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0 素敵な家族とお姉様が大好きな私
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私はティベリア・ウォーク。ウォーク公爵家の次女で私にはすごい美貌のお姉様がいる。妖艶な体つきに色っぽくて綺麗な顔立ち。髪は淡いピンクで瞳は鮮やかなグリーン。
目の覚めるようなお姉様の容姿に比べて私の身体は小柄で華奢だ。髪も瞳もありふれたブラウンだし、鼻の頭にはそばかすがたくさん。それでも絵を描くことだけは大好きで、家族は私の絵の才能をとても高く評価してくれていた。私とお姉様は少しも似ていないけれど仲良しだし、私はお姉様が大好きなの。
ある日のディナー、私達家族は美味しい料理に舌鼓を打っていた。話題はどれも和やかな他愛のない話しで、いかにも仲良しの家族団らんのひとときだった。
「ところでティベリア。お前に婚約者ができた。お相手はワイアット・エルズバー伯爵家の嫡男だよ。爽やかな容姿の好青年だからきっと気に入ると思う」
お父様は私にそうおっしゃった。
「そうですか。私はエルズバー伯爵家に嫁ぐということですね?」
「そうですよ。このウォーク公爵家は長女のカトレアが継ぎますからね。カトレアはなんでも上手にできる優秀な子ですもの」
お母様はお姉様を嬉しそうに見つめる。今までお母様は平等に私達を慈しんで育ててくださったと思うし、お姉様は私にいつだって優しかった。だから私はお母様もお姉様も大好きよ。私達家族はとても良い関係だと満足していた。
「はい、わかっておりますわ。なんでもできて美しいお姉様は私の自慢でもありますわ。ですから、このウォーク公爵家はお姉様が継ぐのが一番だと思います! 私は絵さえ描ければ満足ですし」
家族会議で家督を継ぐのはお姉様に決まっていたし、このハイロ国の法律もそのようになっていた。公爵の爵位を持つお父様の第一子が爵位を継ぐのよ。
「ティベリアは他家に嫁ぐことになるけれど不安に思わなくて大丈夫よ。きっとあちらはティベリアを大事にするはずだわ。だってこんなに可愛い私の妹ですもの」
お姉様はなにも心配いらない、とばかりに優しく微笑んだ。
もちろん私も少しも心配などしていない。だってお父様が選んだ婚約者なのだから、きっとうまくやっていけると思うの。
目の覚めるようなお姉様の容姿に比べて私の身体は小柄で華奢だ。髪も瞳もありふれたブラウンだし、鼻の頭にはそばかすがたくさん。それでも絵を描くことだけは大好きで、家族は私の絵の才能をとても高く評価してくれていた。私とお姉様は少しも似ていないけれど仲良しだし、私はお姉様が大好きなの。
ある日のディナー、私達家族は美味しい料理に舌鼓を打っていた。話題はどれも和やかな他愛のない話しで、いかにも仲良しの家族団らんのひとときだった。
「ところでティベリア。お前に婚約者ができた。お相手はワイアット・エルズバー伯爵家の嫡男だよ。爽やかな容姿の好青年だからきっと気に入ると思う」
お父様は私にそうおっしゃった。
「そうですか。私はエルズバー伯爵家に嫁ぐということですね?」
「そうですよ。このウォーク公爵家は長女のカトレアが継ぎますからね。カトレアはなんでも上手にできる優秀な子ですもの」
お母様はお姉様を嬉しそうに見つめる。今までお母様は平等に私達を慈しんで育ててくださったと思うし、お姉様は私にいつだって優しかった。だから私はお母様もお姉様も大好きよ。私達家族はとても良い関係だと満足していた。
「はい、わかっておりますわ。なんでもできて美しいお姉様は私の自慢でもありますわ。ですから、このウォーク公爵家はお姉様が継ぐのが一番だと思います! 私は絵さえ描ければ満足ですし」
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「ティベリアは他家に嫁ぐことになるけれど不安に思わなくて大丈夫よ。きっとあちらはティベリアを大事にするはずだわ。だってこんなに可愛い私の妹ですもの」
お姉様はなにも心配いらない、とばかりに優しく微笑んだ。
もちろん私も少しも心配などしていない。だってお父様が選んだ婚約者なのだから、きっとうまくやっていけると思うの。
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