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第三十五筆 まりあ様とのオフ会!
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大ピンチ!
我らがワナビスト、龍が特定されてしまった。
特定したのは書籍化作家様である『まるぐりっと』。
異世界令嬢教の教祖様であり、プロのラノベ作家様である。
その本名は『鬼丸まりあ』。
鬼なのか、聖母なのか、名前からして非常にややこしい名前である。
「鬼が……ラノベの鬼が来る……」
そして、本日は日曜日である。
シフト勤務である龍は土日祝関係なく出勤であるが『今日に限ってはお休み』だ。
大手喫茶店チェーン『カジモト珈琲店H支店』の席に座る龍は――。
「そわそわ……そわそわ……」
そわそわしていた!
「ほ、本当に来るんだろうか」
龍は辺りをキョロキョロする。
ここがまるぐりっと、いや鬼丸が指定した待ち合わせ場所。
今日は休日もあってか、様々な年代のお客さんで賑わっている。
家族づれ、カップル、友人同士とタッグチームが多い。
かわいそうなことに一人ぼっちなのは龍だけだ。
「やはり……帰るか!」
注文したブレンドコーヒーを一気飲みする龍。
待ち合わせの時刻より一分過ぎている。
日本人は時間にルーズな人が嫌いだ。
一秒、一分でも遅れたらキレ散らかす国民性なのだ。
龍は席を立とうとすると――。
「今……帰ろうとしただろ」
「っ!」
女に声をかけられた。
「ゴ、ゴリロリ?」
「ゴスロリだ」
蚊の鳴くような小さな声で女は答えた。
それなるはゴスロリ、ゴシック・アンド・ロリータの略称だ。
退廃的で暗めのイメージの『ゴシック』。
少女を連想させる『ロリータ』。
この二つを組み合わせた『全く新しいファッション』である。
「ど、どなた様ですか?」
誰だお前は!
龍は心の中で大いに叫んだ。全く見覚えのない女だ。
それに化粧は厚めで、どこか『アイタタ』なイメージが醸し出される。
地雷だ、この女は地雷の匂いがする――龍は直感的にそう思った。
「まる……」
「まる?」
女の口はモゴモゴと動く。
小さく「まる」と言ったようだが全然聞きとれない。
「すいません。もう一度お願いできますか?」
「…………と」
「え?」
「……ぐり……」
「は?」
何度聞き返しても聞きとれない。
龍はついつい『耳当てポーズ』をしてしまう。
頼むからボイトレしてくれや、という意志の現れである。
ぷちっ。
何かがキレるような音がした。
それは物理的なものではない、感情的な音。
女の表情はみるみる般若のような顔へと変貌すると、
「まるぐりっとだよ!」
大きめの声で自分の名を告げた。
「ええっ!?」
龍は恐怖と驚愕がミックスされた複雑感情を抱く。
マンションで出会ったときの鬼丸はもっと幽霊のようだった。
それがどうだ。
アイタタなオタク気質のありそうな『ゴスロリ女性』へと変貌していたのである。
「べ、別人じゃあないか」
そう別人。
まるで別人のような進化を遂げていたのである。
「驚くところはそこじゃないでしょう」
まるぐりっと、即ち鬼丸は鉄仮面のような表情で告げる。
驚くところはそこじゃないと。
「座りなよ」
そして、龍に座ることを促す。
自分はギリギリに到着しておきながら実に偉そうである。
SNSでのマウント気質がそのまま出ていた。
「は、はい」
龍は小さく頷いて椅子に座った。
鬼丸といえば前の椅子にゆっくりと腰掛ける。
座ると同時に店員が訪れ、鬼丸の前にグラスに注がれた水を置くと注文を尋ねた。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか」
「……ローズヒップティーとショートケーキ」
「かしこまりました」
店員は小さい鬼丸の声をしっかりと聞き取り、その場を後にする。
鬼丸はグラスの水を一口すると、開口一番にこう話した。
「あんたの言う通りだ」
「へ?」
「言ったじゃん、あんた」
「お、俺が?」
「――『生活が苦しいなら働かんかい』とか色々」
そういえばそんな年寄り臭い説教を述べた龍。
文筆業だけでは食っていけない『現実』の鬼丸に『現実』を叩きつけた。
好きを仕事にする前に、生活の基盤をしっかりしなければならない。
一見するとおバカな龍ではあるが、彼は社会の中で働いている。
だからこそ知っている。
社会の中で生きるということは厳しく、難しく、楽しいことばかりではないと。
だからこそ、現実から逃避しているように見えた鬼丸に厳しい言葉を投げつけてしまったのだ。
(そういえば、俺そんなこと言っちゃったなあ)
しかし、当の本人はそんなことを忘れていた。
なんてこったい。
でも、現実はこんなもんだ。
カミソリシュートを投げつけた相手打者のことなんぞ覚えていない。
「私……書籍化作家になるなんて思わなかった」
「え?」
「最初は好きで好きでたまらなくて書いてた。紙とペンを使って誰にも見せずにノートにね」
「あ、あのう……」
「そんなある日、Web小説のことを知ったの……匿名で作品を公開できるし、タグを付けしたら簡単に公募にも挑戦できる……こんないいものはないと思った」
一方的なコミュニケーションが始まっちまった。
鬼丸の自分語りである。
「作品を公開して暫くして、ストギル内のコンテストに何気なく参加したら大賞をとってね……それが私の処女作『蒼き月の姫君』だった」
「は、はあ……」
ここまで来たら鬼丸の自分語りを聞くしかない。
龍は腹を決めて傾聴することにした。
「『蒼き月の姫君』はそこそこ人気で5巻まで出たわ。私の自信作であり代表作」
鬼丸の独白と共に「失礼します」の声が聞こえた。
喫茶店の店員より、コトリと丁寧に注文された品が置かれたのである。
ローズヒップティーとショートケーキ、鬼丸は一口お茶を飲むと言葉を続ける。
「でも、始まりがあれば終わりもある。そこそこのヒット作を書いた私は出版社から新作の執筆依頼が来たわ、編集さんと話し合って企画を決めて、プロットを書いて、作品を出した――」
鬼丸はケーキを起用にフォークで切り取りモグモグと食す。
口には生クリームがついている。龍は迫真した表情のまま指摘する。
「クリーム、ついてますよ」
「……ありがとう」
小さなお礼を述べると、鬼丸は舌で生クリームをペロリとなめる。
どこかそこが幼い感じを残すも話す言葉は重い。
「新作は売れなかった、その次の作品も売れない、全部が打ち切り。ついには編集さんに企画を出しても、出しても通らなくなった……終いに出版社との契約も切られフリーとなったわけ。売れない商業作家に価値はないからね」
「価値はない……ですか」
「プロの世界なんてそんなもの、頭で理解しても受け入れられなかった。私は作家業だけで食べていくと心に誓っていた……元々仕事も派遣業で転々としてたから立派な職歴もなかったし、自分に自信がなかったからね。それに好きを仕事にしたかった」
鬼丸は「ふう」と息をつくケーキのイチゴを一つまみする。
「つまらない『鬼丸まりあ』ではなく『まるぐりっと』が本当の私だと思った。SNSの呟きもみんながリプに返信してくれるし、いいねもつけてくれる――まるぐりっとは孤独な鬼丸まりあより輝いていた、だからラノベ作家を辞めたくなかった」
お茶に映る自分の顔を、鬼丸はまじまじと見つめる。
そこには本来の自分である『鬼丸まりあ』がいた。
小説を奪うと何もない無様な自分。
(情けない顔……この顔も所詮は偽りの自分)
SNSでの励ましも、応援も、全ては『書籍化作家』という称号があるからだ。
誰も自分を見ていない。書籍化作家まるぐりっとだけを見ていたのだ。
――そんなことはとっくに気付いていた。
「一発屋として終わりたくない。そんなときにDMにメッセージが来てね」
「メッセージ?」
「黒鳥響士郎先生からの誘いよ」
「あ!」
黒鳥響士郎。
龍はその名を聞いて思い出した。
鬼丸が送った創作論『書籍化を呼ぶ雄鶏』の作者。
界隈では超有名なラノベ作家である。
我らがワナビスト、龍が特定されてしまった。
特定したのは書籍化作家様である『まるぐりっと』。
異世界令嬢教の教祖様であり、プロのラノベ作家様である。
その本名は『鬼丸まりあ』。
鬼なのか、聖母なのか、名前からして非常にややこしい名前である。
「鬼が……ラノベの鬼が来る……」
そして、本日は日曜日である。
シフト勤務である龍は土日祝関係なく出勤であるが『今日に限ってはお休み』だ。
大手喫茶店チェーン『カジモト珈琲店H支店』の席に座る龍は――。
「そわそわ……そわそわ……」
そわそわしていた!
「ほ、本当に来るんだろうか」
龍は辺りをキョロキョロする。
ここがまるぐりっと、いや鬼丸が指定した待ち合わせ場所。
今日は休日もあってか、様々な年代のお客さんで賑わっている。
家族づれ、カップル、友人同士とタッグチームが多い。
かわいそうなことに一人ぼっちなのは龍だけだ。
「やはり……帰るか!」
注文したブレンドコーヒーを一気飲みする龍。
待ち合わせの時刻より一分過ぎている。
日本人は時間にルーズな人が嫌いだ。
一秒、一分でも遅れたらキレ散らかす国民性なのだ。
龍は席を立とうとすると――。
「今……帰ろうとしただろ」
「っ!」
女に声をかけられた。
「ゴ、ゴリロリ?」
「ゴスロリだ」
蚊の鳴くような小さな声で女は答えた。
それなるはゴスロリ、ゴシック・アンド・ロリータの略称だ。
退廃的で暗めのイメージの『ゴシック』。
少女を連想させる『ロリータ』。
この二つを組み合わせた『全く新しいファッション』である。
「ど、どなた様ですか?」
誰だお前は!
龍は心の中で大いに叫んだ。全く見覚えのない女だ。
それに化粧は厚めで、どこか『アイタタ』なイメージが醸し出される。
地雷だ、この女は地雷の匂いがする――龍は直感的にそう思った。
「まる……」
「まる?」
女の口はモゴモゴと動く。
小さく「まる」と言ったようだが全然聞きとれない。
「すいません。もう一度お願いできますか?」
「…………と」
「え?」
「……ぐり……」
「は?」
何度聞き返しても聞きとれない。
龍はついつい『耳当てポーズ』をしてしまう。
頼むからボイトレしてくれや、という意志の現れである。
ぷちっ。
何かがキレるような音がした。
それは物理的なものではない、感情的な音。
女の表情はみるみる般若のような顔へと変貌すると、
「まるぐりっとだよ!」
大きめの声で自分の名を告げた。
「ええっ!?」
龍は恐怖と驚愕がミックスされた複雑感情を抱く。
マンションで出会ったときの鬼丸はもっと幽霊のようだった。
それがどうだ。
アイタタなオタク気質のありそうな『ゴスロリ女性』へと変貌していたのである。
「べ、別人じゃあないか」
そう別人。
まるで別人のような進化を遂げていたのである。
「驚くところはそこじゃないでしょう」
まるぐりっと、即ち鬼丸は鉄仮面のような表情で告げる。
驚くところはそこじゃないと。
「座りなよ」
そして、龍に座ることを促す。
自分はギリギリに到着しておきながら実に偉そうである。
SNSでのマウント気質がそのまま出ていた。
「は、はい」
龍は小さく頷いて椅子に座った。
鬼丸といえば前の椅子にゆっくりと腰掛ける。
座ると同時に店員が訪れ、鬼丸の前にグラスに注がれた水を置くと注文を尋ねた。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか」
「……ローズヒップティーとショートケーキ」
「かしこまりました」
店員は小さい鬼丸の声をしっかりと聞き取り、その場を後にする。
鬼丸はグラスの水を一口すると、開口一番にこう話した。
「あんたの言う通りだ」
「へ?」
「言ったじゃん、あんた」
「お、俺が?」
「――『生活が苦しいなら働かんかい』とか色々」
そういえばそんな年寄り臭い説教を述べた龍。
文筆業だけでは食っていけない『現実』の鬼丸に『現実』を叩きつけた。
好きを仕事にする前に、生活の基盤をしっかりしなければならない。
一見するとおバカな龍ではあるが、彼は社会の中で働いている。
だからこそ知っている。
社会の中で生きるということは厳しく、難しく、楽しいことばかりではないと。
だからこそ、現実から逃避しているように見えた鬼丸に厳しい言葉を投げつけてしまったのだ。
(そういえば、俺そんなこと言っちゃったなあ)
しかし、当の本人はそんなことを忘れていた。
なんてこったい。
でも、現実はこんなもんだ。
カミソリシュートを投げつけた相手打者のことなんぞ覚えていない。
「私……書籍化作家になるなんて思わなかった」
「え?」
「最初は好きで好きでたまらなくて書いてた。紙とペンを使って誰にも見せずにノートにね」
「あ、あのう……」
「そんなある日、Web小説のことを知ったの……匿名で作品を公開できるし、タグを付けしたら簡単に公募にも挑戦できる……こんないいものはないと思った」
一方的なコミュニケーションが始まっちまった。
鬼丸の自分語りである。
「作品を公開して暫くして、ストギル内のコンテストに何気なく参加したら大賞をとってね……それが私の処女作『蒼き月の姫君』だった」
「は、はあ……」
ここまで来たら鬼丸の自分語りを聞くしかない。
龍は腹を決めて傾聴することにした。
「『蒼き月の姫君』はそこそこ人気で5巻まで出たわ。私の自信作であり代表作」
鬼丸の独白と共に「失礼します」の声が聞こえた。
喫茶店の店員より、コトリと丁寧に注文された品が置かれたのである。
ローズヒップティーとショートケーキ、鬼丸は一口お茶を飲むと言葉を続ける。
「でも、始まりがあれば終わりもある。そこそこのヒット作を書いた私は出版社から新作の執筆依頼が来たわ、編集さんと話し合って企画を決めて、プロットを書いて、作品を出した――」
鬼丸はケーキを起用にフォークで切り取りモグモグと食す。
口には生クリームがついている。龍は迫真した表情のまま指摘する。
「クリーム、ついてますよ」
「……ありがとう」
小さなお礼を述べると、鬼丸は舌で生クリームをペロリとなめる。
どこかそこが幼い感じを残すも話す言葉は重い。
「新作は売れなかった、その次の作品も売れない、全部が打ち切り。ついには編集さんに企画を出しても、出しても通らなくなった……終いに出版社との契約も切られフリーとなったわけ。売れない商業作家に価値はないからね」
「価値はない……ですか」
「プロの世界なんてそんなもの、頭で理解しても受け入れられなかった。私は作家業だけで食べていくと心に誓っていた……元々仕事も派遣業で転々としてたから立派な職歴もなかったし、自分に自信がなかったからね。それに好きを仕事にしたかった」
鬼丸は「ふう」と息をつくケーキのイチゴを一つまみする。
「つまらない『鬼丸まりあ』ではなく『まるぐりっと』が本当の私だと思った。SNSの呟きもみんながリプに返信してくれるし、いいねもつけてくれる――まるぐりっとは孤独な鬼丸まりあより輝いていた、だからラノベ作家を辞めたくなかった」
お茶に映る自分の顔を、鬼丸はまじまじと見つめる。
そこには本来の自分である『鬼丸まりあ』がいた。
小説を奪うと何もない無様な自分。
(情けない顔……この顔も所詮は偽りの自分)
SNSでの励ましも、応援も、全ては『書籍化作家』という称号があるからだ。
誰も自分を見ていない。書籍化作家まるぐりっとだけを見ていたのだ。
――そんなことはとっくに気付いていた。
「一発屋として終わりたくない。そんなときにDMにメッセージが来てね」
「メッセージ?」
「黒鳥響士郎先生からの誘いよ」
「あ!」
黒鳥響士郎。
龍はその名を聞いて思い出した。
鬼丸が送った創作論『書籍化を呼ぶ雄鶏』の作者。
界隈では超有名なラノベ作家である。
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