朝日に捧ぐセレナーデ 〜天使なSubの育て方〜

沈丁花

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第二部

※温泉旅行※③(静留side)

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「…??」

急ぎ足で駐車場に連れて行かれた上になぜか後部座席に座らされ、静留はぽかんと口を開けた。

状況が飲み込めない。

そのまま東弥はごそごそと荷物をあさりバスタオルやシャツなどで車の窓を隠し、さらに中の電気をつけた。

光なら外からまだすこし入ってくるのに、それを遮ったうえに中の電気をつけるなんてどうしたのだろうか。

「とりあえず着替えようね。服は…これでいっか。Strip脱いで,静留。」

頭に疑問符を浮かべていると、東弥にじっと目を見て命じられて。

本能で東弥の命令に従おうと動こうとしたが、その内容に驚いて、静留は途中で固まってしまう。

「こ、ここで…?」

こんなに狭い場所でしかも東弥が目の前にいるのに、服を脱ぐなんてそんな恥ずかしいことできない。

「風邪ひいちゃうから。」

当然のように言われ、静留は顔を真っ赤にしながらシャツとズボンを脱いだ。

「したぎも…?」

「うん。」

躊躇いながらも下着を下せば、“いい子”、と甘いglareを放たれた。

濡れた部分が冷たくてすーすーとする。

そのうえ東弥がこちらを見ていると思うと、もうダメだった。

「うぅ…。」

「すぐ終わるからね。」

濡れた部分の水気がタオルで丁寧に拭き取られていく。

長い指が時々触れるのがくすぐったくて、それに東弥に全身を見られていると思うとなんだか変な気持ちになった。

身体が熱い。

ふと自分の下半身に目をやると中心が屹立している。

「あっ… 」

静留は思わず声を漏らし、自分のその部分を手で覆い隠した。

「み、みた…?」

恐る恐る東弥を見上げる。

「ごめん。…旅館まで我慢できる?着いたらすぐに気持ちよくするから。」

「う、うん…。」

なんとなく気まずい空気が流れ、静留はされるがまま東弥の部屋着を着せられた。

それから優しく髪の水気も拭われる。

いつも髪を拭われて乾かされたあとは東弥にしばらく抱きついているから、彼の温もりがどうしても欲しくなり静留は東弥に抱きついた。

「静留…?」

「…すこしだけ…だめ…?」

「いいよ。でも間に合わなくなっちゃうから少しだけね。上手にできたご褒美。」

そのまま抱きしめて優しく背中をとんとんと叩かれ、集まった熱が少しずつ引いていく。

心地いい彼の体温に身を任せていると、そのままうとうとと眠りに落ちてしまった。


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