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第四章
第二十三話
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馬車に荷物を詰め込み、領主たちに見送られながら思い出の詰まった魔法都市を発つ。
次の目的地まで伸びるこの長い道は私達が取り戻したものだ。
「スペッキ…スペッキドラ、いやマンドラ…リーダー、なんだっけ?」
「鏡鱗蟷螂蛤腕地龍。改めて口にすると、ものすごい長くて覚えづらいな」
リレラとマギクが過去を振り返っていた。
「あんなに守りが堅い魔物は今まで居なかった」
「本当に。これから時間もたっぷり出来るだろうから、次同じような状況になった時に備えて本格的に対策をしていかないとね」
そうだ。王都への道のりは長い。しかも、今回のように波乱に巻き込まれることは稀だから、それなりに平穏な旅路になることだろう。
私は並べられた本から一冊取った。
『古代魔法と伝承』、ログラマト著。
あの本屋でこの一冊を手に取ったことが、この人物の著作一式を手に入れるきっかけになったのだ。
この世界では本は貴重。それも、忌み嫌われて現役の読者が少ないともなれば、私は他のほぼ全ての人間にとっての「未知」に触れようとしていると言えるかもしれない。
もしそうなら、あまりに贅沢な暇つぶしだ。
「本か。ああ、買ったって言ってたな」
テンが興味津々な様子で話しかけてきた。
「一つ読ませてもらっていいかい?」
「あれ、テン様も文字が読めるんですか?」
「うん、一通り。傭兵になる過程で覚えさせられた。指令が書面で伝えられることもあるからね」
「なるほど、そうなんですね。でしたら、お好きなのを取って行ってください」
「未知」を知る者が一人増えようが、その程度で情報の希少性は揺るがないだろう。むしろ、この長い旅の中で本を読み、その内容について語り合える仲間が居ることはとても喜ばしい。
…今になってようやく気付いた。誰よりも「仲間」になってくれそうな人がここに一人居るじゃないか。
いつも読書をしている姿が印象的な、私よりも遥かに魔法に精通している彼が。
「すみません、マギク様ーー」
声を掛けた瞬間、馬車が急停車する。
車内に緊張が走った。
「どうした?」
マギクが真剣な面持ちでウロたちの方を向き、問いかけた。
「…奴だ」
数十メートル先の木々の間から、巨大な「何か」が姿を現す。
私の目にはその正体は見えない。
そこには気配があり、実体があり、質量も体積も見て取れるのに、その姿、その形の輪郭は一向に捉えられない。
それだけでなく、その存在の形自体がぐねぐねと揺らいでいる。
しかし、しばらく観察していて悟った。
変わっているのは形ではない。体表の色なんだ。
全身が橙色に変化し、その全貌がようやくはっきりと確認出来るようになった。
体格は二回り程大きくなり、筋肉や骨格もさらに分厚く、皮膚の表面は鱗のようになっている。
それにしても、なんて擬態だ…!
これまでは、体色を変化させて風景と完璧に同化していたということになる…!
それだけではない。全くと言っていいほどに魔力を感じられない。
もはや砂塵や岩石と同じレベルだ。
ただ、これほど姿や気配が変わっても不思議なことに、今目前に立ち塞がっている、この人智を超えた化け物がつい先日に滅ぼした筈だった宿敵だということは自然と理解されていた。
「なるほど、こりゃべレムジアの連中も気付けねえな」
ジールバードが戦闘準備をしながらこぼした。
怪物はゆっくりとこちらに歩いて来る。
その真っ赤な双眸は私達の姿を映したまま頑なに動かなかった。
ちょうど全員が戦闘態勢を取った時、敵は速度を上げ、一気に迫りくる。
「グォォォォォォ!!!」
森を揺らすような重い吠え声を上げる敵。その眉間に、ジールバードが鉛玉を突き刺す。
生まれた隙を突いてリレラが馬車を飛び出し、その勢いのまま天高く跳んで脳天に鉄剣を叩き込む。
大量の血液がぼたぼたと地面に滴り落ちる。
勝負あったと思った。
だが敵はその骨張って変形した、柱のような太い腕で剣を受け止めていた。
ジュウジュウと音を立てながら、傷口から湯気が立っている。
リレラは瞬時に判断し、剣を抜きながら地面に降り立つと、目にも止まらぬ二連撃を披露した。
敵はそれらも姿勢を低くしつつ両手を素早く動かし、辛うじて防御を間に合わせる。
もちろん防御に使った手も無事ではないだろう。しかし、あの「正面戦闘最強」のリレラが攻めあぐねている。
その事実を直視した時、緊張に一筋の不安が入り混じった。
その時、ウロが馬に乗ったまま敵に何かを投げつけた。
それは簡単に防御され、大した脅威にもならない小さな爆発を発生させる。
それでも十分だった。「正面戦闘最強」にとっては。
「待ってた」
全身に魔力がみなぎり、赤い光となって剣士を包み込む。
超速度で炎刃が無数の線を描き、敵の両腕はバラバラに切り刻まれて吹き飛ぶ。
防御の手段を失った敵に対するリレラの最後の一撃は、先日と同様、腹部に見舞われた。
大きく割かれた腹筋の隙間からは、内臓がこぼれ出す。
そんな、凄惨だが同時に痛快でもある光景が見られる。
そう思っていたのだが。
「え…?」
リレラの剣は敵の脇腹の辺り、肉にめり込んだまま、内側の何かに引っかかって動かなくなっていた。
「待ッ…て…タ」
敵が低い声で呟く。
その顔は口が大きく裂けた、満面の笑顔だった。
次の目的地まで伸びるこの長い道は私達が取り戻したものだ。
「スペッキ…スペッキドラ、いやマンドラ…リーダー、なんだっけ?」
「鏡鱗蟷螂蛤腕地龍。改めて口にすると、ものすごい長くて覚えづらいな」
リレラとマギクが過去を振り返っていた。
「あんなに守りが堅い魔物は今まで居なかった」
「本当に。これから時間もたっぷり出来るだろうから、次同じような状況になった時に備えて本格的に対策をしていかないとね」
そうだ。王都への道のりは長い。しかも、今回のように波乱に巻き込まれることは稀だから、それなりに平穏な旅路になることだろう。
私は並べられた本から一冊取った。
『古代魔法と伝承』、ログラマト著。
あの本屋でこの一冊を手に取ったことが、この人物の著作一式を手に入れるきっかけになったのだ。
この世界では本は貴重。それも、忌み嫌われて現役の読者が少ないともなれば、私は他のほぼ全ての人間にとっての「未知」に触れようとしていると言えるかもしれない。
もしそうなら、あまりに贅沢な暇つぶしだ。
「本か。ああ、買ったって言ってたな」
テンが興味津々な様子で話しかけてきた。
「一つ読ませてもらっていいかい?」
「あれ、テン様も文字が読めるんですか?」
「うん、一通り。傭兵になる過程で覚えさせられた。指令が書面で伝えられることもあるからね」
「なるほど、そうなんですね。でしたら、お好きなのを取って行ってください」
「未知」を知る者が一人増えようが、その程度で情報の希少性は揺るがないだろう。むしろ、この長い旅の中で本を読み、その内容について語り合える仲間が居ることはとても喜ばしい。
…今になってようやく気付いた。誰よりも「仲間」になってくれそうな人がここに一人居るじゃないか。
いつも読書をしている姿が印象的な、私よりも遥かに魔法に精通している彼が。
「すみません、マギク様ーー」
声を掛けた瞬間、馬車が急停車する。
車内に緊張が走った。
「どうした?」
マギクが真剣な面持ちでウロたちの方を向き、問いかけた。
「…奴だ」
数十メートル先の木々の間から、巨大な「何か」が姿を現す。
私の目にはその正体は見えない。
そこには気配があり、実体があり、質量も体積も見て取れるのに、その姿、その形の輪郭は一向に捉えられない。
それだけでなく、その存在の形自体がぐねぐねと揺らいでいる。
しかし、しばらく観察していて悟った。
変わっているのは形ではない。体表の色なんだ。
全身が橙色に変化し、その全貌がようやくはっきりと確認出来るようになった。
体格は二回り程大きくなり、筋肉や骨格もさらに分厚く、皮膚の表面は鱗のようになっている。
それにしても、なんて擬態だ…!
これまでは、体色を変化させて風景と完璧に同化していたということになる…!
それだけではない。全くと言っていいほどに魔力を感じられない。
もはや砂塵や岩石と同じレベルだ。
ただ、これほど姿や気配が変わっても不思議なことに、今目前に立ち塞がっている、この人智を超えた化け物がつい先日に滅ぼした筈だった宿敵だということは自然と理解されていた。
「なるほど、こりゃべレムジアの連中も気付けねえな」
ジールバードが戦闘準備をしながらこぼした。
怪物はゆっくりとこちらに歩いて来る。
その真っ赤な双眸は私達の姿を映したまま頑なに動かなかった。
ちょうど全員が戦闘態勢を取った時、敵は速度を上げ、一気に迫りくる。
「グォォォォォォ!!!」
森を揺らすような重い吠え声を上げる敵。その眉間に、ジールバードが鉛玉を突き刺す。
生まれた隙を突いてリレラが馬車を飛び出し、その勢いのまま天高く跳んで脳天に鉄剣を叩き込む。
大量の血液がぼたぼたと地面に滴り落ちる。
勝負あったと思った。
だが敵はその骨張って変形した、柱のような太い腕で剣を受け止めていた。
ジュウジュウと音を立てながら、傷口から湯気が立っている。
リレラは瞬時に判断し、剣を抜きながら地面に降り立つと、目にも止まらぬ二連撃を披露した。
敵はそれらも姿勢を低くしつつ両手を素早く動かし、辛うじて防御を間に合わせる。
もちろん防御に使った手も無事ではないだろう。しかし、あの「正面戦闘最強」のリレラが攻めあぐねている。
その事実を直視した時、緊張に一筋の不安が入り混じった。
その時、ウロが馬に乗ったまま敵に何かを投げつけた。
それは簡単に防御され、大した脅威にもならない小さな爆発を発生させる。
それでも十分だった。「正面戦闘最強」にとっては。
「待ってた」
全身に魔力がみなぎり、赤い光となって剣士を包み込む。
超速度で炎刃が無数の線を描き、敵の両腕はバラバラに切り刻まれて吹き飛ぶ。
防御の手段を失った敵に対するリレラの最後の一撃は、先日と同様、腹部に見舞われた。
大きく割かれた腹筋の隙間からは、内臓がこぼれ出す。
そんな、凄惨だが同時に痛快でもある光景が見られる。
そう思っていたのだが。
「え…?」
リレラの剣は敵の脇腹の辺り、肉にめり込んだまま、内側の何かに引っかかって動かなくなっていた。
「待ッ…て…タ」
敵が低い声で呟く。
その顔は口が大きく裂けた、満面の笑顔だった。
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