63 / 79
道程
しおりを挟む
ルーファスはこれまでの事をオリビアに聞いた。
ウルスラと夢で会えなくなってから、どんな生活を送ってきたのか、どうなってこの王城の下働きの仕事をする事になったのかを。
思うように生きられず、翻弄されながらもここにたどり着いた事を知り、そしてフューリズとして、慈愛の女神の生まれ変わりとしてルーファスと共に生活する事になった経緯を話して聞かせたのだ。
オリビアは終始涙ながらに話し、王都の呪いを取り除いていった事も話した。
「王都の呪いを、か?! ウルスラが一人で?!」
「はい……自身から光の粒を放ち、その粒が呪いを吸収したらウルスラ様に戻って来るのです。その呪いを体に取り入れた時、ウルスラ様は身体中の痛みに襲われて……」
「だからよく体調を崩して休んでいたのだな?」
「そうです。ルーファス殿下の呪いも早く取り除きたいと、よく仰っておられました。ですがなかなかお会いになられないので、それも出来ないと……」
「そんな事をしてくれていたのだな……」
「ルーファス殿下に力をお渡しになられてから、髪も瞳も色を変えていき……ルーファス殿下が呪いに侵されて運び込まれた夜、髪はもう真っ白に……それでもウルスラ様は嬉しそうで幸せそうで……何よりもルーファス殿下を気遣っておいででございました……」
「ウルスラ……」
「そのお名前はルーファス殿下から貰った名前だからと、フューリズと呼ばれるのは仕方がないと分かってはおられたのですが、私と二人の時はそう呼ばれることを嬉しく思われていらっしゃいました」
「私は何も知ろうとせずに……何も聞こうともせずに……!」
「ルーファス殿下に名前を頂けた事、勉強を教えて貰った事、食事を用意して貰った事、生活に必要な物を頂けた事、そして……一緒にいられた事に恩を感じておられました……辛い時も苦しい時も、ルーファス殿下との思い出があったからこそ頑張ってこれられたと……ですからルーファス殿下の為になるならと、フューリズ様を名乗る事を承諾されたのです」
「全ては私の為に……私の方こそ、ウルスラには助けられたのだ……ウルスラの健気に生きる姿を見て、自分も頑張らねばと思えたのだ……」
「ウルスラ様が贈られた薬草の花……いつもルーファス殿下がいらっしゃらない昼間にウルスラ様は手にされて……そして歌を歌われていたのです。そうすると花は更に光輝き……その時だけはウルスラ様の体調も良くなられて……ですから薬草の花を持って出られたのだと思います。それを手にしなければ、歩く事すら困難だったと思いますので……」
「ウルスラは大丈夫なのだろうか……そんな体で一人で、一体何処に行ったというのか……」
「分かりません……分かりませんが……時々独り言のように、あの森へ帰りたいと悲しそうに仰ってました……」
「あの森の……あの小屋、か……」
「ルーファス殿下、もしかしたらウルスラ様はそこにおられるのかも知れません! どうか……どうか見つけて差し上げてくださいましっ!」
「分かった。オリビア。今までありがとう。ウルスラの力になってくれて……」
「私の事など……!」
そう言ってまたオリビアは涙した。
涙脆かったんだな、とルーファスは思った。
視界がハッキリしてから出来ることが多くなり、書類整理に追われ執務室に籠りっぱなしだったルーファスは、今こそあの森を探す時ではないかと考えた。
そして逃げたフューリズを探さなければならないとも思った。放っておけば、必ずまたここに来て騒動を起こす。復讐の女神とはよく言ったものだと、その事実に妙に納得できた。やはりフューリズはそうだった。あんな奴が慈愛の女神の生まれ変わり等、ある筈はなかったのだ。
ではフューリズは今何処にいるのか。
地下から逃げ出した後、近隣の街や村へ巡り、人々を操っていたのだろう。あの力さえあれば、簡単に人を従わせる事は可能であり、自分の思うままに生活する事は容易かったのだと推測できる。
意に沿わない者には容赦なく罰を与える。それも自分の手を汚さずに、だ。
やることが汚い。フューリズの事は一ミリたりとも理解等出来ないし、しようとも思わない。
フューリズが生まれ育った環境は、本来ウルスラが得るはずのものだった。それに胡座をかき、慢心し、それでも自分は不幸だと言い意に沿わない事があれば処罰を与え排除する。
実に傲慢で醜悪だ。
フューリズの事を考えると、いつもルーファスの心は荒れてしまう。それはフューリズの呪いなのかどうなのか……
しかしウルスラの事を考えると、心が穏やかになっていく。これが慈愛の女神の力なのか? いや、それだけではない。そうではない筈だ。そう思い直しながら、ウルスラに出来うる事を一頻り考える。
「オリビア、また夜に食事の用意をしておいて貰えるか。リュックに食材や衣類等も……」
「もちろんです! いつまたウルスラ様と夢でお会いになれるか分かりませんもの! あ、それと……手紙を書いてもよろしいでしょうか?」
「あぁ。届くかどうかは分からぬが、私も手紙を書こう。気持ちを伝えたいのでな」
「はい!」
ルーファスはその後、ウルスラを探す事に専念した。フェルディナンは、力の殆どが譲渡されたのであれば、もう慈愛の女神の生まれ変わりは守らなくても良いのではとの考えだったが、それには流石にルーファスは憤りを隠せなかった。
利用するだけ利用して、必要なくなれば放置する等、あってはならない事なのだ。
ウルスラを探させないのであれば、継承権を放棄すると言ったルーファスに、フェルディナンは仕方なく自由にさせる事を承諾したのだ。
それと同時に、フューリズの捜索にも力を入れるように告げた。それにはナギラスとリシャルトが請け負った。
フューリズがヴァイスを殺害し、そして地下から脱走された事に責任を感じているのもあったが、ルーファス以外ではリシャルトしかフューリズに対応できる者がいないからだというのも理由だった。
フューリズがいた街や村には瘴気が漂っている。それを見抜けるのは高度の聖魔法を使える者のみとされている。
ナギラスもリシャルトも、何処の国にも属する事はなかったのだが、ここまで関わって放置する事が出来なかった為、こうして協力してくれているのだ。
王都が魔物に襲われフューリズが王都から逃げ出した時……
フューリズは魔物の脅威に晒されながら、一人走りながら思った。
自分には誰もいない。操る事は出来ても、自分を本当に慕い共にあってくれる人等いない。そんな思いに駈られていた。
今までしてきた事を思えば当然の事なのだが、フューリズにはそれが理解出来なかった。自分は当然の事をしてきたのだ。裏切られて憤るのは当たり前で、それに罰を下すのが悪い事だとは思えない。
慈愛の女神の生まれ変わりとして育てられたフューリズはプライドだけは人一倍高く、そうでは無かったと分かってからも、培ったものは簡単には覆らなかったのだ。
こうして逃げ出している自分にも苛立っていて、何一つ満たされなかった事が許せずにいた。
走って襲いくる魔物を倒しながら、なぜ自分は一人なのかと、悔しい思いでいたその時。
「フューリズ様!」
自分を呼ぶ声が聞こえた。思わず立ち止まって声のする方に顔を向けると、そこにいたのはローランだった。
「ローラン!」
「フューリズ様、何ですかその髪色と瞳は?!」
「えっと、これは……」
「とにかく、ここは魔物がいて危険です! 安全な所までお送りします!」
「あ、ありが、とう……」
久しぶりに会えたローランは、以前と同じように優しかった。
そうしてローランに守られながら、フューリズは王都を出たのだった。
ウルスラと夢で会えなくなってから、どんな生活を送ってきたのか、どうなってこの王城の下働きの仕事をする事になったのかを。
思うように生きられず、翻弄されながらもここにたどり着いた事を知り、そしてフューリズとして、慈愛の女神の生まれ変わりとしてルーファスと共に生活する事になった経緯を話して聞かせたのだ。
オリビアは終始涙ながらに話し、王都の呪いを取り除いていった事も話した。
「王都の呪いを、か?! ウルスラが一人で?!」
「はい……自身から光の粒を放ち、その粒が呪いを吸収したらウルスラ様に戻って来るのです。その呪いを体に取り入れた時、ウルスラ様は身体中の痛みに襲われて……」
「だからよく体調を崩して休んでいたのだな?」
「そうです。ルーファス殿下の呪いも早く取り除きたいと、よく仰っておられました。ですがなかなかお会いになられないので、それも出来ないと……」
「そんな事をしてくれていたのだな……」
「ルーファス殿下に力をお渡しになられてから、髪も瞳も色を変えていき……ルーファス殿下が呪いに侵されて運び込まれた夜、髪はもう真っ白に……それでもウルスラ様は嬉しそうで幸せそうで……何よりもルーファス殿下を気遣っておいででございました……」
「ウルスラ……」
「そのお名前はルーファス殿下から貰った名前だからと、フューリズと呼ばれるのは仕方がないと分かってはおられたのですが、私と二人の時はそう呼ばれることを嬉しく思われていらっしゃいました」
「私は何も知ろうとせずに……何も聞こうともせずに……!」
「ルーファス殿下に名前を頂けた事、勉強を教えて貰った事、食事を用意して貰った事、生活に必要な物を頂けた事、そして……一緒にいられた事に恩を感じておられました……辛い時も苦しい時も、ルーファス殿下との思い出があったからこそ頑張ってこれられたと……ですからルーファス殿下の為になるならと、フューリズ様を名乗る事を承諾されたのです」
「全ては私の為に……私の方こそ、ウルスラには助けられたのだ……ウルスラの健気に生きる姿を見て、自分も頑張らねばと思えたのだ……」
「ウルスラ様が贈られた薬草の花……いつもルーファス殿下がいらっしゃらない昼間にウルスラ様は手にされて……そして歌を歌われていたのです。そうすると花は更に光輝き……その時だけはウルスラ様の体調も良くなられて……ですから薬草の花を持って出られたのだと思います。それを手にしなければ、歩く事すら困難だったと思いますので……」
「ウルスラは大丈夫なのだろうか……そんな体で一人で、一体何処に行ったというのか……」
「分かりません……分かりませんが……時々独り言のように、あの森へ帰りたいと悲しそうに仰ってました……」
「あの森の……あの小屋、か……」
「ルーファス殿下、もしかしたらウルスラ様はそこにおられるのかも知れません! どうか……どうか見つけて差し上げてくださいましっ!」
「分かった。オリビア。今までありがとう。ウルスラの力になってくれて……」
「私の事など……!」
そう言ってまたオリビアは涙した。
涙脆かったんだな、とルーファスは思った。
視界がハッキリしてから出来ることが多くなり、書類整理に追われ執務室に籠りっぱなしだったルーファスは、今こそあの森を探す時ではないかと考えた。
そして逃げたフューリズを探さなければならないとも思った。放っておけば、必ずまたここに来て騒動を起こす。復讐の女神とはよく言ったものだと、その事実に妙に納得できた。やはりフューリズはそうだった。あんな奴が慈愛の女神の生まれ変わり等、ある筈はなかったのだ。
ではフューリズは今何処にいるのか。
地下から逃げ出した後、近隣の街や村へ巡り、人々を操っていたのだろう。あの力さえあれば、簡単に人を従わせる事は可能であり、自分の思うままに生活する事は容易かったのだと推測できる。
意に沿わない者には容赦なく罰を与える。それも自分の手を汚さずに、だ。
やることが汚い。フューリズの事は一ミリたりとも理解等出来ないし、しようとも思わない。
フューリズが生まれ育った環境は、本来ウルスラが得るはずのものだった。それに胡座をかき、慢心し、それでも自分は不幸だと言い意に沿わない事があれば処罰を与え排除する。
実に傲慢で醜悪だ。
フューリズの事を考えると、いつもルーファスの心は荒れてしまう。それはフューリズの呪いなのかどうなのか……
しかしウルスラの事を考えると、心が穏やかになっていく。これが慈愛の女神の力なのか? いや、それだけではない。そうではない筈だ。そう思い直しながら、ウルスラに出来うる事を一頻り考える。
「オリビア、また夜に食事の用意をしておいて貰えるか。リュックに食材や衣類等も……」
「もちろんです! いつまたウルスラ様と夢でお会いになれるか分かりませんもの! あ、それと……手紙を書いてもよろしいでしょうか?」
「あぁ。届くかどうかは分からぬが、私も手紙を書こう。気持ちを伝えたいのでな」
「はい!」
ルーファスはその後、ウルスラを探す事に専念した。フェルディナンは、力の殆どが譲渡されたのであれば、もう慈愛の女神の生まれ変わりは守らなくても良いのではとの考えだったが、それには流石にルーファスは憤りを隠せなかった。
利用するだけ利用して、必要なくなれば放置する等、あってはならない事なのだ。
ウルスラを探させないのであれば、継承権を放棄すると言ったルーファスに、フェルディナンは仕方なく自由にさせる事を承諾したのだ。
それと同時に、フューリズの捜索にも力を入れるように告げた。それにはナギラスとリシャルトが請け負った。
フューリズがヴァイスを殺害し、そして地下から脱走された事に責任を感じているのもあったが、ルーファス以外ではリシャルトしかフューリズに対応できる者がいないからだというのも理由だった。
フューリズがいた街や村には瘴気が漂っている。それを見抜けるのは高度の聖魔法を使える者のみとされている。
ナギラスもリシャルトも、何処の国にも属する事はなかったのだが、ここまで関わって放置する事が出来なかった為、こうして協力してくれているのだ。
王都が魔物に襲われフューリズが王都から逃げ出した時……
フューリズは魔物の脅威に晒されながら、一人走りながら思った。
自分には誰もいない。操る事は出来ても、自分を本当に慕い共にあってくれる人等いない。そんな思いに駈られていた。
今までしてきた事を思えば当然の事なのだが、フューリズにはそれが理解出来なかった。自分は当然の事をしてきたのだ。裏切られて憤るのは当たり前で、それに罰を下すのが悪い事だとは思えない。
慈愛の女神の生まれ変わりとして育てられたフューリズはプライドだけは人一倍高く、そうでは無かったと分かってからも、培ったものは簡単には覆らなかったのだ。
こうして逃げ出している自分にも苛立っていて、何一つ満たされなかった事が許せずにいた。
走って襲いくる魔物を倒しながら、なぜ自分は一人なのかと、悔しい思いでいたその時。
「フューリズ様!」
自分を呼ぶ声が聞こえた。思わず立ち止まって声のする方に顔を向けると、そこにいたのはローランだった。
「ローラン!」
「フューリズ様、何ですかその髪色と瞳は?!」
「えっと、これは……」
「とにかく、ここは魔物がいて危険です! 安全な所までお送りします!」
「あ、ありが、とう……」
久しぶりに会えたローランは、以前と同じように優しかった。
そうしてローランに守られながら、フューリズは王都を出たのだった。
0
あなたにおすすめの小説
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
私の風呂敷は青いあいつのよりもちょっとだけいい
しろこねこ
ファンタジー
前世を思い出した15歳のリリィが風呂敷を発見する。その風呂敷は前世の記憶にある青いロボットのもつホニャララ風呂敷のようで、それよりもちょっとだけ高性能なやつだった。風呂敷を手にしたリリィが自由を手にする。
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる