文字の大きさ
大
中
小
84 / 229
1章 敵国の牢獄
1-84 突然の戦闘開始
皇帝が連れている部下三人は、牢獄でもよく見る顔だ。つまり牢獄に通う帝国軍人である。
精鋭部隊の一部がここに来たと思っていいだろう。
来たことのない場所へ空間転移魔法を使用するのはかなりの高等魔法技術である。
こういう技術は通常は門外不出だが、俺の前で使ってくれたことは素直にありがとうと言いたい気分だが、今は言うべきタイミングではない。
「皇帝陛下、この空間に結界をはりました。これで彼らは逃亡できません」
「ポシュ、これじゃあ戦いにくいぞー。この空間をもう少しどうにかできないのか」
皇帝のニヤリ顔。
ポシェと呼ばれた人物は小さいため息を吐いた後、魔法を発動させる。
よくわからない黒の空間が、どこまでも高い青空と草原の風景に変化した。
このポシュは魔導士だが、この三人は帝国の同じ軍服を着ている。
帝城でも魔導士は黒い法衣を着用しているのを見かけたことがあるが、戦闘時には軍服を着るのだろう。
そもそも、戦争時における制服の違いは役割が敵国にも筒抜けなのでやめた方が良いと思っていましたが。
リンク王国では上級魔導士が己の魔法の実力を見せつけるために、騎士と同じ制服は絶対に着用しないだろうけど。反対に騎士が法衣なんて着ていたら、戦闘中に裾が邪魔で仕方ない。
ポシュは三人の中で一番小柄で少々長めの金髪を後ろで束ねている。
筋肉量も少なめなので、帝国軍人でも好感が持てる体型だ。魔導士ならば筋肉はついている方だ。
ただ、皇帝に振り回される苦労人なのか、それともただの趣味のせいで寝不足なのかはわからないが、目の下にクマができている。
「、、、ところで、地獄の門。俺の肩によじ登ったのは何か意味があるのか」
肩にちょこんとつかまる小さな地獄の門。
「ああ、アレはダメだ。我を利用することしか頭にない。我は利用される側ではなく、生者を利用する側でなければならない」
「あー、まあ、お前との交渉はコレが終わった後に再開するしかなさそうだ」
「そうしてくれ。ぜひとも我のぷりちぃーな魅力にとりつかれて甘々になってくれることを祈る」
「、、、今のお前にできることは何かあるのか」
「ふっ、愚問だな。このサイズの我よりもクワンの方が役に立つ」
へいへい、何もできることはないと。
クワンの方が戦闘面で役に立つというのは、シエルドの叔父たちを戦闘不能にした実績でもわかる。
けど、クワンは地獄の門を守るために戦いたいと思うのか?思わないだろうな。何なら消滅してくれれば役目も消えて解放されると思っているのでは?
「おい、クロウ、確認するが、私たちはその地獄の門を守るという立場で良いのだな?」
ナーズ隊長が小さい声で尋ねてきた。
セリムにもリーウセンにも聞こえているが、あちら側にはあのポシュぐらいしか伝わっていないようだ。
「ああ、コレを帝国の皇帝に渡すと、世界が滅びかねないからなあ」
「クロウ、安心してソレを俺に渡せ。俺が支配する世界をわざわざ滅ぼすわけがないじゃないか」
俺の声は普通にあちら側に聞こえてしまったらしい。
「わざわざ俺たちが戦う意味はないんだぞー。わざわざ敵対することはないんだぞー」
「嫌だなあ、サザーラン皇帝陛下。この場で差し出すくらいなら、わざわざ皇弟殿下に頼んだり、わざわざ大教会の大修繕を手伝うという手段をとっていたりしてませんよ?」
俺が言葉にしたら、皇帝を守るように軍人三人が前に立ちはだかる。
皇帝自体の存在がうるさいので隠しきれていない。
実際のところ、この三人より皇帝の方が強いので守られる立場なのか疑問に感じるところだが。
「皇帝陛下のありがたい申し出を無下にする気か?せっかく助かった命、わざわざ無残に散るつもりなのか」
大剣を背負った軍人がわざわざ忠告してきた。
もう一人の静かな軍人は腕を組んで黙ったままだ。
「俺の精鋭部隊は一騎当千の強者ばかりだ。さすがにクロウでも他の者を守りながら戦うのは難しいぞ」
他の者、ねえ。
皇帝はこの三人を過小評価し過ぎてないか?
俺に守られなくても、ナーズ隊長、セリム、リーウセンなら充分戦える。
まあ、帝都直前の罠にはまった第四王子直属部隊の戦い方を見たら、そう思えないかもしれないが。
わざわざ罠に突っ込んでいったからなあ。ツッコミも追いつかなかったほどだ。
ナーズ隊長より第四王子の命令が優先される部隊だから、第四王子は何を考えて突っ走ったのやら。
「サザーラン皇帝陛下、閉ざされたこの空間で他人に喧嘩を売る不利益って考えないんですか」
「ポシュが閉ざしている空間なのだから、問題ない」
皇帝はこの状況を問題ないって判断するのか。
俺もこの空間を閉ざしていると考えないのか?
うんうん、俺の能力が帝国から低く評価されているのは仕方ない。
そもそも、帝国の軍人たちが他国の平民の魔導士がどれくらいの魔法が使えるかなんて興味すらないだろう。
「それと、」
皇帝は口の端だけで笑う。
「捕虜三人は仕方ない。今でも我がオルド帝国は敵国のままなんだろう。だが、リーウセンは我が帝国に雇われているというのに、そちら側につくのか。祖国の者にそこまで義理立てする理由は何かあるのか」
「っ、」
問われたリーウセンは顔をゆがめる。
仲間割れを狙っているのか。
「せっかく、この大教会の聖職者と結ばれたのだろう?恋愛成就してまだまだ楽しい時期なのに、自ら進んで帝国から追われる身になりたいというのか」
「うっ」
さすがだな。
最新情報をしっかりと握っている。
リーウセンの補助魔法は戦いの中で力を底上げするのに重要なものだ。
それは帝国側も真に理解しているということか。
リンク王国の白い制服三人とは違って、今は灰色の魔導士法衣を着ているリーウセン。
オルド帝国の黒い制服は着用していないが、彼はすでに帝国側の人間である。
リーウセンは一回深く息を吸い込んで吐いた。
そして、前を見据える。
「確かに私にはリンク王国に義理立てする理由はない。だが、私はクロウに恩を感じている。私はさすがに恩知らずにはなりたくない」
「ほほーう、そうか。なら、一緒に殲滅されても文句を言わないか」
ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
「、、、リーウセンさん、流されてこちら側にいるようなら、もう一度しっかり考えてから答えを出した方がいいのではないですか?」
俺はリーウセンに忠告しておいた。
他人に流されるのがリーウセンだから。
可能な限り熟慮した方がいい。
「別に流されるだけ流されて、こちら側にいるわけではない」
リーウセンはもう一度深く息を吸う。
「言っただろう、私はクロウに恩を感じている」
「帝国への交通手段としてなら、皇帝へのおみやげとなったことで恩を返されていると思いますが」
「いや、それだけではない」
他に何か恩を売るようなことしたかな?
リーウセンは一回視線を落としてから、俺を見る。
少々言い辛そうにしていたが、リーウセンが口を開く。
「帝国と雇用契約を結ぶとき、契約魔法の文章を奪ってくれただろう」
「え、」
「おや、アレに気づいていたのか。キミに契約書を見せる前にクロウに文字を奪われたのは、俺の隣にいた補佐でさえ気づかなかったのに」
皇帝が笑みを浮かべる。
「隷属の一文を私の目に触れる前に消してくれたことは感謝しかない」
「あの文章を見ていたら、あの契約は絶対に結ばれない。最終的にその文章がなくなったとしても、書いていた事実は変わらない」
俺は隷属の文章を削った。
たとえそれがリーウセンを試す目的であったとしても。
最終的には結ばれなくとも。
そんな文章を書く人間に忠誠など誓えるわけがない。
一生忠誠心など芽生えるはずもない。
「なーんだ、ちゃんとキミは成長しているんだなあ、クロウの元で。今も昔もこれからも流れに流されていくだけだと思ったのに」
皇帝が一回手を打った。
「じゃあ、懸念点も消えたことだし、戦闘を開始しようか」
精鋭部隊の一部がここに来たと思っていいだろう。
来たことのない場所へ空間転移魔法を使用するのはかなりの高等魔法技術である。
こういう技術は通常は門外不出だが、俺の前で使ってくれたことは素直にありがとうと言いたい気分だが、今は言うべきタイミングではない。
「皇帝陛下、この空間に結界をはりました。これで彼らは逃亡できません」
「ポシュ、これじゃあ戦いにくいぞー。この空間をもう少しどうにかできないのか」
皇帝のニヤリ顔。
ポシェと呼ばれた人物は小さいため息を吐いた後、魔法を発動させる。
よくわからない黒の空間が、どこまでも高い青空と草原の風景に変化した。
このポシュは魔導士だが、この三人は帝国の同じ軍服を着ている。
帝城でも魔導士は黒い法衣を着用しているのを見かけたことがあるが、戦闘時には軍服を着るのだろう。
そもそも、戦争時における制服の違いは役割が敵国にも筒抜けなのでやめた方が良いと思っていましたが。
リンク王国では上級魔導士が己の魔法の実力を見せつけるために、騎士と同じ制服は絶対に着用しないだろうけど。反対に騎士が法衣なんて着ていたら、戦闘中に裾が邪魔で仕方ない。
ポシュは三人の中で一番小柄で少々長めの金髪を後ろで束ねている。
筋肉量も少なめなので、帝国軍人でも好感が持てる体型だ。魔導士ならば筋肉はついている方だ。
ただ、皇帝に振り回される苦労人なのか、それともただの趣味のせいで寝不足なのかはわからないが、目の下にクマができている。
「、、、ところで、地獄の門。俺の肩によじ登ったのは何か意味があるのか」
肩にちょこんとつかまる小さな地獄の門。
「ああ、アレはダメだ。我を利用することしか頭にない。我は利用される側ではなく、生者を利用する側でなければならない」
「あー、まあ、お前との交渉はコレが終わった後に再開するしかなさそうだ」
「そうしてくれ。ぜひとも我のぷりちぃーな魅力にとりつかれて甘々になってくれることを祈る」
「、、、今のお前にできることは何かあるのか」
「ふっ、愚問だな。このサイズの我よりもクワンの方が役に立つ」
へいへい、何もできることはないと。
クワンの方が戦闘面で役に立つというのは、シエルドの叔父たちを戦闘不能にした実績でもわかる。
けど、クワンは地獄の門を守るために戦いたいと思うのか?思わないだろうな。何なら消滅してくれれば役目も消えて解放されると思っているのでは?
「おい、クロウ、確認するが、私たちはその地獄の門を守るという立場で良いのだな?」
ナーズ隊長が小さい声で尋ねてきた。
セリムにもリーウセンにも聞こえているが、あちら側にはあのポシュぐらいしか伝わっていないようだ。
「ああ、コレを帝国の皇帝に渡すと、世界が滅びかねないからなあ」
「クロウ、安心してソレを俺に渡せ。俺が支配する世界をわざわざ滅ぼすわけがないじゃないか」
俺の声は普通にあちら側に聞こえてしまったらしい。
「わざわざ俺たちが戦う意味はないんだぞー。わざわざ敵対することはないんだぞー」
「嫌だなあ、サザーラン皇帝陛下。この場で差し出すくらいなら、わざわざ皇弟殿下に頼んだり、わざわざ大教会の大修繕を手伝うという手段をとっていたりしてませんよ?」
俺が言葉にしたら、皇帝を守るように軍人三人が前に立ちはだかる。
皇帝自体の存在がうるさいので隠しきれていない。
実際のところ、この三人より皇帝の方が強いので守られる立場なのか疑問に感じるところだが。
「皇帝陛下のありがたい申し出を無下にする気か?せっかく助かった命、わざわざ無残に散るつもりなのか」
大剣を背負った軍人がわざわざ忠告してきた。
もう一人の静かな軍人は腕を組んで黙ったままだ。
「俺の精鋭部隊は一騎当千の強者ばかりだ。さすがにクロウでも他の者を守りながら戦うのは難しいぞ」
他の者、ねえ。
皇帝はこの三人を過小評価し過ぎてないか?
俺に守られなくても、ナーズ隊長、セリム、リーウセンなら充分戦える。
まあ、帝都直前の罠にはまった第四王子直属部隊の戦い方を見たら、そう思えないかもしれないが。
わざわざ罠に突っ込んでいったからなあ。ツッコミも追いつかなかったほどだ。
ナーズ隊長より第四王子の命令が優先される部隊だから、第四王子は何を考えて突っ走ったのやら。
「サザーラン皇帝陛下、閉ざされたこの空間で他人に喧嘩を売る不利益って考えないんですか」
「ポシュが閉ざしている空間なのだから、問題ない」
皇帝はこの状況を問題ないって判断するのか。
俺もこの空間を閉ざしていると考えないのか?
うんうん、俺の能力が帝国から低く評価されているのは仕方ない。
そもそも、帝国の軍人たちが他国の平民の魔導士がどれくらいの魔法が使えるかなんて興味すらないだろう。
「それと、」
皇帝は口の端だけで笑う。
「捕虜三人は仕方ない。今でも我がオルド帝国は敵国のままなんだろう。だが、リーウセンは我が帝国に雇われているというのに、そちら側につくのか。祖国の者にそこまで義理立てする理由は何かあるのか」
「っ、」
問われたリーウセンは顔をゆがめる。
仲間割れを狙っているのか。
「せっかく、この大教会の聖職者と結ばれたのだろう?恋愛成就してまだまだ楽しい時期なのに、自ら進んで帝国から追われる身になりたいというのか」
「うっ」
さすがだな。
最新情報をしっかりと握っている。
リーウセンの補助魔法は戦いの中で力を底上げするのに重要なものだ。
それは帝国側も真に理解しているということか。
リンク王国の白い制服三人とは違って、今は灰色の魔導士法衣を着ているリーウセン。
オルド帝国の黒い制服は着用していないが、彼はすでに帝国側の人間である。
リーウセンは一回深く息を吸い込んで吐いた。
そして、前を見据える。
「確かに私にはリンク王国に義理立てする理由はない。だが、私はクロウに恩を感じている。私はさすがに恩知らずにはなりたくない」
「ほほーう、そうか。なら、一緒に殲滅されても文句を言わないか」
ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
「、、、リーウセンさん、流されてこちら側にいるようなら、もう一度しっかり考えてから答えを出した方がいいのではないですか?」
俺はリーウセンに忠告しておいた。
他人に流されるのがリーウセンだから。
可能な限り熟慮した方がいい。
「別に流されるだけ流されて、こちら側にいるわけではない」
リーウセンはもう一度深く息を吸う。
「言っただろう、私はクロウに恩を感じている」
「帝国への交通手段としてなら、皇帝へのおみやげとなったことで恩を返されていると思いますが」
「いや、それだけではない」
他に何か恩を売るようなことしたかな?
リーウセンは一回視線を落としてから、俺を見る。
少々言い辛そうにしていたが、リーウセンが口を開く。
「帝国と雇用契約を結ぶとき、契約魔法の文章を奪ってくれただろう」
「え、」
「おや、アレに気づいていたのか。キミに契約書を見せる前にクロウに文字を奪われたのは、俺の隣にいた補佐でさえ気づかなかったのに」
皇帝が笑みを浮かべる。
「隷属の一文を私の目に触れる前に消してくれたことは感謝しかない」
「あの文章を見ていたら、あの契約は絶対に結ばれない。最終的にその文章がなくなったとしても、書いていた事実は変わらない」
俺は隷属の文章を削った。
たとえそれがリーウセンを試す目的であったとしても。
最終的には結ばれなくとも。
そんな文章を書く人間に忠誠など誓えるわけがない。
一生忠誠心など芽生えるはずもない。
「なーんだ、ちゃんとキミは成長しているんだなあ、クロウの元で。今も昔もこれからも流れに流されていくだけだと思ったのに」
皇帝が一回手を打った。
「じゃあ、懸念点も消えたことだし、戦闘を開始しようか」
感想
あなたにおすすめの小説
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
【完結】転生したら人間辞めてました?
エウラ俺は日本の大学生だったと思う。
ある日突然、ガリガリボロボロの子供の身体で人っ子一人いない深い森の中で目が覚めた。その身体で生きた記憶もない状態。大学生だった自分の名前や家族構成、友人なども覚えていない。
ここで生きるための知識もなく途方に暮れていると、冒険者だという男が偶然現れて保護してくれた。
彼にお世話になりながら自立していこうと意気込む俺と、世話はするが自立させたくない男。
そして俺は自分が何者かを知って、流されるように男と暮らすことになる。
男だけの世界。誰でも子供ができるけど、出産の描写はないです。
駆け足で完結までザッと書いて投稿しましたのでもしかしたら誤字脱字があるかと思いますが、見つけ次第修正します。
誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
【BL】記憶喪失中に「男の婚約者なんて気持ち悪い」と僕を蔑んだ元婚約者へ。お望み通り消えてあげましたので、今更記憶が戻ったと泣きつかれても
かがみゆえ記憶を失った婚約者・アルヴィンから向けられたのは、見知らぬ他人を見るような冷たい視線と容赦ない罵倒の日々だった。
それでも「記憶が戻れば、あの優しい彼に戻るはず」と耐え続けたニコラス。
しかし、アルヴィンがみんなの前でニコラスの手紙を破りながら嘲笑した時、ついに限界を迎える。
「僕が愛したアルヴィンは、あの日死んだんだ」
誰も信じられなくなったニコラスは隣国へ留学することになった。
留学先で過去を乗り越え、新しい幸福を掴んだニコラス。
そこへ「記憶が戻った」と涙を流すアルヴィンが現れるが、すでにニコラスの心には少しの情も残ってなくて―――……。
可愛い治癒師だと思われていますが、最強勇者を落として嫁にもらいます
由香【全一話完結】
「君は守られる側だから。」
そう言って過保護に接してくる最強勇者レオンに、治癒師ノエルは今日も恋をする。
けれど、可愛いだけの治癒師なんて大間違い。
神獣に愛された最強治癒師の目標はただ一つ。
世界最強の勇者を口説き落として、お嫁さんにもらうこと。
もふもふ神獣も恋の応援中!
溺愛&勘違い満載の異世界BL、開幕!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
「役立たず」と離婚された侯爵夫人ですが、実家が世界一のお金持ちでした
由香「役立たず」と言われ、愛人のために離婚を突きつけられた侯爵夫人エレノア。
だが、夫は知らなかった。
彼女の実家が、王国どころか世界一の財閥だったことを。
離婚と同時に援助は打ち切られ、侯爵家はあっという間に崩壊。
破産寸前となった元夫は土下座で復縁を懇願するが…。
「申し訳ありません。そのお願いは、お断りします。」
これは、支える側だった令嬢が本当の幸せを手に入れる、痛快ざまぁストーリー。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中