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フラグ?
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「幽霊、ですか」
私って幽霊見えたんだっけ? 前世では見えなかったはずだけど……。うーん、物心つく前から軟禁状態だったからよく分からない……。
あ、そうだ。
「アリスとフィナさんはどうです?」
庭に来ていた人のうち、メイド長のベラさんは見えていなかったみたいなんだよね。じゃあアリスとフィナさんはどうなのかなーって。
「み、見えましたわ」
幽霊であることを認識してしまったのかアリスが青い顔で頷き、
「いやぁ、見えなかったっすねぇ。ゴースト系の魔物なら見たことがあるっすけど」
こっちの世界って幽霊とゴースト(魔物?)って違うんだ? まぁそれはあとでじっくり教えてもらうとして。
幽霊が見えたアリスと私の共通点というと……父親が同じことと、『聖女』の称号を持っていること。あとはドラゴンの魔石を食べたことくらい?
うーん……。
「お父様。伯爵家の血筋は幽霊が見えるという可能性は?」
「いや、聞いたことがないね。それにあの家の歴史を見ても、魔法使いや聖職者は出ていないはずだし」
「……よくそんなことを知っていますね?」
「……まぁ、姉上の嫁ぎ先だからね。色々と調べてはいたんだよ。父上が乗り気じゃなかったから内部に人を潜り込ませるのは難しかったけどね」
人を潜り込ませるってのはスパイみたいな感じかな? ちゃんと潜り込ませてくれていたらもっと早く脱出を――いやそんなことを考えても仕方ないか。
あとの可能性は『聖女』であることとドラゴンの魔石を食べたこと。
でもそんなことを口にできるはずがない。
「さっきは魔法使いや聖職者って言ってましたけど、そういう系の人って幽霊が見えるんですか?」
「そうだね、魔力が高い人間は幽霊が見えることが多いとされているかな。……自分の魔力が高いと主張するために『幽霊が見える』と詐称する人もいるから断言はできないけどね」
前世で言うところの中二病みたいな? いやだいぶ違うか。この世界のことはまだよく分からないけど、魔力の多さって重要っぽいし。
「あとは聖職者も幽霊が見えるとされているね。除霊も聖職者の仕事だから当たり前と言えば当たり前なのだけど」
そこまで説明してお父様は「あぁ、」と手を叩いた。
「そういえば、リーナは浄化を使えるのだったね。もしかしたら聖職者の職業を持っているのかもしれないね」
お父様は「貴族令嬢が聖職者の職業を持っていると清らかな心証を抱かれやすくて有利だね」と少し腹黒いことを呟き、
「それはそうでしょう! なにせお姉様はせい――むぐ」
あやうく『聖女』と口走りそうになったアリスの口を押さえるフィナさんだった。ナイスプレイ。なのだけど、ちょっと遅かったみたいだ。
「せい?」
「……アリス、私のことを聖女扱いしているので。恥ずかしいから言いふらさないでくださいね?」
秘技『下手にごまかすより突き進んでしまえ!』である。まさか伯爵家の娘が聖女であるだなんて信じられないだろうし、こうして何でもないことのように口にしてしまえば幼子の妄言だと信じてもらいやすいって寸法だ。
「……あぁ、アリスちゃんはお姉ちゃんのことが大好きだからね」
ちょっと生温かい目をアリスに向けるお父様だった。作戦成功である。
そしてアリスも(勢いに任せて失言しやすいけど)6歳にしては聡明な少女だった。
「えぇ! お姉様は聖女のように優しく! 聖女のように美しく! 聖女のように清らかですから!」
私の考えを察して乗ってくれるアリスだった。聡明かわいい。でも私のことを褒めすぎじゃない? ちょっと照れちゃうなー。
「うっれしそうに鼻の下を伸ばしちゃってまぁ」
『みゃー』
冷たい目を向けてくるフィナさんとミャーだった。なぜだ。
◇
二人の冷たい視線から逃れるようにお父様に質問する。
「幽霊って……えーっと、天に召されたりはしないんですか?」
あやうく『成仏』と口にしそうになる私だった。さすがにこの世界に仏教はないと思う。しかしそうなると言い替えに迷っちゃうよね元日本人としては。
「そうだねぇ。まず大前提として、高貴な者しか幽霊にならないとされている」
なんか直球の差別発言(?)をされてしまった。え? 平民って幽霊になれないの?
「とはいえ、それはあくまで貴族くらいしか教会から聖職者を派遣してもらえないという理由がある」
それはそれで差別的なような……。やはり教会って悪なのでは?
「なので貴族であれば聖職者に頼むのが普通だし、平民の場合は……よく分からないね。まぁ庶民は庶民で上手いことやっているのではないのかな?」
ま、次期公爵様に市井のことを全て理解していろという方が無茶な話かな?
「でもお父様の奥様は天に召されていないと……。お爺さまが教会に支払うお金を渋っているとかですか?」
「……父上はもう教会嫌いを発揮しているのか……。いや、我が妻のためなら金は惜しまないし、教会に頭を下げてもいい。だけどね、やはり赤の他人に妻のことを任せるのは忍びないというか、嫌悪感があるというか」
「ははぁ」
腹は黒いけど愛情深いみたいだ。むしろちょっとヤンデレ入ってない?
ま、それに関しては私にできることはない。そもそも除霊とかやり方が分からないし。ドラゴンを倒せるからといって幽霊に対処できるとは限らないのだ。ここで調子に乗らないのが完璧☆美少女のリーナちゃんなのですよ。
『みゃー……』
へっ、と鼻を鳴らされてしまった。何かご不満でも?
私がミャーににこやかな笑みを向けていると、お父様が「そうだ」と小さく呟いた。
「リーナとアリスちゃんもルイナスに挨拶しておくべきかな」
ルイナス、というのが弟の名前なのだと思う。
「いいのですか? 病気なのでしょう?」
「あぁ、感染症ではないし、直接触れなければ問題はないからね。いつも私がしているようにドア越しでの挨拶なら平気だろう。……それにキミたちなら変な偏見も持たなそうだし。『家族』なのだから紹介くらいしておかなければ」
「もちろん病人をバカになんてしませんけど……一応、病名をお伺いしてもよろしいですか?」
この世界って中世風だし、実は感染症でしたーとか、実は簡単に対処できる病気でしたーとかあるかもしれないし。白米ばかり食べることが原因の脚気とか。
「そうだね……正式な病名は不明だけど、症例としては貧血による立ちくらみや気絶などがある」
「貧血ですか……」
じゃあ原因は色々あるなーっと考える私だった。そもそも医者ではないので適切な対処ができるわけでもないし。レバー食べさせるとか? ドラゴンのレバーとかどう?
「いや、この言い方だと語弊があるか。――貧血になるのは周りの人間だ」
「周りの?」
「うん。同じ部屋にいるだけで少しずつ体調不良になるし、直接触れあうと即座に貧血となってしまう。ルイナス以外の人間が、ね」
「ルイナス君には変化がないのですか?」
「そうだね。精神的には問題はあるが、肉体的な不調はないはずだ」
自分のせいで倒れてしまった、と気に病むってところか。そして直接触れられないのではお医者様による検診もできなさそうだね。……いや私なら鑑定スキルで病気かどうかも分かるのかな?
「二人がよければ、このままルイナスに挨拶してもらいたいと思う。ルイナスもキミたちに興味があるだろうし。もちろんドア越しなので安心してほしい」
「もちろんいいですよ」
「ぜひ」
アリスも了承したので、このまま屋敷の三階まで戻り、ルイナス君に挨拶することになった。
まぁ、いざとなったら回復魔法を使えばいいんだし、大丈夫じゃないのかな?
『……みゃー』
死亡フラグ……みたいな鳴き声を上げるミャーだった。不吉なことを言うのやめてもらえません?
私って幽霊見えたんだっけ? 前世では見えなかったはずだけど……。うーん、物心つく前から軟禁状態だったからよく分からない……。
あ、そうだ。
「アリスとフィナさんはどうです?」
庭に来ていた人のうち、メイド長のベラさんは見えていなかったみたいなんだよね。じゃあアリスとフィナさんはどうなのかなーって。
「み、見えましたわ」
幽霊であることを認識してしまったのかアリスが青い顔で頷き、
「いやぁ、見えなかったっすねぇ。ゴースト系の魔物なら見たことがあるっすけど」
こっちの世界って幽霊とゴースト(魔物?)って違うんだ? まぁそれはあとでじっくり教えてもらうとして。
幽霊が見えたアリスと私の共通点というと……父親が同じことと、『聖女』の称号を持っていること。あとはドラゴンの魔石を食べたことくらい?
うーん……。
「お父様。伯爵家の血筋は幽霊が見えるという可能性は?」
「いや、聞いたことがないね。それにあの家の歴史を見ても、魔法使いや聖職者は出ていないはずだし」
「……よくそんなことを知っていますね?」
「……まぁ、姉上の嫁ぎ先だからね。色々と調べてはいたんだよ。父上が乗り気じゃなかったから内部に人を潜り込ませるのは難しかったけどね」
人を潜り込ませるってのはスパイみたいな感じかな? ちゃんと潜り込ませてくれていたらもっと早く脱出を――いやそんなことを考えても仕方ないか。
あとの可能性は『聖女』であることとドラゴンの魔石を食べたこと。
でもそんなことを口にできるはずがない。
「さっきは魔法使いや聖職者って言ってましたけど、そういう系の人って幽霊が見えるんですか?」
「そうだね、魔力が高い人間は幽霊が見えることが多いとされているかな。……自分の魔力が高いと主張するために『幽霊が見える』と詐称する人もいるから断言はできないけどね」
前世で言うところの中二病みたいな? いやだいぶ違うか。この世界のことはまだよく分からないけど、魔力の多さって重要っぽいし。
「あとは聖職者も幽霊が見えるとされているね。除霊も聖職者の仕事だから当たり前と言えば当たり前なのだけど」
そこまで説明してお父様は「あぁ、」と手を叩いた。
「そういえば、リーナは浄化を使えるのだったね。もしかしたら聖職者の職業を持っているのかもしれないね」
お父様は「貴族令嬢が聖職者の職業を持っていると清らかな心証を抱かれやすくて有利だね」と少し腹黒いことを呟き、
「それはそうでしょう! なにせお姉様はせい――むぐ」
あやうく『聖女』と口走りそうになったアリスの口を押さえるフィナさんだった。ナイスプレイ。なのだけど、ちょっと遅かったみたいだ。
「せい?」
「……アリス、私のことを聖女扱いしているので。恥ずかしいから言いふらさないでくださいね?」
秘技『下手にごまかすより突き進んでしまえ!』である。まさか伯爵家の娘が聖女であるだなんて信じられないだろうし、こうして何でもないことのように口にしてしまえば幼子の妄言だと信じてもらいやすいって寸法だ。
「……あぁ、アリスちゃんはお姉ちゃんのことが大好きだからね」
ちょっと生温かい目をアリスに向けるお父様だった。作戦成功である。
そしてアリスも(勢いに任せて失言しやすいけど)6歳にしては聡明な少女だった。
「えぇ! お姉様は聖女のように優しく! 聖女のように美しく! 聖女のように清らかですから!」
私の考えを察して乗ってくれるアリスだった。聡明かわいい。でも私のことを褒めすぎじゃない? ちょっと照れちゃうなー。
「うっれしそうに鼻の下を伸ばしちゃってまぁ」
『みゃー』
冷たい目を向けてくるフィナさんとミャーだった。なぜだ。
◇
二人の冷たい視線から逃れるようにお父様に質問する。
「幽霊って……えーっと、天に召されたりはしないんですか?」
あやうく『成仏』と口にしそうになる私だった。さすがにこの世界に仏教はないと思う。しかしそうなると言い替えに迷っちゃうよね元日本人としては。
「そうだねぇ。まず大前提として、高貴な者しか幽霊にならないとされている」
なんか直球の差別発言(?)をされてしまった。え? 平民って幽霊になれないの?
「とはいえ、それはあくまで貴族くらいしか教会から聖職者を派遣してもらえないという理由がある」
それはそれで差別的なような……。やはり教会って悪なのでは?
「なので貴族であれば聖職者に頼むのが普通だし、平民の場合は……よく分からないね。まぁ庶民は庶民で上手いことやっているのではないのかな?」
ま、次期公爵様に市井のことを全て理解していろという方が無茶な話かな?
「でもお父様の奥様は天に召されていないと……。お爺さまが教会に支払うお金を渋っているとかですか?」
「……父上はもう教会嫌いを発揮しているのか……。いや、我が妻のためなら金は惜しまないし、教会に頭を下げてもいい。だけどね、やはり赤の他人に妻のことを任せるのは忍びないというか、嫌悪感があるというか」
「ははぁ」
腹は黒いけど愛情深いみたいだ。むしろちょっとヤンデレ入ってない?
ま、それに関しては私にできることはない。そもそも除霊とかやり方が分からないし。ドラゴンを倒せるからといって幽霊に対処できるとは限らないのだ。ここで調子に乗らないのが完璧☆美少女のリーナちゃんなのですよ。
『みゃー……』
へっ、と鼻を鳴らされてしまった。何かご不満でも?
私がミャーににこやかな笑みを向けていると、お父様が「そうだ」と小さく呟いた。
「リーナとアリスちゃんもルイナスに挨拶しておくべきかな」
ルイナス、というのが弟の名前なのだと思う。
「いいのですか? 病気なのでしょう?」
「あぁ、感染症ではないし、直接触れなければ問題はないからね。いつも私がしているようにドア越しでの挨拶なら平気だろう。……それにキミたちなら変な偏見も持たなそうだし。『家族』なのだから紹介くらいしておかなければ」
「もちろん病人をバカになんてしませんけど……一応、病名をお伺いしてもよろしいですか?」
この世界って中世風だし、実は感染症でしたーとか、実は簡単に対処できる病気でしたーとかあるかもしれないし。白米ばかり食べることが原因の脚気とか。
「そうだね……正式な病名は不明だけど、症例としては貧血による立ちくらみや気絶などがある」
「貧血ですか……」
じゃあ原因は色々あるなーっと考える私だった。そもそも医者ではないので適切な対処ができるわけでもないし。レバー食べさせるとか? ドラゴンのレバーとかどう?
「いや、この言い方だと語弊があるか。――貧血になるのは周りの人間だ」
「周りの?」
「うん。同じ部屋にいるだけで少しずつ体調不良になるし、直接触れあうと即座に貧血となってしまう。ルイナス以外の人間が、ね」
「ルイナス君には変化がないのですか?」
「そうだね。精神的には問題はあるが、肉体的な不調はないはずだ」
自分のせいで倒れてしまった、と気に病むってところか。そして直接触れられないのではお医者様による検診もできなさそうだね。……いや私なら鑑定スキルで病気かどうかも分かるのかな?
「二人がよければ、このままルイナスに挨拶してもらいたいと思う。ルイナスもキミたちに興味があるだろうし。もちろんドア越しなので安心してほしい」
「もちろんいいですよ」
「ぜひ」
アリスも了承したので、このまま屋敷の三階まで戻り、ルイナス君に挨拶することになった。
まぁ、いざとなったら回復魔法を使えばいいんだし、大丈夫じゃないのかな?
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