142 / 179
第5章
第142話 副作用
しおりを挟む
「その力……」
光宮の様子を見て、彼が何をしたのか理解した限は、確認のために話しかける。
「強化薬の過剰摂取による副作用か?」
「その…とおり!」
肥大化した肉体や魔力。
使用すれば奴隷兵たちも同じ現象が起きるため、強化薬を使用したことは察しがついた。
しかし、強靭な肉体を持つ敷島の人間なら、副作用など無く使用できるはず。
だというのに、光宮が副作用のような症状が出ているということは、容量を守らず使用したのだろう。
そう考えて問いかけた限に、光宮は頷きと共に返答した。
「貴様の…せいで、多くの…敷島の…者たちが…命を…落とした」
菱山家に五十嵐家に始まり、多くの敷島の者たちが限によって葬られて来た。
ヤミモ砦の時には、佐武家の者も殺された。
「そして…、貴様に…良いように…使われた…光宮家の…者たちの…恨みを晴らす!!」
ヤミモの砦の時に掻かされた恥をすすぐつもりで、限の討伐に名乗りを上げたが、光宮の者たちを利用されて仲間に大きな被害を与えることになってしまった。
「貴様…だけは、何としても…ここで殺す!」
何としても、恥の上塗りをされた怒りと、利用された光宮家の部下たちの恨みを晴らす。
その決意により、光宮は自分の命をかけることを選択した。
「俺を殺すためだけに無茶したもんだ……」
いくら敷島の人間でも、強化薬のような劇物を過剰に摂取すれば、副作用が起きることは分かり切っていることだ。
例え、その甲斐あって自分を殺せたとしても、光宮の命はいつまでもつのか分からない。
つまり、勝つためなら死んでも構わないということなのだろう。
そんな光宮から向けられる強力な殺気を受けながら、限は呆れたように呟いた。
「死ねっ!!」
限の態度に、自分の決意を舐められたと感じたのか、光宮は地を蹴る。
そして、爆発的な速度と共に距離を詰めた光宮は、薙ぎ払いを限に放つ。
「っと!!」
「っ!?」
これまでのように、限は光宮の攻撃に反応する。
刀で薙ぎ払いを受け止め、またも吹き飛ばされた。
しかし、その攻防はこれまでと同じではない。
これまでは、光宮の攻撃を受け止めるたびに武器となる刀を破壊されていたが、今回の防御ではそうならなかったのだ。
その結果に、光宮は目を見開いた。
「予備は大量にあるが、折られ続けるのは面倒だからな」
壊れてない刀を見て、限は満足そうに呟く。
少し前までの攻防で刀を何本も壊されていたが、これでもう壊されることはないだろう。
「思ったより魔力量が必要だったな」
魔力を全身に纏うことで身体強化できるが、その応用で武器にも魔力を纏わせれば強化されて壊れにくくなる。
敷島の人間なら当たり前にできる事だ。
限も当然その技術を使用して戦っていた。
壊れにくくなっているというのに、光宮の強襲で攻撃を受け止めた時に刀が壊れたのは、単純にその威力が高かったからだ。
薬による肉体の強化と魔力を纏わせた刀による強化。
その威力は思っていた以上に強力で、限でもその威力に合わせて武器を強化するのには少しの時間が必要だった。
しかし、ピンボールのように何度も武器破壊と吹き飛ばしにあったが、少しの怪我を負うことでその時間も作れた。
人体実験で痛みに鈍くなっているため、その怪我の痛みは感じないし、回復魔法が使えるのですぐに治せる。
結果的に無傷の状態に戻るのだから、調整時間を作るためには細かい怪我なんて気にする必要はない。
これまで倒した敷島の人間たちから奪っているため、刀は大量に所持している。
とは言っても無限ではないため、これで無駄にストックを減らすことが無くなったことは喜ばしい。
「このっ!!」
刀を壊せなくなったからと言って、特に問題はない。
防ぐことはできているが、限は自分に攻撃することができていない。
そう考え、光宮はまたも限との距離を詰めて斬りかかった。
「フッ!!」
「なっ!?」
上段から振り下ろされた攻撃を、限は横に飛んで躱す。
これまでは受け止めることしかできなかったというのに、急に攻撃が躱され、光宮は驚きの声を上げた。
「使う魔力を増やしたことを気付かなかったか?」
武器に纏う魔力を増やした時に、ついでに全身に纏う魔力の量も増やしていた。
それにより、移動速度も上がっている。
これまで通り攻撃を受け止めるだけだと思っていたのだとしたら、薬によって洞察力が落ちているのではないか。
攻撃を躱した限は、バカにしたように光宮へ問いかけた。
「それも薬のせいだな」
光宮は、強化薬の過剰摂取によってとんでもない力を手に入れることに成功した。
しかし、その副作用によって肉体は悲鳴を上げ、それに耐えるために意識が割かれ、敵への集中力が鈍くなっているのだろう。
そうでなければ、限が纏う魔力を増やしたことに気付いていたはずだ。
「ハッ!!」
何にしても、攻撃を躱したことで光宮に隙ができた。
そこを逃さず、限は光宮の胴へと斬りかかる。
「くっ!!」
胴へと迫る攻撃を、光宮は刀を動かしてギリギリのところで受け止める。
その反応の速さに、限も感心する所だ。
薬によって、反射神経も上がっているからかもしれない。
「でもっ!!」
「ぐっ!!」
胴への攻撃を防いだのは素晴らしいが、限は防がれた時のことも考えている。
限が狙ったのは光宮の左の腹。
それを受け止めたことにより、逆の腹がガラ空きになっている。
そこを狙って、限は蹴りを打ち込んだ。
「堅いな……」
腹を蹴られ、光宮は表情を歪める。
しかし、大してダメージを与えられていないことは、蹴った限にも分かる。
というのも、蹴った瞬間、人ではなく岩を蹴ったのではないかと思うような堅い感触が伝わってきたからだ。
「フッ! なる…ほど……」
薬の副作用によって、たしかに洞察力が落ちているかもしれない。
しかし、その分、一錠使用した時以上に全身が強固になっている。
刀による攻撃は危険だが、これで限の殴打による攻撃は警戒しなくても良いことが判明したため、光宮は笑みを浮かべた。
「そうと…分かれば……」
薬の過剰摂取による利点と欠点は理解した。
それならば、理解したうえで戦えばいい。
そう考えた光宮は、またも限との距離を詰めて斬りかかってきた。
「……チッ!!」
大振りはせず、細かい攻撃で攻めかかってくる。
しかし、強化された肉体による攻撃は、その一つ一つがかなりの威力を有しており、回避・防御をしっかりしないと一撃でかなりの痛手を負うことになりかねない。
肥大化した肉体に似合わない小技を駆使したイヤらしい戦い方に、限は思わず舌打をしたのだった。
光宮の様子を見て、彼が何をしたのか理解した限は、確認のために話しかける。
「強化薬の過剰摂取による副作用か?」
「その…とおり!」
肥大化した肉体や魔力。
使用すれば奴隷兵たちも同じ現象が起きるため、強化薬を使用したことは察しがついた。
しかし、強靭な肉体を持つ敷島の人間なら、副作用など無く使用できるはず。
だというのに、光宮が副作用のような症状が出ているということは、容量を守らず使用したのだろう。
そう考えて問いかけた限に、光宮は頷きと共に返答した。
「貴様の…せいで、多くの…敷島の…者たちが…命を…落とした」
菱山家に五十嵐家に始まり、多くの敷島の者たちが限によって葬られて来た。
ヤミモ砦の時には、佐武家の者も殺された。
「そして…、貴様に…良いように…使われた…光宮家の…者たちの…恨みを晴らす!!」
ヤミモの砦の時に掻かされた恥をすすぐつもりで、限の討伐に名乗りを上げたが、光宮の者たちを利用されて仲間に大きな被害を与えることになってしまった。
「貴様…だけは、何としても…ここで殺す!」
何としても、恥の上塗りをされた怒りと、利用された光宮家の部下たちの恨みを晴らす。
その決意により、光宮は自分の命をかけることを選択した。
「俺を殺すためだけに無茶したもんだ……」
いくら敷島の人間でも、強化薬のような劇物を過剰に摂取すれば、副作用が起きることは分かり切っていることだ。
例え、その甲斐あって自分を殺せたとしても、光宮の命はいつまでもつのか分からない。
つまり、勝つためなら死んでも構わないということなのだろう。
そんな光宮から向けられる強力な殺気を受けながら、限は呆れたように呟いた。
「死ねっ!!」
限の態度に、自分の決意を舐められたと感じたのか、光宮は地を蹴る。
そして、爆発的な速度と共に距離を詰めた光宮は、薙ぎ払いを限に放つ。
「っと!!」
「っ!?」
これまでのように、限は光宮の攻撃に反応する。
刀で薙ぎ払いを受け止め、またも吹き飛ばされた。
しかし、その攻防はこれまでと同じではない。
これまでは、光宮の攻撃を受け止めるたびに武器となる刀を破壊されていたが、今回の防御ではそうならなかったのだ。
その結果に、光宮は目を見開いた。
「予備は大量にあるが、折られ続けるのは面倒だからな」
壊れてない刀を見て、限は満足そうに呟く。
少し前までの攻防で刀を何本も壊されていたが、これでもう壊されることはないだろう。
「思ったより魔力量が必要だったな」
魔力を全身に纏うことで身体強化できるが、その応用で武器にも魔力を纏わせれば強化されて壊れにくくなる。
敷島の人間なら当たり前にできる事だ。
限も当然その技術を使用して戦っていた。
壊れにくくなっているというのに、光宮の強襲で攻撃を受け止めた時に刀が壊れたのは、単純にその威力が高かったからだ。
薬による肉体の強化と魔力を纏わせた刀による強化。
その威力は思っていた以上に強力で、限でもその威力に合わせて武器を強化するのには少しの時間が必要だった。
しかし、ピンボールのように何度も武器破壊と吹き飛ばしにあったが、少しの怪我を負うことでその時間も作れた。
人体実験で痛みに鈍くなっているため、その怪我の痛みは感じないし、回復魔法が使えるのですぐに治せる。
結果的に無傷の状態に戻るのだから、調整時間を作るためには細かい怪我なんて気にする必要はない。
これまで倒した敷島の人間たちから奪っているため、刀は大量に所持している。
とは言っても無限ではないため、これで無駄にストックを減らすことが無くなったことは喜ばしい。
「このっ!!」
刀を壊せなくなったからと言って、特に問題はない。
防ぐことはできているが、限は自分に攻撃することができていない。
そう考え、光宮はまたも限との距離を詰めて斬りかかった。
「フッ!!」
「なっ!?」
上段から振り下ろされた攻撃を、限は横に飛んで躱す。
これまでは受け止めることしかできなかったというのに、急に攻撃が躱され、光宮は驚きの声を上げた。
「使う魔力を増やしたことを気付かなかったか?」
武器に纏う魔力を増やした時に、ついでに全身に纏う魔力の量も増やしていた。
それにより、移動速度も上がっている。
これまで通り攻撃を受け止めるだけだと思っていたのだとしたら、薬によって洞察力が落ちているのではないか。
攻撃を躱した限は、バカにしたように光宮へ問いかけた。
「それも薬のせいだな」
光宮は、強化薬の過剰摂取によってとんでもない力を手に入れることに成功した。
しかし、その副作用によって肉体は悲鳴を上げ、それに耐えるために意識が割かれ、敵への集中力が鈍くなっているのだろう。
そうでなければ、限が纏う魔力を増やしたことに気付いていたはずだ。
「ハッ!!」
何にしても、攻撃を躱したことで光宮に隙ができた。
そこを逃さず、限は光宮の胴へと斬りかかる。
「くっ!!」
胴へと迫る攻撃を、光宮は刀を動かしてギリギリのところで受け止める。
その反応の速さに、限も感心する所だ。
薬によって、反射神経も上がっているからかもしれない。
「でもっ!!」
「ぐっ!!」
胴への攻撃を防いだのは素晴らしいが、限は防がれた時のことも考えている。
限が狙ったのは光宮の左の腹。
それを受け止めたことにより、逆の腹がガラ空きになっている。
そこを狙って、限は蹴りを打ち込んだ。
「堅いな……」
腹を蹴られ、光宮は表情を歪める。
しかし、大してダメージを与えられていないことは、蹴った限にも分かる。
というのも、蹴った瞬間、人ではなく岩を蹴ったのではないかと思うような堅い感触が伝わってきたからだ。
「フッ! なる…ほど……」
薬の副作用によって、たしかに洞察力が落ちているかもしれない。
しかし、その分、一錠使用した時以上に全身が強固になっている。
刀による攻撃は危険だが、これで限の殴打による攻撃は警戒しなくても良いことが判明したため、光宮は笑みを浮かべた。
「そうと…分かれば……」
薬の過剰摂取による利点と欠点は理解した。
それならば、理解したうえで戦えばいい。
そう考えた光宮は、またも限との距離を詰めて斬りかかってきた。
「……チッ!!」
大振りはせず、細かい攻撃で攻めかかってくる。
しかし、強化された肉体による攻撃は、その一つ一つがかなりの威力を有しており、回避・防御をしっかりしないと一撃でかなりの痛手を負うことになりかねない。
肥大化した肉体に似合わない小技を駆使したイヤらしい戦い方に、限は思わず舌打をしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる