202 / 206
第五章
第五話 後編
しおりを挟む
翌朝、グレアによる本格的な指導が始まった。
フェソロフォートに素振りするよう言い、改めてその太刀筋を見ながら昨日の手合わせを回顧する。
(やはり美しい太刀筋だ。動きに無駄がない。この神速の斬撃に加え、さらに無尽蔵の体力・魔力量まで兼ね備えている。私が圧倒されたのは、フェソロフォートがリレラとはまた違う方向性で「打ち合い」の天才だからだ)
「そこまで」
グレアは次のフェーズ、「打ち合い」の天才に相性抜群な「白巌流」の「吹雪」習得に特化した指導を開始した。
三日間の指導の末にフェソロフォートは「吹雪」を会得した。
「改めてありがとうグレア」
「吹雪」完成の晩、いつもの酒場で果実水入りの杯を突き合わせながらフェソロフォートは言う。
「僕の適性に合った技、そして君が真心を込めて教えてくれた技…実戦で使うのが待ちきれないよ」
「喜んでくれて何よりですよ。でも、分かっていますよね。これで終わりじゃありませんよ」
グレアは明日以降も可能な限り技法を享受していくつもりだ。
「もちろんだとも。一つ習得しただけで戦い方が前と大違い。なら、このまま技を身に着け続けて、強くなりすぎてしまったらどうしようと思っているところだよ」
自信と高揚感で満たされた陽気な笑顔で彼は答えた。
しかし直後、
「でも」
とフェソロフォートは一転して真剣な眼差しとともに尋ねた。
「ところで、君はいつここまでここに居られる予定なんだい?」
グレアは一瞬言葉を詰まらせた。
「…決めてないんです。今は活動を休止していて」
「ああ、そうなんだね…!」
少年の顔に安堵の色が広がった。
「僕と同じだね。少し不安だったんだ。君がすぐに行ってしまう予定だったらどうしようって。君とはもう少しだけ、一緒に居たいから…」
間違って果実酒を呑んでしまったかのように、グレアの顔が赤らむ。
「それは…」
「あっ」
自らの発言を振り返ったフェソロフォートの顔も続いて紅潮した。
別れた後、グレアは幸せ半分、不安半分で通りを歩いていた。
(明日も、明後日も会えるなんて嬉しいな。でも、この町に居続けることは目標を果たせていないということ。そしてその『目標』はラーラを見つけること。そろそろまた探し始めなければ。手掛かりの一つでも見つけなければ。見つけるのだ。例え生きていようと…死んでいようと)
失踪から既に5日が経過している。もはや親友との和解ではなく、自らに感じている責任を果たすことが彼女の固執の理由だった。
だが、彼女がこのように長期に渡って最優先事項から目を背け続けてしまったのには、フェソロフォートへの想いだけでなく、それこそ「希望が一切見えてこない」という理由があった。
親友の安否不明、そしてそれが自らの言動に因るものであり、かといって代わりにどうすれば良かったのかという正解が見えてこない、暗く重い現実を前にグレアの精神は既に摩耗し、問題に向き合い続ければいずれ壊れてしまっていただろう。
失われた時間は取り戻せない。グレアは今は「希望」を見つける為に出来ることを考えることにした。
そんな彼女の前に、久しぶりに見慣れた顔が現れる。
いつも嫉妬に燃え、グレアを取り囲んで襲撃する少女たち。そのリーダー格だ。
「またか。いい加減しつこいぞ」
すぐに戦闘態勢を取るグレア。だが、少女の様子はいつもと違っていた。
「待って。今日はそういうのじゃないの。話を聞いてほしくて」
見てみれば、いつもの取り巻きはどこにも居ない。
グレアは一旦相手を信じてみることにした。
「今までは突然襲ったりして悪かったわ。でも理由があるの。フェソ君は冒険者でいつもはこの町に住んでる。私達は全員フェソ君に助けられたの」
「助けられた?」
「みんなはみ出し者だったり、いじめられたりした。でも他の誰もが見て見ぬふりをする中、フェソ君だけは私達をちゃんと見てた。手を差し伸べてくれた」
グレアはそれを聞いて自らの過去を想起した。
「…私達はみんな、そんなフェソ君が好き。でも誰かが独り占めなんて不公平よ。また争いが起こってみんな悲しい思いをする。だからみんなの為に、そして何よりフェソ君の為に、『抜け駆けは駄目』って約束したのよ。そしてお互いに見張り合いながら必要な時には一緒になってフェソ君を守ろうって約束した。…よそ者だかなんだか知らない。でもここに居て、フェソ君に近付く以上、あんたにも従ってもらわないと困るのよ」
「…そうだったんだ。申し訳なかったね」
自室内、灯りを消し、布団の中で考える。
(明日からどうしようか…)
考えれば考えるほど頭が冴え、眠れなくなる。
(夕食早かったし、お腹空いたな。夜食食べたら眠くなるかな…)
身支度をして、暗闇の中、誰もいない大通りを通っていつもの酒場へと向かう。
パンに肉類を合わせて頬張る。
一人で来るのは初めて。
いつもは気に留めない壁のコルクボードを見ていた時だった。
「え…」
思わず手も口も止まる。
ついつい近づいて見てみる。
手配書の中に見知った顔があった。
まさしく「伯爵殺し」ラーラの人相書きだ。大きくバツで消してある。
グレアの心臓は止まりそうになった。否、もしかしたら一瞬は止まっていたかもしれない。
だが彼女は下部に書かれた情報を偶然見かけた。
ラーラは3日前にこの町で拘束された後、旧都にして王国最大の都市であるカリバールへ、そしてその後裁判の為にケンダル王国へと送られることになっている。
翌日、練習の休憩中にグレアは勇気を振り絞ってフェソロフォートに話し掛けた。
「実はちょっと予定が変わって、明日の朝にはカリバールへ出発しないといけないんです」
「え…?」
フェソロフォートは動揺したが、グレアの表情の中に無念の色を見て口を噤んだ。
グレアが話を続ける。
「それで、馬車を引く為の騎手が二人要るんです。一人は私。…カリバールまではそんなに遠くありませんよね。それに、道中で剣を教えることも出来ます。もちろん向こうに着いてすぐに帰って頂いてもかまいませんし」
「…それって」
「はい。フェソロフォート様」
グレアは座ったままのフェソロフォートにしゃがんで目線を合わせながら言った。
「私と一緒にカリバールまで行ってくれませんか?」
フェソロフォートは笑って頷いた。
「喜んで」
翌朝、グレアとフェソロフォートはカリバールを目指して馬を走らせた。
二人とも、その心の中にはそれぞれ誰かを想い、そして同時に一抹の不安を抱えていた。
フェソロフォートに素振りするよう言い、改めてその太刀筋を見ながら昨日の手合わせを回顧する。
(やはり美しい太刀筋だ。動きに無駄がない。この神速の斬撃に加え、さらに無尽蔵の体力・魔力量まで兼ね備えている。私が圧倒されたのは、フェソロフォートがリレラとはまた違う方向性で「打ち合い」の天才だからだ)
「そこまで」
グレアは次のフェーズ、「打ち合い」の天才に相性抜群な「白巌流」の「吹雪」習得に特化した指導を開始した。
三日間の指導の末にフェソロフォートは「吹雪」を会得した。
「改めてありがとうグレア」
「吹雪」完成の晩、いつもの酒場で果実水入りの杯を突き合わせながらフェソロフォートは言う。
「僕の適性に合った技、そして君が真心を込めて教えてくれた技…実戦で使うのが待ちきれないよ」
「喜んでくれて何よりですよ。でも、分かっていますよね。これで終わりじゃありませんよ」
グレアは明日以降も可能な限り技法を享受していくつもりだ。
「もちろんだとも。一つ習得しただけで戦い方が前と大違い。なら、このまま技を身に着け続けて、強くなりすぎてしまったらどうしようと思っているところだよ」
自信と高揚感で満たされた陽気な笑顔で彼は答えた。
しかし直後、
「でも」
とフェソロフォートは一転して真剣な眼差しとともに尋ねた。
「ところで、君はいつここまでここに居られる予定なんだい?」
グレアは一瞬言葉を詰まらせた。
「…決めてないんです。今は活動を休止していて」
「ああ、そうなんだね…!」
少年の顔に安堵の色が広がった。
「僕と同じだね。少し不安だったんだ。君がすぐに行ってしまう予定だったらどうしようって。君とはもう少しだけ、一緒に居たいから…」
間違って果実酒を呑んでしまったかのように、グレアの顔が赤らむ。
「それは…」
「あっ」
自らの発言を振り返ったフェソロフォートの顔も続いて紅潮した。
別れた後、グレアは幸せ半分、不安半分で通りを歩いていた。
(明日も、明後日も会えるなんて嬉しいな。でも、この町に居続けることは目標を果たせていないということ。そしてその『目標』はラーラを見つけること。そろそろまた探し始めなければ。手掛かりの一つでも見つけなければ。見つけるのだ。例え生きていようと…死んでいようと)
失踪から既に5日が経過している。もはや親友との和解ではなく、自らに感じている責任を果たすことが彼女の固執の理由だった。
だが、彼女がこのように長期に渡って最優先事項から目を背け続けてしまったのには、フェソロフォートへの想いだけでなく、それこそ「希望が一切見えてこない」という理由があった。
親友の安否不明、そしてそれが自らの言動に因るものであり、かといって代わりにどうすれば良かったのかという正解が見えてこない、暗く重い現実を前にグレアの精神は既に摩耗し、問題に向き合い続ければいずれ壊れてしまっていただろう。
失われた時間は取り戻せない。グレアは今は「希望」を見つける為に出来ることを考えることにした。
そんな彼女の前に、久しぶりに見慣れた顔が現れる。
いつも嫉妬に燃え、グレアを取り囲んで襲撃する少女たち。そのリーダー格だ。
「またか。いい加減しつこいぞ」
すぐに戦闘態勢を取るグレア。だが、少女の様子はいつもと違っていた。
「待って。今日はそういうのじゃないの。話を聞いてほしくて」
見てみれば、いつもの取り巻きはどこにも居ない。
グレアは一旦相手を信じてみることにした。
「今までは突然襲ったりして悪かったわ。でも理由があるの。フェソ君は冒険者でいつもはこの町に住んでる。私達は全員フェソ君に助けられたの」
「助けられた?」
「みんなはみ出し者だったり、いじめられたりした。でも他の誰もが見て見ぬふりをする中、フェソ君だけは私達をちゃんと見てた。手を差し伸べてくれた」
グレアはそれを聞いて自らの過去を想起した。
「…私達はみんな、そんなフェソ君が好き。でも誰かが独り占めなんて不公平よ。また争いが起こってみんな悲しい思いをする。だからみんなの為に、そして何よりフェソ君の為に、『抜け駆けは駄目』って約束したのよ。そしてお互いに見張り合いながら必要な時には一緒になってフェソ君を守ろうって約束した。…よそ者だかなんだか知らない。でもここに居て、フェソ君に近付く以上、あんたにも従ってもらわないと困るのよ」
「…そうだったんだ。申し訳なかったね」
自室内、灯りを消し、布団の中で考える。
(明日からどうしようか…)
考えれば考えるほど頭が冴え、眠れなくなる。
(夕食早かったし、お腹空いたな。夜食食べたら眠くなるかな…)
身支度をして、暗闇の中、誰もいない大通りを通っていつもの酒場へと向かう。
パンに肉類を合わせて頬張る。
一人で来るのは初めて。
いつもは気に留めない壁のコルクボードを見ていた時だった。
「え…」
思わず手も口も止まる。
ついつい近づいて見てみる。
手配書の中に見知った顔があった。
まさしく「伯爵殺し」ラーラの人相書きだ。大きくバツで消してある。
グレアの心臓は止まりそうになった。否、もしかしたら一瞬は止まっていたかもしれない。
だが彼女は下部に書かれた情報を偶然見かけた。
ラーラは3日前にこの町で拘束された後、旧都にして王国最大の都市であるカリバールへ、そしてその後裁判の為にケンダル王国へと送られることになっている。
翌日、練習の休憩中にグレアは勇気を振り絞ってフェソロフォートに話し掛けた。
「実はちょっと予定が変わって、明日の朝にはカリバールへ出発しないといけないんです」
「え…?」
フェソロフォートは動揺したが、グレアの表情の中に無念の色を見て口を噤んだ。
グレアが話を続ける。
「それで、馬車を引く為の騎手が二人要るんです。一人は私。…カリバールまではそんなに遠くありませんよね。それに、道中で剣を教えることも出来ます。もちろん向こうに着いてすぐに帰って頂いてもかまいませんし」
「…それって」
「はい。フェソロフォート様」
グレアは座ったままのフェソロフォートにしゃがんで目線を合わせながら言った。
「私と一緒にカリバールまで行ってくれませんか?」
フェソロフォートは笑って頷いた。
「喜んで」
翌朝、グレアとフェソロフォートはカリバールを目指して馬を走らせた。
二人とも、その心の中にはそれぞれ誰かを想い、そして同時に一抹の不安を抱えていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる