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1501 悟った力量
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「クリチコ、ここで出るのか・・・思ったより早かったな」
城壁の上で戦いを見ているジャック・フレイジャーは、意外そうに腕を組んで呟いた。
フランジミール・クリチコには、主人格のクリチコを除き、知られているだけで8人の人格がいる。
そのうち白魔法使いが一人、青魔法使いが二人だが、体力型は三人、黒魔法使いは二人いるため、プレフとガラムが敗れたとしても、まだ戦える者はいるのだ。
そうにも関わらずクリチコが出てきたという事は、他の者では勝てる見込みがないと判断しての事なのだろう。
「クリチコが出てきた以上、もうあいつらに勝ち目はないな。俺が手を貸す必要も無くなりそうだ」
そこで言葉を切ると、ジャックは戦場を見回した。
師団長レイ・ランデルが城壁を下りてしばらく経つが、その姿はここには無い。
クリチコがいるのだから、自分が出るまでもないと考えているのか、あるいは・・・・・
「・・・俺を失望させるなよ、レイ・ランデル」
ジャック・フレイジャーは、スッと目を細めると、地上の戦いを見下ろした。
「ハァァァァァーーーーーーッツ!」
レイマート・ハイランドは一蹴りで距離を詰め、クリチコの懐に入り込んだ。そして左手の闘気の爪を、クリチコの顔面に向かって振り抜いた!
レイマートのレオンクローは防御不可能、まともにくらえば首から上を捥ぎ取られる。
クリチコもレオンクローの威力は一目で見抜いていた。しかしその凄まじい闘気の爪が顔面に迫っても、クリチコはまるで表情を変えなかった。
そして闘気の爪がクリチコの顔面に刺さろうとしたその時!
「ッ!?」
レイマートの体は宙を舞っていた。
な、なんだと!?こいつ!
無造作に宙に放り投げられたレイマートは、空中で目を動かし地上に立つクリチコを見た。
こいつ!俺のレオンクローを掴みやがった!信じられん!俺のレオンクローは手首まで闘気で覆われているんだ。掴む事は不可能、掴むという事は闘気を握りしめるという事だ、そんな事ができるはずがない!
「ッ!?」
あ、あれは!まさか!
それを目にしてレイマートは目を見開いた。闘気を掴むなどできるはずがない。無理に掴めばその手はズタボロに切り裂かれるだろう。だが今自分が目にしているものを見て、瞬時に理解した。
「あれは、火の精霊か!?」
そう、クリチコの右手は赤々と燃える火に包まれていた。
この男は体力型だ、魔法は使う事ができない。魔道具の可能性もあるが、おそらく違う。
さっきこの男は、矢で刺し貫かれた脇腹の傷を火で包み塞いだ。それによって出血が止まった上に、痛みすら感じていないようだ。
おそらくは火の精霊の力であり、この力がこの男を護っているのだ。だからこそ闘気をも掴む事ができる。
「くっ!」
レイマートは空中で体を縦に回転させ、地面に着地すると同時に砂を蹴って、クリチコから距離を取るように後ろに飛びのいた。
「・・・こいつ、やはり」
掴まれた左手首に目を落とすと、黄金の腕当てに焼け焦げた手形が残っていた。
黄金の鎧を焼くなどという芸当は、並みの魔法ではできない。やはりこの男クリチコは、火の精霊の力を使っていると確信した。
「おい、レイマート、あいつ・・・」
弓矢を構え、視線はクリチコから外さずに、リカルドが声をかけてきた。
その声は硬い、そして今だにリカルドが矢を射っていない事から、何を言わんとするかは分かっている。
「ああ・・・あいつの手の炎、おそらく火の精霊だ。信じられん事に俺の闘気を掴みやがった。お前の矢で貫いた右脇腹も、あの力で塞がれている。痛みも感じていないようだ。かなり厄介だぞ」
「マジかよ、クソ面倒くせぇな」
リカルドは苦虫を噛み潰したように顔をしかめた。今この矢を射ったとしても、さっきの脅威的な反射速度で掴まれるか、あの火によって迎撃されるのは目に見えている。正面からでは厳しい事はすでに理解している。
だからこそレイマートの援護に回り、隙を見て矢を放つつもりだったが、この様子ではそんな戦略はとても通用しそうになかった。
「これで終わりか?フン、なまじ半端に力があるだけに、もう分かってしまったようだな、この俺との力の差を」
距離を取って構えつつ、警戒を強める二人を見て、クリチコはつまらないものを見るように目を細めた。
「チッ、おいレイマート、言われてんぞ?舐められっぱなしでいいのかよ?」
「お前は本当にうるさいヤツだな。あまり俺をあまく見るな、まだ手はある。幸い右手の痺れもとれたしな」
リカルドの軽口を流すように答えると、レイマートは両手に闘気を集中させた。
左腕を顔の前に、右腕を腰の前で、爪を突き立てるように指を開く。
右足を大きく後ろに引き、左足は軽く曲げて前へ出す。
そして上半身を少しだけ前傾にしたこの構えこそ、己を獅子に見立てたレイマートが、正真正銘の全力、必殺中の必殺を出す時の構えである。
「・・・リカルド、これから出す技が決まれば、火の精霊の加護があっても絶対に倒せる。援護は頼んだぞ」
レイマートは一度投げ飛ばされただけで理解した。
この男に勝つためには出し惜しみなどしていられない、闘気の全力開放による体力の消耗は厳しいものがある。これから先の戦いを考えればできれば温存しておきたかった。しかしこの男を相手に、そんな事を考える余裕などない。全身全霊でぶつかるしかないと。
「・・・ヘっ、しかたねぇな。わぁったよ、見せ場はゆずってやんよ。その代わりしっかり決めろよ」
レイマートの構え、そして漲る闘志を見て、リカルドも緊張感を高めた。
人の言葉を素直に聞かないリカルドが、レイマートの言葉をあっさり聞き入れたのは、この敵がそれだけの相手だと認めているからである。
つがえていた鉄の矢を矢筒にしまうと、代わりに土色の矢を取り出して構えた。
リカルドの魔道具、大地の矢である。
この男に鉄の矢は通用しない。リカルドもここが勝負所と感じ取っていた。
「作戦会議は終わったかな?」
臨戦態勢に入った二人を見て、フランジミール・クリチコは、僅かに口の端を持ち上げた。
「ヘッ、余裕かよ?舐めやがって。おいレイマート、ぶちかましてやれよ」
「言われるまでもないな」
ギリっと矢を番えるリカルド。
グッと砂を踏みしめ、力を溜めるレイマート。
対峙するクリチコとの間の空気のピリピリと張りつめていく。
そして緊張感がピークに達したその時・・・・・
受けて見ろ!
「獅子王牙!」
闘気の獅子と化したレイマートが飛び出した!
城壁の上で戦いを見ているジャック・フレイジャーは、意外そうに腕を組んで呟いた。
フランジミール・クリチコには、主人格のクリチコを除き、知られているだけで8人の人格がいる。
そのうち白魔法使いが一人、青魔法使いが二人だが、体力型は三人、黒魔法使いは二人いるため、プレフとガラムが敗れたとしても、まだ戦える者はいるのだ。
そうにも関わらずクリチコが出てきたという事は、他の者では勝てる見込みがないと判断しての事なのだろう。
「クリチコが出てきた以上、もうあいつらに勝ち目はないな。俺が手を貸す必要も無くなりそうだ」
そこで言葉を切ると、ジャックは戦場を見回した。
師団長レイ・ランデルが城壁を下りてしばらく経つが、その姿はここには無い。
クリチコがいるのだから、自分が出るまでもないと考えているのか、あるいは・・・・・
「・・・俺を失望させるなよ、レイ・ランデル」
ジャック・フレイジャーは、スッと目を細めると、地上の戦いを見下ろした。
「ハァァァァァーーーーーーッツ!」
レイマート・ハイランドは一蹴りで距離を詰め、クリチコの懐に入り込んだ。そして左手の闘気の爪を、クリチコの顔面に向かって振り抜いた!
レイマートのレオンクローは防御不可能、まともにくらえば首から上を捥ぎ取られる。
クリチコもレオンクローの威力は一目で見抜いていた。しかしその凄まじい闘気の爪が顔面に迫っても、クリチコはまるで表情を変えなかった。
そして闘気の爪がクリチコの顔面に刺さろうとしたその時!
「ッ!?」
レイマートの体は宙を舞っていた。
な、なんだと!?こいつ!
無造作に宙に放り投げられたレイマートは、空中で目を動かし地上に立つクリチコを見た。
こいつ!俺のレオンクローを掴みやがった!信じられん!俺のレオンクローは手首まで闘気で覆われているんだ。掴む事は不可能、掴むという事は闘気を握りしめるという事だ、そんな事ができるはずがない!
「ッ!?」
あ、あれは!まさか!
それを目にしてレイマートは目を見開いた。闘気を掴むなどできるはずがない。無理に掴めばその手はズタボロに切り裂かれるだろう。だが今自分が目にしているものを見て、瞬時に理解した。
「あれは、火の精霊か!?」
そう、クリチコの右手は赤々と燃える火に包まれていた。
この男は体力型だ、魔法は使う事ができない。魔道具の可能性もあるが、おそらく違う。
さっきこの男は、矢で刺し貫かれた脇腹の傷を火で包み塞いだ。それによって出血が止まった上に、痛みすら感じていないようだ。
おそらくは火の精霊の力であり、この力がこの男を護っているのだ。だからこそ闘気をも掴む事ができる。
「くっ!」
レイマートは空中で体を縦に回転させ、地面に着地すると同時に砂を蹴って、クリチコから距離を取るように後ろに飛びのいた。
「・・・こいつ、やはり」
掴まれた左手首に目を落とすと、黄金の腕当てに焼け焦げた手形が残っていた。
黄金の鎧を焼くなどという芸当は、並みの魔法ではできない。やはりこの男クリチコは、火の精霊の力を使っていると確信した。
「おい、レイマート、あいつ・・・」
弓矢を構え、視線はクリチコから外さずに、リカルドが声をかけてきた。
その声は硬い、そして今だにリカルドが矢を射っていない事から、何を言わんとするかは分かっている。
「ああ・・・あいつの手の炎、おそらく火の精霊だ。信じられん事に俺の闘気を掴みやがった。お前の矢で貫いた右脇腹も、あの力で塞がれている。痛みも感じていないようだ。かなり厄介だぞ」
「マジかよ、クソ面倒くせぇな」
リカルドは苦虫を噛み潰したように顔をしかめた。今この矢を射ったとしても、さっきの脅威的な反射速度で掴まれるか、あの火によって迎撃されるのは目に見えている。正面からでは厳しい事はすでに理解している。
だからこそレイマートの援護に回り、隙を見て矢を放つつもりだったが、この様子ではそんな戦略はとても通用しそうになかった。
「これで終わりか?フン、なまじ半端に力があるだけに、もう分かってしまったようだな、この俺との力の差を」
距離を取って構えつつ、警戒を強める二人を見て、クリチコはつまらないものを見るように目を細めた。
「チッ、おいレイマート、言われてんぞ?舐められっぱなしでいいのかよ?」
「お前は本当にうるさいヤツだな。あまり俺をあまく見るな、まだ手はある。幸い右手の痺れもとれたしな」
リカルドの軽口を流すように答えると、レイマートは両手に闘気を集中させた。
左腕を顔の前に、右腕を腰の前で、爪を突き立てるように指を開く。
右足を大きく後ろに引き、左足は軽く曲げて前へ出す。
そして上半身を少しだけ前傾にしたこの構えこそ、己を獅子に見立てたレイマートが、正真正銘の全力、必殺中の必殺を出す時の構えである。
「・・・リカルド、これから出す技が決まれば、火の精霊の加護があっても絶対に倒せる。援護は頼んだぞ」
レイマートは一度投げ飛ばされただけで理解した。
この男に勝つためには出し惜しみなどしていられない、闘気の全力開放による体力の消耗は厳しいものがある。これから先の戦いを考えればできれば温存しておきたかった。しかしこの男を相手に、そんな事を考える余裕などない。全身全霊でぶつかるしかないと。
「・・・ヘっ、しかたねぇな。わぁったよ、見せ場はゆずってやんよ。その代わりしっかり決めろよ」
レイマートの構え、そして漲る闘志を見て、リカルドも緊張感を高めた。
人の言葉を素直に聞かないリカルドが、レイマートの言葉をあっさり聞き入れたのは、この敵がそれだけの相手だと認めているからである。
つがえていた鉄の矢を矢筒にしまうと、代わりに土色の矢を取り出して構えた。
リカルドの魔道具、大地の矢である。
この男に鉄の矢は通用しない。リカルドもここが勝負所と感じ取っていた。
「作戦会議は終わったかな?」
臨戦態勢に入った二人を見て、フランジミール・クリチコは、僅かに口の端を持ち上げた。
「ヘッ、余裕かよ?舐めやがって。おいレイマート、ぶちかましてやれよ」
「言われるまでもないな」
ギリっと矢を番えるリカルド。
グッと砂を踏みしめ、力を溜めるレイマート。
対峙するクリチコとの間の空気のピリピリと張りつめていく。
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