立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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7.イケメンは罪です

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1限はそのまま授業を受けて、休み時間。



遥加ちゃんは何も言わず教室からいなくなった。



ひなちゃんを見たら机に突っ伏して寝てて


二人がいないと私はやっぱり一人。




「なんかさぁ、ヤバイね」

「大人しい顔してビッチとか!」

「カレン可哀想だったねー」

「大和さんがまず誰よ?」

「唯斗さんの弟!私見たことある!唯斗さんに似てないけどヤバイよ、イケメン!!」

「朝一緒の家から出てきたが一番ヤバイ!」


クラスの目立つ女子達が私に聞こえるようにわざと言って、あははって笑ってる。



「女子怖っ」

「でもまぁ人は見かけによらずだよな」

「でもさぁぶっちゃけどうよ、城山さん」

「恋愛対象にはならねーよな!」

「地味だし暗いしな!」

「あれは女子力低いっしょ!」


クラスの目立つ男子達もそう言ってるのが聞こえてきた。




私が立花家にいるのを言わないのは悪いことなの?

私は確かに言いたくなかった。


立花家にいると知れば、私の噂は絶えないだろうから。

立花家のみんなにも迷惑をかけるかもしれないって思っていたから。





誰かに何かを言われることは昔から慣れっこだから……そう思ってグッと我慢して次の授業の準備。




携帯がチカチカ光っていたから見たら遥加ちゃんからで



【ひな起こして茶道室集合!次は日本史だからサボろー!】





慌てて教科書を机にしまって席を立てば周りからの視線を感じて


ひなちゃんの方に向かったら、ひなちゃん爆睡。




「ひなちゃん、ひなちゃん。遥加ちゃんが呼んでるから起きてー?」




ゆさゆさと揺らせば眠たそうに起きてくれて



二人で教室を出るまで周りの視線がとにかく痛かった。


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