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第十筆 書籍化作家からのフォロー!
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「――むせる」
ロボットアニメの主題歌を歌う龍。
昨日の電脳小説大賞の一次選考落ちは凹んだが、一日寝たら気持ちを切り替えていた。
一流のワナビストは落ちるのになれている。いつまでも引きずってられないのだ。
それに小説大賞は他にもあるのだ。
四五六文庫大賞やサランラップ文庫大賞など選り取り見取り。
簡単にタグ付けすれば応募が出来るから無問題なのだ。
「早く帰って書くぞ、書くぞ」
本日は土曜日、普通の会社員ならば休みかもしれない。
龍が勤めるヤマネコ運輸の休業日は土日祝日。
しかし、それはあくまでも事務職などのホワイトカラーに限ったお話。
龍の職業は『宅配ドライバー』であるからして出勤していた。
「しかし……土曜日出勤は嫌なものだぜ」
龍はぼやく。
月月火水木金金ではなく、それなりにお休みはあるが休日くらい休みたいものだ。
でもね、君達が大好きなファンタジーの勇者や戦士、魔法使いだって休みなく戦闘してるんだ。
だから大丈夫だ、問題ない。
「後一件、宅配すれば任務完了だ」
シフト制勤務で休みはあるのだが、みんなが遊ぶ土日祝日に休暇がとれない過酷なジョブ。
だが、龍はあえてこのジョブになったの理由がある。
まず一つ、自分一人の時間が多いからだ。
運転する車の中では常に一人、ここで創作活動のアイデアを練れるからだ。
お前、仕事中に何してんだ! と思われる人も多いだろうが働くってそんなもんだ。
一日中、フルスロットで活動することなど無理無理カタツ無理、どこかで息抜きは必要だ。
そして、二つ目。
肉体労働の面があるからだ。
時にバカみたいに重い荷物の持ち運びがある。
それにエレベーターがなく階段のみのマンションだってあるのだ。
ここでWeb小説家に必要な心技体の『体』を鍛えられるからだ。
小説家やラノベ作家、脚本家は椅子に座る時間が多く運動不足気味。
そのためだろうか、若くして鬼籍に入られる方も多いのが現実だ。
龍はそういう情報を耳にして、体も鍛えようと思ったのだ。
最後に三つ目。
単純に学校からの紹介で就職しやすかったからだ。
龍は高校卒業後、専門学校『桜田学園』に入学した。
この専門学校では、物流や運送業に関する実践的な知識と技術を教えている。
龍はここで物流管理、倉庫管理、配送計画など幅広い分野を学習した。
しかし、彼はそんなに真面目な学生ではなく『マスターカラテ迅』の二次創作に没頭していた情けない過去がある。
従って、学校内での成績も下ではないが中の中くらい。
その経歴から、本来であれば管理職候補生であってもおかしくはないのだが、おバカな龍は入社五年目で未だ現場仕事であった。
「ふむ。可愛い名前のマンションだな」
やってきたのは、マンション『アナスタシア』の五階。
ここに荷物を渡せば任務完了である。
「……鬼丸ってすげえ苗字」
表札を見て、汗をかく龍。
その部屋の表札は『鬼丸』という物騒な名前が書かれていた。
珍しい苗字だ。この日本にどれだけの鬼丸さんがいるのだろうか。
「秘伝! 龍骨ッ!」
出たぞ龍の必殺押し、秘伝龍骨だ。
インターホンを親指で押することで、Web小説家のタイピングに必要な小指から人差しの指を保護する労わりの技。
意識が高い龍だからこそ編み出した、必殺必倒のインターホン押しである。
「なかなか出ないな」
返事がない、ただの居留守だろうか。
書かれている電話番号に連絡を入れるか、ご不在連絡票をポスト投函するしかない。
「念のためもう一度押すか――秘伝! 龍骨ッ!」
秘伝を炸裂するが返事がない。
「……」
悩む龍。
10秒間考えたのちに――。
「秘伝! 龍骨ッ!」
三度目の正直。
再び龍は秘伝龍骨を炸裂。
音は鳴るが、それでも返事はなかった。
然らばと電話で連絡しようとするが――。
「……固定電話だな」
確認すると番号は明らかに固定電話の番号。
ならば、最終手段としてご不在連絡票を使わざるを得ない。
とその時だった!
「……誰」
「ひょわっ!」
――ドアが開いた。
(つ、つらら女!)
女だ。
女がドアの隙間から顔を覗かしている。
顔が半分髪で隠れている。
つらら女だ、こいつは妖怪つらら女だと龍は思った。
女がとてつもなく、ゲゲゲな本で見た妖怪つらら女に似ていた。
妖怪つらら女を知らない人はネットで調べよう。
何でもかんでも人から教えてもらってはいけないのだ。
「あがばばばばばっ!」
龍の声にならない声。
ホラー。
ホラー、ホラー、ホラー、ホラー、ホラー。
これはホラーだ。
「誰だって……言ってるのよ……」
蚊の鳴くような声が余計にホラーを感じさせる。
ボイトレして欲しいほどの小さすぎる声。
龍は冷や汗をかきながら問う。
「え?」
「……誰」
「は?」
「誰よ」
「おん?」
「誰だって言ってるのよッ!」
「ひゃーっ!」
やっとこさ女の声が聞こえた龍。
そして、唇を震わせ勇気を振り絞る。
「ヤ、ヤマネコ運輸です。荷物をお届けに来ました」
「……」
女は無言でドアを閉めた。
「へ?」
龍は戸惑う、荷物を届けに来たのにドアを閉められたからだ。
ドアの中からドタバタと音が鳴る。
一体どうしたのだろうか。
「あ、あの……」
龍がそう言った瞬間だった。
ドアが突然開いた。
「わあっ!」
女の全体像が現れた。
灰色のワンピースを着た女は年齢は三十路くらいだろう。
体は細く、竹細工のようだった。
髪から覗かせる目はカラーコンタクトだろう、青い目をしている。
「ハンコ……」
女の右手にはハンコが握られている。
龍は急いで荷物の領収書を女に差し出し、受領印を押してもらった。
「あ、ありがとうございましゅたアアアアアッ!」
龍は荷物を手渡しダッシュで帰還。
これまで色んなお宅に荷物を届けたが、ここまで不気味な配送先は初めてだった。
そう、妖怪つらら女はいたのだ。(失礼)
「今日は非現実的な体験をしたせいか……全く書けん」
仕事が終わり、無事に帰宅した龍。
楽しくWeb小説を執筆しようとしたが全く書けなかった。
あのつらら女との出会いがあまりにもショッキングだったからだ。
書こうとしても、何故かつらら女の顔が浮かび集中できなかった。
「うーむ……この気持ちをポストしてスッキリするしかあるまい」
龍はよせばいいのに、今日のリアル体験をポストしてしまう。
王様の耳はロバの耳ではないが、龍はSNSという大きな肥溜めに気持ちを吐き出した。
ギアドラゴン:🚚❄️今日の仕事中に信じられない出来事が❄️🚚 俺は今日という日に『とんでもない女』に出会ったことを報告する! あれだ! つらら女だ! 灰色のワンピースを着た『現代のつらら女』に会ったんだ! 俺はホラー映画をリアルで体験したんだぜ!
このポストをして、暫くした後……。
「ほげっ!」
龍はその通知に驚いた。
「ま、まるぐりっとオオオオオ!」
それは宿敵まるぐりっとからのフォローだった。
更に、彼女のポストにはこんなものがあった。
まるぐりっと@「塩対応令嬢」書籍化とコミカライズ決定!:今日、ヤマネコ運輸の人が三回もインターホンを鳴らしてきて、何度声をかけても聞こえないふり。やっと荷物を受け取ったと思ったら、渡すなり走ってその場を去っていった。何なのこの態度? もう少し丁寧な対応してほしいよ。#配送トラブル #接客態度
まるぐりっとの鍵垢は既に解除されていた。
ロボットアニメの主題歌を歌う龍。
昨日の電脳小説大賞の一次選考落ちは凹んだが、一日寝たら気持ちを切り替えていた。
一流のワナビストは落ちるのになれている。いつまでも引きずってられないのだ。
それに小説大賞は他にもあるのだ。
四五六文庫大賞やサランラップ文庫大賞など選り取り見取り。
簡単にタグ付けすれば応募が出来るから無問題なのだ。
「早く帰って書くぞ、書くぞ」
本日は土曜日、普通の会社員ならば休みかもしれない。
龍が勤めるヤマネコ運輸の休業日は土日祝日。
しかし、それはあくまでも事務職などのホワイトカラーに限ったお話。
龍の職業は『宅配ドライバー』であるからして出勤していた。
「しかし……土曜日出勤は嫌なものだぜ」
龍はぼやく。
月月火水木金金ではなく、それなりにお休みはあるが休日くらい休みたいものだ。
でもね、君達が大好きなファンタジーの勇者や戦士、魔法使いだって休みなく戦闘してるんだ。
だから大丈夫だ、問題ない。
「後一件、宅配すれば任務完了だ」
シフト制勤務で休みはあるのだが、みんなが遊ぶ土日祝日に休暇がとれない過酷なジョブ。
だが、龍はあえてこのジョブになったの理由がある。
まず一つ、自分一人の時間が多いからだ。
運転する車の中では常に一人、ここで創作活動のアイデアを練れるからだ。
お前、仕事中に何してんだ! と思われる人も多いだろうが働くってそんなもんだ。
一日中、フルスロットで活動することなど無理無理カタツ無理、どこかで息抜きは必要だ。
そして、二つ目。
肉体労働の面があるからだ。
時にバカみたいに重い荷物の持ち運びがある。
それにエレベーターがなく階段のみのマンションだってあるのだ。
ここでWeb小説家に必要な心技体の『体』を鍛えられるからだ。
小説家やラノベ作家、脚本家は椅子に座る時間が多く運動不足気味。
そのためだろうか、若くして鬼籍に入られる方も多いのが現実だ。
龍はそういう情報を耳にして、体も鍛えようと思ったのだ。
最後に三つ目。
単純に学校からの紹介で就職しやすかったからだ。
龍は高校卒業後、専門学校『桜田学園』に入学した。
この専門学校では、物流や運送業に関する実践的な知識と技術を教えている。
龍はここで物流管理、倉庫管理、配送計画など幅広い分野を学習した。
しかし、彼はそんなに真面目な学生ではなく『マスターカラテ迅』の二次創作に没頭していた情けない過去がある。
従って、学校内での成績も下ではないが中の中くらい。
その経歴から、本来であれば管理職候補生であってもおかしくはないのだが、おバカな龍は入社五年目で未だ現場仕事であった。
「ふむ。可愛い名前のマンションだな」
やってきたのは、マンション『アナスタシア』の五階。
ここに荷物を渡せば任務完了である。
「……鬼丸ってすげえ苗字」
表札を見て、汗をかく龍。
その部屋の表札は『鬼丸』という物騒な名前が書かれていた。
珍しい苗字だ。この日本にどれだけの鬼丸さんがいるのだろうか。
「秘伝! 龍骨ッ!」
出たぞ龍の必殺押し、秘伝龍骨だ。
インターホンを親指で押することで、Web小説家のタイピングに必要な小指から人差しの指を保護する労わりの技。
意識が高い龍だからこそ編み出した、必殺必倒のインターホン押しである。
「なかなか出ないな」
返事がない、ただの居留守だろうか。
書かれている電話番号に連絡を入れるか、ご不在連絡票をポスト投函するしかない。
「念のためもう一度押すか――秘伝! 龍骨ッ!」
秘伝を炸裂するが返事がない。
「……」
悩む龍。
10秒間考えたのちに――。
「秘伝! 龍骨ッ!」
三度目の正直。
再び龍は秘伝龍骨を炸裂。
音は鳴るが、それでも返事はなかった。
然らばと電話で連絡しようとするが――。
「……固定電話だな」
確認すると番号は明らかに固定電話の番号。
ならば、最終手段としてご不在連絡票を使わざるを得ない。
とその時だった!
「……誰」
「ひょわっ!」
――ドアが開いた。
(つ、つらら女!)
女だ。
女がドアの隙間から顔を覗かしている。
顔が半分髪で隠れている。
つらら女だ、こいつは妖怪つらら女だと龍は思った。
女がとてつもなく、ゲゲゲな本で見た妖怪つらら女に似ていた。
妖怪つらら女を知らない人はネットで調べよう。
何でもかんでも人から教えてもらってはいけないのだ。
「あがばばばばばっ!」
龍の声にならない声。
ホラー。
ホラー、ホラー、ホラー、ホラー、ホラー。
これはホラーだ。
「誰だって……言ってるのよ……」
蚊の鳴くような声が余計にホラーを感じさせる。
ボイトレして欲しいほどの小さすぎる声。
龍は冷や汗をかきながら問う。
「え?」
「……誰」
「は?」
「誰よ」
「おん?」
「誰だって言ってるのよッ!」
「ひゃーっ!」
やっとこさ女の声が聞こえた龍。
そして、唇を震わせ勇気を振り絞る。
「ヤ、ヤマネコ運輸です。荷物をお届けに来ました」
「……」
女は無言でドアを閉めた。
「へ?」
龍は戸惑う、荷物を届けに来たのにドアを閉められたからだ。
ドアの中からドタバタと音が鳴る。
一体どうしたのだろうか。
「あ、あの……」
龍がそう言った瞬間だった。
ドアが突然開いた。
「わあっ!」
女の全体像が現れた。
灰色のワンピースを着た女は年齢は三十路くらいだろう。
体は細く、竹細工のようだった。
髪から覗かせる目はカラーコンタクトだろう、青い目をしている。
「ハンコ……」
女の右手にはハンコが握られている。
龍は急いで荷物の領収書を女に差し出し、受領印を押してもらった。
「あ、ありがとうございましゅたアアアアアッ!」
龍は荷物を手渡しダッシュで帰還。
これまで色んなお宅に荷物を届けたが、ここまで不気味な配送先は初めてだった。
そう、妖怪つらら女はいたのだ。(失礼)
「今日は非現実的な体験をしたせいか……全く書けん」
仕事が終わり、無事に帰宅した龍。
楽しくWeb小説を執筆しようとしたが全く書けなかった。
あのつらら女との出会いがあまりにもショッキングだったからだ。
書こうとしても、何故かつらら女の顔が浮かび集中できなかった。
「うーむ……この気持ちをポストしてスッキリするしかあるまい」
龍はよせばいいのに、今日のリアル体験をポストしてしまう。
王様の耳はロバの耳ではないが、龍はSNSという大きな肥溜めに気持ちを吐き出した。
ギアドラゴン:🚚❄️今日の仕事中に信じられない出来事が❄️🚚 俺は今日という日に『とんでもない女』に出会ったことを報告する! あれだ! つらら女だ! 灰色のワンピースを着た『現代のつらら女』に会ったんだ! 俺はホラー映画をリアルで体験したんだぜ!
このポストをして、暫くした後……。
「ほげっ!」
龍はその通知に驚いた。
「ま、まるぐりっとオオオオオ!」
それは宿敵まるぐりっとからのフォローだった。
更に、彼女のポストにはこんなものがあった。
まるぐりっと@「塩対応令嬢」書籍化とコミカライズ決定!:今日、ヤマネコ運輸の人が三回もインターホンを鳴らしてきて、何度声をかけても聞こえないふり。やっと荷物を受け取ったと思ったら、渡すなり走ってその場を去っていった。何なのこの態度? もう少し丁寧な対応してほしいよ。#配送トラブル #接客態度
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