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第四十七筆 黒鳥の宴!
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黒鳥響士郎:皆さん、グッドイブニング。
既に黒鳥のサイバーラウンジが始まっていた。
その名も『黒鳥の宴』。
一ヶ月に一回ほど開催しているサイバーラウンジで、そこでは様々なゲストを招いてWeb小説やラノベなどを中心に話題を設けて会話をしている。
「リ、リスナーが結構多いな」
龍は黒鳥の宴のリスナー数に驚いた。
匿名者を含めても五十人単位は視聴していたのだ。
ちょっとした小さなライブハウスなら満員になるほどだ。
黒鳥響士郎:書籍化を目指す全てのWeb作家に送る『書籍化するためのコツ』というテーマで、今日は二人のゲストと共にお届けしたいと思います。
黒鳥の雰囲気はどこかキザったらしいもののイケボだった。
アイコンもイケメンメガネで、それが人気声優的な声質とよく合っていた。
視聴者にはアカウント名から女性らしきリスナーも多く聞いている。
きっと中身よりも、黒鳥のアイコンと声を合致させ想像を巡らすために来ている人もいるのだろう。
黒鳥響士郎:まずは真異世界令嬢教の教祖として、そして三日で書籍化を果たした異例の作家、紅蓮まうざりっと君です!
紅蓮まうざりっと:真異世界令嬢教の教祖『紅蓮まうざりっと』です。黒鳥様の教えに従い、私も書籍化作家と一歩踏み出しました。今日はその経験をシェアしたいと思います。
まうざりっとの声は自信に満ち満ちていた。
しかし、自信はありげながらもどこか弱気な青年風の声だった。
おそらくは龍よりは年下であろう。
そんな彼に真異世界令嬢教の狂信者が一斉にリプを始める。
カーミラのエビ餃子:バーモ! まうざ! バーモ! まうざ!
サクリンころも:バーモ! まうざ! バーモ! まうざ!
有象無象の狂信者達:りっ! とっ!
狂信者の荒らしに近いリプ。
その数のべ五十以上。
恐るべき数のリプが高速で書き込まれていった。
ラブリーゴブリン:ま、まうざりっと様よ!
ヘカテー:あぁ……私達の救世主……。
「ま、まるぐりっと以上のカリスマ性があるというのか!?」
龍の額に汗が流れた。
これなるは異世界恋愛に依存していたワナビや一発屋の書籍化作家達。
一様にまるぐりっとの創作論に依存し、彼女を信奉していたワナビ達にとって大きな喪失感となっていた。
そんな、狂信者達の絶望や不満、怒りは徐々に高まっていたところに『紅蓮まうざりっと』となるアカウントが登場した。
最初はまるぐりっとのパチモンだと思われていたが、たった三日で書籍化を決めた実力を見せられ、新たな信仰の対象となったのだ。
カリスマ性では、前教祖のまるぐりっとを越えてしまっていた。
黒鳥響士郎:エクセレント! そして、もう一人は二次創作のスペシャリスト、ゲームやコミックのノベライズで大成功を収めている色帯寸止め先生です。
色帯寸止め:こんばんは。私は異世界ものに馴染みが薄かったんですが、最近ストギルにも挑戦し始めているので、これからのアプローチや成功例について語れればと思います。
続いて、色帯寸止めの声が流れた。
その声は意外にも渋く優しそうな声質だった。
吹き替えなら、アメリカのホームドラマのお父さん風の声だ。
ちなみに色帯寸止め先生のアイコンは、ファンタジックな老魔法使いである。
「い、色帯寸止め先生……」
龍はどこか暗い気持ちになった。
あれだけ、Web小説界隈の批判をエアリプしてきた色帯寸止めが、その象徴である黒鳥と会話していることに違和感を感じ得なかった。
「……あなたがテンプレを書くなんて思いませんでした」
一種、龍は複雑な気持ちを抱きつつも三人の会話が始まった。
黒鳥響士郎:では、早速本題に入りましょうか。まず、書籍化を目指す上で最も重要なポイントの一つは『読者に読まれる』こと――まうざりっと君、書籍化成功の要因となった『読まれるための工夫』だけども、どのようにしましたか?
紅蓮まうざりっと:はい、黒鳥様の教えで特に効果的だったのは『テンプレを活用する』ことでした。私の作品では『令嬢』という定番の設定に『サンバ』という異質な要素を加えました。テンプレで安心感を与えつつ、ユニークな要素で読者の興味を引くという手法が功を奏したんです。
色帯寸止め:確かにテンプレは重要ですね。私も昔から『期待通りの展開を用意しつつ、それをどう裏切るか』というバランスに注意してきました。テンプレを活用しつつも、どこかでサプライズを用意すると読者の飽きを防げますよね。
黒鳥響士郎:インディード! テンプレは読者が安心して作品に入るための導線ですが、そこに独自のアレンジを加えることで一気に魅力を高めることができます。『読者を飽きさせない』というのは書籍化を目指す上で非常に大事なポイントです。
リスナーからは『グッド』や『ハート』あるいは『拍手』のリアクションが送られる。
それは皆が黒鳥達の言葉に納得している意味を表していた。
「な、なんか……気持ち悪いな」
龍はポツリと言葉を出した。
その発言はSNS外のリアルワールドだからこそ許されている。
もし、これがSNSでの発言ならたちまち炎上していただろう。
だが、それを口にするほど龍はとても気味の悪いものを感じたのだ。
色帯寸止めやまうざりっとを含め、全員が何だか黒鳥にやらされているかのように感じた。
「誰も違和感を覚えないのか?」
龍はブツブツと呟きながらも、黒鳥達の言葉に耳をすませていた。
退出してもよかったのだが、不思議と黒鳥達の会話を聞きたくなった。
それは偏に尊敬していた色帯寸止めと強筆敵のまうざりっとがいたからに他ならない。
また、彼らを変貌させた黒鳥響士郎のことを知りたかったのもある。
そんな今日のサイバーラウンジを聞く龍、三人の会話は徐々に異様な熱を帯びながら進められていく。
黒鳥響士郎:色帯寸止め先生、貴方は長く業界でご活躍されておられますが、具体的にストーリーをどう構成すれば読者を飽きさせないとお考えですか。
色帯寸止め:私は物語のテンポとリズムに気を使いますね。特にWeb小説では『短いエピソードで読者を引き込む』ことが重要です。だらだらと長く続く話は避けて、一話一話にしっかりとした区切りとフックを持たせる。読者が常に次の話を読みたくなる構成が大切です。
紅蓮まうざりっと:僕も色帯寸止め先生の言葉に同意します。僕の『踊るサンバ令嬢』では、戦闘シーンを細かく分けてテンポ良く展開するように心がけました。サンバというリズム感のある題材を使って、物語全体にリズム感を持たせることが重要だったんです。
黒鳥響士郎:なるほど。さて、ここまでテンプレの重要性について話してきましたが――色帯寸止め先生一つよろしいでしょうか。
色帯寸止め:何でしょうか?
黒鳥響士郎:あなたは以前、テンプレに対して批判的な姿勢を取っていたことがありましたよね?
黒鳥のゲストを刺すような発言。
一瞬であるが沈黙が流れた――。
既に黒鳥のサイバーラウンジが始まっていた。
その名も『黒鳥の宴』。
一ヶ月に一回ほど開催しているサイバーラウンジで、そこでは様々なゲストを招いてWeb小説やラノベなどを中心に話題を設けて会話をしている。
「リ、リスナーが結構多いな」
龍は黒鳥の宴のリスナー数に驚いた。
匿名者を含めても五十人単位は視聴していたのだ。
ちょっとした小さなライブハウスなら満員になるほどだ。
黒鳥響士郎:書籍化を目指す全てのWeb作家に送る『書籍化するためのコツ』というテーマで、今日は二人のゲストと共にお届けしたいと思います。
黒鳥の雰囲気はどこかキザったらしいもののイケボだった。
アイコンもイケメンメガネで、それが人気声優的な声質とよく合っていた。
視聴者にはアカウント名から女性らしきリスナーも多く聞いている。
きっと中身よりも、黒鳥のアイコンと声を合致させ想像を巡らすために来ている人もいるのだろう。
黒鳥響士郎:まずは真異世界令嬢教の教祖として、そして三日で書籍化を果たした異例の作家、紅蓮まうざりっと君です!
紅蓮まうざりっと:真異世界令嬢教の教祖『紅蓮まうざりっと』です。黒鳥様の教えに従い、私も書籍化作家と一歩踏み出しました。今日はその経験をシェアしたいと思います。
まうざりっとの声は自信に満ち満ちていた。
しかし、自信はありげながらもどこか弱気な青年風の声だった。
おそらくは龍よりは年下であろう。
そんな彼に真異世界令嬢教の狂信者が一斉にリプを始める。
カーミラのエビ餃子:バーモ! まうざ! バーモ! まうざ!
サクリンころも:バーモ! まうざ! バーモ! まうざ!
有象無象の狂信者達:りっ! とっ!
狂信者の荒らしに近いリプ。
その数のべ五十以上。
恐るべき数のリプが高速で書き込まれていった。
ラブリーゴブリン:ま、まうざりっと様よ!
ヘカテー:あぁ……私達の救世主……。
「ま、まるぐりっと以上のカリスマ性があるというのか!?」
龍の額に汗が流れた。
これなるは異世界恋愛に依存していたワナビや一発屋の書籍化作家達。
一様にまるぐりっとの創作論に依存し、彼女を信奉していたワナビ達にとって大きな喪失感となっていた。
そんな、狂信者達の絶望や不満、怒りは徐々に高まっていたところに『紅蓮まうざりっと』となるアカウントが登場した。
最初はまるぐりっとのパチモンだと思われていたが、たった三日で書籍化を決めた実力を見せられ、新たな信仰の対象となったのだ。
カリスマ性では、前教祖のまるぐりっとを越えてしまっていた。
黒鳥響士郎:エクセレント! そして、もう一人は二次創作のスペシャリスト、ゲームやコミックのノベライズで大成功を収めている色帯寸止め先生です。
色帯寸止め:こんばんは。私は異世界ものに馴染みが薄かったんですが、最近ストギルにも挑戦し始めているので、これからのアプローチや成功例について語れればと思います。
続いて、色帯寸止めの声が流れた。
その声は意外にも渋く優しそうな声質だった。
吹き替えなら、アメリカのホームドラマのお父さん風の声だ。
ちなみに色帯寸止め先生のアイコンは、ファンタジックな老魔法使いである。
「い、色帯寸止め先生……」
龍はどこか暗い気持ちになった。
あれだけ、Web小説界隈の批判をエアリプしてきた色帯寸止めが、その象徴である黒鳥と会話していることに違和感を感じ得なかった。
「……あなたがテンプレを書くなんて思いませんでした」
一種、龍は複雑な気持ちを抱きつつも三人の会話が始まった。
黒鳥響士郎:では、早速本題に入りましょうか。まず、書籍化を目指す上で最も重要なポイントの一つは『読者に読まれる』こと――まうざりっと君、書籍化成功の要因となった『読まれるための工夫』だけども、どのようにしましたか?
紅蓮まうざりっと:はい、黒鳥様の教えで特に効果的だったのは『テンプレを活用する』ことでした。私の作品では『令嬢』という定番の設定に『サンバ』という異質な要素を加えました。テンプレで安心感を与えつつ、ユニークな要素で読者の興味を引くという手法が功を奏したんです。
色帯寸止め:確かにテンプレは重要ですね。私も昔から『期待通りの展開を用意しつつ、それをどう裏切るか』というバランスに注意してきました。テンプレを活用しつつも、どこかでサプライズを用意すると読者の飽きを防げますよね。
黒鳥響士郎:インディード! テンプレは読者が安心して作品に入るための導線ですが、そこに独自のアレンジを加えることで一気に魅力を高めることができます。『読者を飽きさせない』というのは書籍化を目指す上で非常に大事なポイントです。
リスナーからは『グッド』や『ハート』あるいは『拍手』のリアクションが送られる。
それは皆が黒鳥達の言葉に納得している意味を表していた。
「な、なんか……気持ち悪いな」
龍はポツリと言葉を出した。
その発言はSNS外のリアルワールドだからこそ許されている。
もし、これがSNSでの発言ならたちまち炎上していただろう。
だが、それを口にするほど龍はとても気味の悪いものを感じたのだ。
色帯寸止めやまうざりっとを含め、全員が何だか黒鳥にやらされているかのように感じた。
「誰も違和感を覚えないのか?」
龍はブツブツと呟きながらも、黒鳥達の言葉に耳をすませていた。
退出してもよかったのだが、不思議と黒鳥達の会話を聞きたくなった。
それは偏に尊敬していた色帯寸止めと強筆敵のまうざりっとがいたからに他ならない。
また、彼らを変貌させた黒鳥響士郎のことを知りたかったのもある。
そんな今日のサイバーラウンジを聞く龍、三人の会話は徐々に異様な熱を帯びながら進められていく。
黒鳥響士郎:色帯寸止め先生、貴方は長く業界でご活躍されておられますが、具体的にストーリーをどう構成すれば読者を飽きさせないとお考えですか。
色帯寸止め:私は物語のテンポとリズムに気を使いますね。特にWeb小説では『短いエピソードで読者を引き込む』ことが重要です。だらだらと長く続く話は避けて、一話一話にしっかりとした区切りとフックを持たせる。読者が常に次の話を読みたくなる構成が大切です。
紅蓮まうざりっと:僕も色帯寸止め先生の言葉に同意します。僕の『踊るサンバ令嬢』では、戦闘シーンを細かく分けてテンポ良く展開するように心がけました。サンバというリズム感のある題材を使って、物語全体にリズム感を持たせることが重要だったんです。
黒鳥響士郎:なるほど。さて、ここまでテンプレの重要性について話してきましたが――色帯寸止め先生一つよろしいでしょうか。
色帯寸止め:何でしょうか?
黒鳥響士郎:あなたは以前、テンプレに対して批判的な姿勢を取っていたことがありましたよね?
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