文字の大きさ
大
中
小
98 / 229
2章 帝国の呪い
2-5 その熱意
朝食後に食器を片付けに来たら、調理長ナナキ氏が布で包んだお弁当をカウンターに置いた。
「今日の分だ」
「ありがとうございます、ナナキさん」
おや?
ナナキ氏の肩にのった黒ワンコがつぶらな瞳で俺に訴えている。
ナナキ氏が俺の視線の先を、自分の黒ワンコを見た。
諦めたかのように口を開く。
「クロウは帝国の薬師の試験を受けてみる気はないか?」
「帝国は国家認定の薬師がいるんですよね」
リンク王国は魔法至上主義なので、治療魔法の方が優位。
つまり医師や薬師は資格がなくとも名乗れてしまう。
自称でも治療したり、薬を作ることが可能なのである。
危ないと言えば危ないのだろうが、土地に縛られる者たちにとって信頼できる医師や薬師かどうかは周辺地域にすぐに知れ渡る。悪評はすぐに広まる土地柄で、下手なことはできないのが実情だ。
それに、平民のために国家がわざわざ管理なんてするのを嫌うのがリンク王国。
平民たちは治療魔法の恩恵を授かれないから、そこら辺にいる医師や薬師を頼れ、という考えだったらしい。
だが、国が変わると制度は異なる。
オルド帝国は国家試験を合格しないと医師や薬師を名乗れない。
治療魔法の方が優位な点は変わらないが、彼らが軽んじられることもない。
適材適所であり、戦争時にはどの治療が受けられるのか身分だけで決められているわけではない。
平時には、やはり帝国でも治療魔法は平民には手が届かない高価なものであるが。
「なぜ俺に試験を?」
「お前の薬は牢獄内や知り合いにしか売買してないから問題はないし、本業として薬師をやってないし、リンク王国の人間ということで大目に見られている」
「うん?」
なのに、試験を受けてほしいと?
「お前の薬がオルド帝国においても高い効能を持っているからだよ。捕虜だからー、と言っても食い下がりやしねえ」
食い下がりやしねえって、ナナキ氏が困っているのはナナキ氏に寄って来る人ですか。
「薬を売ってほしいということですか?」
「、、、他にも製法を教えてほしいから始まって、友好関係を結びたいとか、薬師協会に登録してほしいとか、講師をしてほしいとか」
ナナキ氏が視線をそらしやがったので、それだけじゃないのだろう。
黒ワンコはきゅるーんとしたつぶらな瞳のまま俺をじっと見ているが。
「お前が作っているとバレている連中には、魔導士で本業ではないし、仲間のためだけに薬を作っていると説明しても納得しない。こっそりとリンク王国の王宮の薬を手に入れていたバカもいるし、」
感情に訴えてみたんですねえ。
諦めてもらうように。
とめられると、突き進んでしまうのも人である。
手に入らないものほど欲しくなる人は少なくないのである。特に金持ちは。
「うーん、ナナキさんの話を聞いていると、俺が正式な薬師になると厄介ごとが待っているとしか聞こえないんですが」
「その認識で合っていると思う。こいつを本人に渡してくれと懇願されてな」
ナナキ氏が俺に渡したのは、分厚い本数冊と封筒。
薬師試験のためのテキストと試験の説明と申請用紙のようだ。
重い本を一冊手に取ってパラパラリ。
「んー、俺、薬師も独学なので、普通の薬師とは違いますからねえ、基本が違うのでこの試験は無理ですよ」
やはりというか、簡単な薬の調合でもかなり違っている。
国が違うから、では済まされないレベルか?
このテキスト通りなら、おそらく基礎的な部分はすべて不正解とされてしまう可能性が高いので試験には受からない。
実践ならば、結果論として効能ある薬なら作れるけどね。
「けど、効能が高いということは、お前の方が正解だということもあり得る」
「まあ、俺、生粋の薬師じゃないですからねえ」
「普通の、とか、生粋の、とか言っているが、端的に説明すると?」
「俺が魔導士だからできている薬もありそうですね」
「となると、クロウの薬は普通の薬だと思っていたが、魔法薬に分類されるのがほとんどだと?」
「薬自体に魔法をこめてないのも多いので、魔法薬という分類にはあてはまらないとは思いますが、魔法を使って作っていると言った表現が近いのかもしれませんね。材料の加工とか保存方法とか混ぜ方とかに。魔法がなくても作れるとは思いますが」
「あー、でも、帝国では魔法で作った薬も魔法薬の分類になるから魔法薬でいいんじゃねえか?」
「国が変われば魔法薬の定義も変わりますか。リンク王国の魔法薬は高価なものですよ。治療魔法と同じく」
リンク王国では俺が作り、今も作っているアレらは魔法薬の分類ではなかった。カテゴリーは一般薬の範囲内である。
もちろん、俺が魔法をこめたものなら魔法薬に分類され、その魔法薬も王宮に納品していた。リンク王国では魔法薬は魔導士が作るもの、一般薬は薬師が作るものと区別はされている。
それなのに、一般薬に対しても人一倍文句を言うのも王宮である。なぜ一般薬もまた宮廷魔導士団が手配することになったのか、意味が分からなかったが。薬で一括りにされたのか。
「帝国では魔法薬は効能によりけりで値段は変わる。魔法薬の効果が一般薬と変わらないものはそれだけの価格でしか売買されない」
「リンク王国で言われている魔法薬って万能薬やら若返りの薬やら眉唾ものの薬もありますよ」
万能と名がついていてもさすがに万能ではない万能薬で、傷口が塞がる程度の薬である。
若返りの薬は若返るほどの力はなく、できるだけ現状維持を頑張る薬である。
高価そうに、効果がありそうに演出するのもまた上級魔導士である。
魔法薬というのは貴族が欲しがるため、治療魔法よりお高い代物もある。
「リンク王国でそういうものをお前が作るから、こっちの薬師も目を光らせるんだろ」
「効能が名前負けしているのは上級魔導士が作ったもので、俺は少々手伝っただけです。平民がそんな大層な名称つけたら、物理的に首が飛びますよ。普通に俺が作ったのは傷薬とかお肌の美容薬とかそんな感じの名前で納品してました」
「、、、どちらもすごい効能を持っているから、今のリンク王国の混乱はすさまじいものになっているんだな」
「王宮は薬師を雇っていませんでしたからね。後進を育てるのを怠れば薬が供給されなくなるのは自明の理ですから」
「それをリンク王国の王族は何でわからなかったんだろうなあ。本当に不思議だよ」
ナナキ氏が俺をじっと見ながら言う。
本当に不思議と思ってますか?
「でさ、もしかしたら、」
ナナキ氏の視線が俺の持っているテキストに移った。
やや苦笑いをしながら。
「もしかしたら、試験を受けなくとも巻き込まれるかもしれない」
「薬師の国家資格を持たなくとも、ということですか?」
「いや、試験を受けなくとも、リンク王国での功績で薬師の認定をクロウに与えるかもしれない」
「、、、皇帝陛下がですか?」
皇帝ならゴリ押しできるだろうが、俺をそんなに薬師に仕立て上げたいだろうか?
「国家資格だから皇帝陛下が絡んでいるように思えるが、管理しているのは別の組織、薬師協会だ」
「まあ、国家資格だからと言って年間に新しい薬師が数多く誕生するのでしょうし、他の国家資格だってありますから、皇帝が面倒見切れるわけもないですよね」
「その組織の上にいるのが、皇后殿下だ」
本来ならその皇后殿下もお飾りなのだろうが。
「ああ、なるほど。腰痛の薬のお得意様でしたね」
「厄介なのがわかってもらえたようでなにより」
「美容薬はご婦人から大人気ですからねえ」
女性の熱意は怖いのだ。
お肌に対してなら、目の前にいるナナキ氏もだが。
ナナキ氏がこの話を俺に持って来ることになったのは、そのことを皇后に見抜かれているからじゃねえ?
「今日の分だ」
「ありがとうございます、ナナキさん」
おや?
ナナキ氏の肩にのった黒ワンコがつぶらな瞳で俺に訴えている。
ナナキ氏が俺の視線の先を、自分の黒ワンコを見た。
諦めたかのように口を開く。
「クロウは帝国の薬師の試験を受けてみる気はないか?」
「帝国は国家認定の薬師がいるんですよね」
リンク王国は魔法至上主義なので、治療魔法の方が優位。
つまり医師や薬師は資格がなくとも名乗れてしまう。
自称でも治療したり、薬を作ることが可能なのである。
危ないと言えば危ないのだろうが、土地に縛られる者たちにとって信頼できる医師や薬師かどうかは周辺地域にすぐに知れ渡る。悪評はすぐに広まる土地柄で、下手なことはできないのが実情だ。
それに、平民のために国家がわざわざ管理なんてするのを嫌うのがリンク王国。
平民たちは治療魔法の恩恵を授かれないから、そこら辺にいる医師や薬師を頼れ、という考えだったらしい。
だが、国が変わると制度は異なる。
オルド帝国は国家試験を合格しないと医師や薬師を名乗れない。
治療魔法の方が優位な点は変わらないが、彼らが軽んじられることもない。
適材適所であり、戦争時にはどの治療が受けられるのか身分だけで決められているわけではない。
平時には、やはり帝国でも治療魔法は平民には手が届かない高価なものであるが。
「なぜ俺に試験を?」
「お前の薬は牢獄内や知り合いにしか売買してないから問題はないし、本業として薬師をやってないし、リンク王国の人間ということで大目に見られている」
「うん?」
なのに、試験を受けてほしいと?
「お前の薬がオルド帝国においても高い効能を持っているからだよ。捕虜だからー、と言っても食い下がりやしねえ」
食い下がりやしねえって、ナナキ氏が困っているのはナナキ氏に寄って来る人ですか。
「薬を売ってほしいということですか?」
「、、、他にも製法を教えてほしいから始まって、友好関係を結びたいとか、薬師協会に登録してほしいとか、講師をしてほしいとか」
ナナキ氏が視線をそらしやがったので、それだけじゃないのだろう。
黒ワンコはきゅるーんとしたつぶらな瞳のまま俺をじっと見ているが。
「お前が作っているとバレている連中には、魔導士で本業ではないし、仲間のためだけに薬を作っていると説明しても納得しない。こっそりとリンク王国の王宮の薬を手に入れていたバカもいるし、」
感情に訴えてみたんですねえ。
諦めてもらうように。
とめられると、突き進んでしまうのも人である。
手に入らないものほど欲しくなる人は少なくないのである。特に金持ちは。
「うーん、ナナキさんの話を聞いていると、俺が正式な薬師になると厄介ごとが待っているとしか聞こえないんですが」
「その認識で合っていると思う。こいつを本人に渡してくれと懇願されてな」
ナナキ氏が俺に渡したのは、分厚い本数冊と封筒。
薬師試験のためのテキストと試験の説明と申請用紙のようだ。
重い本を一冊手に取ってパラパラリ。
「んー、俺、薬師も独学なので、普通の薬師とは違いますからねえ、基本が違うのでこの試験は無理ですよ」
やはりというか、簡単な薬の調合でもかなり違っている。
国が違うから、では済まされないレベルか?
このテキスト通りなら、おそらく基礎的な部分はすべて不正解とされてしまう可能性が高いので試験には受からない。
実践ならば、結果論として効能ある薬なら作れるけどね。
「けど、効能が高いということは、お前の方が正解だということもあり得る」
「まあ、俺、生粋の薬師じゃないですからねえ」
「普通の、とか、生粋の、とか言っているが、端的に説明すると?」
「俺が魔導士だからできている薬もありそうですね」
「となると、クロウの薬は普通の薬だと思っていたが、魔法薬に分類されるのがほとんどだと?」
「薬自体に魔法をこめてないのも多いので、魔法薬という分類にはあてはまらないとは思いますが、魔法を使って作っていると言った表現が近いのかもしれませんね。材料の加工とか保存方法とか混ぜ方とかに。魔法がなくても作れるとは思いますが」
「あー、でも、帝国では魔法で作った薬も魔法薬の分類になるから魔法薬でいいんじゃねえか?」
「国が変われば魔法薬の定義も変わりますか。リンク王国の魔法薬は高価なものですよ。治療魔法と同じく」
リンク王国では俺が作り、今も作っているアレらは魔法薬の分類ではなかった。カテゴリーは一般薬の範囲内である。
もちろん、俺が魔法をこめたものなら魔法薬に分類され、その魔法薬も王宮に納品していた。リンク王国では魔法薬は魔導士が作るもの、一般薬は薬師が作るものと区別はされている。
それなのに、一般薬に対しても人一倍文句を言うのも王宮である。なぜ一般薬もまた宮廷魔導士団が手配することになったのか、意味が分からなかったが。薬で一括りにされたのか。
「帝国では魔法薬は効能によりけりで値段は変わる。魔法薬の効果が一般薬と変わらないものはそれだけの価格でしか売買されない」
「リンク王国で言われている魔法薬って万能薬やら若返りの薬やら眉唾ものの薬もありますよ」
万能と名がついていてもさすがに万能ではない万能薬で、傷口が塞がる程度の薬である。
若返りの薬は若返るほどの力はなく、できるだけ現状維持を頑張る薬である。
高価そうに、効果がありそうに演出するのもまた上級魔導士である。
魔法薬というのは貴族が欲しがるため、治療魔法よりお高い代物もある。
「リンク王国でそういうものをお前が作るから、こっちの薬師も目を光らせるんだろ」
「効能が名前負けしているのは上級魔導士が作ったもので、俺は少々手伝っただけです。平民がそんな大層な名称つけたら、物理的に首が飛びますよ。普通に俺が作ったのは傷薬とかお肌の美容薬とかそんな感じの名前で納品してました」
「、、、どちらもすごい効能を持っているから、今のリンク王国の混乱はすさまじいものになっているんだな」
「王宮は薬師を雇っていませんでしたからね。後進を育てるのを怠れば薬が供給されなくなるのは自明の理ですから」
「それをリンク王国の王族は何でわからなかったんだろうなあ。本当に不思議だよ」
ナナキ氏が俺をじっと見ながら言う。
本当に不思議と思ってますか?
「でさ、もしかしたら、」
ナナキ氏の視線が俺の持っているテキストに移った。
やや苦笑いをしながら。
「もしかしたら、試験を受けなくとも巻き込まれるかもしれない」
「薬師の国家資格を持たなくとも、ということですか?」
「いや、試験を受けなくとも、リンク王国での功績で薬師の認定をクロウに与えるかもしれない」
「、、、皇帝陛下がですか?」
皇帝ならゴリ押しできるだろうが、俺をそんなに薬師に仕立て上げたいだろうか?
「国家資格だから皇帝陛下が絡んでいるように思えるが、管理しているのは別の組織、薬師協会だ」
「まあ、国家資格だからと言って年間に新しい薬師が数多く誕生するのでしょうし、他の国家資格だってありますから、皇帝が面倒見切れるわけもないですよね」
「その組織の上にいるのが、皇后殿下だ」
本来ならその皇后殿下もお飾りなのだろうが。
「ああ、なるほど。腰痛の薬のお得意様でしたね」
「厄介なのがわかってもらえたようでなにより」
「美容薬はご婦人から大人気ですからねえ」
女性の熱意は怖いのだ。
お肌に対してなら、目の前にいるナナキ氏もだが。
ナナキ氏がこの話を俺に持って来ることになったのは、そのことを皇后に見抜かれているからじゃねえ?
感想
あなたにおすすめの小説
王妃教育を辞退したら「困る」と国王陛下が直接迎えに来ました ~婚約破棄された私に、王太子ではなく国王陛下が求婚してきます〜
由香【全一話完結】
王太子の心変わりによって婚約を破棄された侯爵令嬢リリアーナ。
十年以上受け続けた王妃教育も辞退し、ようやく自由になれると思っていた。
ところが数日後、侯爵家を訪れたのは国王陛下本人。
「王妃教育を辞退されると困る。私の妃になってほしい」
努力を踏みにじった王太子はすべてを失い、選ばれたのは誠実に生きてきた彼女だった。
これは、年上国王に溺愛されながら、世界一幸せな王妃になるまでの逆転ラブストーリー。
【完結】転生したら人間辞めてました?
エウラ俺は日本の大学生だったと思う。
ある日突然、ガリガリボロボロの子供の身体で人っ子一人いない深い森の中で目が覚めた。その身体で生きた記憶もない状態。大学生だった自分の名前や家族構成、友人なども覚えていない。
ここで生きるための知識もなく途方に暮れていると、冒険者だという男が偶然現れて保護してくれた。
彼にお世話になりながら自立していこうと意気込む俺と、世話はするが自立させたくない男。
そして俺は自分が何者かを知って、流されるように男と暮らすことになる。
男だけの世界。誰でも子供ができるけど、出産の描写はないです。
駆け足で完結までザッと書いて投稿しましたのでもしかしたら誤字脱字があるかと思いますが、見つけ次第修正します。
誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
【BL】記憶喪失中に「男の婚約者なんて気持ち悪い」と僕を蔑んだ元婚約者へ。お望み通り消えてあげましたので、今更記憶が戻ったと泣きつかれても
かがみゆえ記憶を失った婚約者・アルヴィンから向けられたのは、見知らぬ他人を見るような冷たい視線と容赦ない罵倒の日々だった。
それでも「記憶が戻れば、あの優しい彼に戻るはず」と耐え続けたニコラス。
しかし、アルヴィンがみんなの前でニコラスの手紙を破りながら嘲笑した時、ついに限界を迎える。
「僕が愛したアルヴィンは、あの日死んだんだ」
誰も信じられなくなったニコラスは隣国へ留学することになった。
留学先で過去を乗り越え、新しい幸福を掴んだニコラス。
そこへ「記憶が戻った」と涙を流すアルヴィンが現れるが、すでにニコラスの心には少しの情も残ってなくて―――……。
可愛い治癒師だと思われていますが、最強勇者を落として嫁にもらいます
由香【全一話完結】
「君は守られる側だから。」
そう言って過保護に接してくる最強勇者レオンに、治癒師ノエルは今日も恋をする。
けれど、可愛いだけの治癒師なんて大間違い。
神獣に愛された最強治癒師の目標はただ一つ。
世界最強の勇者を口説き落として、お嫁さんにもらうこと。
もふもふ神獣も恋の応援中!
溺愛&勘違い満載の異世界BL、開幕!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
「役立たず」と離婚された侯爵夫人ですが、実家が世界一のお金持ちでした
由香「役立たず」と言われ、愛人のために離婚を突きつけられた侯爵夫人エレノア。
だが、夫は知らなかった。
彼女の実家が、王国どころか世界一の財閥だったことを。
離婚と同時に援助は打ち切られ、侯爵家はあっという間に崩壊。
破産寸前となった元夫は土下座で復縁を懇願するが…。
「申し訳ありません。そのお願いは、お断りします。」
これは、支える側だった令嬢が本当の幸せを手に入れる、痛快ざまぁストーリー。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中