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妊娠中のグレイスには、いろいろあったー元レイラ男爵への救い(グレイスside)その2
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リリィは、毎日、侍女になる為の勉強を頑張り、週に一回は、私の屋敷に来てベッツィと遊べることに、とても感謝していた。私は、それが、とても嬉しい。
そして、そんな嬉しいなか、王妃様の姉上様がいらっしゃるとの、前もってのお知らせを頂いた。もちろん、快く承諾し、アレクサンダー様とお待ちしていた。
王妃様には2人の姉上がいらっしゃるし、王様には姉上と妹様がいらっしゃった。この国では、王族達の屋敷はみな近い場所に構えられていた。
この4人の方々が、今回のレイラ男爵家の処分を任されており、王妃様の一番上の姉上様はレイラ前男爵の担当だった。
王妃様の姉上様は、とても機嫌が良かった。
「突然に来てしまい申し訳ないね。実は、とても良い知らせがあってね。あの前レイラ男爵が、すっかり改心してね。よく、働くし他の使用人にも好かれている。だが、処刑してほしいと言うのさ。どう、思う?」
王妃様の姉上様は、困ったように微笑んだ。
「だったら、処刑すればいいさ。大事な私のグレイスを、散々虐めた奴らの一員だ。いくら、改心したって、やってきたことが消えるわけじゃぁない。私は、そう思います。けれど、心優しいグレイスは違うと思う。ここは、辛い仕打ちを受けたグレイスの意見を聞きましょう」
アレクサンダー様は、私の手を、そっと握り微笑んだ。
「私は、処刑には反対です。私は、実際、虐げられていましたが、殺されたわけではありません。悔い改めれば、どんな罪人も許してほしいと申し上げるつもりはありません。ただ、前レイラ男爵の場合は、許してあげてほしいのです」
私は、ありのままの今の気持ちを申し上げた。小さな子供を、理由もなく殺めたり、人の命を気まぐれに奪い取るような犯罪者は、もちろん安易に許してはいけないと思う。でも、そうでない場合なら、やり直す機会は与えられてしかるべきだと思った。
「ふむ。やはり、そうきたか。グレイスなら、そう言うと思ったよ。だったら、こうしたらどうだろう? 私の使用人達に『助けたい者は縛り首にする縄を切りに来い』と伝えよう。それが、一定数いたら、アレクサンダーも納得できるのではないか?」
王妃様の姉上様の言葉に、アレクサンダー様も深く頷いた。
「あぁ、それは、良い考えですね? もし、一定数いたのなら、縄に傷をつけて下にだけ落としましょう。まぁ、マットレスを何枚も重ねれば大丈夫でしょう? 縛り首になる気分を、味わうのはちょっとした罰だ。あいつは、グレイスに娼館に行って、身体を・・・・・・あぁ、口にするのもおぞましいからやめようね。お腹の子の胎教に、良くない」
アレクサンダー様は、そうおっしゃって私のまだ、全く膨らんでいないお腹を撫でた。その様子を王妃様の姉上様は、優しい眼差して見ていっらっしゃる。
「一定数の賛成者がいて、新しい人生を授ける時には、良かったら二人とも来るが良い。使いの者に黄色いリボンを持たせよう。リリィも、呼ぼう。いずれ、あの二人を、きっとグレイスは手元に置きたいのだろう? リリィの侍女になる話はきいたよ。ならば、私はあの前レイラ男爵に、造園技能士の資格でもとらすかな。知識があれば、足腰が弱ってきても、若い者の指導にあたれる」
「まぁー、それはいいお考えですわ!」
*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
翌日の朝早くに、王妃様の姉上様の侍従から、黄色いリボンが届けられた。
「さぁ、前レイラ男爵の生まれ変わる瞬間を見にいこうか?」
アレクサンダー様は、にっこり笑ったのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
※宣伝です。不快な方は飛ばしてください(´,,•ω•,,`)◝
「(完結)私の夫を奪う姉」
7話のショートショートです。7,567文字の喜劇です。
宜しければ、気分転換にお読みいただけると嬉しいです。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございます(🌸ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
そして、そんな嬉しいなか、王妃様の姉上様がいらっしゃるとの、前もってのお知らせを頂いた。もちろん、快く承諾し、アレクサンダー様とお待ちしていた。
王妃様には2人の姉上がいらっしゃるし、王様には姉上と妹様がいらっしゃった。この国では、王族達の屋敷はみな近い場所に構えられていた。
この4人の方々が、今回のレイラ男爵家の処分を任されており、王妃様の一番上の姉上様はレイラ前男爵の担当だった。
王妃様の姉上様は、とても機嫌が良かった。
「突然に来てしまい申し訳ないね。実は、とても良い知らせがあってね。あの前レイラ男爵が、すっかり改心してね。よく、働くし他の使用人にも好かれている。だが、処刑してほしいと言うのさ。どう、思う?」
王妃様の姉上様は、困ったように微笑んだ。
「だったら、処刑すればいいさ。大事な私のグレイスを、散々虐めた奴らの一員だ。いくら、改心したって、やってきたことが消えるわけじゃぁない。私は、そう思います。けれど、心優しいグレイスは違うと思う。ここは、辛い仕打ちを受けたグレイスの意見を聞きましょう」
アレクサンダー様は、私の手を、そっと握り微笑んだ。
「私は、処刑には反対です。私は、実際、虐げられていましたが、殺されたわけではありません。悔い改めれば、どんな罪人も許してほしいと申し上げるつもりはありません。ただ、前レイラ男爵の場合は、許してあげてほしいのです」
私は、ありのままの今の気持ちを申し上げた。小さな子供を、理由もなく殺めたり、人の命を気まぐれに奪い取るような犯罪者は、もちろん安易に許してはいけないと思う。でも、そうでない場合なら、やり直す機会は与えられてしかるべきだと思った。
「ふむ。やはり、そうきたか。グレイスなら、そう言うと思ったよ。だったら、こうしたらどうだろう? 私の使用人達に『助けたい者は縛り首にする縄を切りに来い』と伝えよう。それが、一定数いたら、アレクサンダーも納得できるのではないか?」
王妃様の姉上様の言葉に、アレクサンダー様も深く頷いた。
「あぁ、それは、良い考えですね? もし、一定数いたのなら、縄に傷をつけて下にだけ落としましょう。まぁ、マットレスを何枚も重ねれば大丈夫でしょう? 縛り首になる気分を、味わうのはちょっとした罰だ。あいつは、グレイスに娼館に行って、身体を・・・・・・あぁ、口にするのもおぞましいからやめようね。お腹の子の胎教に、良くない」
アレクサンダー様は、そうおっしゃって私のまだ、全く膨らんでいないお腹を撫でた。その様子を王妃様の姉上様は、優しい眼差して見ていっらっしゃる。
「一定数の賛成者がいて、新しい人生を授ける時には、良かったら二人とも来るが良い。使いの者に黄色いリボンを持たせよう。リリィも、呼ぼう。いずれ、あの二人を、きっとグレイスは手元に置きたいのだろう? リリィの侍女になる話はきいたよ。ならば、私はあの前レイラ男爵に、造園技能士の資格でもとらすかな。知識があれば、足腰が弱ってきても、若い者の指導にあたれる」
「まぁー、それはいいお考えですわ!」
*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
翌日の朝早くに、王妃様の姉上様の侍従から、黄色いリボンが届けられた。
「さぁ、前レイラ男爵の生まれ変わる瞬間を見にいこうか?」
アレクサンダー様は、にっこり笑ったのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
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ここまで、お読みいただき、ありがとうございます(🌸ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
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