文字の大きさ
大
中
小
89 / 229
1章 敵国の牢獄
1-89 助けて
それは嫉妬。
それはどうしようもないくらいの。
皇帝陛下と互角に戦っている彼の姿を見た。
皇帝陛下が本気でなければ、彼も本気ではなかった。
お互い本気ではないのに、自分はこの結界を維持するだけでも意識が吹き飛びそうになっている。
自分では手が及ばぬ領域というのは存在する。
どんなに手を伸ばしても。
皇帝陛下はオルド帝国の皇帝。
元から敵うわけもない存在としてそこにいた。
自分たちは従う存在だと素直に信じられた。
リンク王国の宮廷魔導士クロウ・リティ。
第四王子直属部隊にて罠にかけられようとした騎士たちを全員救った魔導士。
オルド帝国のなかでも称賛の声が聞こえるほど。
だが、たかが全員救ったくらいで魔力切れになる魔導士だ。
たいした実力じゃない。
それなのにチヤホヤされるなんて。
そう。
ただ、私は気づきたくなかっただけだ。
気づいても知らぬフリをしていた。
魔力が尽きることのないほどの容量を持つ魔導士が、どうしてあのとき魔力切れを起こすまでに至ったのか。
クロウ・リティにとって、オルド帝国が敵国なら、リンク王国も自分たちを殺す敵だった。
どちら側に生きる術が残されているのか、天秤にかけたのかもしれない。
彼は騎士たちを宙に浮かせて助かったように見える助け方をしてはいけなかったのだ。
遠くで見ているリンク王国の者たちに特攻隊の第四王子部隊全員が死んだだろうと思わせるように、繊細な魔力操作で無事に底に降りるよう百人近くの者を助けるために魔力切れを起こしたのである。
どう見ても、彼は魔力量に物を言わせるゴリ押し魔法が得意だ。
罠なんて吹き飛ばしていた方が楽だったに違いない。
肉体はクロウに魔法の縄で縛られて動かない。
声も魔法がかけられている布で猿ぐつわされていて出せないようにされている。
私では太刀打ちできない。
これらの拘束魔法に何一つ対抗できないと痛いほどわかるのに、心は抵抗を続ける。
そんなわけがない、と。
私はオルド帝国で今一番の成長株なのだと。皇帝陛下に重宝される存在なのだと。
将来、誰一人足元にも及ばない世界最強の魔導士になるのだと。
いや、もうなっているのだと。
もはや至高の存在だと。
軍人としては先輩にあたるが精鋭部隊で同等に扱われているメーデとフロレンスから見た私は、年下なのにすごい存在だと称賛されていると思っていた。
そうではないとわかったのは先ほどの彼らの会話。
傲慢。
それが彼らからの私の評価だった。
「っ、おいっ、ポシュっ」
「お前、大丈夫なのかっ」
メーデとフロレンスの声が耳に響く。
声は出ない。布を外してもらわない限り、私の言葉は消える。
意識はある。
すでに朦朧としているが。
結界を維持するので精一杯。
「すでにお前の結界は吹き飛んでいるぞ」
クロウの声が降ってきた。
?
何のことだ。
吹き飛んでいたら、皇帝陛下に怒られるじゃないか。
私は微かに瞼を抉じ開けた。
ほら、見上げれば青空が見え、、、なかった。
私はいつのまに夜空に変えてしまったのだろう。
どこまでも暗い。
「クロウ、この状況を説明できるか?」
「地獄の門以外にも怪しい気配がしている状況で戦い始めたお前たちが悪い」
深刻な口調で尋ねているのに、クロウが批判の言葉を皇帝陛下に送った。
「豪華ベッドで手を打っただろう」
「クロウは天蓋もつけてほしいのではないでしょうか、皇帝陛下」
「そんな嫌がらせのようなベッドを牢に放置しやがったら、即座に交渉決裂してやるぞ」
「クロウの望み通りのベッドを贈る」
「シングルベッドでいいから、寝心地が少しいいものが良いなあ」
「、、、それは普通のベッドと言うのでは?」
フロレンスがもっともな一言を放った。
それが望みのベッドだと言うならば、彼は。
「今のよりほんの少しだけ良いベッドで寝たい」
「牢に置いてあるベッドと比較するなら、他のどんなベッドでも良いベッドになる気がするが」
「あのベッドだって、リンク王国の寮に備え付けられていたベッドよりは良い物なんだけど」
「うっ、涙で前が見えなくなるから、もうそれ以上は言うなっ」
メーデが大きい手で顔を隠した。
「いや、お前たち、ベッド談義をしている場合か?」
「いやいや、皇帝陛下が蒸し返した話題でしょう」
皇帝陛下に冷静なツッコミ入れるクロウ。
対等な存在。
皇帝陛下にそのような存在が現れるとは考えてもいなかった。
他国の国王でさえ、皇帝陛下に比べれば下も下である。
自分がそんな存在になれていると本気で思っていた。
たとえ頭脳では全然及ばなくとも、武力では皇帝陛下の右腕になれていると。
魔導士として横に立てていると思い込んでいた。
私は急にむせた。
布が邪魔して呼吸がしにくい。
息がヒューヒュー震えているのも音が消える。
体の中から何かが込み上げてきて口から吐き出した。布の隙間からボタボタと床に落ちる。
視界に入るのは、黒い液体。
何だ、コレ。
「吐瀉物が黒いぞ。朝、イカ墨のパスタでも食べたのか?」
「そんなものが帝城の朝食で出るわけねえだろ。コーヒーなら飲んでいると思うが。おい、大丈夫か、ポシュ」
メーデが私の体を支えてくれる。
吐き出した物が喉を詰まらせないように横にしてくれている。
もう、自分の体が自分の意志で動かせない。
肉体が鉛のように重い。
「クロウ、ポシュの拘束を解いてくれ」
「今、ポシュの拘束を解くと、大変なことになる」
「何が、」
「何が出てくるんだ?」
メーデの問いにクロウまでもが問いで返した。
いや、メーデに聞いたわけではないようだ。
「審判の門が開く」
返答したのはクロウの肩にのっている小さい地獄の門だった。
皇帝陛下の今回の目的。
存在がすっかり忘れ去られていたようだが。
「お前と何が違うんだ?」
「その審判の門は宗教上の審判の門と同じ概念のものだ。ただし、最後の摂取が傲慢だったところを見ると、それは地獄の門として扉が開く。この世界は地獄へとつながるぞ」
「じゃあ、審判の門は天国の門として扉を開く可能性もあったということか」
「可能性としてはゼロではないが、ここに現れること自体、人の悪意を判定しているようにしか思えんよ」
「お前のように交渉はできないのか」
「言うなれば、アレはただの門だからなあ」
「お前も門じゃないのか?」
「我は門だが、人の理の外にある存在の人外だ。人外というのは人為的な手で生まれることも多々ある。大教会のこの地下部分は人の悪意を詰めた施設。審判の門も人の手で操作しようとした結果だ」
クロウは微かに沈黙を挟んだ後。
「そうか、つまり、その審判の門が開いたら、この世界にいる生者は地獄に落とされるということでいいんだな」
「ああ、その解釈で問題ない。審判の門は一人一人を審判するのではなく、世界をまとめて審判する」
それは宗教上の審判の門の解釈とは違うのではないか?
審判の門をくぐった魂は、神に一人一人生前の行いを審判されるのではなかったのか?
「総合的に判断されるのか。そりゃそうか。もし神がいたとしても、わざわざ一人ずつ対応していたら身が持たない。それならいっそ、不要と判断したら一括で世界を消してしまった方が早いか」
クロウが私の口の布を外した。
私はゴボゴボと黒い液体をメーデの膝に吐き出し汚した。
口をパクパク動かしても、もはや言葉にならず、口から液体が流れ続ける。
手で口を押えようにも、手は動かない。拘束がすでに解けているにもかかわらず。
視界に入った手はどこまでも黒くなっていた。
「この者が審判の門として選ばれたようだ」
「ちょうどいい媒体として選ばれてしまったのか」
「なっ、どうにかできないのかっ」
メーデが地獄の門とクロウに叫ぶ。
「乗っ取るのに一番いい存在だったのかもしれない。傲慢の断片を持つ者で、皇帝に利用されて弱っている上、審判の門として動かすにはちょうどいい肉だ」
「ポシュの拘束を外したら、審判の門が動き出したというわけかー。ま、帝国の軍人に拘束を外してくれと言われたから外したけど」
責任は帝国がとれ、と言わんばかりのクロウの発言。
「それでも、コイツは仲間だっ。見捨てられるわけがないっ」
メーデが動かない私を抱きしめてくれた。
ありがたいと思ったのと同時に、自分の意志とは関係なく、私の黒い手はメーデの肉体にズブズブと。。。
「ぐうっ」
メーデが呻く。
助けて。
誰でもいいから、お願い。
助けてください。
私は仲間を殺したくない。
自分の意志ではどうしようもない肉体だが、自分の肉体で殺したくない。
叫んで助けを乞いたいのに、声が出ない。
それはどうしようもないくらいの。
皇帝陛下と互角に戦っている彼の姿を見た。
皇帝陛下が本気でなければ、彼も本気ではなかった。
お互い本気ではないのに、自分はこの結界を維持するだけでも意識が吹き飛びそうになっている。
自分では手が及ばぬ領域というのは存在する。
どんなに手を伸ばしても。
皇帝陛下はオルド帝国の皇帝。
元から敵うわけもない存在としてそこにいた。
自分たちは従う存在だと素直に信じられた。
リンク王国の宮廷魔導士クロウ・リティ。
第四王子直属部隊にて罠にかけられようとした騎士たちを全員救った魔導士。
オルド帝国のなかでも称賛の声が聞こえるほど。
だが、たかが全員救ったくらいで魔力切れになる魔導士だ。
たいした実力じゃない。
それなのにチヤホヤされるなんて。
そう。
ただ、私は気づきたくなかっただけだ。
気づいても知らぬフリをしていた。
魔力が尽きることのないほどの容量を持つ魔導士が、どうしてあのとき魔力切れを起こすまでに至ったのか。
クロウ・リティにとって、オルド帝国が敵国なら、リンク王国も自分たちを殺す敵だった。
どちら側に生きる術が残されているのか、天秤にかけたのかもしれない。
彼は騎士たちを宙に浮かせて助かったように見える助け方をしてはいけなかったのだ。
遠くで見ているリンク王国の者たちに特攻隊の第四王子部隊全員が死んだだろうと思わせるように、繊細な魔力操作で無事に底に降りるよう百人近くの者を助けるために魔力切れを起こしたのである。
どう見ても、彼は魔力量に物を言わせるゴリ押し魔法が得意だ。
罠なんて吹き飛ばしていた方が楽だったに違いない。
肉体はクロウに魔法の縄で縛られて動かない。
声も魔法がかけられている布で猿ぐつわされていて出せないようにされている。
私では太刀打ちできない。
これらの拘束魔法に何一つ対抗できないと痛いほどわかるのに、心は抵抗を続ける。
そんなわけがない、と。
私はオルド帝国で今一番の成長株なのだと。皇帝陛下に重宝される存在なのだと。
将来、誰一人足元にも及ばない世界最強の魔導士になるのだと。
いや、もうなっているのだと。
もはや至高の存在だと。
軍人としては先輩にあたるが精鋭部隊で同等に扱われているメーデとフロレンスから見た私は、年下なのにすごい存在だと称賛されていると思っていた。
そうではないとわかったのは先ほどの彼らの会話。
傲慢。
それが彼らからの私の評価だった。
「っ、おいっ、ポシュっ」
「お前、大丈夫なのかっ」
メーデとフロレンスの声が耳に響く。
声は出ない。布を外してもらわない限り、私の言葉は消える。
意識はある。
すでに朦朧としているが。
結界を維持するので精一杯。
「すでにお前の結界は吹き飛んでいるぞ」
クロウの声が降ってきた。
?
何のことだ。
吹き飛んでいたら、皇帝陛下に怒られるじゃないか。
私は微かに瞼を抉じ開けた。
ほら、見上げれば青空が見え、、、なかった。
私はいつのまに夜空に変えてしまったのだろう。
どこまでも暗い。
「クロウ、この状況を説明できるか?」
「地獄の門以外にも怪しい気配がしている状況で戦い始めたお前たちが悪い」
深刻な口調で尋ねているのに、クロウが批判の言葉を皇帝陛下に送った。
「豪華ベッドで手を打っただろう」
「クロウは天蓋もつけてほしいのではないでしょうか、皇帝陛下」
「そんな嫌がらせのようなベッドを牢に放置しやがったら、即座に交渉決裂してやるぞ」
「クロウの望み通りのベッドを贈る」
「シングルベッドでいいから、寝心地が少しいいものが良いなあ」
「、、、それは普通のベッドと言うのでは?」
フロレンスがもっともな一言を放った。
それが望みのベッドだと言うならば、彼は。
「今のよりほんの少しだけ良いベッドで寝たい」
「牢に置いてあるベッドと比較するなら、他のどんなベッドでも良いベッドになる気がするが」
「あのベッドだって、リンク王国の寮に備え付けられていたベッドよりは良い物なんだけど」
「うっ、涙で前が見えなくなるから、もうそれ以上は言うなっ」
メーデが大きい手で顔を隠した。
「いや、お前たち、ベッド談義をしている場合か?」
「いやいや、皇帝陛下が蒸し返した話題でしょう」
皇帝陛下に冷静なツッコミ入れるクロウ。
対等な存在。
皇帝陛下にそのような存在が現れるとは考えてもいなかった。
他国の国王でさえ、皇帝陛下に比べれば下も下である。
自分がそんな存在になれていると本気で思っていた。
たとえ頭脳では全然及ばなくとも、武力では皇帝陛下の右腕になれていると。
魔導士として横に立てていると思い込んでいた。
私は急にむせた。
布が邪魔して呼吸がしにくい。
息がヒューヒュー震えているのも音が消える。
体の中から何かが込み上げてきて口から吐き出した。布の隙間からボタボタと床に落ちる。
視界に入るのは、黒い液体。
何だ、コレ。
「吐瀉物が黒いぞ。朝、イカ墨のパスタでも食べたのか?」
「そんなものが帝城の朝食で出るわけねえだろ。コーヒーなら飲んでいると思うが。おい、大丈夫か、ポシュ」
メーデが私の体を支えてくれる。
吐き出した物が喉を詰まらせないように横にしてくれている。
もう、自分の体が自分の意志で動かせない。
肉体が鉛のように重い。
「クロウ、ポシュの拘束を解いてくれ」
「今、ポシュの拘束を解くと、大変なことになる」
「何が、」
「何が出てくるんだ?」
メーデの問いにクロウまでもが問いで返した。
いや、メーデに聞いたわけではないようだ。
「審判の門が開く」
返答したのはクロウの肩にのっている小さい地獄の門だった。
皇帝陛下の今回の目的。
存在がすっかり忘れ去られていたようだが。
「お前と何が違うんだ?」
「その審判の門は宗教上の審判の門と同じ概念のものだ。ただし、最後の摂取が傲慢だったところを見ると、それは地獄の門として扉が開く。この世界は地獄へとつながるぞ」
「じゃあ、審判の門は天国の門として扉を開く可能性もあったということか」
「可能性としてはゼロではないが、ここに現れること自体、人の悪意を判定しているようにしか思えんよ」
「お前のように交渉はできないのか」
「言うなれば、アレはただの門だからなあ」
「お前も門じゃないのか?」
「我は門だが、人の理の外にある存在の人外だ。人外というのは人為的な手で生まれることも多々ある。大教会のこの地下部分は人の悪意を詰めた施設。審判の門も人の手で操作しようとした結果だ」
クロウは微かに沈黙を挟んだ後。
「そうか、つまり、その審判の門が開いたら、この世界にいる生者は地獄に落とされるということでいいんだな」
「ああ、その解釈で問題ない。審判の門は一人一人を審判するのではなく、世界をまとめて審判する」
それは宗教上の審判の門の解釈とは違うのではないか?
審判の門をくぐった魂は、神に一人一人生前の行いを審判されるのではなかったのか?
「総合的に判断されるのか。そりゃそうか。もし神がいたとしても、わざわざ一人ずつ対応していたら身が持たない。それならいっそ、不要と判断したら一括で世界を消してしまった方が早いか」
クロウが私の口の布を外した。
私はゴボゴボと黒い液体をメーデの膝に吐き出し汚した。
口をパクパク動かしても、もはや言葉にならず、口から液体が流れ続ける。
手で口を押えようにも、手は動かない。拘束がすでに解けているにもかかわらず。
視界に入った手はどこまでも黒くなっていた。
「この者が審判の門として選ばれたようだ」
「ちょうどいい媒体として選ばれてしまったのか」
「なっ、どうにかできないのかっ」
メーデが地獄の門とクロウに叫ぶ。
「乗っ取るのに一番いい存在だったのかもしれない。傲慢の断片を持つ者で、皇帝に利用されて弱っている上、審判の門として動かすにはちょうどいい肉だ」
「ポシュの拘束を外したら、審判の門が動き出したというわけかー。ま、帝国の軍人に拘束を外してくれと言われたから外したけど」
責任は帝国がとれ、と言わんばかりのクロウの発言。
「それでも、コイツは仲間だっ。見捨てられるわけがないっ」
メーデが動かない私を抱きしめてくれた。
ありがたいと思ったのと同時に、自分の意志とは関係なく、私の黒い手はメーデの肉体にズブズブと。。。
「ぐうっ」
メーデが呻く。
助けて。
誰でもいいから、お願い。
助けてください。
私は仲間を殺したくない。
自分の意志ではどうしようもない肉体だが、自分の肉体で殺したくない。
叫んで助けを乞いたいのに、声が出ない。
感想
あなたにおすすめの小説
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
【完結】転生したら人間辞めてました?
エウラ俺は日本の大学生だったと思う。
ある日突然、ガリガリボロボロの子供の身体で人っ子一人いない深い森の中で目が覚めた。その身体で生きた記憶もない状態。大学生だった自分の名前や家族構成、友人なども覚えていない。
ここで生きるための知識もなく途方に暮れていると、冒険者だという男が偶然現れて保護してくれた。
彼にお世話になりながら自立していこうと意気込む俺と、世話はするが自立させたくない男。
そして俺は自分が何者かを知って、流されるように男と暮らすことになる。
男だけの世界。誰でも子供ができるけど、出産の描写はないです。
駆け足で完結までザッと書いて投稿しましたのでもしかしたら誤字脱字があるかと思いますが、見つけ次第修正します。
誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
【BL】記憶喪失中に「男の婚約者なんて気持ち悪い」と僕を蔑んだ元婚約者へ。お望み通り消えてあげましたので、今更記憶が戻ったと泣きつかれても
かがみゆえ記憶を失った婚約者・アルヴィンから向けられたのは、見知らぬ他人を見るような冷たい視線と容赦ない罵倒の日々だった。
それでも「記憶が戻れば、あの優しい彼に戻るはず」と耐え続けたニコラス。
しかし、アルヴィンがみんなの前でニコラスの手紙を破りながら嘲笑した時、ついに限界を迎える。
「僕が愛したアルヴィンは、あの日死んだんだ」
誰も信じられなくなったニコラスは隣国へ留学することになった。
留学先で過去を乗り越え、新しい幸福を掴んだニコラス。
そこへ「記憶が戻った」と涙を流すアルヴィンが現れるが、すでにニコラスの心には少しの情も残ってなくて―――……。
可愛い治癒師だと思われていますが、最強勇者を落として嫁にもらいます
由香【全一話完結】
「君は守られる側だから。」
そう言って過保護に接してくる最強勇者レオンに、治癒師ノエルは今日も恋をする。
けれど、可愛いだけの治癒師なんて大間違い。
神獣に愛された最強治癒師の目標はただ一つ。
世界最強の勇者を口説き落として、お嫁さんにもらうこと。
もふもふ神獣も恋の応援中!
溺愛&勘違い満載の異世界BL、開幕!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
「役立たず」と離婚された侯爵夫人ですが、実家が世界一のお金持ちでした
由香「役立たず」と言われ、愛人のために離婚を突きつけられた侯爵夫人エレノア。
だが、夫は知らなかった。
彼女の実家が、王国どころか世界一の財閥だったことを。
離婚と同時に援助は打ち切られ、侯爵家はあっという間に崩壊。
破産寸前となった元夫は土下座で復縁を懇願するが…。
「申し訳ありません。そのお願いは、お断りします。」
これは、支える側だった令嬢が本当の幸せを手に入れる、痛快ざまぁストーリー。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中