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第二章『共存と滅亡の狭間で』
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パワードスーツを解除した後でも積もる話もあったのか、警察が来るまでの間、三人で自分たちがどんな風にパワードスーツを扱っているのかという話題で盛り上がっていた。
これまで家族でありながらもあまり交流のなかった三人の中で数少ない共通点ができた瞬間だった。
三人は警察署に運ばれている間もそれぞれのパワードスーツの話題で盛り上がっていた。
もし警察署でも取り調べを担当する巡査が三人の中に割って入らなければそのままずっと話し続けていたと思われるほどの盛り上がり方だった。
ようやく取り調べから解放されてもまだ話足りなかったのか、マリーが手配したロールス・ロイスの中でも熱心に話している様子が見えた。
どこまで同じような話をするつもりなのだろう。マリーはそんな鬱陶しい家族の団欒を壊すため自分の隣に座っていた悠介を標的に絞ると、わざと自身の体を擦り寄せていき誘惑するかのように火照らせた顔を浮かべて感謝の言葉を口に出していった。
「大津悠介さん。本日はありがとうございました。しかし流石です。初めての装着であるにも関わらず、あんな風に堂々と『ゼノン』の装甲を扱えるだなんて」
「い、いやぁ、それほどでもありませんよ」
悠介は照れ臭そうに頭を掻きながら答えた。
「もしかしたら今後は親子三人で我が社の護衛官となられるかもしれませんね。そうなったらいいなぁ」
車の窓から差し込む月の光がマリーを照らしていた。月光に照らされて怪しく微笑む姿は由緒正しき令嬢というよりかは幼い魔女のようだった。
幼い魔女といっても魔女っ子アニメに登場する可愛らしい女児たちが憧れる魔法少女などではなく、古の小説やアニメに登場する男を誘惑する魔女の方だ。
「ほ、本当に、そ、そうなったらいいですね」
悠介は魔女の誘惑を受けて緊張からかすっかりと声を震わせていた。マリーは照れて上がってしまった悠介と呆れた顔で悠介を見つめている他の二人の顔を見比べて満足したのか、また自分の位置へと戻っていった。
そしてそのまま気まずくなって固まった三人を自宅の前へと下ろしていった。
マリーはこのことを養父であるフレッドセンに報告するつもりだった。
その上でフレッドセン自身が決断を下せば悠介を同じく護衛官として引き入れる予定であった。
だが、初めての装着者であるにも関わらず『ゼノン』をあれだけ上手く動かすことができたのだ。
きっと実現するに違いない。マリーは車の中で一人ほくそ笑んだ。
三人はぎくしゃくした空気を悠介の謝罪を受けることでなんとか解すことに成功し、マリーの誘惑前までの関係性へと戻っていった。
「ただいまー」
と、三人の声が玄関のインターホンの前で重なったのがその証明ともいえた。
セキリュティ認証は相変わらず面倒だと修也は心の中で感じていたが、安全を思えば面倒だとは思わなかった。
三人が家に戻ると、台所ではひろみがすき焼きを用意して待っていた。
熱々の鍋の中には牛肉や野菜、そして豆腐や焼麩といった定番の材料が茹でられている。台所の調理スペースの方にはパックの中に入った牛肉や予備と思われる焼麩や豆腐、そして籠の中に入った野菜類などが並べられていた。
並べられた四つの小さな小鉢の中にはそれぞれの卵が用意されていた。
「おお!! 今夜はすき焼きなのか!!」
滅多にないご馳走を見た修也は思わず感嘆の声を上げた。
「そうだよ。悠介が無事帰ってくるって警察署の方から連絡をもらったものだから今日は張り切っちゃって」
ひろみは流し目を浮かべながら修也に向かって笑い掛けた。
「じゃあ、早速着替えてこなくちゃ、二人とも行こうか」
麗俐の言葉を聞いた二人は慌てて二階へと上がっていった。
それぞれが部屋着というゆっくりとできる服に着替え、台所へ降りてすき焼きにありついていた。
特に三日の食事を全て栄養剤で取らされていた悠介にとっては三日ぶりの夕食であり栄養剤ではない食事だったのだ。
肉を箸で溶かした卵の中につけ、ネギやら春菊、そして青菜やらと一緒に貪り食う姿には全員が呆気に取られていた。
悠介の旺盛な食欲もあり、すき焼きはその日のうちに食べ終えられた。
修也はすき焼きを食べ終えた後に今日の出来事を蚊帳の外であったひろみに向かって話していった。
食後に出された緑茶を啜りながら話を聞いていたひろみは当初こそうんうんと楽しそうな顔を浮かべて話を聴いていたものの、やがて三人でパワードスーツを身に付けて『賞金稼ぎ』を倒したという話になると箸を置き、両眉を顰めながら悠介を見つめていた。
「……私はそういうの感心しないかな」
「なぜだい? 悠介が『ゼノン』装着者としての特徴があったというのはめでたいことじゃあないか!」
と、修也は声を荒げたもののひろみは残念そうに首を横に振るばかりであった。
「お母さん、どうしてそんな悲しい顔をするんだ? もし三人で護衛官になれば金だってもっと貰えるっていうのにさ」
悠介は自身が酷いいじめを受けたということや社長令嬢であるマリーから誘惑するように勧誘されたということもあって護衛官になることに関しては意欲的だった。
いや、意欲的どころか喋っている今の段階においては姉と同様にメトロポリス社に入社する予定でいたのだ。今すぐにでも打診の電話が掛かってくればきっと引き受けていただろう。
だが、輝かしい顔を浮かべる悠介とは対照的にひろみの顔は曇り空のように沈んだ顔を浮かべていた。
しばらくの間は無言でお茶を啜っていたが、やがてお茶を置くと静かな声で言った。
「悪いけど、あたしはなんと言われようともあんまり乗り気にはなれないよ。もし、あなたたちが宇宙船に乗って、遠い宇宙で死ぬかもしれないってことを考えると、どうしても手放しで賛成することができないんだよね」
ひろみの言葉は正論だった。その言葉を聞いて修也は遠い宇宙から地球に帰ってきた時のことを思い返していた。
帰ってきた時やその翌日の徹底したもてなしぶりは今思えばひろみなりに夫である修也が地球にいて、側にいるということの証明をして、その愛に報いようとしていたのかもしれない。
その言葉を聞くと悠介の決心も鈍りそうになった。姉麗俐はともかく自分は転校だけで済ませられる。
私立はともかく公立の高校であるのならばそこまでの負担にはならないはずだ。
父親の身に付けている『メトロイドスーツ』や姉麗俐が身に付けている『エンプレスト』ならばともかく『ゼノン』の装着者ならば他にも適性者がいるかもしれないのだ。
悠介はその日の晩、自室でゆっくりと今後のことを考えることになった。
普段ならば部活や勉強での疲れもあってすぐに寝息を立てるのだが、夕食の時間に母親から言われたことが頭の中で反響してなかなか眠れなかったのだ。
悠介はベッドの中で持ち帰りを許された自身のパワードスーツ『ゼノン』のカプセルを握り締めながら今後のことを考えていた。
確かによくよく考えれば宇宙船の護衛艦は命懸けの仕事であるし、ここは考え直した方がいいかもしれない。
悠介はそのままゆっくりとベッドの中で目を閉じた。明日も早いのだ。少しでも寝て疲れを癒さなくてはならない。
翌日ベッドの上から目覚め、身支度を済ませた後にカプセルを飲んで向かう場所は学校ではなく、警察署だった。警察署でも悠介は誘拐事件の際に何が起こったのかを話さなくてはならなかったのだ。
面倒臭そうに頭を掻きながら学生の移動集団である電車の中へと乗り込んだ。
悠介が電車に揺られていると、同じバスケットボール部でシューティングガードを担当していた横田愛太郎が座っているのが見えた。
185cmという悠介よりも5cmは高い、巨大に隆々な筋肉に思わず圧倒されそうになった。
高校生であるにも関わらず彼はよくワックスを塗っていた。
髪には彼が常日頃から自慢していたフランス製の高級ワックスが塗られていた。下手な人間がワックスを塗ることによって生じるいわゆるテカテカヘアーではなく、自然なリーゼントスタイルをしている。
100年以上前の不良を思い起こすその姿を見て恐れ慄いている姿を見せていると、愛太郎がこちらをニヤリと笑いながら見つめてきていることに気が付いた。
どうやら修也から向けられていた視線に気が付いたらしい。
両肩を強張らせる悠介に対して愛太郎はニヤニヤと笑って見つめていた。
愛太郎が付いてくるのは高校の最寄り駅までだ。警察署に行くための駅は同じではない。
そう考えて悠介は我慢しようとしたものの、愛太郎はあろうことか最寄り駅で降りることなく、同じように警察署へ向かうための駅で降りたのだった。
悠介は学校をサボってまで降りるという愛太郎の神経が理解できなかった。
そんな思いを抱えながら図らずとも同じ駅のホームの上に降りると、愛太郎は相変わらず意地の悪い笑みを浮かべながら悠介の元へと近付いてきたのだった。
「よぉ、悠介。ちょっと話があるんだけど、面を貸してくれないか?」
愛太郎は駅のホームに設置されたトイレを親指で差しながら言った。
悠介は『話』という言葉の意味を理解した。恐らくいつものように殴り付けるつもりだろう。
だが、恐怖心から断り切れずに悠介は愛太郎の後ろへと着いていくことになった。
これまで家族でありながらもあまり交流のなかった三人の中で数少ない共通点ができた瞬間だった。
三人は警察署に運ばれている間もそれぞれのパワードスーツの話題で盛り上がっていた。
もし警察署でも取り調べを担当する巡査が三人の中に割って入らなければそのままずっと話し続けていたと思われるほどの盛り上がり方だった。
ようやく取り調べから解放されてもまだ話足りなかったのか、マリーが手配したロールス・ロイスの中でも熱心に話している様子が見えた。
どこまで同じような話をするつもりなのだろう。マリーはそんな鬱陶しい家族の団欒を壊すため自分の隣に座っていた悠介を標的に絞ると、わざと自身の体を擦り寄せていき誘惑するかのように火照らせた顔を浮かべて感謝の言葉を口に出していった。
「大津悠介さん。本日はありがとうございました。しかし流石です。初めての装着であるにも関わらず、あんな風に堂々と『ゼノン』の装甲を扱えるだなんて」
「い、いやぁ、それほどでもありませんよ」
悠介は照れ臭そうに頭を掻きながら答えた。
「もしかしたら今後は親子三人で我が社の護衛官となられるかもしれませんね。そうなったらいいなぁ」
車の窓から差し込む月の光がマリーを照らしていた。月光に照らされて怪しく微笑む姿は由緒正しき令嬢というよりかは幼い魔女のようだった。
幼い魔女といっても魔女っ子アニメに登場する可愛らしい女児たちが憧れる魔法少女などではなく、古の小説やアニメに登場する男を誘惑する魔女の方だ。
「ほ、本当に、そ、そうなったらいいですね」
悠介は魔女の誘惑を受けて緊張からかすっかりと声を震わせていた。マリーは照れて上がってしまった悠介と呆れた顔で悠介を見つめている他の二人の顔を見比べて満足したのか、また自分の位置へと戻っていった。
そしてそのまま気まずくなって固まった三人を自宅の前へと下ろしていった。
マリーはこのことを養父であるフレッドセンに報告するつもりだった。
その上でフレッドセン自身が決断を下せば悠介を同じく護衛官として引き入れる予定であった。
だが、初めての装着者であるにも関わらず『ゼノン』をあれだけ上手く動かすことができたのだ。
きっと実現するに違いない。マリーは車の中で一人ほくそ笑んだ。
三人はぎくしゃくした空気を悠介の謝罪を受けることでなんとか解すことに成功し、マリーの誘惑前までの関係性へと戻っていった。
「ただいまー」
と、三人の声が玄関のインターホンの前で重なったのがその証明ともいえた。
セキリュティ認証は相変わらず面倒だと修也は心の中で感じていたが、安全を思えば面倒だとは思わなかった。
三人が家に戻ると、台所ではひろみがすき焼きを用意して待っていた。
熱々の鍋の中には牛肉や野菜、そして豆腐や焼麩といった定番の材料が茹でられている。台所の調理スペースの方にはパックの中に入った牛肉や予備と思われる焼麩や豆腐、そして籠の中に入った野菜類などが並べられていた。
並べられた四つの小さな小鉢の中にはそれぞれの卵が用意されていた。
「おお!! 今夜はすき焼きなのか!!」
滅多にないご馳走を見た修也は思わず感嘆の声を上げた。
「そうだよ。悠介が無事帰ってくるって警察署の方から連絡をもらったものだから今日は張り切っちゃって」
ひろみは流し目を浮かべながら修也に向かって笑い掛けた。
「じゃあ、早速着替えてこなくちゃ、二人とも行こうか」
麗俐の言葉を聞いた二人は慌てて二階へと上がっていった。
それぞれが部屋着というゆっくりとできる服に着替え、台所へ降りてすき焼きにありついていた。
特に三日の食事を全て栄養剤で取らされていた悠介にとっては三日ぶりの夕食であり栄養剤ではない食事だったのだ。
肉を箸で溶かした卵の中につけ、ネギやら春菊、そして青菜やらと一緒に貪り食う姿には全員が呆気に取られていた。
悠介の旺盛な食欲もあり、すき焼きはその日のうちに食べ終えられた。
修也はすき焼きを食べ終えた後に今日の出来事を蚊帳の外であったひろみに向かって話していった。
食後に出された緑茶を啜りながら話を聞いていたひろみは当初こそうんうんと楽しそうな顔を浮かべて話を聴いていたものの、やがて三人でパワードスーツを身に付けて『賞金稼ぎ』を倒したという話になると箸を置き、両眉を顰めながら悠介を見つめていた。
「……私はそういうの感心しないかな」
「なぜだい? 悠介が『ゼノン』装着者としての特徴があったというのはめでたいことじゃあないか!」
と、修也は声を荒げたもののひろみは残念そうに首を横に振るばかりであった。
「お母さん、どうしてそんな悲しい顔をするんだ? もし三人で護衛官になれば金だってもっと貰えるっていうのにさ」
悠介は自身が酷いいじめを受けたということや社長令嬢であるマリーから誘惑するように勧誘されたということもあって護衛官になることに関しては意欲的だった。
いや、意欲的どころか喋っている今の段階においては姉と同様にメトロポリス社に入社する予定でいたのだ。今すぐにでも打診の電話が掛かってくればきっと引き受けていただろう。
だが、輝かしい顔を浮かべる悠介とは対照的にひろみの顔は曇り空のように沈んだ顔を浮かべていた。
しばらくの間は無言でお茶を啜っていたが、やがてお茶を置くと静かな声で言った。
「悪いけど、あたしはなんと言われようともあんまり乗り気にはなれないよ。もし、あなたたちが宇宙船に乗って、遠い宇宙で死ぬかもしれないってことを考えると、どうしても手放しで賛成することができないんだよね」
ひろみの言葉は正論だった。その言葉を聞いて修也は遠い宇宙から地球に帰ってきた時のことを思い返していた。
帰ってきた時やその翌日の徹底したもてなしぶりは今思えばひろみなりに夫である修也が地球にいて、側にいるということの証明をして、その愛に報いようとしていたのかもしれない。
その言葉を聞くと悠介の決心も鈍りそうになった。姉麗俐はともかく自分は転校だけで済ませられる。
私立はともかく公立の高校であるのならばそこまでの負担にはならないはずだ。
父親の身に付けている『メトロイドスーツ』や姉麗俐が身に付けている『エンプレスト』ならばともかく『ゼノン』の装着者ならば他にも適性者がいるかもしれないのだ。
悠介はその日の晩、自室でゆっくりと今後のことを考えることになった。
普段ならば部活や勉強での疲れもあってすぐに寝息を立てるのだが、夕食の時間に母親から言われたことが頭の中で反響してなかなか眠れなかったのだ。
悠介はベッドの中で持ち帰りを許された自身のパワードスーツ『ゼノン』のカプセルを握り締めながら今後のことを考えていた。
確かによくよく考えれば宇宙船の護衛艦は命懸けの仕事であるし、ここは考え直した方がいいかもしれない。
悠介はそのままゆっくりとベッドの中で目を閉じた。明日も早いのだ。少しでも寝て疲れを癒さなくてはならない。
翌日ベッドの上から目覚め、身支度を済ませた後にカプセルを飲んで向かう場所は学校ではなく、警察署だった。警察署でも悠介は誘拐事件の際に何が起こったのかを話さなくてはならなかったのだ。
面倒臭そうに頭を掻きながら学生の移動集団である電車の中へと乗り込んだ。
悠介が電車に揺られていると、同じバスケットボール部でシューティングガードを担当していた横田愛太郎が座っているのが見えた。
185cmという悠介よりも5cmは高い、巨大に隆々な筋肉に思わず圧倒されそうになった。
高校生であるにも関わらず彼はよくワックスを塗っていた。
髪には彼が常日頃から自慢していたフランス製の高級ワックスが塗られていた。下手な人間がワックスを塗ることによって生じるいわゆるテカテカヘアーではなく、自然なリーゼントスタイルをしている。
100年以上前の不良を思い起こすその姿を見て恐れ慄いている姿を見せていると、愛太郎がこちらをニヤリと笑いながら見つめてきていることに気が付いた。
どうやら修也から向けられていた視線に気が付いたらしい。
両肩を強張らせる悠介に対して愛太郎はニヤニヤと笑って見つめていた。
愛太郎が付いてくるのは高校の最寄り駅までだ。警察署に行くための駅は同じではない。
そう考えて悠介は我慢しようとしたものの、愛太郎はあろうことか最寄り駅で降りることなく、同じように警察署へ向かうための駅で降りたのだった。
悠介は学校をサボってまで降りるという愛太郎の神経が理解できなかった。
そんな思いを抱えながら図らずとも同じ駅のホームの上に降りると、愛太郎は相変わらず意地の悪い笑みを浮かべながら悠介の元へと近付いてきたのだった。
「よぉ、悠介。ちょっと話があるんだけど、面を貸してくれないか?」
愛太郎は駅のホームに設置されたトイレを親指で差しながら言った。
悠介は『話』という言葉の意味を理解した。恐らくいつものように殴り付けるつもりだろう。
だが、恐怖心から断り切れずに悠介は愛太郎の後ろへと着いていくことになった。
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