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どうしたんだろ?
昨日王都からの帰りの馬車は普通だったのに、朝からクロイツは不機嫌だ。しかも騎士団が近づくに従って更に顔が厳しくなっていく。
「ねぇ、クロイツ。昨日帰ってからダダン騎士団長と何かあったの?私で出来る事があるなら相談に乗るよ?」
「大丈夫だ、気にするな。それより大聖女がどうなるかだな。マリアを神殿に戻せと言ってくるかな・・・?」
クロイツの言葉が胸に刺さる。
「イヤだな、クロイツと一緒にいたい」
思わず口から言葉が溢れ、隣を歩くクロイツの腕にしがみついてしまう。
「クロイツと離れたくない」
泣き出しそうなマリアの顔を見たクロイツはマリアを抱きしめていた。
「俺も、マリアと離れたくない」
ギュッと更に抱きしめられ、気がつくと唇に柔らかいモノが押し付けられていた。
「んんっ?」
「マリア、俺マリアの事、好きだ」
唇が離れ、真剣な眼差しのクロイツに見つめられている。
「クロイツ、私も。私も好きっ!」
再びクロイツに抱きしめられたところで、周りからな生暖かい目に気がついた。
「キャッ!?」
「はいはい、朝から熱いですねっ!羨ましいわ~」
メアリは2人を茶化しながら騎士塔に入って行った。頭上からはからかうような口笛を何人か吹いている。
「は、入ろうか」
ギクシャクしながらクロイツはマリアを放し、マリアも気まずくなりながら作業室に向かった。
「マリアさんっ!朝からラブラブでしたねっ!昨日王城で何があったんですかっ!?」
興味深々なメアリに、シャール元殿下のやり取りやクロイツが庇ってくれた事を話す。そして、クロイツと離れたくない事、何故かさっきキスしちゃった事。
「キャア、甘酸っぱい!!お2人ともウブっぽいですもんねっ!!でも、クロイツ様はイケメン騎士だし家柄もいいから、ちゃんとマリアさんの恋人にしないと、変な令嬢に取られちゃいますよっ?」
「やだっ、クロイツといたいのっ!」
「ふふっ、マリアさん可愛いっ!!婚約しちゃったらどうですか!?」
メアリはキャイキャイ騒ぐ。
「何だマリア、クロイツと婚約か?」
ダダン騎士団長がやって来た。
「婚約なんてっ」
「朝っぱらからキスしてたらしいなぁ?いいんじゃないか?国王の前であんなに『離れたくない宣言』したんだしな?それと、朝から勅令が届いていたぞ」
ダダン騎士団長の手には封筒が1通握られている。ニヤニヤと笑っているし。
マリアは自分宛の封筒を開けた。
『マリア殿
貴殿を大聖女に再任する。
王都での祈りは週に2日のみとする。ただし、有事の際はコレにあらず。
明日、神殿に来るように。 』
「えっ、毎週王都に行けと?」
「そうだ。俺の方にはマリアの扱いがもう少し詳しく書かれていた。多分明日説明があるだろう」
ダダン騎士団長はそう言い残し、去って行った。
「ええっ、じゃあ2日間私は何をすれば?」
「そ、そうよね?う~ん、薬草摘みと乾かすのをお願いしようかしら?でも・・・」
2人はどうしたら効率よく薬草の作業が出来るか考える。乾燥は重要だ、摘んだモノの鮮度が良い内にサッと乾かした方が良いのだ。
「よしっ!2日間は葉っぱを粉砕して頂戴。大量に薬草を乾かしましょう。途中飽きるかも知れないけど、マイペースに作業しても大丈夫よ。来週までに1週間の予定表を作って、メアリが2日間行う作業を決めましょう」
く~っ、大聖女に戻らなければメアリに迷惑かける事も無いのにっ!!
そして頭からは婚約話しは抜けていった。
昨日王都からの帰りの馬車は普通だったのに、朝からクロイツは不機嫌だ。しかも騎士団が近づくに従って更に顔が厳しくなっていく。
「ねぇ、クロイツ。昨日帰ってからダダン騎士団長と何かあったの?私で出来る事があるなら相談に乗るよ?」
「大丈夫だ、気にするな。それより大聖女がどうなるかだな。マリアを神殿に戻せと言ってくるかな・・・?」
クロイツの言葉が胸に刺さる。
「イヤだな、クロイツと一緒にいたい」
思わず口から言葉が溢れ、隣を歩くクロイツの腕にしがみついてしまう。
「クロイツと離れたくない」
泣き出しそうなマリアの顔を見たクロイツはマリアを抱きしめていた。
「俺も、マリアと離れたくない」
ギュッと更に抱きしめられ、気がつくと唇に柔らかいモノが押し付けられていた。
「んんっ?」
「マリア、俺マリアの事、好きだ」
唇が離れ、真剣な眼差しのクロイツに見つめられている。
「クロイツ、私も。私も好きっ!」
再びクロイツに抱きしめられたところで、周りからな生暖かい目に気がついた。
「キャッ!?」
「はいはい、朝から熱いですねっ!羨ましいわ~」
メアリは2人を茶化しながら騎士塔に入って行った。頭上からはからかうような口笛を何人か吹いている。
「は、入ろうか」
ギクシャクしながらクロイツはマリアを放し、マリアも気まずくなりながら作業室に向かった。
「マリアさんっ!朝からラブラブでしたねっ!昨日王城で何があったんですかっ!?」
興味深々なメアリに、シャール元殿下のやり取りやクロイツが庇ってくれた事を話す。そして、クロイツと離れたくない事、何故かさっきキスしちゃった事。
「キャア、甘酸っぱい!!お2人ともウブっぽいですもんねっ!!でも、クロイツ様はイケメン騎士だし家柄もいいから、ちゃんとマリアさんの恋人にしないと、変な令嬢に取られちゃいますよっ?」
「やだっ、クロイツといたいのっ!」
「ふふっ、マリアさん可愛いっ!!婚約しちゃったらどうですか!?」
メアリはキャイキャイ騒ぐ。
「何だマリア、クロイツと婚約か?」
ダダン騎士団長がやって来た。
「婚約なんてっ」
「朝っぱらからキスしてたらしいなぁ?いいんじゃないか?国王の前であんなに『離れたくない宣言』したんだしな?それと、朝から勅令が届いていたぞ」
ダダン騎士団長の手には封筒が1通握られている。ニヤニヤと笑っているし。
マリアは自分宛の封筒を開けた。
『マリア殿
貴殿を大聖女に再任する。
王都での祈りは週に2日のみとする。ただし、有事の際はコレにあらず。
明日、神殿に来るように。 』
「えっ、毎週王都に行けと?」
「そうだ。俺の方にはマリアの扱いがもう少し詳しく書かれていた。多分明日説明があるだろう」
ダダン騎士団長はそう言い残し、去って行った。
「ええっ、じゃあ2日間私は何をすれば?」
「そ、そうよね?う~ん、薬草摘みと乾かすのをお願いしようかしら?でも・・・」
2人はどうしたら効率よく薬草の作業が出来るか考える。乾燥は重要だ、摘んだモノの鮮度が良い内にサッと乾かした方が良いのだ。
「よしっ!2日間は葉っぱを粉砕して頂戴。大量に薬草を乾かしましょう。途中飽きるかも知れないけど、マイペースに作業しても大丈夫よ。来週までに1週間の予定表を作って、メアリが2日間行う作業を決めましょう」
く~っ、大聖女に戻らなければメアリに迷惑かける事も無いのにっ!!
そして頭からは婚約話しは抜けていった。
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