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(第二部)第三章 ここからもう一度
09 捕まえました
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樹の帰りを待っていたソフィーは、樹が引きずってきたモノを見て目を丸くした。
「イツキ、それ、食べれるんですか?」
「きっとマズイと思うぞソフィー」
「待て待て待て! それは私のことなのだ?!」
植物のツルでぐるぐる巻きにされているのは、吸血鬼のアルスであった。樹は彼を捕まえて草で縛って、ここまで引きずって来たのだ。
鼻歌混じりに捕獲した吸血鬼を庭に放り出すと、樹は転がした彼の背中に腰かける。
「ベンチにちょうど良いんじゃないか」
「イツキ殿、そろそろ許してください……」
ソフィーの肩に止まっていたフクロウが「どこかで見たような光景じゃのう」と遠い目をする。
フクロウを肩に乗せたまま、ソフィーはひょいとしゃがみこんでアルスを覗きこんだ。
「アルスさん、なんでイツキに捕まっちゃったんですか?」
「イツキ殿を魔王と会わせたかったのだ……」
すっかりしょげてしまった吸血鬼は、樹の下でもごもご言う。
樹は眼鏡を掛け直しながら聞いた。
「その魔王ってのは何者なんだ?」
「イツキ殿も知っている方だよ」
「誰だ?」
「死の精霊エルル様なのだ……」
アルスの答えに、樹は納得した。
「ああ、それでお前は魔王になれなかったんだな。しかしあいつ、自分が魔王になるなんて何考えてるんだ」
「もう少しで地上の支配を神から奪いかえせると、息巻いておられる」
「阿呆か」
「イツキ殿に説得して欲しいのだ」
言われて、樹はきょとんとした。
「お前、さっきは魔族に協力して欲しいって僕に迫ってたじゃないか」
「先ほどのイツキ殿の言葉で気付いたのだ。私の方が間違っていると」
「ころころと……調子の良い奴だなあ」
「イツキ殿ほどではない」
樹は返事の代わりに、アルスの身体に体重を乗せる。
「ぐふっ」
「どうしようかな」
腕組みして考える樹。
悩むふりをしてみたが、答えは決まっている。死の精霊とは話をしようと思っていたところだった。だが「一緒に人間を滅ぼそう」なんて言われた日には、樹の立場では到底賛成できない。
力押しで人間の国を滅ぼして、神を追い出そうとする、死の精霊と魔族達。
精霊を利用して魔族を押し返そうとしている、人間達と神。
どちらも樹からすると身勝手この上ない。
「……夜分にすみません。樹、いるか?」
樹が考えている間、沈黙が降りていた家の戸を誰かが叩く。
声からして英司のようだ。
樹たちのいる場所に気付いたのか、家の扉を開けずに庭に入ってくる。騎士の従卒になっている英司は仕事中なのか、制服を着ていた。
「ちょっと相談したいことがあって……って、その下の奴、アルス?!」
「久しぶりなのだエイジ殿」
英司は、旅の仲間だった吸血鬼の現在地に気付いてぎょっとする。
「樹、可哀想だろ。いじめるなよ……」
「確かにそろそろ捕まえてるのも面倒くさくなってきた」
樹は立ち上がるとパチンと指を鳴らす。
アルスを拘束していた植物のツルがゆるんでほどけた。土埃を払いながら起き上がったアルスは、眉を下げて泣きそうな顔をする。
「イツキ殿~、私はどうすればいいのだ~」
「……」
樹の目には、大型犬がくーんと鳴いてしょげているように見えた。
仕方ないなと思いながら、樹は口を開いた。
「アルス、お前は魔界に戻れよ。後で、僕が死の精霊に会いに行くときに仲介してくれ」
「承知した!」
途端にアルスは嬉々として、尻尾を振る犬のように元気になった。
苦笑した樹はソフィーと一緒に縁側に座る。
そして会話が一段落するのを待っている英司に声を掛けた。
「英司、リリスを取り戻したみたいだな。おめでとう」
「分かるのか?」
「勿論。ところで、相談とは?」
水の精霊の気配を色濃く漂わせた友人に向かって、樹は何の用だと問いかける。
「リリスが封じられてた魔晶石の所有者の貴族に、精霊魔法を使えるのがばれちゃってさ」
目の前で戦闘をしてしまったのだと、英司は続けた。
「命を助けてやったんだから黙ってろとは言ったけど、口約束だから不安だ。樹、黙らせておく良い方法はないか?」
「そうだな……黙っているなら世界樹の葉をやろうと言ってみたらどうだ。瀕死の重傷でも復活できるアイテムがあると言えば目の色を変えるだろう」
「いいのか?」
「一枚や二枚、どうってことない」
話ながら樹はふと疑問に思った。
この友人は正義感に溢れた元勇者だ。
外で魔族が暴れているのに、のんきに自分と話している状況は違和感がある。
「英司、君のことだから、街を襲ってる魔族を倒しに駆け回るかと思ったんだが」
首を傾げると、英司は何とも言えない渋い顔をした。
「ああ。俺も魔族を倒して回ろうかとも思ったんだが……カノン王が倒して回ってるらしくて」
その時、雨も降っていないのに落雷の音が響いた。
眩しい白い光が庭を照らし出して、樹達の影が長く伸びる。
雷鳴を聞いた英司が告げた。
「樹、カノン王は、雷の精霊の力を使うみたいだぞ」
「へえ……いったい精霊をどう扱っているつもりなのか、一回聞いてみたいな」
樹の耳には、雷鳴は悲鳴のように聞こえた。
そこかしこに助けを呼ぶ精霊の声がこだましている。
彼らを解放するために、近いうちにカノン王に会う必要がありそうだ。
「イツキ、それ、食べれるんですか?」
「きっとマズイと思うぞソフィー」
「待て待て待て! それは私のことなのだ?!」
植物のツルでぐるぐる巻きにされているのは、吸血鬼のアルスであった。樹は彼を捕まえて草で縛って、ここまで引きずって来たのだ。
鼻歌混じりに捕獲した吸血鬼を庭に放り出すと、樹は転がした彼の背中に腰かける。
「ベンチにちょうど良いんじゃないか」
「イツキ殿、そろそろ許してください……」
ソフィーの肩に止まっていたフクロウが「どこかで見たような光景じゃのう」と遠い目をする。
フクロウを肩に乗せたまま、ソフィーはひょいとしゃがみこんでアルスを覗きこんだ。
「アルスさん、なんでイツキに捕まっちゃったんですか?」
「イツキ殿を魔王と会わせたかったのだ……」
すっかりしょげてしまった吸血鬼は、樹の下でもごもご言う。
樹は眼鏡を掛け直しながら聞いた。
「その魔王ってのは何者なんだ?」
「イツキ殿も知っている方だよ」
「誰だ?」
「死の精霊エルル様なのだ……」
アルスの答えに、樹は納得した。
「ああ、それでお前は魔王になれなかったんだな。しかしあいつ、自分が魔王になるなんて何考えてるんだ」
「もう少しで地上の支配を神から奪いかえせると、息巻いておられる」
「阿呆か」
「イツキ殿に説得して欲しいのだ」
言われて、樹はきょとんとした。
「お前、さっきは魔族に協力して欲しいって僕に迫ってたじゃないか」
「先ほどのイツキ殿の言葉で気付いたのだ。私の方が間違っていると」
「ころころと……調子の良い奴だなあ」
「イツキ殿ほどではない」
樹は返事の代わりに、アルスの身体に体重を乗せる。
「ぐふっ」
「どうしようかな」
腕組みして考える樹。
悩むふりをしてみたが、答えは決まっている。死の精霊とは話をしようと思っていたところだった。だが「一緒に人間を滅ぼそう」なんて言われた日には、樹の立場では到底賛成できない。
力押しで人間の国を滅ぼして、神を追い出そうとする、死の精霊と魔族達。
精霊を利用して魔族を押し返そうとしている、人間達と神。
どちらも樹からすると身勝手この上ない。
「……夜分にすみません。樹、いるか?」
樹が考えている間、沈黙が降りていた家の戸を誰かが叩く。
声からして英司のようだ。
樹たちのいる場所に気付いたのか、家の扉を開けずに庭に入ってくる。騎士の従卒になっている英司は仕事中なのか、制服を着ていた。
「ちょっと相談したいことがあって……って、その下の奴、アルス?!」
「久しぶりなのだエイジ殿」
英司は、旅の仲間だった吸血鬼の現在地に気付いてぎょっとする。
「樹、可哀想だろ。いじめるなよ……」
「確かにそろそろ捕まえてるのも面倒くさくなってきた」
樹は立ち上がるとパチンと指を鳴らす。
アルスを拘束していた植物のツルがゆるんでほどけた。土埃を払いながら起き上がったアルスは、眉を下げて泣きそうな顔をする。
「イツキ殿~、私はどうすればいいのだ~」
「……」
樹の目には、大型犬がくーんと鳴いてしょげているように見えた。
仕方ないなと思いながら、樹は口を開いた。
「アルス、お前は魔界に戻れよ。後で、僕が死の精霊に会いに行くときに仲介してくれ」
「承知した!」
途端にアルスは嬉々として、尻尾を振る犬のように元気になった。
苦笑した樹はソフィーと一緒に縁側に座る。
そして会話が一段落するのを待っている英司に声を掛けた。
「英司、リリスを取り戻したみたいだな。おめでとう」
「分かるのか?」
「勿論。ところで、相談とは?」
水の精霊の気配を色濃く漂わせた友人に向かって、樹は何の用だと問いかける。
「リリスが封じられてた魔晶石の所有者の貴族に、精霊魔法を使えるのがばれちゃってさ」
目の前で戦闘をしてしまったのだと、英司は続けた。
「命を助けてやったんだから黙ってろとは言ったけど、口約束だから不安だ。樹、黙らせておく良い方法はないか?」
「そうだな……黙っているなら世界樹の葉をやろうと言ってみたらどうだ。瀕死の重傷でも復活できるアイテムがあると言えば目の色を変えるだろう」
「いいのか?」
「一枚や二枚、どうってことない」
話ながら樹はふと疑問に思った。
この友人は正義感に溢れた元勇者だ。
外で魔族が暴れているのに、のんきに自分と話している状況は違和感がある。
「英司、君のことだから、街を襲ってる魔族を倒しに駆け回るかと思ったんだが」
首を傾げると、英司は何とも言えない渋い顔をした。
「ああ。俺も魔族を倒して回ろうかとも思ったんだが……カノン王が倒して回ってるらしくて」
その時、雨も降っていないのに落雷の音が響いた。
眩しい白い光が庭を照らし出して、樹達の影が長く伸びる。
雷鳴を聞いた英司が告げた。
「樹、カノン王は、雷の精霊の力を使うみたいだぞ」
「へえ……いったい精霊をどう扱っているつもりなのか、一回聞いてみたいな」
樹の耳には、雷鳴は悲鳴のように聞こえた。
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彼らを解放するために、近いうちにカノン王に会う必要がありそうだ。
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