立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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32.私と家族と立花家

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年末にはお兄ちゃんが帰国。


お迎えには、お母さんと沙耶と三人で向かった。


お母さん同様、お土産をたくさん買ってきてくれたお兄ちゃん。


帰国して早々、再び出国する予定を聞いたんだけどまさかの1月6日。私と沙耶の新学期が始まる日。

一週間ちょっとしか日本に滞在しないというなかなかハードなスケジュール。


今日から1月5日までは私は実家で過ごす。

新学期も、お母さんが学校まで送ってくれるらしい。


大晦日とお正月は家族四人で過ごして

1月2日はおじいちゃん・おばあちゃん(父方)の家に新年のご挨拶

1月3日もおじいちゃん・おばあちゃん(母方)の家に新年のご挨拶とアルバイト

1月4日は立花家に新年のご挨拶

1月5日は実家でのんびり

1月6日から新学期でもあり、お母さんとお兄ちゃんの出国する日


「ハードスケジュール過ぎてツライんだけど。
俺が友達に会う暇なくない?」

「今から会えば?または明日」

「時差ボケで辛いのに無理だって」

「だったら出国をもっと後ろにしたら良かったのに。そう思わない?」


車内はずっとお兄ちゃんと沙耶が話していたけど

時折沙耶が私に話を振るから、私もまたに会話に参加したり。


ここ数年で、一番いい家族関係になっているのは間違いない。


お兄ちゃんが帰国した日はお母さんと沙耶と私で一緒にお夕飯作りをしたんだけど

沙耶は案外、不器用だった。


「違うよ。こう切った方が安全」

「あー、なるほど」


包丁の使い方も危なっかしい感じだったけど、教えたら素直に聞いてくれて

三人でキッチンに並んだのを一番喜んでいたのはお母さんだった。
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