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17、テルとマルチダお母さんとドゥペール
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「あらっ、それは出来ませんわ。
それにもう、フードははずしてますわよ。」
「…テル様ご自身に認識阻害魔法が
かかってますよね?」
「あらあら。」
ほがらかに笑みを浮かべるマルチダお母さんと
苦虫を噛み潰したような表情の
ドゥペールさん。
商人・商業ギルドの副長さんだそうだ。
隣の冒険者ギルドに毎日行ってるらしく
ギルド長は、不在らしい。
なぜ毎日なんだろうか?
毎日行く必要があるなら、2つの
ギルドを一つにしたらいいのに?
「……。」
そう考えた時、ゾクっとした。
この人も、マルチダお母さんと同じくらい
目ヂカラがすごいのかもしれない。
「"テル"貴方としては、どうしたいの?」
うっ。一瞬怖かった。
いつも"私の可愛いテル"が一つのセリフの様に
なってるから慣れてしまったけど
普通に"テル"って言われると
なんだかコワイのと、直前まで
考えてた事を読まれたのかと思ってしまった。
「認識阻害がかかってると登録
出来ないのでしょうか?」
「…一応出来ますが、顔が認識出来ないので
その都度確認とか本人証明してもらう事に
なりますね。」
「本人承認?」
「指先を少し切って血を魔道具に
垂らしてもらうんです。登録時と
同様の事を毎回受けてもらう事になります。」
「ゆ、指を切る……。」
日本にいた頃、包丁で指先をほんの少し
切っただけでも痛かったのに……。
コワイ。
ここでは魔道具の包丁のおかげで
"生きてるモノ"は切れない設定に
なっている優れた機能が付いてる。
顔が青ざめているのが、なんとなく伝わったのか
「小型ナイフが主流ですが、針のような
器具で指先から血をとるタイプもあるので
痛みはかなり軽減されてますよ。」
「針のような器具、そちらの方がいいです。
あっ、1~2分だけ睡眠魔法使うので
その間に血を取って魔道具に登録する事って
できますか?」
「1~2分の睡眠魔法…テル様は痛い事や
針がニガテなんですね、可愛いですね。」
後半のセリフ、声がやたらと小さかったけど
ちゃんと聞こえたからな!!
男に可愛いって言わないでくれ。
痛いもんは痛いんだ。
針とかナイフで手を切るのは痛いんだぞ。
針がコワくて何が悪い。
「認識阻害は体質かスキルなんですか?」
「ホホホっ。」
俺はマルチダお母さんを見たが
にこやかに笑ってくれただけだった。
「よくわかりません?」
「ドワーフ族の秘蔵っ子…。」
ドゥペールさん、また聞こえてます。
俺、身長が同じくらいなだけで
ドワーフ族じゃないし、ドゥペールさんと
同じ人族ですよ。
ドワーフ族の族長であるマルチダさんを
"お母さん"って呼んでるからかなぁ。
マルチダお母さんは今年で127歳だから
俺が本当の子だとしたら、
106歳の時の子ども。
106歳ってドワーフ族にとって
高齢出産なのかなぁ。
ドワーフ族の寿命って何歳だろう?
ゾクッ。
あっヤバい。
考えを読まれたかもしれない。
マルチダお母さんは、癒し系で
優しくて可愛いお母さんです。
たまに、ちょっとコワイだけです。
ほんの1分程の睡眠魔法を自分で
かけた後、マルチダお母さんにお任せして
無事、商人・商業ギルドでギルドカードを
作る事ができたのだった。
これで俺が作った野菜や薬草を
売りにこれる。うれしい。
名前と年齢と職業までは見せても大丈夫だけど
職業が家事見習いって……。
野菜とか作ってるから農家とかあったはず。
しかも性別は男まではいいけど
鑑定不可にしなくてもいいだろう!!
ちょっとマルチダお母さ~ん
鑑定不可の場所間違えてます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:テル
年齢:21歳
職業:家事見習い
性別:男(鑑定不可)
種族:異世界の人族(鑑定不可)
体力:136/213(鑑定不可)
魔力:24.591/136.177(鑑定不可)
魔法属性:火、水、地、風、聖(鑑定不可)
生活魔法最強、他魔法微弱
精霊魔法
無属性、複合魔法、合成魔法
攻撃魔法、防御魔法、回復魔法
補助魔法、支援魔法、召喚魔法
空間魔法
スキル:テイム(鑑定不可)
同性と人外に好かれるスキル持ち
(インキュバスの魔石の影響)
人族の体力MAX 999 大人で400前後
ドワーフ族で 9999
人族の魔力MAX 9999
ドワーフ族 9999
大人で1000未満は平民平均
騎士は2000以上
魔術師、魔法士など5000以上
冒険者AはMAX近い
それにもう、フードははずしてますわよ。」
「…テル様ご自身に認識阻害魔法が
かかってますよね?」
「あらあら。」
ほがらかに笑みを浮かべるマルチダお母さんと
苦虫を噛み潰したような表情の
ドゥペールさん。
商人・商業ギルドの副長さんだそうだ。
隣の冒険者ギルドに毎日行ってるらしく
ギルド長は、不在らしい。
なぜ毎日なんだろうか?
毎日行く必要があるなら、2つの
ギルドを一つにしたらいいのに?
「……。」
そう考えた時、ゾクっとした。
この人も、マルチダお母さんと同じくらい
目ヂカラがすごいのかもしれない。
「"テル"貴方としては、どうしたいの?」
うっ。一瞬怖かった。
いつも"私の可愛いテル"が一つのセリフの様に
なってるから慣れてしまったけど
普通に"テル"って言われると
なんだかコワイのと、直前まで
考えてた事を読まれたのかと思ってしまった。
「認識阻害がかかってると登録
出来ないのでしょうか?」
「…一応出来ますが、顔が認識出来ないので
その都度確認とか本人証明してもらう事に
なりますね。」
「本人承認?」
「指先を少し切って血を魔道具に
垂らしてもらうんです。登録時と
同様の事を毎回受けてもらう事になります。」
「ゆ、指を切る……。」
日本にいた頃、包丁で指先をほんの少し
切っただけでも痛かったのに……。
コワイ。
ここでは魔道具の包丁のおかげで
"生きてるモノ"は切れない設定に
なっている優れた機能が付いてる。
顔が青ざめているのが、なんとなく伝わったのか
「小型ナイフが主流ですが、針のような
器具で指先から血をとるタイプもあるので
痛みはかなり軽減されてますよ。」
「針のような器具、そちらの方がいいです。
あっ、1~2分だけ睡眠魔法使うので
その間に血を取って魔道具に登録する事って
できますか?」
「1~2分の睡眠魔法…テル様は痛い事や
針がニガテなんですね、可愛いですね。」
後半のセリフ、声がやたらと小さかったけど
ちゃんと聞こえたからな!!
男に可愛いって言わないでくれ。
痛いもんは痛いんだ。
針とかナイフで手を切るのは痛いんだぞ。
針がコワくて何が悪い。
「認識阻害は体質かスキルなんですか?」
「ホホホっ。」
俺はマルチダお母さんを見たが
にこやかに笑ってくれただけだった。
「よくわかりません?」
「ドワーフ族の秘蔵っ子…。」
ドゥペールさん、また聞こえてます。
俺、身長が同じくらいなだけで
ドワーフ族じゃないし、ドゥペールさんと
同じ人族ですよ。
ドワーフ族の族長であるマルチダさんを
"お母さん"って呼んでるからかなぁ。
マルチダお母さんは今年で127歳だから
俺が本当の子だとしたら、
106歳の時の子ども。
106歳ってドワーフ族にとって
高齢出産なのかなぁ。
ドワーフ族の寿命って何歳だろう?
ゾクッ。
あっヤバい。
考えを読まれたかもしれない。
マルチダお母さんは、癒し系で
優しくて可愛いお母さんです。
たまに、ちょっとコワイだけです。
ほんの1分程の睡眠魔法を自分で
かけた後、マルチダお母さんにお任せして
無事、商人・商業ギルドでギルドカードを
作る事ができたのだった。
これで俺が作った野菜や薬草を
売りにこれる。うれしい。
名前と年齢と職業までは見せても大丈夫だけど
職業が家事見習いって……。
野菜とか作ってるから農家とかあったはず。
しかも性別は男まではいいけど
鑑定不可にしなくてもいいだろう!!
ちょっとマルチダお母さ~ん
鑑定不可の場所間違えてます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前:テル
年齢:21歳
職業:家事見習い
性別:男(鑑定不可)
種族:異世界の人族(鑑定不可)
体力:136/213(鑑定不可)
魔力:24.591/136.177(鑑定不可)
魔法属性:火、水、地、風、聖(鑑定不可)
生活魔法最強、他魔法微弱
精霊魔法
無属性、複合魔法、合成魔法
攻撃魔法、防御魔法、回復魔法
補助魔法、支援魔法、召喚魔法
空間魔法
スキル:テイム(鑑定不可)
同性と人外に好かれるスキル持ち
(インキュバスの魔石の影響)
人族の体力MAX 999 大人で400前後
ドワーフ族で 9999
人族の魔力MAX 9999
ドワーフ族 9999
大人で1000未満は平民平均
騎士は2000以上
魔術師、魔法士など5000以上
冒険者AはMAX近い
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