異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます

空色蜻蛉

文字の大きさ
37 / 97
(第二部)第三章 ここからもう一度

04 手がかり

しおりを挟む
 英司えいじは赤毛の騎士ルベールに王城の外にある練兵場に連れて来られた。
 練兵場では、騎士や兵士が必死に鍛錬している。
 ルベールが何かを期待するように聞いてきた。

「どうだ?」
「どうって言われても」

 どうやらルベールは剣の練習を見れば、英司が熱血を奮起すると思っていたらしい。
 英司は困って頬をかいた。
 闘争心が無いことはないが、暑苦しい修練に興味を示すような性格ではなかった。
 熱心に剣術の修行をしたことは無いが、英司はセイファート帝国の勇者として、一応基礎的なセイファート流の剣技を教えられている。基礎だけなので上級の剣技などは知らない。ここで剣の練習をするのは、確かに悪くはない選択肢なのだが。
 壁際をランニングする兵士を見てため息ひとつ。
 まずは王城の周りを駆け足で十周! なんて言われたら付いていけない。

「お、ルベール。今夜のイェーサー様のお屋敷警護は、お前のとこの班だぞ」
「そういえばそうだったか」

 騎士らしき男がルベールに声を掛けた。
 ルベールは渋面で了解している。
 英司は話題を変えたかったので、彼等の会話に割って入った。

「貴族の屋敷警護も、騎士団の仕事なんですか?」

 唐突に割り込んだ英司にルベールはきょとんとしたが、質問については気を悪くせずに答えてくれた。

「いやいや、ちょっと特別だよ。今、イェーサー様のお屋敷に特別な魔晶石が保管されていてね」
「魔晶石?」
「昔、セイファート帝国があった地域にある神聖な泉に宿った、上位精霊を封じ込めた魔晶石なんだ」

 セイファート帝国の……神聖な泉……?
 英司は拳を握りしめた。
 その脳裏に勇者だった頃の思い出がよぎる。最初にこの世界に召喚された時、英司はある泉のほとりで、精霊と契約したのだ。

「上位精霊を封じ込めた魔晶石はすごく珍しいんだ。しかも道具に組み込まれてなくて使い手のいない素の魔晶石は狙われやすいから、今は騎士団で交替で見張ることになってるんだよ」

 英司は動揺を表に出さないようにしながら、素早く計算を巡らせた。

「……騎士団の手伝いをしたら、その魔晶石を見られたりしますか?」
「なんだ、興味があるのか」
「珍しいものなんですよね。見てみたいです」

 隣で会話を聞いていたもう一人の騎士が顔をしかめた。

「こいつ、誰だ? 部外者に見せるのは」
「ああ、彼はモンブラン伯爵のところで保護されている異世界人だよ。他国のスパイの可能性はない」

 ルベールが気安く保証する。

「決まりだな、エイジ! 王都騎士団の第二部隊にようこそ!」

 そういうことになった。




 一方の樹は、しばらく人間の街で暮らすということで、先立つものを得ようとしていた。

「とにかく、お金がないとな」
「お金、ですか?」
「人間の世界では何をするにもお金が必要なんだ。精霊が封じられているという魔晶石を買うにもお金が要るし」
「……お金がいっぱいあったら、お菓子が買えますか?」

 森でひきこもっていたエルフのソフィーは人間の通貨に対して理解度が低い。
 彼女は樹の話とは微妙にずれたことを言い出した。

「お菓子?」
「露店で売ってる飴が買いたいです! 丸い宝石みたいにキラキラしてるんですぅ」

 この世界では、砂糖はまだ高額で甘いお菓子は珍しいらしい。
 森で育ったソフィーは甘味といえば果物で、砂糖の塊のような飴は魅力的なようだ

「そうだな。飴を買うにもお金が必要だな」

 樹はくすりと笑う。

「実はもう目星が付いてるんだ」

 期待に目を輝かせるソフィーを連れて、樹は街を移動する。
 辿り着いた先には、大きな枯れ木が立つ荒れ果てた庭があった。
 木の側にある古い家屋の軒下で、老婆が雑貨店の店番をしている。

「……突然ですが、あの木はシロモコウですか?」

 樹は老婆の前に立って問いかけた。
 老婆はびっくりしたようだが、木の名前は彼女の琴線に触れたらしい。

「そうじゃよ。よく知ってるね、お兄さん」

 顔を上げて答える老婆。
 樹は枯れた木を見上げた。

「木を切れって話ならお断りだよ。あんた達には精霊の狩り場所か、上質な木材に見えるんだろうが、この木はそんなちっぽけな欲望に使っていい木じゃないんだ」
「……知ってます。貴方と貴方の旦那さんが心を込めて育てた木ですよね。かつて、この木は沢山の精霊達の止まり木になっていました。今は精霊が弱ってしまって枯れたように見えるけれど」

 淡々という樹に、老婆は戸惑う。
 手を伸ばして幹に触る。
 ひからびた幹を撫でる動作は優しい。

「まだ死んでないですよ、この木は」
「気休めはよしてくれ。もう何年も枯れたままなんじゃ……」

 肩を落として語る老婆をよそに、樹は幹を撫でる手を止めて、目を閉じた。
 昼の光に紛れて、淡い虹の光の粒が足元から沸き上がる。
 根元から枝先へと若草色の脈動が走った。
 乾いた幹が潤っていく。
 いきなり緑の葉が茂りはしなかったが、垂れていた枝が持ち上がり、枝の先に丸い球体の芽が膨らんだ。
 ほころんだ芽の中から、小さな花の蕾が現れ、ゆっくりと花開く。

「おお……おお……」

 息を吹き返したように花を咲かせた木に、老婆は息を呑んだ。
 しわくちゃな頬の上に、かすかに滲む涙。
 小さな白い花から強い香りが漂う。
 道行く人々の数人が花の香りに気付いて足を止めた。

「ね? 生きてるでしょう」

 樹は振り返って老婆に向けて悪戯っぽく微笑んだ。




 英司は騎士団に入って、従卒の身分で修行することになった。
 樹たちとは別れ、騎士団の宿舎に引っ越す。
 しばらく隊長のルベールの手伝いや剣術の修行に明け暮れていた。
 
 隊長のルベールの従卒になったおかげで、英司は用があれば王城に出入りできるようになった。報告書や武器防具を運んでいったりする雑用が主なのだが、王城に入れば詩乃に会えるのだ。

「詩乃!」

 王城の廊下で幼なじみの姿を見かけた英司は、彼女に声を掛けようとした。
 しかし、その歩みは途中で止まる。
 先日、国王だと紹介された男が、親しげな様子で詩乃と話している。

「……」

 彼が王だというのは公然の秘密らしい。
 少し離れた場所には護衛の騎士。道行く官吏も、位の高そうな者は頭を下げて通りすぎている。
 王の会話に割り込める立場にない英司は立ち止まってその光景を眺めた。
 遠い。
 幼なじみとの距離が、今の英司にはとても遠かった。
 
 詩乃と話が出来なかった英司は、意気消沈して王城を出る。
 こうなったら練兵場で剣でも振り回してやろうか。
 落ち込んでいる時は案外、単純な力作業が息抜きになる。
 汚れてもいい服に着替えると、英司は練兵場に向かった。
 しかし、そこで友人の姿を見つけて、目を丸くする。

「あれ、樹?」
「元気でやってるか、英司」

 樹が手を片手を振る。
 友人は商人の使い走りが着るような作業着に、研究者のような白衣を羽織っていた。
 手には大きな籠を下げている。

「なんでこんなところに」
「傷薬や薬草を売りにきた。今、僕は薬屋をやってるんだ」
「まさか世界樹の葉を……」
「ふっ。世界樹ぼくの葉なんか売ったら、瀕死の病人も飛び起きて僕以外の薬屋が失業してしまう。普通の薬草だよ。ちょっと効き目は良いかもしれないが」

 樹と会うのは数日ぶりだ。
 二人は邪魔にならないように壁際に寄って雑談した。
 樹はあれから支援者を見つけて、薬草や花を育てて売ることにしたらしい。
 世界樹の精霊である樹なら、植物を育てるのが得意だったり、何か特別な効果を持った薬草を作ったりできるのだろう。
 精霊の力を使うのは、ちょっとチートだとも思うが。

「今は新種のサトウキビを開発中だ」
「へえ」
「熱帯地域の植物をこの国の気候で育つようにして、増えすぎないように抑制する。砂糖を取れやすいように茎を太くして……」

 目を輝かせて語る樹に、英司は苦笑した。

「楽しそうだな」
「植物は好きだ。実験するのは楽しい」
「ところでなんでサトウキビなんだ?」

 聞くと、樹はふと視線を逸らした。

「……砂糖が普及すれば、飴やお菓子が作れるじゃないか」
「菓子? それって……」

 何となく、英司は樹が熱心な理由にピンときた。
 当の樹は追及されるのが嫌なのか、咳払いして話題を変える。

「風の精霊に聞いたんだが、魔物の一団がエターニアの近くに現れたらしい。どうやら魔界から出張してきたらしいぞ」
「何だと?!」
「この国の人々も見張りを立てているようだから、その内に噂になると思うが」

 英司は魔物と聞いて拳を握りしめた。
 今は精霊武器を使えないので、魔物を相手にするには心細い。樹から詳しい情報を聞き出して騎士団の人々に伝えたいと一瞬思ったが、そんなことをすれば自分達の正体を話さないといけなくなる。

「……いざとなれば、追い返すくらいはしようと思う。だけど、解決はこの国の人々に任せないと」
「そうだな」

 精霊魔法の力があれば、と歯痒く思いながら英司は頷いた。

しおりを挟む
感想 142

あなたにおすすめの小説

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

幼馴染の勇者が一般人の僕をパーティーに入れようとするんですが

空色蜻蛉
ファンタジー
羊飼いの少年リヒトは、ある事件で勇者になってしまった幼馴染みに巻き込まれ、世界を救う旅へ……ではなく世界一周観光旅行に出発する。 「君達、僕は一般人だって何度言ったら分かるんだ?!  人間外の戦闘に巻き込まないでくれ。  魔王討伐の旅じゃなくて観光旅行なら別に良いけど……え? じゃあ観光旅行で良いって本気?」 どこまでもリヒト優先の幼馴染みと共に、人助けそっちのけで愉快な珍道中が始まる。一行のマスコット家畜メリーさんは巨大化するし、リヒト自身も秘密を抱えているがそれはそれとして。 人生は楽しまないと勿体ない!! ◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

神様、ちょっとチートがすぎませんか?

ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】 未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。 本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!  おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!  僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇  ――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。  しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。  自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。 へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/ --------------- ※カクヨムとなろうにも投稿しています

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした

桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。