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黄土の村にて 新しく出会った黄土の執念と久しぶりに出会った赤の成長
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広場に満ちていた緊張感がだいぶ薄れてきたな。やっぱり高位の魔獣二体や村長二人と当代水添えのにらみ合いが解消できたのは大きいね。…………とはいえ、ある意味僕にとっては、ここからが本番だから気持ちを引き締めていこう。僕は一度深呼吸をしてからリンリー達のもとへ歩き出した。
…………何だろ? リンリー達に近づいていくほど足の進みが遅くなる。何か変な事が待ち受けてるのかな? …………仮にそれが正しいとして、その原因はたぶんあの黄土の子だね。とりあえず界気化した魔力を放ちながら行った方が良さそうだ。僕はややゆっくり目に近づいていく。どういう事が起こるのか考えつつ、リンリー達のところまであと数歩という時に黄土の子の顔がグリンと僕の方を見て僕へと意識を向けたのを感知した。
やっと近くで見れた。絶対に逃がさない‼︎ という強烈な思いを表すように 黄土の子は一瞬で僕の目の前に移動していて、その両手は僕を捕まえるためにガバッと広げている。……うん、リンリーとイリュキンの隙をつける速さは見事だけど、事前に感知されたら意味はないね。僕は黄土の子の閉じようとする両手の軌道から二歩退がって避けた。
「えっ⁉︎」
「そんなに避けられたのが意外?」
「諦めない‼︎」
黄土の子は自分の手の中に僕がいない事に驚いていたけど、すぐに気を取り直して両手を伸ばして僕へ飛びかかってくる。目的へ真っ直ぐ進む思い切りの良さは感心するね。でも、捕まえられた後に良い予感がしないので、僕は黄土の子の脇を抜けてリンリーとイリュキンのところへ歩いて行った。
「イリュキン、久しぶり」
「久しぶりだね、ヤート君。君は、あれだけの魔法を使わないといけない状況に、それでもこうして再会を喜べて何よりだよ」
「みんなや植物達が力を貸してくれたからね」
「そうか、……その時にその場に居れなかった自分に腹が立つな」
「気にしなく、て良い。イーリリスさんに、も言ったけど、できる範囲で協力、してくれるだけで嬉しいよ」
「ヤート君が、それで良いならそうする。でも、いつでも何でも頼んでくれて構わないから」
「うん、覚え、ておく」
僕の言葉を途切れ途切れになっているのは、黄土の子が何度も僕へ捕まえようとするのを避けているからなんだけど、……この子粘り強いな。うーん……、何か反応してあげるべき? でも、あいさつをする前に飛びかかってくる奴に僕から何かをしたくないとも思う。僕が黄土の子への対応方法を考えていると、本人がまた飛びかかってこようとした。でも、今度は来ない。
「…………どきなさい‼︎」
「フン……」
なぜなら赤のクトーが僕に飛びかかろうとした黄土の子の前に立ち塞がったからだ。…………なんかクトーの後ろ姿から感じる雰囲気は前に交流会で決闘した時とは違う気がするな。
「クトー、警告よ。私の邪魔をするなら、ただじゃ済まさないわ‼︎」
「は、退かせるものなら退かせてみろよ」
「……後悔しなさい‼︎ 土よ‼︎」
黄土の子が手を伸ばして叫ぶとクトーの周りの土が盛り上がりクトーの全身を覆い、数瞬後にはクトーの背よりも高い土の小山ができた。そして黄土の子が掌をギュッと閉じれば、土の小山はその動きに合わせるように一回り小さくなる。どうやら土の小山を圧縮したみたいだね。これで強度の増した小山から抜け出すのが、さらに難しくなったわけだけどクトーはどうするんだろ?
「しばらくしたら助けて解いてあげるわ。それまでそこに……」
黄土の子の言葉が途切れる。原因は圧縮された土の小山からピシッ、パキッ、ピキキッというような音が聞こえてくるためで、しかも音と共に小山の表面に細かいヒビが入っていく。
「フンッ‼︎」
小山の中からクトーのこもった声が聞こえると同時にバコンッという破壊音が起き、小山の上部が壊れてクトーの上半身が露出する。
「……オラッ‼︎」
続いてクトーは右手拳を自分の肩ぐらいまで上げた後に振り下して小山の残りの部分を壊した。土の拘束から脱したクトーは身体に着いた土をはたきながら黄土の子へ問いかける。
「この程度で、どうやったら後悔できるんだ?」
「クッ……」
「とりあえず俺もこいつに用があるから、お前は下がってろ」
僕の方にクトーが振り向いた。久々に見たその顔はキリッとしていて目に力がある。
「…………久しぶりだな」
「交流会以来だから、そうだね。それで僕に何か用?」
「あの時と同じだ。お前に決闘を申し込みたい」
「なんで?」
「あの時の無様な自分を超えるためと、お前に俺がどれだけ成長したのか示すためだ。お前に決闘を受ける意味や得はないが受けてほしい」
……へえ、本当に前とは違うな。前は自分が一番っていうのを体現するために騒ぎを起こしてたり無駄に力んで空回りしてたのに、今のクトーは言葉は静かだし精神的な軸ができていて落ち着いている感じだ。
「決闘を受けるのは良いんだけど、それって今すぐ?」
「……お前は、そういう奴だったな」
なぜかクトーは楽しそうな、懐かしそうな感じで小さく笑った。…………ここまでで笑うところってあったっけ?
「飯を食べた後の落ち着いた時で頼む」
「わかった。もう一つ良い?」
「ああ」
「後々尾を引きそうだから後ろの子と、ちゃんと話し合って」
僕からするとクトー越しに黄土の子の唇を噛みながらイライラした様子が見える。機嫌の悪さを隠そうともしてないから感じる雰囲気で確実にクトーも気づいてるはずだ。クトーは黄土の子をチラッと見た後、僕へと視線を戻す。
「あいつは気しなくて良い」
「そんなわけないでしょっ‼︎」
黄土の子は殴りかかり、それに対してクトーは何の反応もせず後頭部を殴られる。これでクトーが倒れたら騒ぎが大きくなるなって考えていると、クトーは立ったままだった。……黄土の子の強化魔法を発動してない素の打撃とはいえ、後頭部に当たったんだからフラついたりよろけたりしても良いはず。でも、クトーが黄土の子の方へ振り向く仕草に不自然なところはないから本当に無傷みたいだね。それに攻撃されたのに精神的な乱れもない。
「うそ……」
「おい、チムサ、負けた奴は大人しく順番守れ。お前は俺の後だ」
「は⁉︎ 私のどこが負けてるっていうのよ⁉︎」
「自信満々に発動させた土の拘束は、俺にまったく効いてなかっただろ? あと俺への打撃もな」
「それは……」
「わかったら下がってろ‼︎」
「キャア‼︎」
黄土の子、名前はチムサって言うのか、そのチムサはクトーに服をつかまれた後に広場の端へ投げられた。
「投げる必要あったの?」
「この場だと俺の方が先だっていう宣言みたいなものだ」
「そういう事なら意味があると言える……のかな?」
「とにかくだ‼︎ あー、ヤートって呼んで良いか?」
「好きに呼んでくれて良いよ」
「助かる。俺の事も好きに呼んでくれ。今日、ヤートへの用件は勝った俺が最優先だ」
「うん、朝食を食べてからね」
「待ってください」
「私も待ってほしいね」
僕とクトーの間で話が確定しようとしたら、二人の声が止めてくる。声の主は言うまでもなくイリュキンとリンリーだった。
「リンリー、イリュキン、どうかした? あ、二人ともおはよう」
「ヤート君、おはようございます。私はクトー君に用があります」
「ヤート君、おはよう。私もリンリーと同じだよ。クトー、聞き捨てならない事を言ってくれるね」
「あ? どういう意味だ?」
「今日のヤート君への用件は勝った君が最優先という事だよ」
「そうですね。まだ私達に勝ってもいないのに的外れな事を言わないでほしいですね」
「……良いぞ。文句があるならかかってこい」
「絶対に譲りません‼︎」
「今日のヤート君への優先権は渡さない‼︎」
「えっと……僕の意思は?」
僕のつぶやきは戦い始めた三人には届かなかった。…………この置いていかれる感じは久しぶりだな。まあ、クトーの変化や他にも考えたい事があるしちょうど良いか。僕は戦っている三人から離れて他の人のところへあいさつに向かった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
…………何だろ? リンリー達に近づいていくほど足の進みが遅くなる。何か変な事が待ち受けてるのかな? …………仮にそれが正しいとして、その原因はたぶんあの黄土の子だね。とりあえず界気化した魔力を放ちながら行った方が良さそうだ。僕はややゆっくり目に近づいていく。どういう事が起こるのか考えつつ、リンリー達のところまであと数歩という時に黄土の子の顔がグリンと僕の方を見て僕へと意識を向けたのを感知した。
やっと近くで見れた。絶対に逃がさない‼︎ という強烈な思いを表すように 黄土の子は一瞬で僕の目の前に移動していて、その両手は僕を捕まえるためにガバッと広げている。……うん、リンリーとイリュキンの隙をつける速さは見事だけど、事前に感知されたら意味はないね。僕は黄土の子の閉じようとする両手の軌道から二歩退がって避けた。
「えっ⁉︎」
「そんなに避けられたのが意外?」
「諦めない‼︎」
黄土の子は自分の手の中に僕がいない事に驚いていたけど、すぐに気を取り直して両手を伸ばして僕へ飛びかかってくる。目的へ真っ直ぐ進む思い切りの良さは感心するね。でも、捕まえられた後に良い予感がしないので、僕は黄土の子の脇を抜けてリンリーとイリュキンのところへ歩いて行った。
「イリュキン、久しぶり」
「久しぶりだね、ヤート君。君は、あれだけの魔法を使わないといけない状況に、それでもこうして再会を喜べて何よりだよ」
「みんなや植物達が力を貸してくれたからね」
「そうか、……その時にその場に居れなかった自分に腹が立つな」
「気にしなく、て良い。イーリリスさんに、も言ったけど、できる範囲で協力、してくれるだけで嬉しいよ」
「ヤート君が、それで良いならそうする。でも、いつでも何でも頼んでくれて構わないから」
「うん、覚え、ておく」
僕の言葉を途切れ途切れになっているのは、黄土の子が何度も僕へ捕まえようとするのを避けているからなんだけど、……この子粘り強いな。うーん……、何か反応してあげるべき? でも、あいさつをする前に飛びかかってくる奴に僕から何かをしたくないとも思う。僕が黄土の子への対応方法を考えていると、本人がまた飛びかかってこようとした。でも、今度は来ない。
「…………どきなさい‼︎」
「フン……」
なぜなら赤のクトーが僕に飛びかかろうとした黄土の子の前に立ち塞がったからだ。…………なんかクトーの後ろ姿から感じる雰囲気は前に交流会で決闘した時とは違う気がするな。
「クトー、警告よ。私の邪魔をするなら、ただじゃ済まさないわ‼︎」
「は、退かせるものなら退かせてみろよ」
「……後悔しなさい‼︎ 土よ‼︎」
黄土の子が手を伸ばして叫ぶとクトーの周りの土が盛り上がりクトーの全身を覆い、数瞬後にはクトーの背よりも高い土の小山ができた。そして黄土の子が掌をギュッと閉じれば、土の小山はその動きに合わせるように一回り小さくなる。どうやら土の小山を圧縮したみたいだね。これで強度の増した小山から抜け出すのが、さらに難しくなったわけだけどクトーはどうするんだろ?
「しばらくしたら助けて解いてあげるわ。それまでそこに……」
黄土の子の言葉が途切れる。原因は圧縮された土の小山からピシッ、パキッ、ピキキッというような音が聞こえてくるためで、しかも音と共に小山の表面に細かいヒビが入っていく。
「フンッ‼︎」
小山の中からクトーのこもった声が聞こえると同時にバコンッという破壊音が起き、小山の上部が壊れてクトーの上半身が露出する。
「……オラッ‼︎」
続いてクトーは右手拳を自分の肩ぐらいまで上げた後に振り下して小山の残りの部分を壊した。土の拘束から脱したクトーは身体に着いた土をはたきながら黄土の子へ問いかける。
「この程度で、どうやったら後悔できるんだ?」
「クッ……」
「とりあえず俺もこいつに用があるから、お前は下がってろ」
僕の方にクトーが振り向いた。久々に見たその顔はキリッとしていて目に力がある。
「…………久しぶりだな」
「交流会以来だから、そうだね。それで僕に何か用?」
「あの時と同じだ。お前に決闘を申し込みたい」
「なんで?」
「あの時の無様な自分を超えるためと、お前に俺がどれだけ成長したのか示すためだ。お前に決闘を受ける意味や得はないが受けてほしい」
……へえ、本当に前とは違うな。前は自分が一番っていうのを体現するために騒ぎを起こしてたり無駄に力んで空回りしてたのに、今のクトーは言葉は静かだし精神的な軸ができていて落ち着いている感じだ。
「決闘を受けるのは良いんだけど、それって今すぐ?」
「……お前は、そういう奴だったな」
なぜかクトーは楽しそうな、懐かしそうな感じで小さく笑った。…………ここまでで笑うところってあったっけ?
「飯を食べた後の落ち着いた時で頼む」
「わかった。もう一つ良い?」
「ああ」
「後々尾を引きそうだから後ろの子と、ちゃんと話し合って」
僕からするとクトー越しに黄土の子の唇を噛みながらイライラした様子が見える。機嫌の悪さを隠そうともしてないから感じる雰囲気で確実にクトーも気づいてるはずだ。クトーは黄土の子をチラッと見た後、僕へと視線を戻す。
「あいつは気しなくて良い」
「そんなわけないでしょっ‼︎」
黄土の子は殴りかかり、それに対してクトーは何の反応もせず後頭部を殴られる。これでクトーが倒れたら騒ぎが大きくなるなって考えていると、クトーは立ったままだった。……黄土の子の強化魔法を発動してない素の打撃とはいえ、後頭部に当たったんだからフラついたりよろけたりしても良いはず。でも、クトーが黄土の子の方へ振り向く仕草に不自然なところはないから本当に無傷みたいだね。それに攻撃されたのに精神的な乱れもない。
「うそ……」
「おい、チムサ、負けた奴は大人しく順番守れ。お前は俺の後だ」
「は⁉︎ 私のどこが負けてるっていうのよ⁉︎」
「自信満々に発動させた土の拘束は、俺にまったく効いてなかっただろ? あと俺への打撃もな」
「それは……」
「わかったら下がってろ‼︎」
「キャア‼︎」
黄土の子、名前はチムサって言うのか、そのチムサはクトーに服をつかまれた後に広場の端へ投げられた。
「投げる必要あったの?」
「この場だと俺の方が先だっていう宣言みたいなものだ」
「そういう事なら意味があると言える……のかな?」
「とにかくだ‼︎ あー、ヤートって呼んで良いか?」
「好きに呼んでくれて良いよ」
「助かる。俺の事も好きに呼んでくれ。今日、ヤートへの用件は勝った俺が最優先だ」
「うん、朝食を食べてからね」
「待ってください」
「私も待ってほしいね」
僕とクトーの間で話が確定しようとしたら、二人の声が止めてくる。声の主は言うまでもなくイリュキンとリンリーだった。
「リンリー、イリュキン、どうかした? あ、二人ともおはよう」
「ヤート君、おはようございます。私はクトー君に用があります」
「ヤート君、おはよう。私もリンリーと同じだよ。クトー、聞き捨てならない事を言ってくれるね」
「あ? どういう意味だ?」
「今日のヤート君への用件は勝った君が最優先という事だよ」
「そうですね。まだ私達に勝ってもいないのに的外れな事を言わないでほしいですね」
「……良いぞ。文句があるならかかってこい」
「絶対に譲りません‼︎」
「今日のヤート君への優先権は渡さない‼︎」
「えっと……僕の意思は?」
僕のつぶやきは戦い始めた三人には届かなかった。…………この置いていかれる感じは久しぶりだな。まあ、クトーの変化や他にも考えたい事があるしちょうど良いか。僕は戦っている三人から離れて他の人のところへあいさつに向かった。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
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