不屈の葵

ヌマサン

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第5章 飛竜乗雲の章

第207話 江馬ージェンシー

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 永禄八年十二月二十日、主君を謀殺されてしまった飯尾遺臣らは猛反発。再び今川氏へ反旗を翻し、曳馬城へ籠城する選択を取った。

 この事態を受け、飯尾遺臣のまとめ役を担っていた江馬安芸守泰顕・加賀守時茂兄弟はただちに亡き主君が頼りにしていた岡崎城の家康へと支援要請を行ったのである。

 これを受けて、家康は酒井左衛門尉忠次、石川与七郎数正の両家老を呼び寄せ、曳馬城からの要請について協議することとした。

「すまぬな、両名とも。これが江馬兄弟より届いた書状じゃ」

 家康より手渡された書状を手にしたのは東三河衆を統括することとなった齢三十九の吉田城代・酒井左衛門尉と、外交を始め多岐にわたって家康を支える齢三十四の石川与七郎。長年、戦場を生き延びてきた彼らは冷静そのものであった。

「殿、牛久保城との談判はまとまりつつあり、来年早々には服属ともなりましょう。それゆえ、殿が今年春頃に豊前守殿へ約束なされた援軍も現実味を帯びております」

「つまるところ、江馬兄弟からの要請に応じるべきだと申したいわけか」

「左様にございます」

 東三河衆との距離が近く、その温度感を細かく把握している酒井左衛門尉の意見は現場を知る者らしい感覚をもって賛同の意を表した。そんな酒井左衛門尉の意見を聞くと、家康はもう一人の家老・石川与七郎へも意見を求めていく。

「与七郎、左衛門尉も支援することに賛同したが、そなたはどうじゃ」

「某も左衛門尉殿に同じく曳馬城を支援するべきであると思いまする」

「そうか、左衛門尉も与七郎も支援すべきであるとの方針はわしの考えるところと同じであったか」

 分かりやすく安堵したといって様子の家康。主君と両家老の意見が割符を合わせたように一致したことですぐに支援が決まる――というわけでもなかった。

「じゃが、わしは江馬兄弟が図々しくも知行安堵を求めてきておるのが癪に障る。はたして、これを認めるべきであろうか」

「恐れながら申し上げまする。この左衛門尉は両名の所領を安堵することもお認めになられるべきと存じます。さもなくば、曳馬城を確保することすらままならぬかと。曳馬城を制するには飯尾遺臣をまとめ上げる江馬兄弟を取り込まずして成せることではございませぬ」

 酒井左衛門尉の一言は大いに的を射た意見であった。江馬兄弟の望みを叶えることで曳馬城を奪取することができるのであれば、知行安堵などお安い御用なのだから。

 むしろ、それを断ったことで江馬兄弟が今川方へ再度帰属するような事態になる方が松平にとって不利なことともなる。そうなれば、一番煽りを受けるのは酒井左衛門尉が束ねる東三河衆なのだから当然の意見とも言えた。

「殿、この与七郎も江馬兄弟の知行を安堵し、援軍を派遣するだけで曳馬城を当家方として引き込めるのは得こそあれ損ではございませぬ」

 江馬兄弟の知行安堵。これについて、家康は両家老から正論で叩きのめされた心地がした。知行をケチったことで江馬兄弟の不興を買い、再び今川方へ転じてしまうことの方が恐ろしい事態を招くことにもなるのだ。それを理解してからの家康の判断は迅速であった。

「よし、ここは両名の連署で江馬兄弟へ起請文を送るのじゃ。此度の江馬兄弟より申し入れのあったことはすべて請け負うこと、援軍派遣も違背なく実行すること、知行安堵も保証すること、以上三カ条をしたためて送るがよい」

「はっ、承知いたしました!然らば、ただちに与七郎殿とともに起請文を作成し、江馬兄弟へ届けさせまする!」

「頼んだぞ、両名とも」

「「ははっ!」」

 家康の命を受けた酒井左衛門尉・石川与七郎の両家老は連署のうえ、ただちに起請文を作成。十二月晦日付で曳馬城の江馬安芸守・加賀守兄弟へ送り届けたのであった。

 ――そうして怒涛の永禄八年も過ぎ去り、迎えた永禄九年。

 家康も晴れて二十五歳となり、守山崩れにて落命した祖父・清康の享年と並んだ。

 幼少期からの数多の苦難を経て、三河一統を控えた家康は今、祖父の偉業に並ぶに満足せず、それを超克しようと試み、京都より下向してきたとある老僧と協議を開始していた。

「蔵人佐殿、拙僧は京都誓願寺の僧、泰翁慶岳と申します」

「これはご丁寧な挨拶、痛み入ります。某が松平蔵人佐家康にございまする。思えば五年前も大変お世話になり申した」

 岡崎城広間にて家康と協議するのは小柄な老僧・泰翁慶岳。今から五年前の永禄四年二月、まだ存命であった将軍・足利義輝に家康が嵐鹿馬を納めた際にも仲介人として奔走してくれた恩人でもあった。

 そんな将軍家にも顔の利く泰翁慶岳を招いて家康が依頼したいこと。それこそが祖父・清康の偉業を超える一手であった。

「泰翁慶岳様、この家康よりお頼みしたきことがございます」

「ええ、書状でも伺っております」

「その書状にも記した通り、三河国主に相応しい三河守への任官したいと考えておりまする」

 家康は依頼内容をすでに泰翁慶岳は書状を介して連絡しており、それを受けて遠路はるばる泰翁慶岳は三河へと下向してきたのである。

 そう、将軍家や公家に広い人脈を持つ泰翁慶岳を通じて朝廷より正式に三河守へ任じられることで祖父の偉業を超える。これこそが家康の目論見であった。

「蔵人佐殿のお頼みとあれば拙僧とて断る理由がございません。されど、一つ三河守任官にあたり、懸念されることがございます」

「ほう、懸念されることとは……?」

「はい。それは幕府将軍が京におられぬという点にございます。将軍は武家の棟梁。大名が朝廷より官位を得るには将軍を通じて行う必要があるのです」

 泰翁慶岳が言いたいのは永禄の政変にて足利義輝が討ち死にした後、第十四代征夷大将軍は空席のままとなっている。これは現代風に言うならば、正規ルートが閉ざされてしまっている状態と言っても良かった。

「然らば、新将軍が定まるまでは三河守任官を働きかけることすらできぬ、ということになるか」

「いいえ、別の方に取り成しを依頼するのでございます」

「なに、別の方と……?」

「はい。拙僧も親しくさせていただいております、摂関家の近衛前久様を通じて朝廷へ働きかけるのでございます」

「なんと!関白であらせられる近衛様を頼ると!」

 関白の職についている近衛前久。彼の姉は足利義輝に正室として輿入れしており、将軍家とは姻戚にあたり、幕府内でも重きをなしている人物であった。

 家康のなかで近衛前久の名を聞いて思い浮かぶのは、六年前に上杉弾正少弼輝虎の関東平定を助けるために越後より越山して上野・下総へと赴いた公家らしからぬ行動力であった。

「何より、松平氏は近衛氏の家来でもあった家柄。それゆえ、きっと尽力してくださいましょう」

「うむ。然らば、京におられる近衛様にもよろしくお伝えくだされ」

「お任せください。何ぞ進展がありましたら、すぐにも書状を送らせていただきまする」

 そう言って立ち上がる泰翁慶岳が京へと帰っていくのを、老僧の背が米粒より小さくなるまでじっと見送る家康なのであった。

 それから数日が経ち、家康は泰翁慶岳からの音信を楽しみにしながらも自らが成すべきことに邁進していた。すなわち、昨年末に主君を暗殺された曳馬城の確保である。

 すでに年末に酒井左衛門尉・石川与七郎の両家老がしたためた起請文は発給されたものの、年が明けてなお、音信不通であったため、家康も心の内では秘かに焦りを生じさせてもいた。

「庄右衛門はおるか」

「はっ、これに!」

「そなた、たった今わしがしたためたこの起請文を曳馬城の江馬兄弟まで急ぎ届けてはくれぬか」

「しかと拝命仕りました!では、ただちに遠州へ出立いたしまする!」

「頼んだぞ、庄右衛門」

 家康は早起きしてしたためた江馬兄弟宛の起請文を家臣・渡辺庄右衛門勢に託す。口上の際には何を伝えるかどうかも三カ条まで絞ったうえで伝達し、すぐにも曳馬城へと走らせた。

「おそらく江馬兄弟は左衛門尉と与七郎からの起請文だけでは信用できぬのであろう。ともすれば今成すべきことはわし直筆の起請文を送り、その内容に背くことはしないと誓約することにある」

 だからこそ、家康は自ら筆を取り、一月六日付で江馬安芸守・加賀守兄弟へ起請文をしたため、信用のおける家臣を直接遠江まで走らせたのである。

 そんな家康より起請文と口上を預かった渡辺庄右衛門は馬を走らせ、主命を帯びて三遠国境を越えて曳馬城へ入城を果たした。

「某は松平蔵人佐家康が家臣!渡辺庄右衛門勢と申す!江馬安芸守殿、江馬加賀守殿へお目通りしたく、岡崎より参った者なり!どうかお取次ぎを!」

 礼儀正しく城門前にて下馬した渡辺庄右衛門の言葉は櫓の上に控えていた者へ届き、彼は駆け足で櫓を降りていくのが城外からも見えた。そうして四半刻が過ぎた頃、今川方の来襲に備えて堅く閉ざされていた曳馬城の城門が重苦しい音を立てながら開いた。

 城門の向こう側には装備は貧相なれど、統率が隅々に行きわたっていることを窺わせる城兵が整列。槍の穂先を天へと向け、渡辺庄右衛門が愛馬の手綱を引いて眼前を横切ろうとも微動だにしなかった。

 そうして渡辺庄右衛門は二年前にも主君・家康が通った道を案内されるがまま進み、城を管轄する江馬兄弟が在する大広間へ到着したのである。互いに呼気を白く染めながら、腹の探り合いでもするかのようにじっと見つめ合った。

 その静寂を破ったのは使者・渡辺庄右衛門の方であった。主君より預かった口上を述べ、江馬兄弟を歓心させると、懐にしまってあった家康直筆の起請文を江馬兄弟へと提出する。

「渡辺殿、この起請文は?」

「安芸守殿。こちらが我が主より預かりし直筆の起請文にございます。某が此度使者を務めたからにはご両名を騙したり、なおざりにするような真似は一切いたしませぬゆえ、お信じくださいませ」

「左様でござるか」

 江馬安芸守は渡辺庄右衛門より預かった家康の起請文に目を通すと傍らの弟・加賀守へ書状を回し、その反応を渡辺庄右衛門は警戒を帯びた眼差しとともに見守っていた。

「渡辺殿、こちらの起請文に記されておることは先に左衛門尉殿、与七郎殿よりいただいたものと同じ内容にございますが、先に送った内容は蔵人佐殿の本心から出たものであると我らに伝えるために発給されたものにございましょうか」

「左様であるかと。ご両名より返答がございませぬゆえ、我が主は両名が起請文の内容をお信じいただけておらぬのではと案じておるのです」

「すまぬな、渡辺殿。何も兄も某も蔵人佐殿のことを窺っておるのではござらぬ。他の籠城衆を説得するのに苦労しておるだけのこと」

「なんと、苦心しておられるとは、一体いかなることに……!?」

「実を申せば、今川との戦いには乗り気な者ばかりじゃが、これまで一度も援軍を寄こしたことのない蔵人佐殿の言葉など信用できぬと頑なに拒絶する者も少なからずおりますゆえ、蔵人佐殿へ返答をできずにおったのでござる」

 たしかに飯尾豊前守連龍が存命であった折も、家康は援軍を送るなどの支援を行うことを本人に直接伝えていたにも関わらず、ただの一度も実現することなく終わってしまった。

 そのことを記憶している飯尾遺臣も多くいることから、江馬兄弟も説得に苦心しているというのが実情らしかった。

「承知いたしました。これまでのご両名のお話しから察するに、知行安堵のことはご承認していただけているとの理解でよろしいでしょうや」

 説得に時間がかかっており、返答できずにいる。それは言外に、江馬兄弟は提示された知行安堵のことは了承済みであるということを示してもいた。そこを渡辺庄右衛門はすかさず突いたのである。

「いかにも。某も兄も知行を安堵していただけるとのこと、大変満足しておりますれば。このこと、蔵人佐殿へもご披露くださいますようお願い申し上げまする」

「しかと承りました。ひとまず、本日のことは立ち返って主へ復命いたしまするゆえ、追って報せが入ることとなりましょう」

「かたじけない。では渡辺殿、くれぐれも蔵人佐殿へよろしくお伝えくだされ」

 当初から家康へ好意的である江馬兄弟の弟・加賀守よりの返事を受け取り、このことを一言一句違えることなく伝えねばと堅く誓った渡辺庄右衛門は帰路を急いだ。

 そうして家康へ江馬兄弟が松平へ服属するのを拒んでいるのではないことが伝えられ、再び松平方と江馬兄弟との間で粘り強く交渉が続けられていくのであった――
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