文字の大きさ
大
中
小
22 / 229
1章 敵国の牢獄
1-22 貴方の瞳に映りたい
「風呂場で大告白大会されたんだって?」
オルド帝国のサザーラン皇帝陛下ことサザさんがジョッキでビールを飲みながら笑っている。
お忍び用の庶民的な格好だが、執務室で書類仕事ばかりやっているはずなのに鍛えられた肉体はどんな服を着ていても似合ってしまっている。ふざけるな。あ、コイツもセリムと同じく魔法で体内を鍛えているクチなのかっ。
俺もいつもの純白魔導士法衣ではなく、帝国の下町に溶け込むような格好に、、、いや、溶け込みすぎていて普通に酒場に常連客のように迎え入れられた状態になっている。
「セリムには返事を待ってもらうように言っております」
セリムに様をつけずに呼ぶよう超お願いされた。
名前呼び、敬語なし、せめてものお願いと懇願されてしまったら、返事を長ーく待たせる手前、了承するしかなかった。
裸でのつきあいやら抱きたいやら連呼されたが、そもそもあの時点でお互い裸だったのだが、俺の貧相な姿を直視しても欲情できていたのだろうか?
筋肉なんてまるでナシ、鍛えてないのは一目でわかる。
「おやおやーん。セリム様って言わなくなったんだねー」
すでに報告で知ってるくせに、このクソ皇帝。
どこにでも潜んでいる皇帝の密偵。この居酒屋にも存在しているようだ。有能なのはごく僅かなようだが。
公式の護衛は速やかに撒かれており、皇帝の居場所すらつかんでいない。
「それはお互い裸だったので、単純な力勝負では負けますからね」
ある程度、譲歩しなければならないときがあるのだ、世の中には。
力で押し倒されないための努力はするべきだ。
「魔法があるじゃないか」
「枷をさせたままでの入浴なのに、そういうこと言います?」
「設定守るのも大変だねー」
ガブリと肉串を頬張るゲス皇帝。
騒がしい店内は誰も他の席の会話に興味はない。密偵以外は。
なぜこんな二人で居酒屋で飲んでいるかというと、食堂での夕食時にナナキ氏にメモを渡された。
『愛しのハニーへ 夕食後に例の場所で待っている ぶちゅうっ(キスマーク)』
このヤバいメモをナナキ氏の目の前で燃やさなかったくらいには理性が残っていた。
アホ皇帝は何を考えているのだろう。
ナナキ氏はバカ兄貴のこの所業を見て、どう思ったのだろう。絶対メモの内容見てただろ。視線を逸らしていたけど。
「魔導士として利用したいというのなら、まだわかるんですけどねえ」
このザコ皇帝のように。
「命を救われたのだから、惚れるのも仕方ない。特に騎士団なんて命をかけて救われたのなら、男女かまわず惚れてどこでも発情している奴らじゃないか」
ちなみにオルド帝国には騎士隊はあるが騎士団はない。
帝国の軍人はすべて皇帝陛下に仕える軍隊所属だ。
皇帝の命令と直属の上官の命令が違っていた場合、従うのは皇帝の命令と徹底している国なのであーる。
この目の前の、酔っ払い皇帝に従うんだよ、国民全員が。狂気だよ。
つまりこの皇帝が騎士団と言ったのは、他国の騎士団を侮辱しているわけである。
「おたくの軍人たちもいつでもどこでも発情して、男に突っ込みまくっているじゃないですか」
「惚れたわけじゃないし、いつでもどこでもじゃなく牢獄のなかだけだし、それに、ただの性欲の処理だ」
言い訳がましいが、あっさりと返答する。
それもそう。
惚れていたら、あんなに乱暴に相手のことを何一つ考えていないように抱けるだろうか。
まー、今は捕虜の皆さんもノリノリで激しく感じまくっておりますが。
それを考えると、セリムがお互い裸の状態でありながら俺を押し倒さなかったのだから、本能の赴くままに行動しているわけではないし、俺のことも考えてくれているのだろう。
となると、性欲の塊のような告白だったとしても、真剣に考えなければなるまい。
そもそも、セリムのことはただの同じ部隊の隊員同士だっただけで、一人の人間としては趣味も性格も何もかも全然知らないわけだし、断るにしろまずは相手のことを知らなければ失礼だ。
リンク王国にいたのならば、貴族と黒髪の平民なのだから絶対に交わらない線だったに違いない。
「ただの性欲の処理なら、捕虜に対するあの貢ぎ物の数は何でしょうね」
「施しだ、施し」
その答えはちょっと厳しいんじゃないかなあ。
値段が値段だよ。どう見ても安い品物じゃないよ。上流階級ってミエ張るからなあ。
もうそろそろ家や嫁や婚約者に怒られるんじゃない?心配だよ。特に隊長や副隊長への貢ぎ物、見てみなよ。怖くなってくるよ。
「お互い裸だったのだからセリムも押し倒せば良かったのになあ。お前の世界観が変わってくれれば、」
「無理でしょう、あの状況では」
セリムの要求ゴリ押しが通ってしまったのも、切羽詰まった緊迫した状況が生じたからだ。
「副隊長が血まみれで湯船に浮いていたのですから、まずは助けないと」
気づいたとき、大浴場が阿鼻叫喚。俺の後にも入浴に来た者は少なくなかった。
副隊長を急いで引き上げ、脱衣所で寝かせた。
俺が入浴する前にセリムと会話していた声だけ聞こえていたのが副隊長だったのだが、俺は副隊長の姿を見ていなかったのだからどれくらい浮かんでいたのか。
急な告白で、俺も周囲が見えてなかったようだ。セリムもだが。
実は副隊長の血は鼻血だったので、のぼせたせいかもしれない。無理し過ぎて疲れ過ぎて入浴したのが原因なのかもしれないなあ。
「ふっ、お前のことだから、その副隊長がのぼせて鼻血を出したと思ってんだろ」
「帝国の皆さんが副隊長を休ませないですからねえ」
「お前は自分の裸がどれだけの破壊力を持っているか、知るといい」
「破壊力とは見るのも無残な体ってことを言いたいのですかね?」
他人を侮辱する奴は死ぬといい。
自分で自分を卑下する分には良いが、他人は見て見ぬふりをしろ。空気のように扱え。悪口は言うな。
「その副隊長が不憫に思えてくるぞ。お前はあの第四王子部隊全員を救った。第四王子も騎士たちもお前には恩を感じている。その恩を感じた心が、甲斐甲斐しくケガの状態を気にしてくれ、薬の世話をしてくれるお前に恋心へと発展させるのも時間の問題だったんじゃないのか」
「甲斐甲斐しく?」
どこかで間違った情報が流れてますよー、密偵さーん。
ほら、そこっ。任務を忘れて酒飲むなっ。小皿投げるよっ。
「俺より年寄りのくせして、俺でもお前を抱きたいと思えるんだ。ずるくねえ?その若さ」
どんだけ酔ってるんだ、このオッサン。ジジイと言いたいが、年齢より若く見えるのでオッサンどまりだ。
五十歳あたりで元気に動き回っているんだから、何も問題なくね?
「どういう報告を受けたかわかりかねますが、正確なところを言いますと俺は不老ではないですよ。外見は三十歳前後にまでなりましたが、中身はかなり傷んでおりまして膝腰はよく痛みますし、内臓部分は特に老化が進んでいるようです」
「そんな話は聞きたくない。夢を見させろ」
不老長寿がこの世にあるという幻想か。
帝国の皇帝ならば、不老長寿を実現できる。
それなりのお金持ちなら。
メンテナンスにそれなりのお金をかけられるのだから。
平民ではこれが精一杯。それでも、宮廷魔導士団にいたからこそできた維持管理だ。
リンク王国からの解放が、残された限りある時間ならば。
「夢を見るなら、牢獄でのんびり余生を暮らすのも悪くないですよね」
「、、、そういう結論になるお前がわからんっ」
「そうですか?リンク王国であのまま暮らすよりも、この牢獄暮らしの方が意外と楽しいですから」
「だから、その考えがわからんて」
サザさんは不貞腐れた表情で酒を飲む。
皇帝ならば、改革でも起こされて処刑される日までその考えはわからない。この皇帝はけっこう賢帝なので、その日は来ない。息子たちもこの皇帝を討ってまでその座を勝ち取ろうとは思っていないだろう。
それに、この皇帝はフットワークが軽い。
下町まで足を運ぶ為政者。お忍びで平民たちと軽口をたたく。
報告をただ聞くだけではなく、自分の目で真実かどうか確認しに行くこともある。
上流階級だけでなく平民からの人気も高いのに、討伐でもしたらそいつは逆賊だ。革命家とは決して呼ばれない。
俺は酒を飲みながら、微かに笑う。
仕事にやりがいがあったとしても。
自分としては高い報酬をもらっていたとしても。
職場で名前さえ呼んでもらえない日々が幸せだったと思うのか?
「クロウっ、お前ももっと飲めっ。そして、お前の好みを暴露しろっ」
国民から最大の支持を得る皇帝が大声で笑った。
オルド帝国のサザーラン皇帝陛下ことサザさんがジョッキでビールを飲みながら笑っている。
お忍び用の庶民的な格好だが、執務室で書類仕事ばかりやっているはずなのに鍛えられた肉体はどんな服を着ていても似合ってしまっている。ふざけるな。あ、コイツもセリムと同じく魔法で体内を鍛えているクチなのかっ。
俺もいつもの純白魔導士法衣ではなく、帝国の下町に溶け込むような格好に、、、いや、溶け込みすぎていて普通に酒場に常連客のように迎え入れられた状態になっている。
「セリムには返事を待ってもらうように言っております」
セリムに様をつけずに呼ぶよう超お願いされた。
名前呼び、敬語なし、せめてものお願いと懇願されてしまったら、返事を長ーく待たせる手前、了承するしかなかった。
裸でのつきあいやら抱きたいやら連呼されたが、そもそもあの時点でお互い裸だったのだが、俺の貧相な姿を直視しても欲情できていたのだろうか?
筋肉なんてまるでナシ、鍛えてないのは一目でわかる。
「おやおやーん。セリム様って言わなくなったんだねー」
すでに報告で知ってるくせに、このクソ皇帝。
どこにでも潜んでいる皇帝の密偵。この居酒屋にも存在しているようだ。有能なのはごく僅かなようだが。
公式の護衛は速やかに撒かれており、皇帝の居場所すらつかんでいない。
「それはお互い裸だったので、単純な力勝負では負けますからね」
ある程度、譲歩しなければならないときがあるのだ、世の中には。
力で押し倒されないための努力はするべきだ。
「魔法があるじゃないか」
「枷をさせたままでの入浴なのに、そういうこと言います?」
「設定守るのも大変だねー」
ガブリと肉串を頬張るゲス皇帝。
騒がしい店内は誰も他の席の会話に興味はない。密偵以外は。
なぜこんな二人で居酒屋で飲んでいるかというと、食堂での夕食時にナナキ氏にメモを渡された。
『愛しのハニーへ 夕食後に例の場所で待っている ぶちゅうっ(キスマーク)』
このヤバいメモをナナキ氏の目の前で燃やさなかったくらいには理性が残っていた。
アホ皇帝は何を考えているのだろう。
ナナキ氏はバカ兄貴のこの所業を見て、どう思ったのだろう。絶対メモの内容見てただろ。視線を逸らしていたけど。
「魔導士として利用したいというのなら、まだわかるんですけどねえ」
このザコ皇帝のように。
「命を救われたのだから、惚れるのも仕方ない。特に騎士団なんて命をかけて救われたのなら、男女かまわず惚れてどこでも発情している奴らじゃないか」
ちなみにオルド帝国には騎士隊はあるが騎士団はない。
帝国の軍人はすべて皇帝陛下に仕える軍隊所属だ。
皇帝の命令と直属の上官の命令が違っていた場合、従うのは皇帝の命令と徹底している国なのであーる。
この目の前の、酔っ払い皇帝に従うんだよ、国民全員が。狂気だよ。
つまりこの皇帝が騎士団と言ったのは、他国の騎士団を侮辱しているわけである。
「おたくの軍人たちもいつでもどこでも発情して、男に突っ込みまくっているじゃないですか」
「惚れたわけじゃないし、いつでもどこでもじゃなく牢獄のなかだけだし、それに、ただの性欲の処理だ」
言い訳がましいが、あっさりと返答する。
それもそう。
惚れていたら、あんなに乱暴に相手のことを何一つ考えていないように抱けるだろうか。
まー、今は捕虜の皆さんもノリノリで激しく感じまくっておりますが。
それを考えると、セリムがお互い裸の状態でありながら俺を押し倒さなかったのだから、本能の赴くままに行動しているわけではないし、俺のことも考えてくれているのだろう。
となると、性欲の塊のような告白だったとしても、真剣に考えなければなるまい。
そもそも、セリムのことはただの同じ部隊の隊員同士だっただけで、一人の人間としては趣味も性格も何もかも全然知らないわけだし、断るにしろまずは相手のことを知らなければ失礼だ。
リンク王国にいたのならば、貴族と黒髪の平民なのだから絶対に交わらない線だったに違いない。
「ただの性欲の処理なら、捕虜に対するあの貢ぎ物の数は何でしょうね」
「施しだ、施し」
その答えはちょっと厳しいんじゃないかなあ。
値段が値段だよ。どう見ても安い品物じゃないよ。上流階級ってミエ張るからなあ。
もうそろそろ家や嫁や婚約者に怒られるんじゃない?心配だよ。特に隊長や副隊長への貢ぎ物、見てみなよ。怖くなってくるよ。
「お互い裸だったのだからセリムも押し倒せば良かったのになあ。お前の世界観が変わってくれれば、」
「無理でしょう、あの状況では」
セリムの要求ゴリ押しが通ってしまったのも、切羽詰まった緊迫した状況が生じたからだ。
「副隊長が血まみれで湯船に浮いていたのですから、まずは助けないと」
気づいたとき、大浴場が阿鼻叫喚。俺の後にも入浴に来た者は少なくなかった。
副隊長を急いで引き上げ、脱衣所で寝かせた。
俺が入浴する前にセリムと会話していた声だけ聞こえていたのが副隊長だったのだが、俺は副隊長の姿を見ていなかったのだからどれくらい浮かんでいたのか。
急な告白で、俺も周囲が見えてなかったようだ。セリムもだが。
実は副隊長の血は鼻血だったので、のぼせたせいかもしれない。無理し過ぎて疲れ過ぎて入浴したのが原因なのかもしれないなあ。
「ふっ、お前のことだから、その副隊長がのぼせて鼻血を出したと思ってんだろ」
「帝国の皆さんが副隊長を休ませないですからねえ」
「お前は自分の裸がどれだけの破壊力を持っているか、知るといい」
「破壊力とは見るのも無残な体ってことを言いたいのですかね?」
他人を侮辱する奴は死ぬといい。
自分で自分を卑下する分には良いが、他人は見て見ぬふりをしろ。空気のように扱え。悪口は言うな。
「その副隊長が不憫に思えてくるぞ。お前はあの第四王子部隊全員を救った。第四王子も騎士たちもお前には恩を感じている。その恩を感じた心が、甲斐甲斐しくケガの状態を気にしてくれ、薬の世話をしてくれるお前に恋心へと発展させるのも時間の問題だったんじゃないのか」
「甲斐甲斐しく?」
どこかで間違った情報が流れてますよー、密偵さーん。
ほら、そこっ。任務を忘れて酒飲むなっ。小皿投げるよっ。
「俺より年寄りのくせして、俺でもお前を抱きたいと思えるんだ。ずるくねえ?その若さ」
どんだけ酔ってるんだ、このオッサン。ジジイと言いたいが、年齢より若く見えるのでオッサンどまりだ。
五十歳あたりで元気に動き回っているんだから、何も問題なくね?
「どういう報告を受けたかわかりかねますが、正確なところを言いますと俺は不老ではないですよ。外見は三十歳前後にまでなりましたが、中身はかなり傷んでおりまして膝腰はよく痛みますし、内臓部分は特に老化が進んでいるようです」
「そんな話は聞きたくない。夢を見させろ」
不老長寿がこの世にあるという幻想か。
帝国の皇帝ならば、不老長寿を実現できる。
それなりのお金持ちなら。
メンテナンスにそれなりのお金をかけられるのだから。
平民ではこれが精一杯。それでも、宮廷魔導士団にいたからこそできた維持管理だ。
リンク王国からの解放が、残された限りある時間ならば。
「夢を見るなら、牢獄でのんびり余生を暮らすのも悪くないですよね」
「、、、そういう結論になるお前がわからんっ」
「そうですか?リンク王国であのまま暮らすよりも、この牢獄暮らしの方が意外と楽しいですから」
「だから、その考えがわからんて」
サザさんは不貞腐れた表情で酒を飲む。
皇帝ならば、改革でも起こされて処刑される日までその考えはわからない。この皇帝はけっこう賢帝なので、その日は来ない。息子たちもこの皇帝を討ってまでその座を勝ち取ろうとは思っていないだろう。
それに、この皇帝はフットワークが軽い。
下町まで足を運ぶ為政者。お忍びで平民たちと軽口をたたく。
報告をただ聞くだけではなく、自分の目で真実かどうか確認しに行くこともある。
上流階級だけでなく平民からの人気も高いのに、討伐でもしたらそいつは逆賊だ。革命家とは決して呼ばれない。
俺は酒を飲みながら、微かに笑う。
仕事にやりがいがあったとしても。
自分としては高い報酬をもらっていたとしても。
職場で名前さえ呼んでもらえない日々が幸せだったと思うのか?
「クロウっ、お前ももっと飲めっ。そして、お前の好みを暴露しろっ」
国民から最大の支持を得る皇帝が大声で笑った。
感想
あなたにおすすめの小説
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
【完結】転生したら人間辞めてました?
エウラ俺は日本の大学生だったと思う。
ある日突然、ガリガリボロボロの子供の身体で人っ子一人いない深い森の中で目が覚めた。その身体で生きた記憶もない状態。大学生だった自分の名前や家族構成、友人なども覚えていない。
ここで生きるための知識もなく途方に暮れていると、冒険者だという男が偶然現れて保護してくれた。
彼にお世話になりながら自立していこうと意気込む俺と、世話はするが自立させたくない男。
そして俺は自分が何者かを知って、流されるように男と暮らすことになる。
男だけの世界。誰でも子供ができるけど、出産の描写はないです。
駆け足で完結までザッと書いて投稿しましたのでもしかしたら誤字脱字があるかと思いますが、見つけ次第修正します。
誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
【BL】記憶喪失中に「男の婚約者なんて気持ち悪い」と僕を蔑んだ元婚約者へ。お望み通り消えてあげましたので、今更記憶が戻ったと泣きつかれても
かがみゆえ記憶を失った婚約者・アルヴィンから向けられたのは、見知らぬ他人を見るような冷たい視線と容赦ない罵倒の日々だった。
それでも「記憶が戻れば、あの優しい彼に戻るはず」と耐え続けたニコラス。
しかし、アルヴィンがみんなの前でニコラスの手紙を破りながら嘲笑した時、ついに限界を迎える。
「僕が愛したアルヴィンは、あの日死んだんだ」
誰も信じられなくなったニコラスは隣国へ留学することになった。
留学先で過去を乗り越え、新しい幸福を掴んだニコラス。
そこへ「記憶が戻った」と涙を流すアルヴィンが現れるが、すでにニコラスの心には少しの情も残ってなくて―――……。
可愛い治癒師だと思われていますが、最強勇者を落として嫁にもらいます
由香【全一話完結】
「君は守られる側だから。」
そう言って過保護に接してくる最強勇者レオンに、治癒師ノエルは今日も恋をする。
けれど、可愛いだけの治癒師なんて大間違い。
神獣に愛された最強治癒師の目標はただ一つ。
世界最強の勇者を口説き落として、お嫁さんにもらうこと。
もふもふ神獣も恋の応援中!
溺愛&勘違い満載の異世界BL、開幕!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
「役立たず」と離婚された侯爵夫人ですが、実家が世界一のお金持ちでした
由香「役立たず」と言われ、愛人のために離婚を突きつけられた侯爵夫人エレノア。
だが、夫は知らなかった。
彼女の実家が、王国どころか世界一の財閥だったことを。
離婚と同時に援助は打ち切られ、侯爵家はあっという間に崩壊。
破産寸前となった元夫は土下座で復縁を懇願するが…。
「申し訳ありません。そのお願いは、お断りします。」
これは、支える側だった令嬢が本当の幸せを手に入れる、痛快ざまぁストーリー。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中