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第4話 わがまま令嬢の謝罪
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王室では、国王のリコベル・マーズスター様。
そして、カシオ様が待っていました。
事情を察したオリーブは、挨拶も忘れて弁明を始めます。
「ち、違うのです! これは隣国の王子である、ランド様の命令で……」
「命令で?」
「……うぅ」
「人のせいにするのは、けしからんなぁ」
リコベル様に睨みつけられ、オリーブはがくがくと足を震わせています。
「カ、カシオ様! お許しを!」
リコベル様に怒られた途端、カシオ様に許しを乞うとは……。みっともない女です。やはり令嬢ではなく、ガキと呼んだ方が適当でしょう。
「オリーブ。君はこれまでにもたくさん問題を起こしてきた。ついに隣国の令嬢にまで迷惑をかけるだなんてね」
「だって、だってぇ!」
「なんて言われたんだい? 隣国の王子には」
「……言えません」
「だったら君は国外追放だ。立派な犯罪者だからね」
「は、犯罪者!? 違います! 私はランド様に命令されて動いただけですよ!?」
「頭が悪いなぁ……。犯罪に協力したんだから、君だって犯罪者に決まってるだろ? そうでなくても、公爵家の汚い噂も、見過ごしてる部分が山ほどあるんだ。今からだって君たちを平民に堕とすことができるんだからね?」
カシオ様……。
お美しい顔をしていらっしゃいますが、怒らせると、とても怖いようです。
私まで震えてしまいます……。
「ごめんなさいっ! 許してください!」
「僕に謝るんじゃなくて、彼女に謝らなきゃ」
「え……」
絶望した表情で、オリーブが私を見ました。
そりゃそうですよね。たった半日程度で立場逆転ですもの。
オリーブが拳を握りしめています。どうやら相当プライドが高いようです。
「謝らないなら、さようならだよ?」
「わ、わかりましたっ!」
ゆっくりと……。頭を下げたオリーブ。
「申し訳っ……ございませんでしたぁ!」
「……声が小さいですよ?」
「っ!?」
これも、仕返しです。
……私、普段はこんな性格の悪い女じゃないですからね?
「申し訳ございませんでしたぁ!!!!」
王室どころか、王宮の外まで響き渡るような大きい声でした。
恥と悲しみで涙や鼻水を垂らし、顔面をぐちゃぐちゃにしているオリーブが……。なんとも言えなくて、思わす私は笑ってしまいます。
「さて。マキナ・ティアベルよ。自国に戻り、復讐の続きをせねばな」
「……そうですね」
リコベル様が、ニヤリと笑います。
「カシオを連れて行け。同じ国を治める一族として……。正しさを教えてやらねばならんからな」
「よいのですか?」
「もちろん。カシオ、観光だと思って、サクッとダメ王子を懲らしめてこい」
「了解しました」
心強い味方を手に入れた私は、自国に戻ることになりました。
そして、カシオ様が待っていました。
事情を察したオリーブは、挨拶も忘れて弁明を始めます。
「ち、違うのです! これは隣国の王子である、ランド様の命令で……」
「命令で?」
「……うぅ」
「人のせいにするのは、けしからんなぁ」
リコベル様に睨みつけられ、オリーブはがくがくと足を震わせています。
「カ、カシオ様! お許しを!」
リコベル様に怒られた途端、カシオ様に許しを乞うとは……。みっともない女です。やはり令嬢ではなく、ガキと呼んだ方が適当でしょう。
「オリーブ。君はこれまでにもたくさん問題を起こしてきた。ついに隣国の令嬢にまで迷惑をかけるだなんてね」
「だって、だってぇ!」
「なんて言われたんだい? 隣国の王子には」
「……言えません」
「だったら君は国外追放だ。立派な犯罪者だからね」
「は、犯罪者!? 違います! 私はランド様に命令されて動いただけですよ!?」
「頭が悪いなぁ……。犯罪に協力したんだから、君だって犯罪者に決まってるだろ? そうでなくても、公爵家の汚い噂も、見過ごしてる部分が山ほどあるんだ。今からだって君たちを平民に堕とすことができるんだからね?」
カシオ様……。
お美しい顔をしていらっしゃいますが、怒らせると、とても怖いようです。
私まで震えてしまいます……。
「ごめんなさいっ! 許してください!」
「僕に謝るんじゃなくて、彼女に謝らなきゃ」
「え……」
絶望した表情で、オリーブが私を見ました。
そりゃそうですよね。たった半日程度で立場逆転ですもの。
オリーブが拳を握りしめています。どうやら相当プライドが高いようです。
「謝らないなら、さようならだよ?」
「わ、わかりましたっ!」
ゆっくりと……。頭を下げたオリーブ。
「申し訳っ……ございませんでしたぁ!」
「……声が小さいですよ?」
「っ!?」
これも、仕返しです。
……私、普段はこんな性格の悪い女じゃないですからね?
「申し訳ございませんでしたぁ!!!!」
王室どころか、王宮の外まで響き渡るような大きい声でした。
恥と悲しみで涙や鼻水を垂らし、顔面をぐちゃぐちゃにしているオリーブが……。なんとも言えなくて、思わす私は笑ってしまいます。
「さて。マキナ・ティアベルよ。自国に戻り、復讐の続きをせねばな」
「……そうですね」
リコベル様が、ニヤリと笑います。
「カシオを連れて行け。同じ国を治める一族として……。正しさを教えてやらねばならんからな」
「よいのですか?」
「もちろん。カシオ、観光だと思って、サクッとダメ王子を懲らしめてこい」
「了解しました」
心強い味方を手に入れた私は、自国に戻ることになりました。
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