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皇帝の星『オクタヴィル』
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「人の妻に手を出しやがって! テメェが誰だろうが知ったことか、決闘だッ! オレと決闘して勝った方がこいつの夫ということにしろッ!」
突然現れたレ・ラクスは好き放題に喚き散らしているが、修也からすれば知ったことではない。第一自分は結婚して二人の子どもを持つ身なのだ。自分の娘よりも年下の皇女などに興味は持ち合わせていないし、そういった趣味を持ったこともない。
だが、頭から湯気が昇るほど怒りの感情に囚われているレ・ラクスには修也の言葉などが耳を貸すことがないのは火を見るよりも明らかな事実だ。
本音を言えば修也としては無駄な決闘など避けたかった。
惑星オクタヴィルでの交易の後にはフレッドセンが社運を賭けたという惑星開発の事業が残っている。今更こんなところで無駄足を食いたくはない。
そのために出た行動というのは徹底して卑屈になることだった。無邪気な子どもを失望させることにもなるが、修也としては商売の方が大事だ。
心の中で涙を流しながらも彼は一種のピエロとして振る舞うことを決めた。
彼はヘラヘラと笑いながら頭を掻いていた。
「テメェ、何がおかしいんだッ!」
レ・ラクスは修也の卑屈な態度に苛立ちを覚えたらしい。丸太のような太い拳を修也の顔に向かって振り下ろした。
ボクサーのような太い拳で殴られることになれば修也の顔もタダで済まなくなることは明白だった。
だが、顔を殴られることになれば『治療』という名目で宇宙船へ帰ることができるし、これ以上デ・ラナの勧誘を受けずにも済む。多少の痛い思いをするだけで面倒な事案が全て片付く。そんな気がしたのだ。
修也は両目を閉じてレ・ラクスの拳を受け入れることにしたが、その前にデ・レマが大きな声を張り上げてその拳を止めたのだった。
「お待ちなさいレ・ラクスッ! 無抵抗の者を殴り付けることが紳士のやることですか!?」
「な、なんだと!?」
修也は何度もしつこく記述しているようにダクティア帝国語を理解していない。
ただ、部屋一帯の空気が震えるほどの大声からとんでもないことが起きているということだけはなんとなく察することができていた。
呆気に取られる修也を他所にデ・レマは先ほど部屋に入ってきたばかりのレ・ラクスにも負けないような大きな声で説得を続けていった。
「これ以上あなたがその方を殴り続けられるようでしたら私はあなたの妻の座など投げ捨てさせていただきますいいや、そもそもまだあなたとは結婚すらしていないではありませんか! そんな状況でよくも「妻」だなどと烏滸がましい……恥を知りなさいッ! 恥をッ!」
「ふざけるな!」
レ・ラクスの修也に向けていた怒りは先ほどの言葉が引き金となってデ・レマに向いたらしい。
自身の巨大と引き締まった体を武器にデ・レマの元へと圧を含みながら近寄っていった。
「お前との婚約そして結婚はオレが陛下から貰ったご褒美なんだぞッ! だからお前のことを「妻」と呼ぶのはオレの勝手だッ!」
レ・ラクスは巨体を象徴するかのような低いバスの声で好き勝手に喚き散らしていた。
「あなたが勝手にヒードルの亡骸を持ってきて私と結婚させろと言ったんでしょ? そうしなければいつまでもヒードルを城の前に放置するって脅したこともハッキリと覚えてますからね!」
修也はレ・ラクスという男と王家の人間たちとの間にどのようことがあったのかを大まかに察していった。
大方王家の人間たちはレ・ラクスにヒードルの死体の一件で脅されることになり、しぶしぶレ・ラクスとの婚姻(デ・レマはまだ子どもなので正確にいえば婚約だが)を受け入れることにしたのだろう。
随分と卑劣な男である。これで悪知恵が備わっているだけであるのならば力で捻り潰せばいいだけなのだろうが、彼の場合は力までも備わっているということは両方を兼ね備えた途方もない厄介な存在であるように思えてならなかった。
このような男は生かしおいてはためにならない。修也は男として同時に年頃の娘を持つ父親として怒りの念に駆られた。
だが、それとこれとは話が別だ。そういった人情に流されてしまえばサラリーマン稼業は成り立たないのだ。情に流されることなく動くのが百年以上変わらないサラリーマンのスタンスだった。
先ほどの修也の感情は夕食時のニュース番組を見て政治の不正や残虐な事件を起こした殺人犯に対して一般人が抱く、そんなくだらない怒りの類でしかないのだ。
そんな風に割り切ろうとしていた。が、修也はどうしてもデ・レマを見捨てることができなかった。
二人の間に割って入ったのは感情から出たものとしか言いようがなかった。
「いい加減にしたまえ! 彼女は嫌がっているじゃあないか!」
修也の叫ぶ声は二人に負けず劣らずの大声だった。恐らくこの時修也は無意識のうちに深層心理の中でデ・レマと地球に残してきた年頃の娘を重ねていたのだ。
そうでなければ今のような大胆な行動に出ることはなかったはずだ。
これに関してはデ・レマが歓喜の表情を、レ・ラクスがその怒りを表明するために床を叩き付けるというそれぞれの反応を見せることになった。
またしても昨日と同様に床に大きなヒビが生じていった。それを見た他の人々が恐怖によって両肩を竦ませる姿を見せた。
レ・ラクスが余程恐ろしいのだろう。背後に控えていたデ・レマは不安気な表情を浮かべながら修也の服の裾を強く引っ張った。憧れのヒーローにまで見捨てられるのかと不安になってしまったのだろう。
だが、修也はそんなデ・レマを安心させるように彼女の頭に手を置いて優しく微笑んでみせた。
そして言葉が分からないことをいいことに修也は皇女ではなく子どもから大人に対して述べる言葉を投げ掛けた。
「大丈夫だよ、安心して。おじさんが必ずキミを守ってあげるから」
修也はカプセルトイを使用し『メトロイドスーツ』を着用していった。これによって修也はレ・ラクスにも匹敵する素晴らしいパワーを持つ戦士と化したのだった。
今のように私情を優先して『メトロイドスーツ』を装着したジョウジは呆れた果てて様子で修也を見つめていた。
先に手を出したのはレ・ラクスの方だった。レ・ラクスは拳を強く振り下ろしたが、修也はそれを軽快なステップで鮮やかに回避したのである。
江田山から習った空手の成果が発揮された瞬間だった。レ・ラクスは舌を打ち、次々と拳を繰り出していったが、修也はそれらの攻撃を全て紙一重で避けていったのだった。
そればかりではない。避ける際に回し蹴りまで喰らわせた。『メトロイドスーツ』を着用した上での回し蹴りである。これも空手で身に付けた技だ。
地球を出るまでの間にみっちりと鍛えられた脚だ。強靭なカモシカのような立派な脚となっており、最後の試験では江田山から『鉄脚』とまで称された。それを喰らう羽目になったのだ。レ・ラクスはこれまでに味わったことがないような苦しみを味わう羽目になってしまったのだった。
いかに強靭な筋肉を有しているとはいえども最新式の技術を用いて作られたパワードスーツの装甲には敵わなかったらしい。
「ググッ」と短い呻き声を上げながら修也を睨んでいた。
「上等だッ! 貴様の首を掻き切ってやるぞ!」
レ・ラクスは怒りの感情のままに怒鳴り散らしたかと思うと、そのまま両足を使って扉を出ていった。同時に扉の外に待機していた兵士から剣を奪い取り、部屋の中に戻ってきた。その剣先を修也と向けて突き付けていった。
どうやらやる気の程は十分にあるらしい。修也は返信の代わりとばかりに自身のビームソードをレ・ラクスに向かって突き付けた。その上でこちらの準備も万端であることを伝えた。
あとがき
更新の時間が遅れて申し訳ありませんでした。本日は多忙のため更新のためにアプリを開く時間が空くなってしまい、少しオーバーしてしまうことになってしまいました。本当に申し訳ありません。
突然現れたレ・ラクスは好き放題に喚き散らしているが、修也からすれば知ったことではない。第一自分は結婚して二人の子どもを持つ身なのだ。自分の娘よりも年下の皇女などに興味は持ち合わせていないし、そういった趣味を持ったこともない。
だが、頭から湯気が昇るほど怒りの感情に囚われているレ・ラクスには修也の言葉などが耳を貸すことがないのは火を見るよりも明らかな事実だ。
本音を言えば修也としては無駄な決闘など避けたかった。
惑星オクタヴィルでの交易の後にはフレッドセンが社運を賭けたという惑星開発の事業が残っている。今更こんなところで無駄足を食いたくはない。
そのために出た行動というのは徹底して卑屈になることだった。無邪気な子どもを失望させることにもなるが、修也としては商売の方が大事だ。
心の中で涙を流しながらも彼は一種のピエロとして振る舞うことを決めた。
彼はヘラヘラと笑いながら頭を掻いていた。
「テメェ、何がおかしいんだッ!」
レ・ラクスは修也の卑屈な態度に苛立ちを覚えたらしい。丸太のような太い拳を修也の顔に向かって振り下ろした。
ボクサーのような太い拳で殴られることになれば修也の顔もタダで済まなくなることは明白だった。
だが、顔を殴られることになれば『治療』という名目で宇宙船へ帰ることができるし、これ以上デ・ラナの勧誘を受けずにも済む。多少の痛い思いをするだけで面倒な事案が全て片付く。そんな気がしたのだ。
修也は両目を閉じてレ・ラクスの拳を受け入れることにしたが、その前にデ・レマが大きな声を張り上げてその拳を止めたのだった。
「お待ちなさいレ・ラクスッ! 無抵抗の者を殴り付けることが紳士のやることですか!?」
「な、なんだと!?」
修也は何度もしつこく記述しているようにダクティア帝国語を理解していない。
ただ、部屋一帯の空気が震えるほどの大声からとんでもないことが起きているということだけはなんとなく察することができていた。
呆気に取られる修也を他所にデ・レマは先ほど部屋に入ってきたばかりのレ・ラクスにも負けないような大きな声で説得を続けていった。
「これ以上あなたがその方を殴り続けられるようでしたら私はあなたの妻の座など投げ捨てさせていただきますいいや、そもそもまだあなたとは結婚すらしていないではありませんか! そんな状況でよくも「妻」だなどと烏滸がましい……恥を知りなさいッ! 恥をッ!」
「ふざけるな!」
レ・ラクスの修也に向けていた怒りは先ほどの言葉が引き金となってデ・レマに向いたらしい。
自身の巨大と引き締まった体を武器にデ・レマの元へと圧を含みながら近寄っていった。
「お前との婚約そして結婚はオレが陛下から貰ったご褒美なんだぞッ! だからお前のことを「妻」と呼ぶのはオレの勝手だッ!」
レ・ラクスは巨体を象徴するかのような低いバスの声で好き勝手に喚き散らしていた。
「あなたが勝手にヒードルの亡骸を持ってきて私と結婚させろと言ったんでしょ? そうしなければいつまでもヒードルを城の前に放置するって脅したこともハッキリと覚えてますからね!」
修也はレ・ラクスという男と王家の人間たちとの間にどのようことがあったのかを大まかに察していった。
大方王家の人間たちはレ・ラクスにヒードルの死体の一件で脅されることになり、しぶしぶレ・ラクスとの婚姻(デ・レマはまだ子どもなので正確にいえば婚約だが)を受け入れることにしたのだろう。
随分と卑劣な男である。これで悪知恵が備わっているだけであるのならば力で捻り潰せばいいだけなのだろうが、彼の場合は力までも備わっているということは両方を兼ね備えた途方もない厄介な存在であるように思えてならなかった。
このような男は生かしおいてはためにならない。修也は男として同時に年頃の娘を持つ父親として怒りの念に駆られた。
だが、それとこれとは話が別だ。そういった人情に流されてしまえばサラリーマン稼業は成り立たないのだ。情に流されることなく動くのが百年以上変わらないサラリーマンのスタンスだった。
先ほどの修也の感情は夕食時のニュース番組を見て政治の不正や残虐な事件を起こした殺人犯に対して一般人が抱く、そんなくだらない怒りの類でしかないのだ。
そんな風に割り切ろうとしていた。が、修也はどうしてもデ・レマを見捨てることができなかった。
二人の間に割って入ったのは感情から出たものとしか言いようがなかった。
「いい加減にしたまえ! 彼女は嫌がっているじゃあないか!」
修也の叫ぶ声は二人に負けず劣らずの大声だった。恐らくこの時修也は無意識のうちに深層心理の中でデ・レマと地球に残してきた年頃の娘を重ねていたのだ。
そうでなければ今のような大胆な行動に出ることはなかったはずだ。
これに関してはデ・レマが歓喜の表情を、レ・ラクスがその怒りを表明するために床を叩き付けるというそれぞれの反応を見せることになった。
またしても昨日と同様に床に大きなヒビが生じていった。それを見た他の人々が恐怖によって両肩を竦ませる姿を見せた。
レ・ラクスが余程恐ろしいのだろう。背後に控えていたデ・レマは不安気な表情を浮かべながら修也の服の裾を強く引っ張った。憧れのヒーローにまで見捨てられるのかと不安になってしまったのだろう。
だが、修也はそんなデ・レマを安心させるように彼女の頭に手を置いて優しく微笑んでみせた。
そして言葉が分からないことをいいことに修也は皇女ではなく子どもから大人に対して述べる言葉を投げ掛けた。
「大丈夫だよ、安心して。おじさんが必ずキミを守ってあげるから」
修也はカプセルトイを使用し『メトロイドスーツ』を着用していった。これによって修也はレ・ラクスにも匹敵する素晴らしいパワーを持つ戦士と化したのだった。
今のように私情を優先して『メトロイドスーツ』を装着したジョウジは呆れた果てて様子で修也を見つめていた。
先に手を出したのはレ・ラクスの方だった。レ・ラクスは拳を強く振り下ろしたが、修也はそれを軽快なステップで鮮やかに回避したのである。
江田山から習った空手の成果が発揮された瞬間だった。レ・ラクスは舌を打ち、次々と拳を繰り出していったが、修也はそれらの攻撃を全て紙一重で避けていったのだった。
そればかりではない。避ける際に回し蹴りまで喰らわせた。『メトロイドスーツ』を着用した上での回し蹴りである。これも空手で身に付けた技だ。
地球を出るまでの間にみっちりと鍛えられた脚だ。強靭なカモシカのような立派な脚となっており、最後の試験では江田山から『鉄脚』とまで称された。それを喰らう羽目になったのだ。レ・ラクスはこれまでに味わったことがないような苦しみを味わう羽目になってしまったのだった。
いかに強靭な筋肉を有しているとはいえども最新式の技術を用いて作られたパワードスーツの装甲には敵わなかったらしい。
「ググッ」と短い呻き声を上げながら修也を睨んでいた。
「上等だッ! 貴様の首を掻き切ってやるぞ!」
レ・ラクスは怒りの感情のままに怒鳴り散らしたかと思うと、そのまま両足を使って扉を出ていった。同時に扉の外に待機していた兵士から剣を奪い取り、部屋の中に戻ってきた。その剣先を修也と向けて突き付けていった。
どうやらやる気の程は十分にあるらしい。修也は返信の代わりとばかりに自身のビームソードをレ・ラクスに向かって突き付けた。その上でこちらの準備も万端であることを伝えた。
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