贖罪のセツナ~このままだと地獄行きなので、異世界で善行積みます~

鐘雪アスマ

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第1章過去と前世と贖罪と

36・襲撃

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「やっぱりダメか…」

私は手の中にある物体を見て大きくため息をついた。
時間があったので、
創造スキルでどれだけ作れるのか試してみたのだ。
だが思ったよりも、
この能力が万能でないということがよく理解出来た。

作るためには私の体力と魔力を消費しないといけないのだが、
これが1番のネックと言ってよかった。
例えば、大きすぎるものは無理。
船とか作ろうものなら、
たちまち体力が尽きて、干からびてしまうだろう。
それに強力すぎる能力を持つ物も消費する体力が大きすぎて、無理。

以前作った魔物しか切れない剣がまさにそれだ。
あれを作った時は本当にフラフラになった。
だから扱うのは気を付けないといけない。

でもちょっとした小物程度ならそれほど疲れないので、
ゲーム機を作ってみたのだが、上手くいかなかった。

そもそも創造スキルは私のイメージが重要視される。
ゲーム機みたいな複雑極まりない構造しているものは、
細部までイメージ出来ないので、
形だけは作れても、スイッチを押しても起動することはない。
これはスマホでも同じだった。
動力がちゃんと分かっていて、
どう動くのかちゃんと知っていれば作れるけど、
私が細部までイメージ出来ないものは、作ろうとしても無理なのだ。

例えば生物も創り出すことは出来ない。
というのも人間が生命を創り出す事は大罪なのだと手帳に書かれていた。
だからその能力は人間の私には与えていないのだという。
生物というのは、かつて生きていたものも含まれる。
肉とか、魚とか、穀物も元々は植物なので生きていたものに含まれる。
生きていたものは生物ということになってしまうので、
私はそれを創り出す事は出来ない。

まぁ口に入れない物なら、大丈夫なのだけど、
最初から食べる目的で作ろうとしても絶対に作れない。

食べないのであったなら、木の椅子とかは作り出すことは出来る。
木も生きていたものであるのに、
何で食べないのならOKなのかよく分からん。
そこら辺の理屈は考えてもわからないので、考えないことにした。
たぶん地獄神がここまでは良いけど、
ここまではダメってラインを引いているのだろう。
大切なのは出来ることと出来ないことがある。
それだけだ。
まぁ欠点はあるけど、このスキルは便利ではあるので、
これからも使うことにする。

「《消滅(バニッシュ)》」

私は手の平にあるゲーム機もどきを魔法で消す。
この魔法は消滅魔法といい、狙った対象を文字通り消してしまう魔法だ。
危険極まりないので、
人間には使わないが、不要になった物を消すのはちょうどいい。

「さて、どうするか」

私はベッドの周りにある不可視の魔法を消す。

「終わったのか?」

その時、ガイが私の方に飛んできた。

「ええ、終わりました。もういいですよ」

私がそう言うとガイはちょこんと私の肩に腰掛けた。

「しかしいきなり泣き出した時は、どうなるものかと思ったぜ」
「う…」

思い出すと、恥ずかしさで穴があったら入りたい気分だった。
実を言うとあの後、私は少し泣いたのだ。
自分の置かれている環境が、
記憶のこととか、自分でもわからないことが多すぎて、
頭の中がいっぱいいっぱいになって、泣いてしまったのだ。

「まぁそれはいいんですよ。考えていても仕方ないことですから、
私はもう気にしないことにしたんです」

私が地獄神に記憶を消されたかもしれないという可能性。
それを考えると今も怖いと思うけど、
そればかり考えていても仕方ない。
私の第一目標は善行を積むことであり、人を助けることだ。

だからもうこのことで悩むのは止めにした。

「とにかく前に進まないといけないんです。
そのためにやらないといけないことや、
クリアしないといけない項目が非常に多いんです。
だからうじうじ悩んでいる暇なんて私にはないんです。
前に進むしかないんです」

まぁこの前向きになっているのも、
地獄神のせいかもしれないけど…。
それでも私はカルマを全て消して、
お母さんの所に帰らないといけない。
この目標だけはどうしても外せない。

「お前って、なんか見ていて不安になるんだよな」

その時、すぐれない表情でガイはそう言った。

「どうしてですか?」
「何か、お前って時たまものすごく、
不安そうな表情をする時があるし、
かと思えば、すぐに空元気になるし、
何か気分の落差って言うの? そういうのがすごくある」
「そんなに変ですか?」

自分ではそんな風に思ったことはないが、
エドナに同じことを言われたこともある。
だから多分ガイの言っていることが正しいんだろう。

「だってさっきまで泣いてたのに、今はものすごく元気じゃん。
前向きだし、はつらつとしているし、
さっきまでからしたら考えられないぞ」
「確かにそれはそうかもしれませんけど…」

確かにさっきはめちゃくちゃ気分は沈んでいた。
死にたいと、何度も言った気がする。
なのに突然元気になったら、困惑するのも無理はないだろう。

「なんかその落差が俺には不安定なものに見える。
お前の精神の土台自体が何か、グラグラしてる感じがする」
「グラグラ?」
「例えるなら、不安定な台座の上にお前の精神が乗っかってる感じ。
だから風が起きたり、人が揺らしたりしたら、すぐにグラとっする。
安定してないんだよ。全然」
「そう言われても…」
「何かさ、そのうちとてつもなくショックなことがあったら、
お前…多分帰って来ない気がする。
だから見ていて不安になるんだよ」

その言葉に私は何も言い返すことが出来なかった。
不安定な存在だと、自分でもどこか自覚していたのかもしれない。

だが、どうして不安定なんだ。
どうしてここまで、不安に駆られることがあるんだろう。

それを考えるだけで胸を掻きむしりたくなる程の焦燥感が体を支配する。

「エドナに会いたい…」
「え、おい」

唐突に立ち上がった私をガイが引き止める。

唐突にエドナの顔が見たくなった。
あの手で頭を撫でられたい。声が聞きたい。
その衝動に逆らいきれずにドアの方に向かうと、ガイが立ち塞がった。

「ちょっと待て、1人で調べものがしたいってエドナが言ってただろ!」
「でも私は――」

お母さんに、会いたい――。
どうしても会いたい。何をしても会いたい。

だから――。

似ている存在でも構わないから、側に居て欲しいんだ。

醜いと思う。だがそれが紛れもない本心だった。
近くに居て欲しいんだ。
この今にも不安に押しつぶされそうな心を沈めて欲しい。
私は紛れもなく依存している。
自分の母親に似た存在であるエドナに―――。

「あのなぁ、エドナだってたまには1人になりたい時もあると思うぞ」
「そうでしょうか…」
「お前さ。エドナはこの町にそんなに長居するつもりはないんだぞ。
いつか別れないといけない時も来るのに、
お前がそんなんでどうするんだよ?」

その言葉は私の胸にグサリと刺さった。
そうだ――エドナはこの町に居る間だけ、私の面倒をみるといった。
それは裏を返せば、そのうち居なくなるということだ。
エドナの居ない生活――。
それは酷く想像しがたいものだった。

「私は…帰りたい」
「セツナ?」

ガイが心配そうな表情をして私の顔を覗き込んだ。
それすらも、目に映っている何もかもの存在が、
―――私には、見えない。

「――帰り、たい。どうしても帰りたい…っ。
お母さんに会いたい。友達に会いたい。日本に帰りたい…」
「お、おいっ」

気がつけば私の腕に黒い煙のようなものが出ていた。
それすらも、どうでもよくなるくらいに、
心が別の場所に行っていた。

「私はここに居ちゃいけない。帰らないといけない。
ここに居たら、人が死ぬ。私のせいで人が死ぬ。
私は帰らないと、いや、生きてちゃダメなのに…」
「セツナッ!!」

いつしか黒い煙の様なものは、私の体全体を覆っていた。
ガイの言葉すらも、私の耳には入ってこない。
心がどこか遠くに行っていた。

「私は死んだ方が――」
「それはダメです」

その時、部屋にそんな声が私の耳元に届いた。
その瞬間私はハッと我に返った。
体を見ると黒い煙のようなものは消えていた。

今のは一体?
私は何を考えていたんだ?

「いやはや、最初に様子を見に来て、正解ですね。
これは危うかった」

そんな風にクスクスとした笑い声が響くと、
私の背後にあった影が歪み、そこから1人の女が現れた。

「なっ」

そこに現れたのは20代後半程の、
闇のような黒いドレスを身に纏った女だった。
腰まで届く黒髪、金色の瞳。そして赤い唇。
まるで妖艶という言葉は彼女のためにあるような、
ぞっとするほどの美しさを持った女だった。

「な、なっ…」

困惑する私とガイを見て、女はニヤリと笑った。
その笑みを見て、私は地獄神を思い出した。

・・・・・・・・・・・・・・
「お久しぶりです。セツナ様」
「え、えっと…」

ガイが説明を求めるように私を見てきたが、私は首を振った。
お久しぶりと言われても、私には見覚えは無い。
この人に前に出会った記憶は私の中で存在していない。

「ああ、そうでしたね。忘れていました。
では、もう一度自己紹介致します。
わたくしは地獄神アビス様の配下。幻月神ベアトリクス。
人々はわたくしの事を姿無き月と呼びます」

そう言うと、女は私の前で膝を突き、頭を下げた。

「ベアトリクス…ひょっとして冥府の女王の…」

この世界では人は死ぬと冥府と呼ばれるあの世に行く。
そこで生前の罪を裁かれ、地獄行きか、再転生か決める。
その時に人の罪を裁くのが、7王と呼ばれる冥府の神々。
それを取りまとめるのが、幻月神ベアトリクスだと言われている。
つまり彼女は冥府の女王。
地獄神の代わりに彼女は冥府を管理している。
それゆえ地獄神の右腕とも言われる。

なんでこんな偉い人が私なんかに…頭を下げているんだ…?
頭を下げるということは、
私の方が自分より偉いと思っているのだろうか。

「当然です。あなたは我が主に魔力を分け与えられたお人。
普通の人間と同列に扱っていい存在ではありません」

え、何も言っていないのに…。
まさか、この人も地獄神と同じで人の心が読めるのだろうか。

「そんなことよりも、せっかくアビス様から分け与えられた魔力。
それを衝動的に解き放ってはいきません」

ベアトリクスは私をたしなめるようにそう言った。

「私が止めなければ、
こんな町などあっという間に灰燼と化していたでしょう。
あなたは何よりも自分の持っている能力を自覚しなさい」
「は、はい…」

有無を言わさぬ強い口調に、私はただ頷いた。

灰燼と化していた…? 私はそれをしようとしていたのか?
さっきまで何をしていたのか思い出せないけど、
なんだか嫌なことだったのはよく理解出来る。

「私は新月の日か、月食の間しか地上に出ることが出来ません。
先程のようなことがあっても、
これからは止めることは出来ません。
また期待してもいけません。
今度はあなた自身がきちんとしなければいけません」
「そう言われても私は…」
「セツナ様。
あなたの魂は一度崩壊寸前になってしまったせいか、とても脆い。
しかもそれに最強の力を持ってしまったが故に、
不安定さに拍車をかけている。
でもアビス様はちゃんとそれを理解しておられる。
だからあなたに精神安定剤を与えたんです」
「精神安定剤?」

それって薬のこと?
でも私、地獄神に薬なんてもらってないような…。

「薬ではありません。だから早くそれを思い出しなさい」
「思い出すって、何をですか?」
「私はここに長居出来ません。
あまり冥府を留守にするわけにもいきませんし、
目的を果たしたら、すぐに帰らないといけません。
あまりあなたに構っている時間はないんです。
だからあなた自身が気づきなさい」
「えっと、わかり…ました」

なんのことやらさっぱりわからないけど、
とりあえず同意しておいた。

「では、またの機会に会いましょう」

そう言うと、女は現われた時と同じで、音もなく唐突に消えた。

「な、なんだったんだ一体」

驚いたようにガイがそう言ってきたので、
どうやってごまかすのか、困り果てた私だった。



「やっぱりそうか――」

セツナがベアトリクスと出会っていたその後、
エドナは図書館に行っていた。
そこにある1冊の本を手に取り、読んでいた。
そこに書かれていることを見て、大きくため息をつく。

「これを他の人間に知られたら――」

その可能性を想像し、エドナはため息をついた。

これではセツナの正体がバレるのは時間の問題だ。
いやもうバレているのかもしれない。
あと数日経てば、セツナは伯爵夫人と会わなければいけない。
何故地方の領主の妻が、
一介の駆け出し冒険者に過ぎないセツナに会いたがるのか。
ひょっとしたらもうバレているのかもしれない。
これがバレているとしたら、絶対にセツナは――――。

「何とかしないと――」

何とか――それは何だ?
これをごまかす方法などあるのか。1番良い方法とは何だ。
…1番良いのは、セツナが何も言わずにこの町を出て行くことだ。
そしてこの国を出て、
知り合いも居ない別の町でやり直すのが安全かもしれない。
だが、セツナにそんなことが出来るのだろうか。
優しい彼女のことだ。
せっかく仲良くなった人々を捨てることなど出来るのだろうか。

そもそも――セツナは性格がとてもうっかりしている。
だから別の土地に移っても、また何かドジをやらかしそうだ。
エドナの時がそうだった。
あれは能力を自覚していなかったから起こったことだか、
もしも、相手がエドナでなければ、
恐ろしいことになっていたかもしれない。

何とかして彼女を守る方法は無いのか――。

そこまで考えて、エドナは自問する。

――どうして私は彼女を守りたいのだろうか。

そもそも出会って1ヶ月も経っていない赤の他人。
血縁関係も無ければ、
助ける義理も人情もエドナには持ち合わせていない。
そもそもエドナは他人に興味は無い。
自分のことだけで精一杯で、他人を助ける余裕などない。
相手の人生に干渉しても自分が痛い思いをするだけ。
それは理解している。

でもどうしてもダメなのだ――――。

セツナを見捨てることがどうしてもエドナには出来ない。

「…やっぱりどこかで出会っているのかしら?」

セツナはエドナと前に会ったことがあるかもしれないと言った。
その時は否定したが、後になって、
それはあるかもしれないと思えた。
前にもセツナに会った気がするのだ。
エドナはセツナと共に居ると、謎の既視感を覚えることがあった。
デジャビュとでもいうのだろうか。
前にも一度それを経験したような気がする。

だがエドナはまるで心当たりがなかった。
記憶力が良い彼女でも、セツナと前に出会った記憶がない。
今まで出会った知人、依頼人、その家族、
その記憶を掘り起こして見ても、
セツナらしき人物に出会った記憶がないのだ。
だとしたら考えられる可能性は、
よほど幼い時に出会ったか…なのだが、
幼い時にヒョウム国なる国を訪問した記憶は無い。
だからこそ、謎であり、エドナ自身にもよくわからないことだった。

「そういえば――」

そういえば考えられる可能性はもう一つあった。
だがそれはあまりにも非現実的なものであり、
エドナはその可能性を考えた自分に苦笑する。

「やっぱり、私の気のせいに違いないわ」

そう言うとエドナは本を本棚に戻すと、そのまま図書館を出た。
随分と長く調べ物したせいか、辺りはもう暗くなっていた。
図書館を出て、しばらく歩いていると、
全く人気のない細い路地にさしかかった、そしてふと立ち止まる。

「どうしてさっきから私の後をつけているの?」

その時、近くの路地裏から1人の男が出てきた。

「おやおや、気づかれましたか」

男は口元に軽薄そうな笑みを浮かべ、そう言った。

「さすがはイージスの魔女ですね。気づかれるとは」

その言葉を聞いてエドナは眉間にしわを寄せる。
イージスの魔女というのは、
王都に暮らしていた時に勝手につけられたあだ名のようなものだ。
そしてそれは褒め称えるための称号では無い。

イージスと言うのは、剣の形をした武器のことだ。伝説上の存在で、
持つ者は最強の力を手に入れることが出来るとされている武器である。
だがイージスは諸刃の刃と言う言葉がこの国にはある。
その理由はイージスを手にした存在は最強になれるのだが、
その代償として人の心を失うからだ。
それはイージスが氷の力を持った剣であるせいだと言われている。
氷の力を持つ故に、手にしたものは心まで凍りついてしまうのだ。

つまり、外見は美しく実力も並外れて強いが、
中身は冷徹極まりなく、他人には無関心。
そう言う意味で、揶揄されて付けられたあだ名だった。

「私に一体、何の用? 早く帰りたいんだけど」
「ちょっとあなたに用事があるのですが」
「私は忙しいの。あなたみたいなのに構っている時間は無いわ」

そう冷たく言うとエドナは男に背を向け歩き出した。

「おやおや、ちゃんと話を聞いてくれないと困りますよ」

その時、路地裏に隠れていたのか、
複数の屈強な男達がエドナの前に現れた。

「なるほど、こうなるのね」

現れた男達を見て、エドナはため息をついた。
この男達の目的は分かっている。
自分の命か、セツナのことについて聞きたいのだろう
前者なら命はないが、後者ならまだ生存の可能性はある。

今までに何度も暗殺者を差し向けられているので、
エドナはこういった事態には慣れている。
そして彼女は真っ向から挑むほど、無謀な性格をしていなかった。
昔ならともかく、今は右手がほとんど動かない。
こんな大人数相手に勝てる見込みはない。逃げるのが正解だ。

エドナは男達に背を向けて、後ろの方に逃げる。
そこには先ほどの男が立っていたが、
1人ぐらいなら今の体でも対処は出来る。
そう思って男の方に向かって走っていると、
男が何かを懐から取り出した。
それが何だったのか、エドナには理解出来なかった。
理解出来たのは、
急激に逆らい難い、睡魔が襲ってきたことだけだった。

「な、何を…」

さっきのは人を眠らせる魔道具か何かだったのか、警戒を怠った。
そもそもつけられていると分かった時点で、
エドナはこんな人気がない路地に入っては行けなかった。
開いている店でも入ればよかったのだ。

「油断したわ――」

睡魔に逆らいきれず、エドナは意識を失った。
その様子を満足げに男は眺めていた。

「運べ、なるべく人目に付かないようにな」

商業都市アアルは、
セツナの暮らしていた日本程に街灯は普及していない。
夜はほとんど家の明かりだけであり、
そのためこのような襲撃があったことさえ、
誰も気が付かなかった――。
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