開店です!いらっしゃいませー!」
シャノンの挨拶に続いて、後ろに控える従業員達も大きな声で、いらっしゃいませ!と声を出した。
「アラタ君!これなんかどう?私はネコにしようかな、アラタ君はどれがいい?」
一階の日用品売り場では、カチュアが楽しそうに茶碗をアラタに見せていた。
同じ形だが、ワンポイントで動物のイラストがある。
「う~ん、じゃあ俺は・・・え?鮫?いやいや鮫はもういいよ、あ、そっちの鳥にしようかな」
今日はアラルコン商会のオープニング式典という事で、レイジェスは休業にしていたのだ。
式典が終わったあとは、それぞれ自由行動になり、それぞれ分かれて店内を見て回っていた。
「うん!じゃあお茶碗は決定ね!次はフォークとスプーンね、アラタ君、なんでも同じの使うんだもん。大きいのと小さいので使い分けた方がいいよ」
「え、いや、別に一つで間に合ってるし、それは買わなくてもいいんじゃ・・・」
「だめだめ、私が気になるの!」
カチュアはアラタの手を握ると、薄いブルーの半袖ワンピースの裾をはためかせて、こっちだよとアラタを引っ張って歩いた。胸元には、去年アラタに買ってもらった、海の宝石のネックレスが小さく輝いている。
一通り買い物を済ませた二人だが、会計をしようとレジ前に来て、その行列に驚かされる。
「うわぁ・・・アラタ君、これどのくらい待つかな?」
「10分はかかるんじゃないかな?まぁ、オープン初日だし、これだけ人がいればしかたないか」
アラタの言う通り、店内は大混雑と言っていい込みようで、レジ前にはロープでの誘導線も作られていた。数台のレジが設置され、空いたところに従業員が声をかけて通している。
「本当にすごい人だよね。でも、こんなに広くて商品も沢山あると、毎日でも来たくなっちゃうかも」
「日本にはデパートって、なんでも買える大きなお店があるんだけど、ここもそんな感じだよ。レストランもあるし、生活に必要な物はなんでも揃ってる。それにこの大きさだからね、家族連れにぴったりじゃないかな」
あらためて店内を見回して見るが、清潔感のあるフロアに、どこに何があるか分かりやすい陳列、店内は昼でも発光石で明るく照らされ、日本のショッピングセンターで買い物をしているような感覚だった。
「それにしても本当に良かったよ。レイジェスとは商品が被らないように差別化してあるし、お店の距離も歩きで30分くらいは離れてるしね。これならうちもお客さんとられないから安心したよ」
「あはは、確かにそうだね。魔道具は同じようなの売ってるけど、レイジェスはオリジナルも多いし、何も心配いらないと思うよ。シャノンさんも武器や防具は扱わないで、日用品や食料品をメインに販売するお店でやっていくって言ってたしね」
「うん、アラルコン商会とも仲良く協力していけそうで良かった。あ、次私達だ!話してると順番ってすぐきちゃうね」
列に並んでいると、あっという間に自分達の順番が来たので、アラタとカチュアは店員に促されるままに空いたレジへと進む。
「いっぱい買ったねー、アラタ君お腹空かない?」
会計を済ませると、カチュアが両手をお腹に当ててチラリとアラタを見た。
時計を見ると、12時30分を回ったところだった。
「うん、丁度お昼時だしね、じゃあ一階のレストランに行ってみようか?」
「賛成!あのね、朝お手伝いしてる時に聞いたんだけど、お魚がメインのレストランらしいよ。やっぱりロンズデールって言ったら海だもんね。新鮮なお魚を、氷魔法で冷凍して運んで来るんだって」
「そりゃ楽しみだ!ロンズデールの魚は本当に美味しかったよ、カチュアは初めてだもんね?」
「うん、だから今日はここで食べたかったの!じゃあ行ってみよう!」
しかし、アラタとカチュアが一階のレストランに行ってみると、一時間待ちだと受付の店員に告げられた。
「う~ん・・・まぁ、そりゃそうだよね。丁度昼だし、これだけの客入りだと。むしろ一時間なんて短いほうかもな」
「アラタ君、せっかくだから待とうよ?私一時間くらいへっちゃらだよ。あっちのベンチに座ってお話ししてたらすぐだよ」
待つべきかどうか悩むアラタに、カチュアが笑いかける。
「・・・うん、それもそうだね。じゃああっちで待とうか」
アラタも一時間くらい待とうと決めて、二人でベンチに移動しようとすると、レストランから出て来た店員に呼び止められる。
「あ、すみませーん・・・えっと、黒髪にオレンジ髪の男女・・・うん、あの、アラタ様とカチュア様でお間違いないでしょうか?」
エプロン姿の男性店員は、確かめるようにアラタとカチュアの顔を見ると、名前の確認をしてきた。
「え、あ、はい。そうですけど・・・俺達になにか?」
アラタが警戒してカチュアの前に立つと、店員は笑顔で、店内に向けて手を差し伸ばした。
「お連れ様がお待ちです。お席にご案内いたします」
白いシャツにネイビーのスーツを着こなすのは、アラルコン商会の跡取り娘、シャノン・アラルコン。
アラルコン商会クインズベリー支店の開店につき、集まった大勢の人々の前で、無事に開店を迎える事への挨拶を行うのだが、一歩前に足を出すだけでも見て取れる、その自信に満ち溢れた立ち振る舞いは、一国の経済の中心を担う者としての、生まれ持った素質と研鑽、そしてたゆまぬ努力の裏打ちがあってこそだろう。
シャノンは、全体が見渡せる程度の高さの台に立ち、集まった大勢の人達に一礼をして口を開いた。
「えー、高いところから失礼いたします。このくらいでないと、せっかくお集りいただいた皆様のお顔が見えないものでして」
柔らかい笑顔でそう切り出すと、少しの笑いと拍手が鳴った。
代表者が親しみやすい印象を与える掴みとして、最初の一言は肝心だった。
シャノンはそれを十分に理解していた。
「ありがとうございます。まず自己紹介させていただきます。私はこの度、ここクインズベリー国首都に、アラルコン商会を出店させていただきます、シャノン・アラルコンと申します。クインズベリーには行商で何度も場所をお借りしてますので、ご存じの方も多いかと存じます。今回は初めて、店舗としての出店になります」
そう言ってシャノンは注目させるように、後ろに手を向けた。
200坪程のレイジェスと比較すると、その大きさは10倍はあった。
箱型のその建物は二階建てで、一階をレストラン兼食料品売り場。二階を日用品と魔道具のフロアにしたようだ。
外壁がブラウンを基調とした色使いになっているのは、土の精霊の加護を受けている、クインズベリーに対しての敬意だろう。
「・・・そういうわけでございます。私共アラルコン商会は、経済において両国の繁栄と発展の一助を担っていけるように、精いっぱいの事をさせていただきます。クインズベリー国の皆様、どうかよろしくお願いいたします」
スピーチを終えてシャノンが頭を下げると、大きな拍手が鳴り響いた。
それはアラルコン商会が、クインズベリーに受け入れられた事の証明であった。
「へぇ、立派なもんだな」
「あら、レイチェルも出るみたいよ」
ジャレットがシャノンの挨拶に感心すると、隣に立つシルヴィアがシャノンの隣を指さした。
ショートボブの赤い髪の女性はレイチェル・エリオット。
今日はシャノンに倣(なら)ってスーツを着ている。炎天下でも汗一つかいていないのは、後ろに並ぶアラルコン商会関係者の青魔法使いが、気温調整魔法テンパラを使用しているためである。
「いやいや、アラルコン商会の外部役員になったってのは聞いてたけどよ・・・まさかこんな大勢の前で、挨拶までするとはなぁ・・・」
「そうね、涼しい顔してるけど、内心緊張してると思うわ。まだ二十歳なんだから・・・本当によくやってるわ」
シャノンから紹介されると、レイチェルは自分がレイジェスで働いている事を話し、アラルコン商会とは、両国の結びつきを強くするための協力関係にあるという事を話した。
「さすがレイチェル。堂々とした演説だったな」
レイチェルのスピーチが終わると、ミゼルは両手を打ち合わせながら隣のクリスに顔を向けた。
「そうね。私はああいうの無理だな。こんなに大勢の前で演説なんて、考えただけで怖くなっちゃうよ。あ、カチュアちゃんも話すのかな?」
クリスは白の半袖Tシャツに青いスカートの、涼し気な印象の服装だ。
ジーンとケイトの気温調整魔法の範囲内にいるため、やはり汗もかいてなく、ギラギラ照り付ける太陽を全くに気にしていない。
「いや、カチュアは式典の準備を手伝うために行っただけだからな。あっちの従業員じゃないし、これが終われば後片付けして帰ってくるぞ」
「あ、そうなんだ。朝からあっちに行ってたから、てっきりアラルコン商会とレイジェスの掛け持ちでもするのかと思った」
「いやいや、カチュアはレイジェス大好きだし、フルタイムで入ってんだからそんな事しないって。あ、そろそろ開店っぽいぞ」
レイチェルの挨拶も終わると、再びシャノンが前に立って開店を告げた。
「それでは、アラルコン商店の開店です!いらっしゃいませー!」
シャノンの挨拶に続いて、後ろに控える従業員達も大きな声で、いらっしゃいませ!と声を出した。
「アラタ君!これなんかどう?私はネコにしようかな、アラタ君はどれがいい?」
一階の日用品売り場では、カチュアが楽しそうに茶碗をアラタに見せていた。
同じ形だが、ワンポイントで動物のイラストがある。
「う~ん、じゃあ俺は・・・え?鮫?いやいや鮫はもういいよ、あ、そっちの鳥にしようかな」
今日はアラルコン商会のオープニング式典という事で、レイジェスは休業にしていたのだ。
式典が終わったあとは、それぞれ自由行動になり、それぞれ分かれて店内を見て回っていた。
「うん!じゃあお茶碗は決定ね!次はフォークとスプーンね、アラタ君、なんでも同じの使うんだもん。大きいのと小さいので使い分けた方がいいよ」
「え、いや、別に一つで間に合ってるし、それは買わなくてもいいんじゃ・・・」
「だめだめ、私が気になるの!」
カチュアはアラタの手を握ると、薄いブルーの半袖ワンピースの裾をはためかせて、こっちだよとアラタを引っ張って歩いた。胸元には、去年アラタに買ってもらった、海の宝石のネックレスが小さく輝いている。
一通り買い物を済ませた二人だが、会計をしようとレジ前に来て、その行列に驚かされる。
「うわぁ・・・アラタ君、これどのくらい待つかな?」
「10分はかかるんじゃないかな?まぁ、オープン初日だし、これだけ人がいればしかたないか」
アラタの言う通り、店内は大混雑と言っていい込みようで、レジ前にはロープでの誘導線も作られていた。数台のレジが設置され、空いたところに従業員が声をかけて通している。
「本当にすごい人だよね。でも、こんなに広くて商品も沢山あると、毎日でも来たくなっちゃうかも」
「日本にはデパートって、なんでも買える大きなお店があるんだけど、ここもそんな感じだよ。レストランもあるし、生活に必要な物はなんでも揃ってる。それにこの大きさだからね、家族連れにぴったりじゃないかな」
あらためて店内を見回して見るが、清潔感のあるフロアに、どこに何があるか分かりやすい陳列、店内は昼でも発光石で明るく照らされ、日本のショッピングセンターで買い物をしているような感覚だった。
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「あはは、確かにそうだね。魔道具は同じようなの売ってるけど、レイジェスはオリジナルも多いし、何も心配いらないと思うよ。シャノンさんも武器や防具は扱わないで、日用品や食料品をメインに販売するお店でやっていくって言ってたしね」
「うん、アラルコン商会とも仲良く協力していけそうで良かった。あ、次私達だ!話してると順番ってすぐきちゃうね」
列に並んでいると、あっという間に自分達の順番が来たので、アラタとカチュアは店員に促されるままに空いたレジへと進む。
「いっぱい買ったねー、アラタ君お腹空かない?」
会計を済ませると、カチュアが両手をお腹に当ててチラリとアラタを見た。
時計を見ると、12時30分を回ったところだった。
「うん、丁度お昼時だしね、じゃあ一階のレストランに行ってみようか?」
「賛成!あのね、朝お手伝いしてる時に聞いたんだけど、お魚がメインのレストランらしいよ。やっぱりロンズデールって言ったら海だもんね。新鮮なお魚を、氷魔法で冷凍して運んで来るんだって」
「そりゃ楽しみだ!ロンズデールの魚は本当に美味しかったよ、カチュアは初めてだもんね?」
「うん、だから今日はここで食べたかったの!じゃあ行ってみよう!」
しかし、アラタとカチュアが一階のレストランに行ってみると、一時間待ちだと受付の店員に告げられた。
「う~ん・・・まぁ、そりゃそうだよね。丁度昼だし、これだけの客入りだと。むしろ一時間なんて短いほうかもな」
「アラタ君、せっかくだから待とうよ?私一時間くらいへっちゃらだよ。あっちのベンチに座ってお話ししてたらすぐだよ」
待つべきかどうか悩むアラタに、カチュアが笑いかける。
「・・・うん、それもそうだね。じゃああっちで待とうか」
アラタも一時間くらい待とうと決めて、二人でベンチに移動しようとすると、レストランから出て来た店員に呼び止められる。
「あ、すみませーん・・・えっと、黒髪にオレンジ髪の男女・・・うん、あの、アラタ様とカチュア様でお間違いないでしょうか?」
エプロン姿の男性店員は、確かめるようにアラタとカチュアの顔を見ると、名前の確認をしてきた。
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