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8 美しく崇高な記憶②
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行為かあの人の微笑か、どちらかが、あるいはどちらもショックだったのか、その夜、高熱で寝込んでしまった。
そうなれば、当然、お父様以外の家族は心配して見舞いに来てくれる。
今それは申し訳ないが、ありがた迷惑だった。
上掛けを被って、お見舞いに来てくれたお母様と兄二人に顔を見せようとしない私に、三人が揃って困惑している様子なのが分かる。
重ねて申し訳ないが、今、三人に会いたくない。特に、お母様には。
「ベス、どうしたの? 顔を見せて」
「……嫌」
上掛けの中から、お母様に返事をした。
「……私、今、とってもブサイクだから」
行為を覗き見した恥ずかしさや罪悪感だけではない。
自覚してしまったこの気持ち故に、まともに、お母様の顔を見れないのだ。
「は? ベスは誰より可愛いよ」
声からして、九歳の次兄、ハンク兄様だ。
確かに、絶世の美女であるお母様に似た今生の私の容姿は、自惚れや身内の欲目を抜きにしても可愛いと思う。
だとしても、自分にも酷似した妹相手に即座に「可愛い」と言えるのは、どうなのだろう? それだけハンク兄様は妹を溺愛しているという事だろうか?
「主治医も嫌だと駄々こねてるけど、いつまでも苦しいのも嫌だろう? 我慢して診察受けろよ」
これは、十歳の長兄、リカルド兄様だ。
診察を受けなくても明日になれば、きっと治る。これは精神からくる高熱だから。
「……お父様……お父様と二人きりで話をさせてくれれば、診察を受けるわ」
そう、あの人と話さなければならない。
いつまで避けていても問題は解決しないのだ。
「「「は?」」」
奇しくも三人の声が重なった。
私は少しだけ上掛けをずらして三人を見た。
予想通り、三人とも何とも驚いた顔をしている。
お父様は私に(兄二人にもだが)無関心だったし、私のほうも今生の父親である彼に対して気圧されたような態度しかとれなかった。
その私が「お父様と二人きりで話したい」などと言い出したのだ。
驚くのは無理もない。
「私に何を話したいんだ?」
お父様は寝室にやって来るなり開口一番そう言った。
いつも私や兄二人、その他大勢に対するのと同じく無表情で声にすら感情がこもっていない。
お父様が感情を露にするのは、お母様に対してだけなのだ。
……情交の名残など、もう欠片も残ってはいない。
いつも通り、理性的で禁欲的なお父様だ。
お母様と兄二人には、お引き取り願った。
お母様とハンク兄様は私とお父様を二人きりにするのをためらっていたが、私が「どうしても、お父様と二人きりがいいの」と言ったため渋々帰って行った。
娘が高熱で寝込んでいて「お父様と二人きりで話したい」と言っただけでは来てはくれなかった。この人にとって唯一無二な存在であるお母様に言われたから来たのだ。
私はベッドの上で正座すると言った。
「――いつ私を殺すんですか?」
「は?」
普段、冷静沈着、理性的と言われるこの人が、一瞬だけとはいえ呆気にとられた。それだけ私の質問は彼にとって想定外だったのだろう。
私は首を傾げた。
「……だって、貴方は私を殺したいのでしょう?」
生まれた瞬間、向けられた殺意には気づいていた。
私がお父様に対して気圧された態度なのは、彼の人とは思えない美しさや内面のためだけではない。常に首に刃物を向けられているような心地を味わわされているからだ。
今生の私は難産の末に生を享けた。
お母様か赤ん坊、どちらかしか助からないとまで言われた。まあ結果は、お母様も赤ん坊も助かったのだけれど。
それでも、最愛の妻の命を危険にさらした赤ん坊を、この人が許すはずがない。
たとえ、私が自分と最愛の妻との娘であってもだ。
だから、殺意を向けられたのは仕方ないと思っている。
「……お母様のために我慢していても……今回の事で私を殺したくなったでしょう?」
出産の際にお母様を殺しかけた私をこの人が今も生かしているのは、偏にお母様のためだ。
娘が死ねば、お母様が悲しむからだ。
「熱が出て寝込んでいるから今なら私が死んでも誰も不審に思わないわ。私を殺す好機でしょう? いきなり殺されるより心の準備をしておきたいので、いつ私を殺すか聞いておこうと思いまして」
「私に殺されたいのか?」
「いいえ。今生は天寿を全うしたいです」
「いつ殺すんですか?」と訊いておいて何だが、私だってできれば生きていたい。
今生は天寿を全うしたい。
ある日突然、自分の意思でもないのに命を絶たれるのは何とも無念だ。
けれど、この人が私を殺すと決意したのなら私の死は絶対だ。
抗えるとは思っていないし、抗おうとも思わない。
それほど、私はこの美しく残酷な人に囚われている。
「……今生は、か」
お父様は含みのある言い方をした。
前世もだったが今生の身内も揃って聡明で勘がいい。彼らは気づいているのだろう。
私がただの幼女ではない事に――。
「安心しろ。殺しはしない」
「え?」
お父様の言葉は信じられなかった。
「殺すのなら、いつでも殺せた。生かしているのはリズが悲しむからだ」
そんな事は分かっている。
「……でも」
お母様との秘め事を覗いた私を絶対に許せないのでは?
私の視線から、それを感じ取ったのか、お父様は言った。
「お前は殺せない。それに、あれを見た事が、お前を苦しめるだろう」
ただ殺すよりも自分達の秘め事を記憶しているほうが、お前を苦しめるのだと。
お父様は、言外にそう言っている。
――この人は気づいていたのだ。
私が自覚したばかりのこの想いに。
気づいていたから、わざと私に行為を見せたのかも知れない。
私を苦しめるために――。
それが、お母様を殺しかけた私への報復なのだろう。
この人の言う通り、あの記憶は生涯私を苦しめる事になった。
この上なく麗しい愛し合う男女の睦み合い。
美しく崇高な記憶は、感動ではなく私に痛みをもたらせる。
なぜなら、私ではなかったから。
彼に愛されている女は、私ではなかったから。
私と同じ血を持つ、私に酷似した、けれど、違う女。
美しくて綺麗で可愛い私のお母様。
テューダ王国王太女、リズことエリザベス・テューダ。
今生の私、ベスことエリザベス・テューダを産んだ母親。
前世の母の事は憶えていない。
前世の私と双子の弟を出産後、体調を崩した前世の母は桜子と桃梧が三歳の時に亡くなった。今生と違って前世では胎児からの記憶がないので物心つくかどうかという時に亡くなった母の事は憶えていないのだ。
ベスに生まれ変わった事で初めて母親の愛情という物を知った。
私にとって「母親」は、お母様、リズだけだ。
この気持ちを自覚しても、お父様に愛されているからといって、お母様を嫌ったり憎んだりなど絶対にできない。
けれど――。
あの時、お母様になりたいと思った。
この人に、お父様に、愛されているお母様になりたいと思ってしまったのだ。
生まれた瞬間、私に殺意を向けてきた男に、今生の私の父親に、アーサー・テューダに、私は恋していたのだ。
この想いが、いつ芽生えたのか分からない。
思えば、出会った時、生まれた瞬間、殺意を向けられても彼の人とは思えない美しさや内面に、アーサー・テューダという存在に、もう心は囚われていたのかもしれない。
実の父親だろうと自分に無関心な人間など普段ならこちらから切り捨てている。父親に愛されてなくても他の肉親や周囲の愛情には恵まれている。それで充分なはずだった。
いつもいつも、お父様を目で追っていた。対峙しても気圧された態度しか取れないのに、その目に映されたいと、お母様に対するように優しい笑顔を向けてほしいと思ってしまったのだ。
胎児から前世の、大池桜子としての記憶と人格を保持していた。
だから、本当の意味で、お父様を「お父様」だと思っていなかったのかもしれない。
私にとって彼は、「父親」ではなく「男」だったのだ。
どちらにしろ、私の恋は叶わない。
彼には相愛の妻がいて、何より彼は今生の私の父親だ。
恋を自覚した途端、失恋どころではない絶望に見舞われるとは。
それでも、この恋心を棄てる事が、どうしてもできなかった。
そうなれば、当然、お父様以外の家族は心配して見舞いに来てくれる。
今それは申し訳ないが、ありがた迷惑だった。
上掛けを被って、お見舞いに来てくれたお母様と兄二人に顔を見せようとしない私に、三人が揃って困惑している様子なのが分かる。
重ねて申し訳ないが、今、三人に会いたくない。特に、お母様には。
「ベス、どうしたの? 顔を見せて」
「……嫌」
上掛けの中から、お母様に返事をした。
「……私、今、とってもブサイクだから」
行為を覗き見した恥ずかしさや罪悪感だけではない。
自覚してしまったこの気持ち故に、まともに、お母様の顔を見れないのだ。
「は? ベスは誰より可愛いよ」
声からして、九歳の次兄、ハンク兄様だ。
確かに、絶世の美女であるお母様に似た今生の私の容姿は、自惚れや身内の欲目を抜きにしても可愛いと思う。
だとしても、自分にも酷似した妹相手に即座に「可愛い」と言えるのは、どうなのだろう? それだけハンク兄様は妹を溺愛しているという事だろうか?
「主治医も嫌だと駄々こねてるけど、いつまでも苦しいのも嫌だろう? 我慢して診察受けろよ」
これは、十歳の長兄、リカルド兄様だ。
診察を受けなくても明日になれば、きっと治る。これは精神からくる高熱だから。
「……お父様……お父様と二人きりで話をさせてくれれば、診察を受けるわ」
そう、あの人と話さなければならない。
いつまで避けていても問題は解決しないのだ。
「「「は?」」」
奇しくも三人の声が重なった。
私は少しだけ上掛けをずらして三人を見た。
予想通り、三人とも何とも驚いた顔をしている。
お父様は私に(兄二人にもだが)無関心だったし、私のほうも今生の父親である彼に対して気圧されたような態度しかとれなかった。
その私が「お父様と二人きりで話したい」などと言い出したのだ。
驚くのは無理もない。
「私に何を話したいんだ?」
お父様は寝室にやって来るなり開口一番そう言った。
いつも私や兄二人、その他大勢に対するのと同じく無表情で声にすら感情がこもっていない。
お父様が感情を露にするのは、お母様に対してだけなのだ。
……情交の名残など、もう欠片も残ってはいない。
いつも通り、理性的で禁欲的なお父様だ。
お母様と兄二人には、お引き取り願った。
お母様とハンク兄様は私とお父様を二人きりにするのをためらっていたが、私が「どうしても、お父様と二人きりがいいの」と言ったため渋々帰って行った。
娘が高熱で寝込んでいて「お父様と二人きりで話したい」と言っただけでは来てはくれなかった。この人にとって唯一無二な存在であるお母様に言われたから来たのだ。
私はベッドの上で正座すると言った。
「――いつ私を殺すんですか?」
「は?」
普段、冷静沈着、理性的と言われるこの人が、一瞬だけとはいえ呆気にとられた。それだけ私の質問は彼にとって想定外だったのだろう。
私は首を傾げた。
「……だって、貴方は私を殺したいのでしょう?」
生まれた瞬間、向けられた殺意には気づいていた。
私がお父様に対して気圧された態度なのは、彼の人とは思えない美しさや内面のためだけではない。常に首に刃物を向けられているような心地を味わわされているからだ。
今生の私は難産の末に生を享けた。
お母様か赤ん坊、どちらかしか助からないとまで言われた。まあ結果は、お母様も赤ん坊も助かったのだけれど。
それでも、最愛の妻の命を危険にさらした赤ん坊を、この人が許すはずがない。
たとえ、私が自分と最愛の妻との娘であってもだ。
だから、殺意を向けられたのは仕方ないと思っている。
「……お母様のために我慢していても……今回の事で私を殺したくなったでしょう?」
出産の際にお母様を殺しかけた私をこの人が今も生かしているのは、偏にお母様のためだ。
娘が死ねば、お母様が悲しむからだ。
「熱が出て寝込んでいるから今なら私が死んでも誰も不審に思わないわ。私を殺す好機でしょう? いきなり殺されるより心の準備をしておきたいので、いつ私を殺すか聞いておこうと思いまして」
「私に殺されたいのか?」
「いいえ。今生は天寿を全うしたいです」
「いつ殺すんですか?」と訊いておいて何だが、私だってできれば生きていたい。
今生は天寿を全うしたい。
ある日突然、自分の意思でもないのに命を絶たれるのは何とも無念だ。
けれど、この人が私を殺すと決意したのなら私の死は絶対だ。
抗えるとは思っていないし、抗おうとも思わない。
それほど、私はこの美しく残酷な人に囚われている。
「……今生は、か」
お父様は含みのある言い方をした。
前世もだったが今生の身内も揃って聡明で勘がいい。彼らは気づいているのだろう。
私がただの幼女ではない事に――。
「安心しろ。殺しはしない」
「え?」
お父様の言葉は信じられなかった。
「殺すのなら、いつでも殺せた。生かしているのはリズが悲しむからだ」
そんな事は分かっている。
「……でも」
お母様との秘め事を覗いた私を絶対に許せないのでは?
私の視線から、それを感じ取ったのか、お父様は言った。
「お前は殺せない。それに、あれを見た事が、お前を苦しめるだろう」
ただ殺すよりも自分達の秘め事を記憶しているほうが、お前を苦しめるのだと。
お父様は、言外にそう言っている。
――この人は気づいていたのだ。
私が自覚したばかりのこの想いに。
気づいていたから、わざと私に行為を見せたのかも知れない。
私を苦しめるために――。
それが、お母様を殺しかけた私への報復なのだろう。
この人の言う通り、あの記憶は生涯私を苦しめる事になった。
この上なく麗しい愛し合う男女の睦み合い。
美しく崇高な記憶は、感動ではなく私に痛みをもたらせる。
なぜなら、私ではなかったから。
彼に愛されている女は、私ではなかったから。
私と同じ血を持つ、私に酷似した、けれど、違う女。
美しくて綺麗で可愛い私のお母様。
テューダ王国王太女、リズことエリザベス・テューダ。
今生の私、ベスことエリザベス・テューダを産んだ母親。
前世の母の事は憶えていない。
前世の私と双子の弟を出産後、体調を崩した前世の母は桜子と桃梧が三歳の時に亡くなった。今生と違って前世では胎児からの記憶がないので物心つくかどうかという時に亡くなった母の事は憶えていないのだ。
ベスに生まれ変わった事で初めて母親の愛情という物を知った。
私にとって「母親」は、お母様、リズだけだ。
この気持ちを自覚しても、お父様に愛されているからといって、お母様を嫌ったり憎んだりなど絶対にできない。
けれど――。
あの時、お母様になりたいと思った。
この人に、お父様に、愛されているお母様になりたいと思ってしまったのだ。
生まれた瞬間、私に殺意を向けてきた男に、今生の私の父親に、アーサー・テューダに、私は恋していたのだ。
この想いが、いつ芽生えたのか分からない。
思えば、出会った時、生まれた瞬間、殺意を向けられても彼の人とは思えない美しさや内面に、アーサー・テューダという存在に、もう心は囚われていたのかもしれない。
実の父親だろうと自分に無関心な人間など普段ならこちらから切り捨てている。父親に愛されてなくても他の肉親や周囲の愛情には恵まれている。それで充分なはずだった。
いつもいつも、お父様を目で追っていた。対峙しても気圧された態度しか取れないのに、その目に映されたいと、お母様に対するように優しい笑顔を向けてほしいと思ってしまったのだ。
胎児から前世の、大池桜子としての記憶と人格を保持していた。
だから、本当の意味で、お父様を「お父様」だと思っていなかったのかもしれない。
私にとって彼は、「父親」ではなく「男」だったのだ。
どちらにしろ、私の恋は叶わない。
彼には相愛の妻がいて、何より彼は今生の私の父親だ。
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