1,256 / 1,560
1255 目覚めて
しおりを挟む
「・・・ぐ・・・うぅ・・・・・」
呻き声を上げて、赤い髪の女戦士レイチェル・エリオットは瞼を開けた。
「う・・・く・・・・・はぁ・・・はぁ・・・わ、私は・・・」
最初に目に映ったのは、薄暗い灰色の空だった。
ほんの数秒程度だが、そのまま空を見つめていると、ぼんやりとした頭が少しづつハッキリとしてきた。
頭や背中に感じる冷たい感触から、自分が地面に倒れている事を理解した。
腕を着いて上半身を起こそうとすると、ズキッと体のあちこちが痛んだ。そして頭からパラパラと落ちる砂や土、どうやら全身に砂や土を被っているようだ。
「はぁ・・・ふぅ・・・そうだ、あの爆発で私は、私達は・・・」
額に手を当て、今自分がおかれている状況、そしてなぜこうなったのかを思い起こした。
・・・あの時、前線で窮地に陥ったアルベルトを助けるために、レイジェスのメンバー達は走った。
だが途中まで足を進ませた時、突然アルベルトの大きな叫び声が聞こえて、足を止める事になった。
何があったと前方に目を向ける。まだある程度の距離はあったが、アルベルトが真紅の鎧を身に着けた、異形の男に体を締め上げられている事が確認できた。
そう、異形の男としか言いようがない。なぜならその男は、頭が割られ脳髄を垂れ流しながら立っているのだ。
どう見ても死んでいる。人間である以上、死んでいなければならない。だが立っていた。
前線の兵士達も少しづつ後退を始めている。そしてそれは帝国軍も同じだった。
アルベルトと異形の男を残し、両軍が距離を取り始めているのだ。
ざわめく兵士達の言葉が耳に入り、その原因が分かった。
間もなくあの異形の男は爆発する。
そう、まだ状況を把握しきれていないが、あの異形の男が死んでいる事は間違いないようだ。
だがどういうわけか立ち上がって力を振るっている。私達の知らない魔法で操っているのか、それとも魔道具か?原理は分からないが、すでに死んでいるあの男が、自爆してアルベルトを道連れにしようとしている事は分かった。
状況を理解した上でもう一度注意して前に目を向けると、異形の男の体内で凄まじいエネルギーが増大している事が感じ取れた。
魔法使いでなくとも分かる。
上級魔法さえ上回るであろう膨大なエネルギー。あれが解放されれば、いったいどれほどの被害になるだろうか?この山だって崩壊する事は想像に難くない。
兵士達が下がる事は当然だ、巻き込まれればただでは済まない。今のうちに敵を倒せばいいという話しでもない。あそこまで膨れ上がったエネルギーを内に抱えているんだ。少しの衝撃でも爆発しかねない。
言うなればあれはもう人ではない。人の形をした爆弾なのだ。
どうする?
アルベルトを助けるために走って来た。その気持ちは変わらない。だが力押しでなんとかできる状況でもなかった。無策で飛び掛かっても敵の自爆を誘発しかねない。策を練らねばならなくなった。
しかしそんな危険な状況下でも、ただ一人、兵士達が撤退する中でただ一人だけ残っている男がいた。
ゴールド騎士のレイマート・ハイランドである。
レイマートだけはまだ諦めていなかった。
逃げろと叫ぶアルベルトを必死に説得し、この状況を打破するために戦う姿勢を見せていた。
あれだけ近くにいれば、異形の男が内包するエネルギーがどれほどのものか、十分過ぎる程感じ取っているはずだ。まともに浴びればいかにゴールド騎士といえど、ただではすまない。
だが危険を承知の上でそこに留まるその姿に、レイチェル達は感じ入るものがあった。
一旦は止めてしまった足を動かし、レイチェル達は再び前へ走り出した。
具体的な策があるわけではない。だが自分達も加わる事で、なにか突破口が見つけられるかもしれない。
その思いだけで、後退してくる兵士達の波をくぐり抜けて走った。
だが遅かった。
レイマートに追いついたその時、突如異形の男の体が大きく膨れ上がった。
そして目も眩む強烈な光を発して・・・・・・・
「・・・そうだ、爆発したんだ・・・・・」
思い出した。
あの強烈な光が発せられた直後、物凄い衝撃を受けて意識が遠退いたんだ・・・・・
「・・・闘気を出していた事が幸いしたな・・・」
自分の両手に目を落とし、ぐっと握りしめる。
あの異形の男に突撃するつもりだったから、最初から闘気を出していた。爆発の瞬間も咄嗟(とっさ)に闘気を全開にして、防御に全力を尽くした。
さらに言えばアルベルトは闘気で異形の男を包み込み、そのエネルギーが外に漏れないように抑え込んでいた。
「そこまでやって、なんとか・・・というところか・・・」
立ち上がり、頭や体に乗っている土や砂を払い落とす。そしてゆっくりと辺りを見回した。
倒木した樹々、抉れた地面、あちこちから濛々(もうもう)と立ち上げる黒い煙、山は元の形など分からないくらい崩壊している。異形の男の自爆がどれだけすさまじい威力だったかを、まざまざと見せつけられた。
そして土砂に埋もれている、数えきれないほどの両軍の兵士達・・・・・
「・・・・・こんなに・・・」
ある者は大岩に潰され、またある者は消し炭のように黒く焼かれていた。無残な死体の山々にレイチェルは目を伏せた。
・・・・・いったいどれほどの犠牲を出した?千や二千ではきかないだろう。
「レイチェル」
あまりに凄惨な光景に立ち尽くしていると、ふいに背中に声がかけられた。
聞き覚えのある声に振り返ると、長い黒髪の女が、自分の背丈よりも長い得物を手に、ゆっくりと歩き近づいて来た。
「アゲハ!よかった、無事だったか」
「ああ、まぁ、無事と言えば無事だけど・・・まさか風の盾を破ってくるとは思わなかった。吹っ飛ばされて、山壁に思い切りぶつけられたんだ。結構けっこうしんどいよ)
得物を杖替わりに地面に立て、アゲハは頬をひきつらせた。
「そうか、私も似たようなものだ。まずはお互いに怪我を治療しよう。ユーリを見なかったか?」
「見てないが、爆発前にいた場所を考えると、多分あっちに飛ばされていると思う」
そういってアゲハは西の方角を指さした。
「そうか・・・よし、行くか」
「ああ、行こう」
二人はユーリがいると思われる方角に向かって、歩き出した。
呻き声を上げて、赤い髪の女戦士レイチェル・エリオットは瞼を開けた。
「う・・・く・・・・・はぁ・・・はぁ・・・わ、私は・・・」
最初に目に映ったのは、薄暗い灰色の空だった。
ほんの数秒程度だが、そのまま空を見つめていると、ぼんやりとした頭が少しづつハッキリとしてきた。
頭や背中に感じる冷たい感触から、自分が地面に倒れている事を理解した。
腕を着いて上半身を起こそうとすると、ズキッと体のあちこちが痛んだ。そして頭からパラパラと落ちる砂や土、どうやら全身に砂や土を被っているようだ。
「はぁ・・・ふぅ・・・そうだ、あの爆発で私は、私達は・・・」
額に手を当て、今自分がおかれている状況、そしてなぜこうなったのかを思い起こした。
・・・あの時、前線で窮地に陥ったアルベルトを助けるために、レイジェスのメンバー達は走った。
だが途中まで足を進ませた時、突然アルベルトの大きな叫び声が聞こえて、足を止める事になった。
何があったと前方に目を向ける。まだある程度の距離はあったが、アルベルトが真紅の鎧を身に着けた、異形の男に体を締め上げられている事が確認できた。
そう、異形の男としか言いようがない。なぜならその男は、頭が割られ脳髄を垂れ流しながら立っているのだ。
どう見ても死んでいる。人間である以上、死んでいなければならない。だが立っていた。
前線の兵士達も少しづつ後退を始めている。そしてそれは帝国軍も同じだった。
アルベルトと異形の男を残し、両軍が距離を取り始めているのだ。
ざわめく兵士達の言葉が耳に入り、その原因が分かった。
間もなくあの異形の男は爆発する。
そう、まだ状況を把握しきれていないが、あの異形の男が死んでいる事は間違いないようだ。
だがどういうわけか立ち上がって力を振るっている。私達の知らない魔法で操っているのか、それとも魔道具か?原理は分からないが、すでに死んでいるあの男が、自爆してアルベルトを道連れにしようとしている事は分かった。
状況を理解した上でもう一度注意して前に目を向けると、異形の男の体内で凄まじいエネルギーが増大している事が感じ取れた。
魔法使いでなくとも分かる。
上級魔法さえ上回るであろう膨大なエネルギー。あれが解放されれば、いったいどれほどの被害になるだろうか?この山だって崩壊する事は想像に難くない。
兵士達が下がる事は当然だ、巻き込まれればただでは済まない。今のうちに敵を倒せばいいという話しでもない。あそこまで膨れ上がったエネルギーを内に抱えているんだ。少しの衝撃でも爆発しかねない。
言うなればあれはもう人ではない。人の形をした爆弾なのだ。
どうする?
アルベルトを助けるために走って来た。その気持ちは変わらない。だが力押しでなんとかできる状況でもなかった。無策で飛び掛かっても敵の自爆を誘発しかねない。策を練らねばならなくなった。
しかしそんな危険な状況下でも、ただ一人、兵士達が撤退する中でただ一人だけ残っている男がいた。
ゴールド騎士のレイマート・ハイランドである。
レイマートだけはまだ諦めていなかった。
逃げろと叫ぶアルベルトを必死に説得し、この状況を打破するために戦う姿勢を見せていた。
あれだけ近くにいれば、異形の男が内包するエネルギーがどれほどのものか、十分過ぎる程感じ取っているはずだ。まともに浴びればいかにゴールド騎士といえど、ただではすまない。
だが危険を承知の上でそこに留まるその姿に、レイチェル達は感じ入るものがあった。
一旦は止めてしまった足を動かし、レイチェル達は再び前へ走り出した。
具体的な策があるわけではない。だが自分達も加わる事で、なにか突破口が見つけられるかもしれない。
その思いだけで、後退してくる兵士達の波をくぐり抜けて走った。
だが遅かった。
レイマートに追いついたその時、突如異形の男の体が大きく膨れ上がった。
そして目も眩む強烈な光を発して・・・・・・・
「・・・そうだ、爆発したんだ・・・・・」
思い出した。
あの強烈な光が発せられた直後、物凄い衝撃を受けて意識が遠退いたんだ・・・・・
「・・・闘気を出していた事が幸いしたな・・・」
自分の両手に目を落とし、ぐっと握りしめる。
あの異形の男に突撃するつもりだったから、最初から闘気を出していた。爆発の瞬間も咄嗟(とっさ)に闘気を全開にして、防御に全力を尽くした。
さらに言えばアルベルトは闘気で異形の男を包み込み、そのエネルギーが外に漏れないように抑え込んでいた。
「そこまでやって、なんとか・・・というところか・・・」
立ち上がり、頭や体に乗っている土や砂を払い落とす。そしてゆっくりと辺りを見回した。
倒木した樹々、抉れた地面、あちこちから濛々(もうもう)と立ち上げる黒い煙、山は元の形など分からないくらい崩壊している。異形の男の自爆がどれだけすさまじい威力だったかを、まざまざと見せつけられた。
そして土砂に埋もれている、数えきれないほどの両軍の兵士達・・・・・
「・・・・・こんなに・・・」
ある者は大岩に潰され、またある者は消し炭のように黒く焼かれていた。無残な死体の山々にレイチェルは目を伏せた。
・・・・・いったいどれほどの犠牲を出した?千や二千ではきかないだろう。
「レイチェル」
あまりに凄惨な光景に立ち尽くしていると、ふいに背中に声がかけられた。
聞き覚えのある声に振り返ると、長い黒髪の女が、自分の背丈よりも長い得物を手に、ゆっくりと歩き近づいて来た。
「アゲハ!よかった、無事だったか」
「ああ、まぁ、無事と言えば無事だけど・・・まさか風の盾を破ってくるとは思わなかった。吹っ飛ばされて、山壁に思い切りぶつけられたんだ。結構けっこうしんどいよ)
得物を杖替わりに地面に立て、アゲハは頬をひきつらせた。
「そうか、私も似たようなものだ。まずはお互いに怪我を治療しよう。ユーリを見なかったか?」
「見てないが、爆発前にいた場所を考えると、多分あっちに飛ばされていると思う」
そういってアゲハは西の方角を指さした。
「そうか・・・よし、行くか」
「ああ、行こう」
二人はユーリがいると思われる方角に向かって、歩き出した。
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる