21 / 199
1章 敵国の牢獄
1-21 貴方が絶対
しおりを挟む
「副隊長のアピール、何一つクロウに届いてなくないですか」
俺は横で大浴場の湯船に浸かっているルッツ副隊長に言った。
今、この大浴場には捕虜の一班分の人数しかいない。
この班で帝国軍人とのいつもの行為を遊技場で夕方までしていて、ようやく一段落。
せっかく綺麗な肉体になっても、夕食後にはまた各自の牢屋で誰かの相手をすることになる。
「、、、セリム」
複雑な思いを込めた表情で俺を見ても、届いてないものは届いてない。
俺は一か月ほどの独房暮らしで出だしは遅れたが、今ではクロウを視線で追いかける日々だ。
クロウを追いかけていれば、嫌でも目に入るのが副隊長。
この男はこんなナリして奥手である。
老若男女誰もが振り返るようなイケメンでしっかり鍛えている肉体を持っているのに、帝国の多くの男に抱かれて色気すら漂っている。
それなのに、男女の関係に対する考えが古風なためか、クロウに対する想いを本人に出せないでいる。
肉体の絡みは捕虜同士でもある。
帝国軍人の性癖に付き合わされ、複数人での乱交となれば、捕虜の間でも挿れたり挿れられたりするので、肉体関係だけで見れば副隊長とは深い仲だ。副隊長だけではないが。
複数人での行為ではなく、クロウとは一対一で真剣にヤりたいと思っているのは俺だけではないのは知っている。
「俺を恨みがましい目で見ても、クロウは全然気づきませんよ」
副隊長は毎朝わざわざ早朝に起きてクロウの朝食時間に合わせている。
どんなに起きるのが辛い朝でも。
普通の労役をこなすクロウと食事の時間が合うのは、頑張っても朝食だけのことが多いようだ。
同じ捕虜でも班ごとに昼食夕食の時間はズレる。
クロウが副隊長と同じ班になったことは一度もない。
それはなぜか。
副隊長は人気なので、昼も必ず帝国軍人を相手にする班に入る。
俺も副隊長と同じ班にされることしばしばではあるが、普通の労役や訓練をする場合も少なくない。
昼間、帝国軍人を相手にする班員は、その日来る軍人が指名した捕虜である。
クロウは絶対に帝国軍人を相手にすることはないので、副隊長とは同じ班になりようがない。
「じゃあ、何でお前は気づいたんだ」
「そりゃ、俺もクロウが好きだからです」
キッパリと言っておく。
宣戦布告、と言ったら聞こえはいいが、実際は牽制である。
通路を挟んだクロウの前の牢屋で、クロウの寝顔を眺められる特権なんて許しておいてなるものか。
クロウの幸せな寝顔を見ても、どうにもならない状況にぐぬぬとなるがいい。
「へー、それは、ありがとうございます?」
「へ?」
湯煙のほんの少し先に見えたのは。
「クロウっ」
「セリム様、お早いですねえ。今日こそは一番乗りだと思ってお風呂に来たのですが」
クロウは一番風呂を目指していたのか。
そりゃ、無理だ。
大浴場もまた帝国軍人との交わりによく使われる。
もう夕食前の時間か。
クロウは夕食前に入浴するのが日課である。
大浴場での入浴は夕食後でも可能だが、それ以降の時間もまた帝国軍人が使用していると言えばどんな状況になるかというのはご想像いただけるだろうか。
大浴場の平和なひとときというのが夕食前のこの時間。相手する軍人の入れ替え時間と言ってもいい。
「聞いていたのか?」
どこから?
「俺もクロウが好きだからです、というのはハッキリと聞こえましたが、聞こえなかったことにした方がよろしいですか」
「いやっ、俺はクロウに惚れているっ。裸同士のつきあいをしたいくらいにっ」
あ、そこまで言わなくても良かったか。
「惚れても何も出てきませんよー。あ、背中くらいは流しましょうか?」
嬉しそうに見えるのは単純に友人の好意として受け取られ、裸同士のつきあいをお風呂でのつきあいと取ったのか。
けっこう直接的な言葉を使ったと思ったのにっ。
正直、クロウには遠回しな恋愛表現は全然伝わらないことを知っている。特に副隊長のおかげで。
今、勢いのままここで言わなければ、永遠に勘違いされて終わってしまう。
せめて。
「好きだっ。結婚を前提に付き合ってくれっ」
クロウの手を握って、一世一代の告白をした。
婚約者はいるが、帝国の捕虜となった身。婚約は解消されていることだろう。
それに、ここから無事に帰れるとは思っていない。
結婚したいほど本気だと思ってくれれば間違いない。
あ、コレも言っておかなければ。
「コレは俺の希望であって命令じゃないっ、クロウの自由意志で付き合うかどうか決めてくれ。クロウの意志で俺と付き合ってくれれば、本望なのだがっ」
クロウは少々思案顔。
即決でフラれるわけではないようだ。それならば、可能性はまったくのゼロではない。
「少々考える時間をいただいてよろしいでしょうか。俺は今までセリム様をそういう視点で見たことがなかったので」
「そ、それはもちろん。いくらでも待ちますっ」
「あと、質問してもよろしいですか」
「はい、なんなりと」
「結婚を前提に付き合いたいと思うほどの理由を教えていただいてよろしいですか?どうもそこまで思われるような記憶が俺にはないのですが」
「え?いや、えっと、」
そこまでのことをした記憶がない?
「ちょっと待てっ。俺の命を救ってくれたじゃないかっ」
「、、、は?」
は?じゃないっって、記憶喪失なのか?
え、何か帝国から魔法でもかけられている?
「第四王子部隊で帝国の罠にかかったときっ、落とし穴に落ちたときに魔法で救ってくれて」
「え、、、ああ、アレですか」
クロウが思い出したように頷いた。
あ、記憶があった。
良かった良かった。帝国が何かしたのかと焦った。
「リンク王国の狙い通りにあっさり帝国の罠に引っかかった脳筋集団を助けたときの、、、あ、いえ、何でもありません。けど、アレで惚れるとは、頭でも強く打ちましたかね?」
脳筋集団。。。
ボソッと呟いた言葉こそがクロウの本音。
心が痛い。
「クロウが俺を、俺たちを、簡単に魔法で救ったとは思っていない。あの後、クロウは魔力切れで数日は寝込んでいたと聞いた」
帝国の罠、落とし穴。
帝都目前、帝都を守る外壁に迫る距離で第四王子部隊全員が落ちた。
落ちた先には無数の槍。
ああ、これですべてが終わってしまうと覚悟した瞬間。
ふわりと身体が浮いた。
愛馬が先に落下した。
騎士たちの馬たちが槍に串刺しになるのを見た。
槍に傷つけられながらも、泥沼に落ちた馬たちは暴れ嘶き泡を吹いて倒れたのを見た。
泥沼は猛毒だと、すぐに気づいた。
どうやっても死ぬような罠だ。
ゆっくりとした落下速度だったが目前に槍の穂先が見えた。
貫かれると目を強く瞑った瞬間、さらに身体が軽くなった気がした。
気づいたときには、毒沼だったはずの落とし穴の底にいた。
手をついた地には水分がなくなっていた。
周囲を見ると、騎士が乗っていた愛馬たちはすべて息絶えていた。
にもかかわらず、槍の隙間から第四王子部隊全員が無事であることが確認できた。
帝国に捕まったとき、ぐったりと倒れてしまったクロウを見た。
一人だったら、第四王子部隊を助けなかったら、帝国からも逃げ切れただろうに。
なぜ、それをしなかったのだろう。
「捕虜となってまで生き恥を晒そうとは思わなかったが、クロウに救われた命を粗末に扱うことなんてできなかった。俺はクロウとともに生きたい」
「ふむ、命を救われたのが理由だということですか。吊り橋効果というものですかね」
「それだけじゃない。捕虜になって男に何度も抱かれたが、俺はクロウを抱きたくて仕方ないっ」
あ、こんなにあからさまな告白はしない方が良かったかもしれない。
「もちろん帝国軍人が俺たちにするような強制的なものではなく、同意の上で俺の手でクロウに乱れてほしい」
言葉を重ねると、どんどん引かれていく未来しか見えない。
どうしても肉体関係重視な方向の話になっていく。
けれど、もしクロウと付き合えるとなったときに白い結婚なら可と言われても、我慢できる気はしない。
ならば本音を言っておいた方が今後のためか?
「俺はクロウと裸で愛し合いたいっ」
どう考えても、勢いに任せて俺は言葉の選択を間違っている気がする。
俺は横で大浴場の湯船に浸かっているルッツ副隊長に言った。
今、この大浴場には捕虜の一班分の人数しかいない。
この班で帝国軍人とのいつもの行為を遊技場で夕方までしていて、ようやく一段落。
せっかく綺麗な肉体になっても、夕食後にはまた各自の牢屋で誰かの相手をすることになる。
「、、、セリム」
複雑な思いを込めた表情で俺を見ても、届いてないものは届いてない。
俺は一か月ほどの独房暮らしで出だしは遅れたが、今ではクロウを視線で追いかける日々だ。
クロウを追いかけていれば、嫌でも目に入るのが副隊長。
この男はこんなナリして奥手である。
老若男女誰もが振り返るようなイケメンでしっかり鍛えている肉体を持っているのに、帝国の多くの男に抱かれて色気すら漂っている。
それなのに、男女の関係に対する考えが古風なためか、クロウに対する想いを本人に出せないでいる。
肉体の絡みは捕虜同士でもある。
帝国軍人の性癖に付き合わされ、複数人での乱交となれば、捕虜の間でも挿れたり挿れられたりするので、肉体関係だけで見れば副隊長とは深い仲だ。副隊長だけではないが。
複数人での行為ではなく、クロウとは一対一で真剣にヤりたいと思っているのは俺だけではないのは知っている。
「俺を恨みがましい目で見ても、クロウは全然気づきませんよ」
副隊長は毎朝わざわざ早朝に起きてクロウの朝食時間に合わせている。
どんなに起きるのが辛い朝でも。
普通の労役をこなすクロウと食事の時間が合うのは、頑張っても朝食だけのことが多いようだ。
同じ捕虜でも班ごとに昼食夕食の時間はズレる。
クロウが副隊長と同じ班になったことは一度もない。
それはなぜか。
副隊長は人気なので、昼も必ず帝国軍人を相手にする班に入る。
俺も副隊長と同じ班にされることしばしばではあるが、普通の労役や訓練をする場合も少なくない。
昼間、帝国軍人を相手にする班員は、その日来る軍人が指名した捕虜である。
クロウは絶対に帝国軍人を相手にすることはないので、副隊長とは同じ班になりようがない。
「じゃあ、何でお前は気づいたんだ」
「そりゃ、俺もクロウが好きだからです」
キッパリと言っておく。
宣戦布告、と言ったら聞こえはいいが、実際は牽制である。
通路を挟んだクロウの前の牢屋で、クロウの寝顔を眺められる特権なんて許しておいてなるものか。
クロウの幸せな寝顔を見ても、どうにもならない状況にぐぬぬとなるがいい。
「へー、それは、ありがとうございます?」
「へ?」
湯煙のほんの少し先に見えたのは。
「クロウっ」
「セリム様、お早いですねえ。今日こそは一番乗りだと思ってお風呂に来たのですが」
クロウは一番風呂を目指していたのか。
そりゃ、無理だ。
大浴場もまた帝国軍人との交わりによく使われる。
もう夕食前の時間か。
クロウは夕食前に入浴するのが日課である。
大浴場での入浴は夕食後でも可能だが、それ以降の時間もまた帝国軍人が使用していると言えばどんな状況になるかというのはご想像いただけるだろうか。
大浴場の平和なひとときというのが夕食前のこの時間。相手する軍人の入れ替え時間と言ってもいい。
「聞いていたのか?」
どこから?
「俺もクロウが好きだからです、というのはハッキリと聞こえましたが、聞こえなかったことにした方がよろしいですか」
「いやっ、俺はクロウに惚れているっ。裸同士のつきあいをしたいくらいにっ」
あ、そこまで言わなくても良かったか。
「惚れても何も出てきませんよー。あ、背中くらいは流しましょうか?」
嬉しそうに見えるのは単純に友人の好意として受け取られ、裸同士のつきあいをお風呂でのつきあいと取ったのか。
けっこう直接的な言葉を使ったと思ったのにっ。
正直、クロウには遠回しな恋愛表現は全然伝わらないことを知っている。特に副隊長のおかげで。
今、勢いのままここで言わなければ、永遠に勘違いされて終わってしまう。
せめて。
「好きだっ。結婚を前提に付き合ってくれっ」
クロウの手を握って、一世一代の告白をした。
婚約者はいるが、帝国の捕虜となった身。婚約は解消されていることだろう。
それに、ここから無事に帰れるとは思っていない。
結婚したいほど本気だと思ってくれれば間違いない。
あ、コレも言っておかなければ。
「コレは俺の希望であって命令じゃないっ、クロウの自由意志で付き合うかどうか決めてくれ。クロウの意志で俺と付き合ってくれれば、本望なのだがっ」
クロウは少々思案顔。
即決でフラれるわけではないようだ。それならば、可能性はまったくのゼロではない。
「少々考える時間をいただいてよろしいでしょうか。俺は今までセリム様をそういう視点で見たことがなかったので」
「そ、それはもちろん。いくらでも待ちますっ」
「あと、質問してもよろしいですか」
「はい、なんなりと」
「結婚を前提に付き合いたいと思うほどの理由を教えていただいてよろしいですか?どうもそこまで思われるような記憶が俺にはないのですが」
「え?いや、えっと、」
そこまでのことをした記憶がない?
「ちょっと待てっ。俺の命を救ってくれたじゃないかっ」
「、、、は?」
は?じゃないっって、記憶喪失なのか?
え、何か帝国から魔法でもかけられている?
「第四王子部隊で帝国の罠にかかったときっ、落とし穴に落ちたときに魔法で救ってくれて」
「え、、、ああ、アレですか」
クロウが思い出したように頷いた。
あ、記憶があった。
良かった良かった。帝国が何かしたのかと焦った。
「リンク王国の狙い通りにあっさり帝国の罠に引っかかった脳筋集団を助けたときの、、、あ、いえ、何でもありません。けど、アレで惚れるとは、頭でも強く打ちましたかね?」
脳筋集団。。。
ボソッと呟いた言葉こそがクロウの本音。
心が痛い。
「クロウが俺を、俺たちを、簡単に魔法で救ったとは思っていない。あの後、クロウは魔力切れで数日は寝込んでいたと聞いた」
帝国の罠、落とし穴。
帝都目前、帝都を守る外壁に迫る距離で第四王子部隊全員が落ちた。
落ちた先には無数の槍。
ああ、これですべてが終わってしまうと覚悟した瞬間。
ふわりと身体が浮いた。
愛馬が先に落下した。
騎士たちの馬たちが槍に串刺しになるのを見た。
槍に傷つけられながらも、泥沼に落ちた馬たちは暴れ嘶き泡を吹いて倒れたのを見た。
泥沼は猛毒だと、すぐに気づいた。
どうやっても死ぬような罠だ。
ゆっくりとした落下速度だったが目前に槍の穂先が見えた。
貫かれると目を強く瞑った瞬間、さらに身体が軽くなった気がした。
気づいたときには、毒沼だったはずの落とし穴の底にいた。
手をついた地には水分がなくなっていた。
周囲を見ると、騎士が乗っていた愛馬たちはすべて息絶えていた。
にもかかわらず、槍の隙間から第四王子部隊全員が無事であることが確認できた。
帝国に捕まったとき、ぐったりと倒れてしまったクロウを見た。
一人だったら、第四王子部隊を助けなかったら、帝国からも逃げ切れただろうに。
なぜ、それをしなかったのだろう。
「捕虜となってまで生き恥を晒そうとは思わなかったが、クロウに救われた命を粗末に扱うことなんてできなかった。俺はクロウとともに生きたい」
「ふむ、命を救われたのが理由だということですか。吊り橋効果というものですかね」
「それだけじゃない。捕虜になって男に何度も抱かれたが、俺はクロウを抱きたくて仕方ないっ」
あ、こんなにあからさまな告白はしない方が良かったかもしれない。
「もちろん帝国軍人が俺たちにするような強制的なものではなく、同意の上で俺の手でクロウに乱れてほしい」
言葉を重ねると、どんどん引かれていく未来しか見えない。
どうしても肉体関係重視な方向の話になっていく。
けれど、もしクロウと付き合えるとなったときに白い結婚なら可と言われても、我慢できる気はしない。
ならば本音を言っておいた方が今後のためか?
「俺はクロウと裸で愛し合いたいっ」
どう考えても、勢いに任せて俺は言葉の選択を間違っている気がする。
1,435
あなたにおすすめの小説
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…
ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。
一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。
そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。
読んでいただけると嬉しいです。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
オメガに転化したアルファ騎士は王の寵愛に戸惑う
hina
BL
国王を護るαの護衛騎士ルカは最近続く体調不良に悩まされていた。
それはビッチングによるものだった。
幼い頃から共に育ってきたαの国王イゼフといつからか身体の関係を持っていたが、それが原因とは思ってもみなかった。
国王から寵愛され戸惑うルカの行方は。
※不定期更新になります。
子育てが落ち着いた20年目の結婚記念日……「離縁よ!離縁!」私は屋敷を飛び出しました。
さくしゃ
恋愛
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?
聖女の私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
重田いの
ファンタジー
聖女である私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
あのお、私はともかくお父さんがいなくなるのは国としてマズイと思うのですが……。
よくある聖女追放ものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる