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第5章
第143話 二刀流
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「ハッ!!」
「フンッ!!」
攻防を繰り返し、限は隙を見て光宮へ攻撃を加える。
刀での攻撃は警戒しているため、拳や蹴りによる攻撃だ。
その攻撃は光宮へと当たるが、大したダメージを与えていない。
「ガアァーー!!」
「っと!!」
強化薬の過剰摂取によって、限の刀による攻撃以外はそこまで警戒する必要がなくなり、その分を攻撃に意識を向けることができる。
力任せに振るのではなく、当てるためのコンパクトな光宮の攻撃が放たれる。
それだけに回避は難しく、限は刀で防御した。
「っ!?」
限が警戒するべきなのは、何も光宮だけではない。
光宮と戦いながら、時折遠距離攻撃が飛んでくるのだ。
今も、光宮の攻撃を防いで動きが止まった瞬間を狙ったように、限に向かって矢が高速で飛んできた。
その攻撃を、限はその場から飛び退くことで回避した。
「橋本か……」
敷島の人間は、近距離戦闘を得意とする。
だからと言って、全員が全員そうとは限らない。
特に橋本は、近距離戦闘より遠距離攻撃が得意な人間だ。
光宮との連携で、限の命を狙う戦略を取ることにしたようだ。
「ガアァーー!!」
「チッ!!」
橋本に意識が向いたところで、光宮が限に襲い掛かってくる。
息つく間もない攻撃に、限は思わず舌打をした。
「この馬鹿力が……」
限の思っている以上に、強化薬は光宮に力を与えている。
しかも、それはまだ限界に達していないらしく、光宮の攻撃力が少しずつ上がっていっている。
刀を持つ手が、光宮の攻撃を受け止めるたびに痺れてきた。
下に見ていた光宮に、予想以上の手間を取らされ、限は思わず文句を呟いた。
『だったら……』
光宮と橋本の攻撃に晒され、このままでは無駄に時間がかかるだけだ。
そうなると、光宮家の者たちの爆発で怪我を負った者たちも回復して、 余計な手間が増えることが予想される。
状況を考え、限は戦い方を変えることにした。
「ガアァーー!!」
「フンッ!!」
大振りをしないようにしている光宮だが、限の体勢次第でその加減が変わってくる。
それを利用し、限はワザと体勢を崩したように見せて、光宮に大振りをさせる。
その攻撃を受け止めることで、限はまたも吹き飛んだ。
「っ!?」
最初からそうなるように誘導したため、自らも跳ぶことでこれまで以上に吹き飛んだ限は、光宮から距離を取ることに成功する。
そして、着地をすると共に、限は魔法の指輪からある物を取り出した。
その出した物を見た光宮は、何をする気なのかと一瞬目を見開いた。
「……二刀…流か?」
「その通り」
限が取り出したのは一振りの刀だ。
ここまで限は、ずっと一刀で戦っていた。
最初から得意の二刀流で戦っていれば、もっと楽に進めることができたかもしれないというのにだ。
わざわざそうしていた理由。
それは、剣術の技術を上げるためだ。
ここを突破すれば、残っているのは父の重蔵だ。
その重蔵と戦う時のことを考え、少しでも戦闘の技術を上げておきたい。
はっきり言って、今の自分なら重蔵を相手にしても勝てる自信はある。
しかし、重蔵の側には、あのオリアーナまでいる。
光宮や敷島の人間が今使用している強化薬以上の薬を、研究・開発している可能性も考えられなくはない。
もしも拮抗した戦いになった時のことを考えて、剣術の技術を上げておこうと考えていたのだ。
その訓練相手に考えたのが敷島兵たちだ。
途中から怪我を負うことが減り出したのも、戦いの中で剣術が上昇したからだ。
その剣術訓練も、もう充分。
そろそろ終了して、敵の殲滅に入ろう。
そう考えて、限は二刀流で戦うことにしたのだ。
「フンッ!! 二刀…流になろうと、大して…変わらん!」
「それはどうだかね……」
二刀流になったとして、片手で自分の攻撃を止めるのは不可能。
ならば、これまでと変わらない。
そう考えた光宮は、限の行為を鼻で笑う。
そんな光宮に、限も笑みを浮かべる。
「ハアァーー!!」
「フンッ!!」
「なっ!?」
これまで同様、限との距離を詰めると、光宮は刀を振り下ろしてくる。
その攻撃を、限は右手に持った刀だけで受け止めた。
そのことに、光宮は驚きの声を上げる。
先程まで、限は両手で受け止めないと自分の攻撃を防げなかった。
それなのに、何故急に片手で止められるようになったのかが分からないからだ。
「……お前、どうして……」
「「どうして片手で止められたのか?」って聞きたいのか?」
急に片手で止められるようになった限に、光宮は理由を問いかけようとする。
それを、限は先読みをするように問いかけた。
「答えを教える必要はないんだが……」
何をしたのかなんて、わざわざ光宮に教えてやる必要なんてない。
そのため、限はその質問を無視しようとした。
「光宮家の者たちを利用させてもらったし、サービスで教えてやろう」
教える必要はないが、気が変わった。
光宮家の者たちを利用することで、状況を変えることに成功した。
その礼に、当主である光宮には教えてあげることにした。
「答えは簡単。本気を少し出したからだ!」
「なっ!?」
笑みと共に告げられた限の言葉に、光宮は驚きの声を上げる。
冗談にしては笑えない。
あれだけの敷島の兵を相手に、限はここまで本気ではなかったというのだから。
「そんな…わけ…あるか!!」
いくらなんでも限の言うことは信じられない。
そのため、光宮は先程の言葉を無視するように斬りかかった。
「おっと!!」
「バカ…な……」
強化薬によって上がった力を利用して、連撃を繰り出す光宮。
しかし、限はそれを右手に持った刀だけで弾いて見せる。
力を抜いているつもりはない。
むしろ、まだ過剰摂取した強化薬によって、力は少しずつ上昇している。
それなのにもかかわらず、限は涼しい顔で自分の攻撃に対応している。
防がれ続けることで、光宮は限が先ほど言ったことは本当なのではないかろ、戸惑いが膨れ上がっていった。
「フッ!!」
限に飛んでくる攻撃は、光宮によるものだけではない。
遠距離から橋本の矢が飛んでくる。
光宮の攻撃に対応しながら、限はその攻撃を左手に持つ刀で弾いた。
「そろそろ反撃に出るか……」
攻撃に対応できるようになったら、後は隙を見て攻撃を繰り出すだけ。
そのことは分かっているだろうが、限は余裕を見せるように光宮へ反撃をする事をワザと告げた。
「そん…な……」
死も覚悟した強化薬の過剰摂取。
そこまでのことをしても、限を倒すことができない。
戦えば戦うほど、これまで積み上げてきた自尊心が砕かれて行き、光宮は動揺が隠せなかった。
「フンッ!!」
攻防を繰り返し、限は隙を見て光宮へ攻撃を加える。
刀での攻撃は警戒しているため、拳や蹴りによる攻撃だ。
その攻撃は光宮へと当たるが、大したダメージを与えていない。
「ガアァーー!!」
「っと!!」
強化薬の過剰摂取によって、限の刀による攻撃以外はそこまで警戒する必要がなくなり、その分を攻撃に意識を向けることができる。
力任せに振るのではなく、当てるためのコンパクトな光宮の攻撃が放たれる。
それだけに回避は難しく、限は刀で防御した。
「っ!?」
限が警戒するべきなのは、何も光宮だけではない。
光宮と戦いながら、時折遠距離攻撃が飛んでくるのだ。
今も、光宮の攻撃を防いで動きが止まった瞬間を狙ったように、限に向かって矢が高速で飛んできた。
その攻撃を、限はその場から飛び退くことで回避した。
「橋本か……」
敷島の人間は、近距離戦闘を得意とする。
だからと言って、全員が全員そうとは限らない。
特に橋本は、近距離戦闘より遠距離攻撃が得意な人間だ。
光宮との連携で、限の命を狙う戦略を取ることにしたようだ。
「ガアァーー!!」
「チッ!!」
橋本に意識が向いたところで、光宮が限に襲い掛かってくる。
息つく間もない攻撃に、限は思わず舌打をした。
「この馬鹿力が……」
限の思っている以上に、強化薬は光宮に力を与えている。
しかも、それはまだ限界に達していないらしく、光宮の攻撃力が少しずつ上がっていっている。
刀を持つ手が、光宮の攻撃を受け止めるたびに痺れてきた。
下に見ていた光宮に、予想以上の手間を取らされ、限は思わず文句を呟いた。
『だったら……』
光宮と橋本の攻撃に晒され、このままでは無駄に時間がかかるだけだ。
そうなると、光宮家の者たちの爆発で怪我を負った者たちも回復して、 余計な手間が増えることが予想される。
状況を考え、限は戦い方を変えることにした。
「ガアァーー!!」
「フンッ!!」
大振りをしないようにしている光宮だが、限の体勢次第でその加減が変わってくる。
それを利用し、限はワザと体勢を崩したように見せて、光宮に大振りをさせる。
その攻撃を受け止めることで、限はまたも吹き飛んだ。
「っ!?」
最初からそうなるように誘導したため、自らも跳ぶことでこれまで以上に吹き飛んだ限は、光宮から距離を取ることに成功する。
そして、着地をすると共に、限は魔法の指輪からある物を取り出した。
その出した物を見た光宮は、何をする気なのかと一瞬目を見開いた。
「……二刀…流か?」
「その通り」
限が取り出したのは一振りの刀だ。
ここまで限は、ずっと一刀で戦っていた。
最初から得意の二刀流で戦っていれば、もっと楽に進めることができたかもしれないというのにだ。
わざわざそうしていた理由。
それは、剣術の技術を上げるためだ。
ここを突破すれば、残っているのは父の重蔵だ。
その重蔵と戦う時のことを考え、少しでも戦闘の技術を上げておきたい。
はっきり言って、今の自分なら重蔵を相手にしても勝てる自信はある。
しかし、重蔵の側には、あのオリアーナまでいる。
光宮や敷島の人間が今使用している強化薬以上の薬を、研究・開発している可能性も考えられなくはない。
もしも拮抗した戦いになった時のことを考えて、剣術の技術を上げておこうと考えていたのだ。
その訓練相手に考えたのが敷島兵たちだ。
途中から怪我を負うことが減り出したのも、戦いの中で剣術が上昇したからだ。
その剣術訓練も、もう充分。
そろそろ終了して、敵の殲滅に入ろう。
そう考えて、限は二刀流で戦うことにしたのだ。
「フンッ!! 二刀…流になろうと、大して…変わらん!」
「それはどうだかね……」
二刀流になったとして、片手で自分の攻撃を止めるのは不可能。
ならば、これまでと変わらない。
そう考えた光宮は、限の行為を鼻で笑う。
そんな光宮に、限も笑みを浮かべる。
「ハアァーー!!」
「フンッ!!」
「なっ!?」
これまで同様、限との距離を詰めると、光宮は刀を振り下ろしてくる。
その攻撃を、限は右手に持った刀だけで受け止めた。
そのことに、光宮は驚きの声を上げる。
先程まで、限は両手で受け止めないと自分の攻撃を防げなかった。
それなのに、何故急に片手で止められるようになったのかが分からないからだ。
「……お前、どうして……」
「「どうして片手で止められたのか?」って聞きたいのか?」
急に片手で止められるようになった限に、光宮は理由を問いかけようとする。
それを、限は先読みをするように問いかけた。
「答えを教える必要はないんだが……」
何をしたのかなんて、わざわざ光宮に教えてやる必要なんてない。
そのため、限はその質問を無視しようとした。
「光宮家の者たちを利用させてもらったし、サービスで教えてやろう」
教える必要はないが、気が変わった。
光宮家の者たちを利用することで、状況を変えることに成功した。
その礼に、当主である光宮には教えてあげることにした。
「答えは簡単。本気を少し出したからだ!」
「なっ!?」
笑みと共に告げられた限の言葉に、光宮は驚きの声を上げる。
冗談にしては笑えない。
あれだけの敷島の兵を相手に、限はここまで本気ではなかったというのだから。
「そんな…わけ…あるか!!」
いくらなんでも限の言うことは信じられない。
そのため、光宮は先程の言葉を無視するように斬りかかった。
「おっと!!」
「バカ…な……」
強化薬によって上がった力を利用して、連撃を繰り出す光宮。
しかし、限はそれを右手に持った刀だけで弾いて見せる。
力を抜いているつもりはない。
むしろ、まだ過剰摂取した強化薬によって、力は少しずつ上昇している。
それなのにもかかわらず、限は涼しい顔で自分の攻撃に対応している。
防がれ続けることで、光宮は限が先ほど言ったことは本当なのではないかろ、戸惑いが膨れ上がっていった。
「フッ!!」
限に飛んでくる攻撃は、光宮によるものだけではない。
遠距離から橋本の矢が飛んでくる。
光宮の攻撃に対応しながら、限はその攻撃を左手に持つ刀で弾いた。
「そろそろ反撃に出るか……」
攻撃に対応できるようになったら、後は隙を見て攻撃を繰り出すだけ。
そのことは分かっているだろうが、限は余裕を見せるように光宮へ反撃をする事をワザと告げた。
「そん…な……」
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