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1章 敵国の牢獄
1-79 救いのない地獄
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魔法陣を出た先は暗闇だった。
「おい、誰か明かりをつけろっ」
私は声を出す。
まったく、先に魔法陣の上にのった者たちは何をしているのだか。
私を含めて十一人。
前日に手に入れていた情報から、今日の作業員の数はどうにかなるだろうと踏んでいた。
現場の案内人に地下一層の魔法陣がある部屋は中には入らず見るだけと言われていたが、押し入った。
制止する声も無視して、数多く並ぶ魔法陣を駆け抜けた。
反応すらしないものは魔力を込めていないからか。それとも。
ある考えが浮かんで、焦る。
まだ魔法陣に魔力を込めていないのでは?
自分で魔力を込めないと魔法陣は発動しないのでは、と。
しかし、これだけ魔法陣が並んでいると、該当の魔法陣がどれだかわからない。
わからないのに魔力を込めても、意味がない場所に飛ばされたら魔力がもったいない。飛んだ先で使う魔力は温存しておきたい。
魔法も使えない工事の作業員でさえ魔法陣で地下に移動しているという話だったので、あのシエルドのことだ、金に物を言わせて魔導士に魔力を込めさせていると考えていた。作業員を魔法陣で階下に送るときに魔力を込めていたのなら、この計画は破綻する。
計画が未遂に終わってしまえば、この騒動に対する高い礼をシエルドから払わされるだろう。
シエルドを後始末に奔走させなければならないというのに。
冷や汗が浮かんできた、そのとき。
先頭が走り抜けようとした魔法陣が輝いた。
賭けに勝った。
地下に行けたら、勝つ。
コレはそういう戦いだ。
精鋭部隊を制圧したいのならそれ以上の人員で対抗しなければならないのは、シエルドでも容易にわかることだろう。
十一人分以上の魔力なんて、そう簡単に再充填できない。
その間に、大教会の地下を破壊させてもらう。
復元できないくらいに。
そうすれば、シエルドの評判は地に落ちる。
ついでに父親である現代表の評判も落としてやる。
そうすれば、私がアッシェン大商会の代表の椅子を手に入れることも容易くなる。
暗い中で、私は魔法陣から一歩出た。
「ち、父上、、、」
息子の力なき声が耳に届く。
何か不測の事態が生じたのか?
ざわりとした落ち着かない空気が辺りを支配している気がする。
皆とは事前に打ち合わせしていたのに、明かりすらついていないのがその証拠とも言える。
「ライトっっっ」
魔石を豪華にあしらった杖をかまえて大声で呪文を唱える。
一瞬で空間が明るくなる。
ほんの少しホッとする。
ホッとしてしまってから愕然とする。
明るくなって、見え過ぎた。
そこには絶望が横たわっていた。
「お、お逃げください」
息子が血塗れで床に転がっているが、私の方に手を伸ばしている。
他の者たちはすでに意識がないだけなのか、もはや生命の灯まで消えてしまった後なのか、衣服や肉は裂け転がったまま動きもしない。
私はすぐに臨戦態勢を整える。
どこから襲いかかられてもいいように、視線を周囲に走らせる。
辺りは一面、彼らのおびただしい血で染まっている。床も、壁も、天井も。
彼らがとんでもないものに襲われたのはわかる。
まさか、侵入者に対する防御魔法というわけでもあるまい。
さほど広い部屋ではない。
石などの修繕工事に使われる資材も隅に置かれていたが。
だが、何に襲われたんだ?
姿が見えない。
こんなに明るいのに、わからない。
この部屋に隠れる場所などないはずなのに。
すでに場所を移動したのか?
暗い出入口は開いている。
「ちっ、父上っ」
振り絞るように声を出した息子の視線は、、、私の後ろだった。
咄嗟に前へと飛ぶ。
それは悪手だったことに気づく。
唯一逃げる手段である空間転移魔法陣から距離を取らされた。
ここが本当に地下六十層なら、階段で上ると簡単に追いつかれる。
「なっ」
明るい部屋。
距離を取って、素早く振り返る。
なのに、ゆらゆらと意志を持って動いているかのように、影のようなものが動く。
黒色の生物には見えない。
まるで形がなくなったかのように、一瞬にしてその場から消える。
「アレは何だっ」
叫んだところで答えはない。
意識をこの場に辛うじてとどめている息子の一人にだってアレが何かわかるわけもない。
「闇?闇魔法か?」
ならば、光魔法を。
光の祝福でも唱えて消滅させてやろう。
私の方が兄よりも偉大。
生まれた順番のせいで、私がハンデを大幅につけられただけだ。
私の方が年上ならば、いや同じ年齢でも私の方が何もかも勝っていたはずだ。
魔導士として優秀なのは私だ。
甥だって私の足元にも及ばない。
なぜあんな兄の下で働き続けなければならないのか、わからないほどだ。
そして実力もないのに兄の子供というだけで次期代表と決まっているなんて。
あり得ない。
「私の方がふさわしいっっっ」
極大の光の祝福を。
光がこの空間を支配した。
「ち、父上」
息子が床にズリズリと身体を引き摺って近寄ってきた。
服もズタズタに引き裂かれ、顔の半分も血が流れている。
私は息子に手を貸そうと膝をつく。
「早く地上にお逃げください」
「大丈夫だ。闇の者には光の祝福を与えた。ヤツらは消滅した」
「まだいますっ。地上にこの状況を伝えて皆の救助を」
小さい声だが意志は伝わった。
急な襲撃にまだ安心できていないのだろう。
用心深いのは悪いことではない。
「ははは、大丈夫だ。安心しろ。父の実力を過小評価するな」
「アレらは一つじゃないんですっ」
必死の形相で息子が伝える。
一つじゃなくとも、あの光の祝福で消えた、はずだった。
「は?」
部屋の明かりは先ほどと変わらないのに。
暗い影が何本も伸びている。
そしてその影はゆらりゆらりと動く。
その動作は急に床、天井、壁を問わず蠢き始める。
「馬鹿なっ」
「父上っ」
どんなに光魔法を、属性を変えて様々な攻撃魔法を試みても、ヤツらは動き続ける。
実体がないのか?
戦い続けて長い時間が経過したかのような疲労度だが、時間は数分も経っていない。
それでも、魔力はすでに尽き欠けている。
攻撃の手段がなくなれば、生きては帰れない。
なぜこんなことに?
シエルドに痛い目を遭わせて、アッシェン大商会の実権を私が握るはずだったのに。
考えが甘かったのか?
もうすでに息子も全然動かなくなった。
「嘘つきめ。何が地下は崩壊のリスクがある、だ。こんなに魔法を放っても壁一つ壊れようともしてないじゃないかっ」
影に魔法が直撃しても何の効果もなく、壁に攻撃が入るだけ。
それなのに、壁にはヒビ一つすら入らない。
私の魔法なのに。
まだこの部屋は修繕途中なのだから、ここの壁には保護魔法はかけていないはずだ。
今まで、影が遊んでいたことに気づいた。
ようやく気づいた。
魔法の杖がすでにペンほどの小ささに成り果てていた。
魔石や豪華な装飾はどこに消えたのか。
「くそっ」
ズブリ、ズブリと身体に攻撃が降ってくる。
何をされているのかわからない。
黒い影が視界を横切ると、すでに肉体の一部が消えて、そこから血が溢れ出す。
遊んでいるかのように、少しずつ消えていく。
「うわわあぁぁーーーーーーっっ」
どうすればいい。
こんなことは予定にはなかった。
私は死ぬのか?
こんなところで。
誰か、誰か、助けてくれ。
「おい、誰か明かりをつけろっ」
私は声を出す。
まったく、先に魔法陣の上にのった者たちは何をしているのだか。
私を含めて十一人。
前日に手に入れていた情報から、今日の作業員の数はどうにかなるだろうと踏んでいた。
現場の案内人に地下一層の魔法陣がある部屋は中には入らず見るだけと言われていたが、押し入った。
制止する声も無視して、数多く並ぶ魔法陣を駆け抜けた。
反応すらしないものは魔力を込めていないからか。それとも。
ある考えが浮かんで、焦る。
まだ魔法陣に魔力を込めていないのでは?
自分で魔力を込めないと魔法陣は発動しないのでは、と。
しかし、これだけ魔法陣が並んでいると、該当の魔法陣がどれだかわからない。
わからないのに魔力を込めても、意味がない場所に飛ばされたら魔力がもったいない。飛んだ先で使う魔力は温存しておきたい。
魔法も使えない工事の作業員でさえ魔法陣で地下に移動しているという話だったので、あのシエルドのことだ、金に物を言わせて魔導士に魔力を込めさせていると考えていた。作業員を魔法陣で階下に送るときに魔力を込めていたのなら、この計画は破綻する。
計画が未遂に終わってしまえば、この騒動に対する高い礼をシエルドから払わされるだろう。
シエルドを後始末に奔走させなければならないというのに。
冷や汗が浮かんできた、そのとき。
先頭が走り抜けようとした魔法陣が輝いた。
賭けに勝った。
地下に行けたら、勝つ。
コレはそういう戦いだ。
精鋭部隊を制圧したいのならそれ以上の人員で対抗しなければならないのは、シエルドでも容易にわかることだろう。
十一人分以上の魔力なんて、そう簡単に再充填できない。
その間に、大教会の地下を破壊させてもらう。
復元できないくらいに。
そうすれば、シエルドの評判は地に落ちる。
ついでに父親である現代表の評判も落としてやる。
そうすれば、私がアッシェン大商会の代表の椅子を手に入れることも容易くなる。
暗い中で、私は魔法陣から一歩出た。
「ち、父上、、、」
息子の力なき声が耳に届く。
何か不測の事態が生じたのか?
ざわりとした落ち着かない空気が辺りを支配している気がする。
皆とは事前に打ち合わせしていたのに、明かりすらついていないのがその証拠とも言える。
「ライトっっっ」
魔石を豪華にあしらった杖をかまえて大声で呪文を唱える。
一瞬で空間が明るくなる。
ほんの少しホッとする。
ホッとしてしまってから愕然とする。
明るくなって、見え過ぎた。
そこには絶望が横たわっていた。
「お、お逃げください」
息子が血塗れで床に転がっているが、私の方に手を伸ばしている。
他の者たちはすでに意識がないだけなのか、もはや生命の灯まで消えてしまった後なのか、衣服や肉は裂け転がったまま動きもしない。
私はすぐに臨戦態勢を整える。
どこから襲いかかられてもいいように、視線を周囲に走らせる。
辺りは一面、彼らのおびただしい血で染まっている。床も、壁も、天井も。
彼らがとんでもないものに襲われたのはわかる。
まさか、侵入者に対する防御魔法というわけでもあるまい。
さほど広い部屋ではない。
石などの修繕工事に使われる資材も隅に置かれていたが。
だが、何に襲われたんだ?
姿が見えない。
こんなに明るいのに、わからない。
この部屋に隠れる場所などないはずなのに。
すでに場所を移動したのか?
暗い出入口は開いている。
「ちっ、父上っ」
振り絞るように声を出した息子の視線は、、、私の後ろだった。
咄嗟に前へと飛ぶ。
それは悪手だったことに気づく。
唯一逃げる手段である空間転移魔法陣から距離を取らされた。
ここが本当に地下六十層なら、階段で上ると簡単に追いつかれる。
「なっ」
明るい部屋。
距離を取って、素早く振り返る。
なのに、ゆらゆらと意志を持って動いているかのように、影のようなものが動く。
黒色の生物には見えない。
まるで形がなくなったかのように、一瞬にしてその場から消える。
「アレは何だっ」
叫んだところで答えはない。
意識をこの場に辛うじてとどめている息子の一人にだってアレが何かわかるわけもない。
「闇?闇魔法か?」
ならば、光魔法を。
光の祝福でも唱えて消滅させてやろう。
私の方が兄よりも偉大。
生まれた順番のせいで、私がハンデを大幅につけられただけだ。
私の方が年上ならば、いや同じ年齢でも私の方が何もかも勝っていたはずだ。
魔導士として優秀なのは私だ。
甥だって私の足元にも及ばない。
なぜあんな兄の下で働き続けなければならないのか、わからないほどだ。
そして実力もないのに兄の子供というだけで次期代表と決まっているなんて。
あり得ない。
「私の方がふさわしいっっっ」
極大の光の祝福を。
光がこの空間を支配した。
「ち、父上」
息子が床にズリズリと身体を引き摺って近寄ってきた。
服もズタズタに引き裂かれ、顔の半分も血が流れている。
私は息子に手を貸そうと膝をつく。
「早く地上にお逃げください」
「大丈夫だ。闇の者には光の祝福を与えた。ヤツらは消滅した」
「まだいますっ。地上にこの状況を伝えて皆の救助を」
小さい声だが意志は伝わった。
急な襲撃にまだ安心できていないのだろう。
用心深いのは悪いことではない。
「ははは、大丈夫だ。安心しろ。父の実力を過小評価するな」
「アレらは一つじゃないんですっ」
必死の形相で息子が伝える。
一つじゃなくとも、あの光の祝福で消えた、はずだった。
「は?」
部屋の明かりは先ほどと変わらないのに。
暗い影が何本も伸びている。
そしてその影はゆらりゆらりと動く。
その動作は急に床、天井、壁を問わず蠢き始める。
「馬鹿なっ」
「父上っ」
どんなに光魔法を、属性を変えて様々な攻撃魔法を試みても、ヤツらは動き続ける。
実体がないのか?
戦い続けて長い時間が経過したかのような疲労度だが、時間は数分も経っていない。
それでも、魔力はすでに尽き欠けている。
攻撃の手段がなくなれば、生きては帰れない。
なぜこんなことに?
シエルドに痛い目を遭わせて、アッシェン大商会の実権を私が握るはずだったのに。
考えが甘かったのか?
もうすでに息子も全然動かなくなった。
「嘘つきめ。何が地下は崩壊のリスクがある、だ。こんなに魔法を放っても壁一つ壊れようともしてないじゃないかっ」
影に魔法が直撃しても何の効果もなく、壁に攻撃が入るだけ。
それなのに、壁にはヒビ一つすら入らない。
私の魔法なのに。
まだこの部屋は修繕途中なのだから、ここの壁には保護魔法はかけていないはずだ。
今まで、影が遊んでいたことに気づいた。
ようやく気づいた。
魔法の杖がすでにペンほどの小ささに成り果てていた。
魔石や豪華な装飾はどこに消えたのか。
「くそっ」
ズブリ、ズブリと身体に攻撃が降ってくる。
何をされているのかわからない。
黒い影が視界を横切ると、すでに肉体の一部が消えて、そこから血が溢れ出す。
遊んでいるかのように、少しずつ消えていく。
「うわわあぁぁーーーーーーっっ」
どうすればいい。
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こんなところで。
誰か、誰か、助けてくれ。
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