948 / 1,560
【947 ロペスの狙い】
しおりを挟む
「爆裂空破弾か」
帝国軍に向かって撃ち放たれた爆裂空破弾は、並の魔法使いとは比べものにならない程のエネルギーだった。地面を抉り、空気を震わせながら迫り来るその光弾に、帝国の青魔法使い達は目を開いた。
並の結界では防ぎ切れない!そう判断し、天衣結界を張りめぐらせようと身構えた。
「邪魔だ」
その時、皇帝は青魔法使い達を押しのけると、一人前に出て右手を差し向けた。
青魔法使い達を下がらせて、一人で前に出た皇帝にどよめきが広がった。だが皇帝の体から発せられる魔力に、誰もが口を閉じざるをえなかった。
「フン、なかなかの威力だが、余と張り合うにはまだまだよ」
迫りくる爆裂空破弾を大きく超える魔力を放出すると、皇帝の右手が強い光を放った。
「同じ魔法でも余が使えばこうだ!」
ロペスの爆裂空破弾をはるかに上回る、巨大な破壊の光弾が撃ち放たれた!
皇帝よ、おとなしく結界で受ける事はしなかったか。
同じ魔法のぶつかり合いならば、皇帝、貴様が勝つ事は分かり切っている。
自力で劣る俺がこのまま受けに回っても、負ける事は自明の理だ。
ならばどうするか?決まっている!攻めるのみだ!
ロペスの爆裂光破弾と、皇帝の爆裂空破弾がぶつかり合った!
二つのエネルギーの接触は、両軍の間で大爆発を起こした。
しかし大きさ、威力で上回る皇帝の爆裂空破弾は、ロペスの光弾の衝撃を呑み込み、カエストゥス陣営に強烈な爆風を叩きつけた。
火の粉が飛び散り、白い雪煙が巻き上がる。
両軍の姿が見えなくなると、皇帝は両手に魔力を込め、次弾の体勢に入った。
「フン、煙が邪魔だが、まぁ大した問題はない。ようは連中を消せばよいのだからな」
両軍が向き合っている以上、前に撃てばぶつかる。それだけ分かっていれば、視界が覆われていようと何も障害はない。両手に込めた破壊の魔力を、正面に向かって撃ち放とうとしたその時・・・
「むっ!?」
煙を突き破り、無数の氷の刃が地面を走り襲い掛かって来た!
「ほお、地氷走りか」
小賢しい真似をする!余の足を氷で固めるつもりか!?
なるほど、煙を目くらましに足から攻めるのは上手いやり方だ、だが余の魔力をあまく見たな!?
この程度の魔法、躱すまでもないわッツ!
全身から魔力を放出すると、地面から突き上げてくる氷の刃が打ち砕かれた!
「その程度の魔法、少し魔力を放出すればそれで事足りるわ!」
そして地氷走りだけではないのだろう?
顔を上げると、更に雪煙を貫いて風の刃が飛んで来た!
「地氷走りで意識を下に向ける、本命は正面からのウインドカッターか」
その程度で策を練ったつもりか!?舐められたものだ。
消し飛ばしてくれるわァッツ!
眼前に迫った風の刃に、破壊の魔力を込めた両手を向けたその時、上空から聞こえる風切り音に顔を上げた。
「なにッツ!?」
余が目にした物、それは上空から雨あられの如く降り注いでくる、無数の氷の槍だった。
「へっ、どうだい皇帝?足元に注意を向けて、正面、そして上だ。黒魔法使いにありったけ撃たせた刺氷弾の雨、防げるものなら防いでみな!」
両軍の総当たりだったなら、数で劣る俺達は圧倒的に分が悪いかった。
だがテメェはのこのこと一人で前に出てきた。
こっちにはもう主力はいねぇ。そう思って余裕のつもりか知らねぇが、それならこっちにもチャンスはあるんだぜ!
「まだだ、もっと撃て!刺氷弾が落ちる角度を計算して、やや高めに空に向かって撃つんだ!敵の注意を上に向けるんだ!」
顔半分だけ振り返り、後方の黒魔法使い達に向けて言葉を飛ばした。
黒魔法使い達は指示通りに空に向かって刺氷弾を撃ち放つ。初級魔法ゆえに魔力の消耗も少なく、連射もしやすい。帝国軍も皇帝が前に出ている以上、護りを優先しなければなるまい。まして自分達の頭の上にも氷の槍が落ちて来るのだ。先手を許し後手に回ってしまった以上、この形になる事はどうしようもない事だ。
そして、この攻撃が皇帝には通用しない事も、俺の計算通りだ。
帝国軍の青魔法使い達が頭上に結界を張り巡らせると、降り注ぐ氷の槍はあっけなく弾き砕かれ、破片が地面にバラバラと落ちていく。
大勢の青魔法使いが幾重にも重ね掛けした結界を破る事は困難である。
それを破るには大きな力を一点に集約させた、絶大なる力が必要である。
広範囲に降らせた刺氷弾では、到底不可能な話しであった。
「フン、余の魔力開放で吹き飛ばしてやろうと思ったが、流石に青魔法使いの出番を奪ってばかりではな」
皇帝は迎撃の態勢に入っていたが、自軍の青魔法使い達が魔力を放出し結界を張る動きを見せると、魔力を押さえて部下へ任せる事を選んだ。
そして顔を上げる。頭の上には、自分を護る青い結界が張られている。
そして次々と氷の槍がぶち当たっては、折れて砕けていった。
いつまで無駄な努力をするつもりだ?
いくら砕け散っていっても降り続ける氷の槍に、皇帝は眉を寄せた。
ロペスの狙いはここにあった。
地面からの攻撃をしかけ、正面へ意識を誘導し、上空が本命と思わせる。
上空からの攻撃は、結界を張られて弾かれようが止めず、青魔法使い達が結界を維持し続けている。そのため顔を上げなければならない。そして他の帝国兵達も、結界が張られているとは言え、上空から攻撃されている以上、誰もが自然と上を見てしまう。万一結界が破られれば自分の身は自分で護らなければならないのだ。やむを得ない事だろう。
ロペスは両手を握り合わせ、頭上高く掲げた。
拳に集中させた魔力が風を帯び、竜巻の如き渦を作っていく。
かかったな皇帝、俺の狙いはここだ!
全員の視線が上に集まるこの瞬間だ。この状況に持ち込めば、僅かな時間だが必ず全員の視線が前から外れる瞬間がある。
この瞬間ならば決められる!かましてやるよ皇帝!
「トルネードバースト!」
両手を勢いよく降り下ろすと、強烈に渦を巻く風の刃が、皇帝に向かって撃ち放たれた!
帝国軍に向かって撃ち放たれた爆裂空破弾は、並の魔法使いとは比べものにならない程のエネルギーだった。地面を抉り、空気を震わせながら迫り来るその光弾に、帝国の青魔法使い達は目を開いた。
並の結界では防ぎ切れない!そう判断し、天衣結界を張りめぐらせようと身構えた。
「邪魔だ」
その時、皇帝は青魔法使い達を押しのけると、一人前に出て右手を差し向けた。
青魔法使い達を下がらせて、一人で前に出た皇帝にどよめきが広がった。だが皇帝の体から発せられる魔力に、誰もが口を閉じざるをえなかった。
「フン、なかなかの威力だが、余と張り合うにはまだまだよ」
迫りくる爆裂空破弾を大きく超える魔力を放出すると、皇帝の右手が強い光を放った。
「同じ魔法でも余が使えばこうだ!」
ロペスの爆裂空破弾をはるかに上回る、巨大な破壊の光弾が撃ち放たれた!
皇帝よ、おとなしく結界で受ける事はしなかったか。
同じ魔法のぶつかり合いならば、皇帝、貴様が勝つ事は分かり切っている。
自力で劣る俺がこのまま受けに回っても、負ける事は自明の理だ。
ならばどうするか?決まっている!攻めるのみだ!
ロペスの爆裂光破弾と、皇帝の爆裂空破弾がぶつかり合った!
二つのエネルギーの接触は、両軍の間で大爆発を起こした。
しかし大きさ、威力で上回る皇帝の爆裂空破弾は、ロペスの光弾の衝撃を呑み込み、カエストゥス陣営に強烈な爆風を叩きつけた。
火の粉が飛び散り、白い雪煙が巻き上がる。
両軍の姿が見えなくなると、皇帝は両手に魔力を込め、次弾の体勢に入った。
「フン、煙が邪魔だが、まぁ大した問題はない。ようは連中を消せばよいのだからな」
両軍が向き合っている以上、前に撃てばぶつかる。それだけ分かっていれば、視界が覆われていようと何も障害はない。両手に込めた破壊の魔力を、正面に向かって撃ち放とうとしたその時・・・
「むっ!?」
煙を突き破り、無数の氷の刃が地面を走り襲い掛かって来た!
「ほお、地氷走りか」
小賢しい真似をする!余の足を氷で固めるつもりか!?
なるほど、煙を目くらましに足から攻めるのは上手いやり方だ、だが余の魔力をあまく見たな!?
この程度の魔法、躱すまでもないわッツ!
全身から魔力を放出すると、地面から突き上げてくる氷の刃が打ち砕かれた!
「その程度の魔法、少し魔力を放出すればそれで事足りるわ!」
そして地氷走りだけではないのだろう?
顔を上げると、更に雪煙を貫いて風の刃が飛んで来た!
「地氷走りで意識を下に向ける、本命は正面からのウインドカッターか」
その程度で策を練ったつもりか!?舐められたものだ。
消し飛ばしてくれるわァッツ!
眼前に迫った風の刃に、破壊の魔力を込めた両手を向けたその時、上空から聞こえる風切り音に顔を上げた。
「なにッツ!?」
余が目にした物、それは上空から雨あられの如く降り注いでくる、無数の氷の槍だった。
「へっ、どうだい皇帝?足元に注意を向けて、正面、そして上だ。黒魔法使いにありったけ撃たせた刺氷弾の雨、防げるものなら防いでみな!」
両軍の総当たりだったなら、数で劣る俺達は圧倒的に分が悪いかった。
だがテメェはのこのこと一人で前に出てきた。
こっちにはもう主力はいねぇ。そう思って余裕のつもりか知らねぇが、それならこっちにもチャンスはあるんだぜ!
「まだだ、もっと撃て!刺氷弾が落ちる角度を計算して、やや高めに空に向かって撃つんだ!敵の注意を上に向けるんだ!」
顔半分だけ振り返り、後方の黒魔法使い達に向けて言葉を飛ばした。
黒魔法使い達は指示通りに空に向かって刺氷弾を撃ち放つ。初級魔法ゆえに魔力の消耗も少なく、連射もしやすい。帝国軍も皇帝が前に出ている以上、護りを優先しなければなるまい。まして自分達の頭の上にも氷の槍が落ちて来るのだ。先手を許し後手に回ってしまった以上、この形になる事はどうしようもない事だ。
そして、この攻撃が皇帝には通用しない事も、俺の計算通りだ。
帝国軍の青魔法使い達が頭上に結界を張り巡らせると、降り注ぐ氷の槍はあっけなく弾き砕かれ、破片が地面にバラバラと落ちていく。
大勢の青魔法使いが幾重にも重ね掛けした結界を破る事は困難である。
それを破るには大きな力を一点に集約させた、絶大なる力が必要である。
広範囲に降らせた刺氷弾では、到底不可能な話しであった。
「フン、余の魔力開放で吹き飛ばしてやろうと思ったが、流石に青魔法使いの出番を奪ってばかりではな」
皇帝は迎撃の態勢に入っていたが、自軍の青魔法使い達が魔力を放出し結界を張る動きを見せると、魔力を押さえて部下へ任せる事を選んだ。
そして顔を上げる。頭の上には、自分を護る青い結界が張られている。
そして次々と氷の槍がぶち当たっては、折れて砕けていった。
いつまで無駄な努力をするつもりだ?
いくら砕け散っていっても降り続ける氷の槍に、皇帝は眉を寄せた。
ロペスの狙いはここにあった。
地面からの攻撃をしかけ、正面へ意識を誘導し、上空が本命と思わせる。
上空からの攻撃は、結界を張られて弾かれようが止めず、青魔法使い達が結界を維持し続けている。そのため顔を上げなければならない。そして他の帝国兵達も、結界が張られているとは言え、上空から攻撃されている以上、誰もが自然と上を見てしまう。万一結界が破られれば自分の身は自分で護らなければならないのだ。やむを得ない事だろう。
ロペスは両手を握り合わせ、頭上高く掲げた。
拳に集中させた魔力が風を帯び、竜巻の如き渦を作っていく。
かかったな皇帝、俺の狙いはここだ!
全員の視線が上に集まるこの瞬間だ。この状況に持ち込めば、僅かな時間だが必ず全員の視線が前から外れる瞬間がある。
この瞬間ならば決められる!かましてやるよ皇帝!
「トルネードバースト!」
両手を勢いよく降り下ろすと、強烈に渦を巻く風の刃が、皇帝に向かって撃ち放たれた!
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる