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2章 帝国の呪い
2-30 猜疑心を利用する
ちっこいエセルの一匹と、ある物語二十一巻の感想を言い合っていたら、クロウ様は行間の読み込みが足りませぬー、もう一度読んでくださいましー、と言われてしまった。
というわけで、本日は読書。
この物語は推理もので、男性同士の恋愛が描かれている。
兄弟が敵の関係。結ばれることはないとわかっていながら、お互いを密かに想い合い、事件は多発し巻き込まれる。
どう読んでも、アッシェン家のシエルドとクーリミオンの双子がイメージで出てきてしまう。
それはそれで面白いのだが。
おそらく、ちっこいエセルとの齟齬はこういうところから生まれてきている。
結ばれないまま、というより、お互いがお互いの感情をまったく知らぬまま終わる可能性さえある今日この頃。
現実では恨まれるだけなので、お節介なんて焼かない方が幸せなのである。
気づいてしまっても何もしない、コレが正解。
「クロウ、」
「お?」
ガシャンと鉄格子を握って、俺に声をかけてきたのはルッツ副隊長。
ベッドで茶をしばきながら読書しようとしていたので完全なる寛ぎモード。
前は木の板をテーブルにしていたが、シングルベッドと寝具一式を贈られたとき、小さなテーブルが添えられていた。
うーん、もうそろそろ介護に必要と思われているんですかね?
このくらいのテーブルって、ベッドに横になりながら食事するのにちょうどいいサイズ。
しくしくしく。もう、俺、そんな年齢かー。介護を心配される年齢なのかー。だよねー。悲しくなったので、何も反論せずにありがたくいただいておいた。
ごくごく普通に、え、いるでしょ、ああ、うん、まだ必要なかったねー、仕方ないから回収、みたいな生温かい反応されちゃうとグサグサと心をえぐるからね。
なので、お茶を引っ繰り返すというオチもなく立ち上がろうとした。
が、手で制される。
「ルッツ副隊長、どうされました?」
薬の注文でも間に合わなかったのかな。
夕食後のひととき。
もうそろそろ帝国の軍人たちの性欲も騒ぎ出す頃だ。
「今日はこちらにいるんだな」
「ええ、読書しようと思いまして」
いつもセリムのダブルベッドを占領しているわけではない。せいぜい二日に一回。。。いや、充分多いか?
皇帝に呼ばれて居酒屋に行くときはセリムを誘うことになっているので、そうならざるえない。
帝都の夜道は一人歩きでも大丈夫なのに、牢獄内の夜道を歩く方が襲われそうなのは不思議である。筋肉ついてないのがわかれば即返品されるのなら良いが、酔っていると見境ない者も多い。
穴さえ開いていれば問題なし、とか言われたら怖い。
安全のためには慎重に慎重を重ねて行動しなければ。
セリムが嫌がる素振りもないので、ついつい甘えてしまうのであーる。
「わざとポシュを焚きつけなかったか?アレは絶対に皇帝に突撃するぞ」
ああ、そっちか。
ルッツ副隊長も帝国の軍人とはいえ心配しているんだな。人として。
「絶対にしますね」
「完全に拘束されるぞ」
「ま、ポシュは殺しても死なないので大丈夫でしょう」
じゃないと、さすがに俺も鬼ではないので頼まない。
ポシュの内在する黒ワンコたちの数が数なので帝国内では勝てる者などいないだろう。黒ワンコちゃんたち様様である。
ポシュは魔力量が多いので、黒ワンコたちも潤沢に潤っているのである。身を守る程度は普通にしてくれるだろう。
「、、、あと、本当なのか、アレ」
「帝国の呪いの解除方法ですか。初代皇帝がはじめたのだから、普通に察せられると思うんですけどねえ」
「そういうものか?敵国の者が知ったなら喜んで解呪をすると思うんだが、帝国が弱体化することにもつながるのだし」
「ええ、オルド帝国の者ならそう思いますよね。ちょうどいい駒たちがここにいるじゃないですか。罪をなすりつけるのにはうってつけの」
「、、、あっ、そういうことだったのか。何で皇帝がクロウに罪を押しつけるのかと思っていたら。恩という借りをすべて踏み倒すためかと思った」
解説が少し足りなかったかな?
ポシュには、、、ポシュの黒ワンコには伝わっていたようなので、大丈夫だろう、きっと。知識を補完してくれるさ、たぶん。
ところで、ルッツ副隊長、俺たちが敵国の捕虜だってちゃんと記憶している?
今、思い出してない?
大丈夫?
俺にそんなこと問われたくはないだろうから、口には出さないけど。
この牢獄生活も嫌よ嫌よも好きのうちになってしまって快楽にハマり、牢獄生活がなくなる方が困りそうだ、この人。
「そういえば、ルッツ副隊長は神の愛し子なんですよね」
「え、ああ、剣技に愛されし者となっているが」
「なのに、何で第四王子部隊に所属したのですか?」
「上から命令されたからだが」
何で今さらって顔しているけど、今さらか?
特に聞く機会がなかったからなのだが。
神の愛し子はどこの国でも欲しがる能力者である。
国に運良くいればめっけものなのに、廃棄するバカがどこにいる。
「剣技に愛されし者なのに?上はそのことを知っていたのですよね?」
「知っていたはずだけど、度忘れしたんじゃないのか」
ルッツ副隊長はあっさりと言うけど、度忘れして良い情報ではない。
今さらだけどリンク王国っておかしくない?
モテるからって私情で最大戦力を殺す戦略立てるのは、もうすでに国として敗北を意味している気がする。
そもそも、この第四王子部隊自体がリンク王国の最高戦力の騎士たちの部隊だし。
何かが間違っていたとしか思えない。
そういや、帝国の密偵ネルタがいたのだから、様々な国がリンク王国を内部から破壊するために裏工作した線もあるのか。
普通、ヤッカミだらけでも国の最高戦力を特攻隊として消そうとは思わないよなあ。せいぜい数人程度に抑えて、後は本当の役立たずを揃えるはずだ。
今後の国の防衛が大変になるってわかりきっているのだから。
最底辺の黒髪の平民だってそのくらいの知識はあるのだから、上層部がわかってないとおかしい。それなりの報酬をもらっているんだから、仕事はしっかりしてほしい。
国王や高位貴族らの上層部自体が精神操作の魔法でも受けていたのだろうか。それとも私利私欲に目が眩んで、国がどうなっても良かったのか。
「、、、怖いこともあるものですね」
それしか言いようがない。
神の愛し子を粗末に扱うなんて、謎を通り越してホラーや怪談話より怖い。
しかも、貴族で、その才が努力によって開花している者を。
帝国は労せず神の愛し子を手に入れた。
神の愛し子が帝国に協力しなくとも、他国のものとなるよりはマシなのだ。
「なあ、クロウ、お前はセリムをどうして受け入れた?」
ルッツ副隊長は真面目な顔をして聞いてくる。
ちなみに牢の扉の鍵は開いているので、普通にどこの牢でも入れたりする。もちろん俺の牢も鍵が開いているが、俺のところだけは鍵がかかっていると勘違いしているのか誰も入ってこない。幸せだ。
「セリムは俺のことを対等な存在として扱ってくれるから、妻子も認めてくれたんでしょうね」
「えっと?」
「死んでも一緒にいてくれるのなら最高じゃないですか。妻子には先立たれたので、寂しかったんですよね。一緒に会いに行けますよ」
「あの、」
「ルッツ副隊長、後ろの方々がお待ちかねのようですよ」
「あ、」
ルッツ副隊長の牢の前には数人が待っていた。
一応、会話が終わるまで待っていてくれたようだ。
俺がセリムを選ばないわけがない。
どうして選ばない理由があるというのだろう。
牢獄内に帝国の軍人たちの姿が増え始め、いつも通り喘ぎ声が響き渡る。
俺は静かに本を読み始めた。
「クロウっ、お前、俺をハメたなっ」
牢獄内に大声が響き渡り、すべての軍人が動きをとめる。
そう、すべての。
性欲を貪りまくっていた者たちが一斉に。あられもない姿で。
超かわいそう。
俺は本を開いたまま牢の外側を見た。見たくなかったが仕方ない。
皇帝が俺の牢の鉄格子を怒りの表情で両手で握ってガッチャガッチャと揺さぶっている。
皇帝は黒軍服のマントあり。正装でこの牢獄に入ってきやがったのだ。驚いたのは俺ではなく、快楽に浸っていた帝国の軍人の方である。
こんな中で誰も臣下の礼をしろなんて言わんだろ、おそらく。
「何のことでしょう?」
一応笑顔で聞く。
ポシュが突撃した、というのは容易に推測できる。
「ポシュの中で俺が悪者に仕立て上げられたぞっ。どうやったらそこまで策謀を巡らせやがるんだっ」
「いったい何のことだか」
「お前が推測した通りになったぞ。面白いかっ」
ああ。
「、、、いや、アホらしすぎる」
正直な感想が口から漏れてしまった。
「クっロっウーーーーーっっ」
余計怒らせたみたいだな。
ガシャガシャとさらに騒音を立てた。鉄格子壊すなよー。脱獄するぞ。というか鍵のかかってない扉があるから、そちらを使え。
皇帝もポシュも言動が読みやすい。
皇帝ならこう言っちゃうんじゃないのー、と推測したことがことごとく当たってしまった結果、ポシュをメーデに拘束させてしまって、ポシュの皇帝への信頼も綺麗に失われてしまったということかー。
それで合ってる?黒ワンコちゃんたち。
皇帝の後ろからこっそりつけてきた三匹がうんうん頷いてくれた。
アホですな。やっぱり。
為政者なんだからどこかで気づけよ。軌道修正かけようよ。
お前らは台本見てないのに、俺の台本通り動いてビックリだよ。
というわけで、本日は読書。
この物語は推理もので、男性同士の恋愛が描かれている。
兄弟が敵の関係。結ばれることはないとわかっていながら、お互いを密かに想い合い、事件は多発し巻き込まれる。
どう読んでも、アッシェン家のシエルドとクーリミオンの双子がイメージで出てきてしまう。
それはそれで面白いのだが。
おそらく、ちっこいエセルとの齟齬はこういうところから生まれてきている。
結ばれないまま、というより、お互いがお互いの感情をまったく知らぬまま終わる可能性さえある今日この頃。
現実では恨まれるだけなので、お節介なんて焼かない方が幸せなのである。
気づいてしまっても何もしない、コレが正解。
「クロウ、」
「お?」
ガシャンと鉄格子を握って、俺に声をかけてきたのはルッツ副隊長。
ベッドで茶をしばきながら読書しようとしていたので完全なる寛ぎモード。
前は木の板をテーブルにしていたが、シングルベッドと寝具一式を贈られたとき、小さなテーブルが添えられていた。
うーん、もうそろそろ介護に必要と思われているんですかね?
このくらいのテーブルって、ベッドに横になりながら食事するのにちょうどいいサイズ。
しくしくしく。もう、俺、そんな年齢かー。介護を心配される年齢なのかー。だよねー。悲しくなったので、何も反論せずにありがたくいただいておいた。
ごくごく普通に、え、いるでしょ、ああ、うん、まだ必要なかったねー、仕方ないから回収、みたいな生温かい反応されちゃうとグサグサと心をえぐるからね。
なので、お茶を引っ繰り返すというオチもなく立ち上がろうとした。
が、手で制される。
「ルッツ副隊長、どうされました?」
薬の注文でも間に合わなかったのかな。
夕食後のひととき。
もうそろそろ帝国の軍人たちの性欲も騒ぎ出す頃だ。
「今日はこちらにいるんだな」
「ええ、読書しようと思いまして」
いつもセリムのダブルベッドを占領しているわけではない。せいぜい二日に一回。。。いや、充分多いか?
皇帝に呼ばれて居酒屋に行くときはセリムを誘うことになっているので、そうならざるえない。
帝都の夜道は一人歩きでも大丈夫なのに、牢獄内の夜道を歩く方が襲われそうなのは不思議である。筋肉ついてないのがわかれば即返品されるのなら良いが、酔っていると見境ない者も多い。
穴さえ開いていれば問題なし、とか言われたら怖い。
安全のためには慎重に慎重を重ねて行動しなければ。
セリムが嫌がる素振りもないので、ついつい甘えてしまうのであーる。
「わざとポシュを焚きつけなかったか?アレは絶対に皇帝に突撃するぞ」
ああ、そっちか。
ルッツ副隊長も帝国の軍人とはいえ心配しているんだな。人として。
「絶対にしますね」
「完全に拘束されるぞ」
「ま、ポシュは殺しても死なないので大丈夫でしょう」
じゃないと、さすがに俺も鬼ではないので頼まない。
ポシュの内在する黒ワンコたちの数が数なので帝国内では勝てる者などいないだろう。黒ワンコちゃんたち様様である。
ポシュは魔力量が多いので、黒ワンコたちも潤沢に潤っているのである。身を守る程度は普通にしてくれるだろう。
「、、、あと、本当なのか、アレ」
「帝国の呪いの解除方法ですか。初代皇帝がはじめたのだから、普通に察せられると思うんですけどねえ」
「そういうものか?敵国の者が知ったなら喜んで解呪をすると思うんだが、帝国が弱体化することにもつながるのだし」
「ええ、オルド帝国の者ならそう思いますよね。ちょうどいい駒たちがここにいるじゃないですか。罪をなすりつけるのにはうってつけの」
「、、、あっ、そういうことだったのか。何で皇帝がクロウに罪を押しつけるのかと思っていたら。恩という借りをすべて踏み倒すためかと思った」
解説が少し足りなかったかな?
ポシュには、、、ポシュの黒ワンコには伝わっていたようなので、大丈夫だろう、きっと。知識を補完してくれるさ、たぶん。
ところで、ルッツ副隊長、俺たちが敵国の捕虜だってちゃんと記憶している?
今、思い出してない?
大丈夫?
俺にそんなこと問われたくはないだろうから、口には出さないけど。
この牢獄生活も嫌よ嫌よも好きのうちになってしまって快楽にハマり、牢獄生活がなくなる方が困りそうだ、この人。
「そういえば、ルッツ副隊長は神の愛し子なんですよね」
「え、ああ、剣技に愛されし者となっているが」
「なのに、何で第四王子部隊に所属したのですか?」
「上から命令されたからだが」
何で今さらって顔しているけど、今さらか?
特に聞く機会がなかったからなのだが。
神の愛し子はどこの国でも欲しがる能力者である。
国に運良くいればめっけものなのに、廃棄するバカがどこにいる。
「剣技に愛されし者なのに?上はそのことを知っていたのですよね?」
「知っていたはずだけど、度忘れしたんじゃないのか」
ルッツ副隊長はあっさりと言うけど、度忘れして良い情報ではない。
今さらだけどリンク王国っておかしくない?
モテるからって私情で最大戦力を殺す戦略立てるのは、もうすでに国として敗北を意味している気がする。
そもそも、この第四王子部隊自体がリンク王国の最高戦力の騎士たちの部隊だし。
何かが間違っていたとしか思えない。
そういや、帝国の密偵ネルタがいたのだから、様々な国がリンク王国を内部から破壊するために裏工作した線もあるのか。
普通、ヤッカミだらけでも国の最高戦力を特攻隊として消そうとは思わないよなあ。せいぜい数人程度に抑えて、後は本当の役立たずを揃えるはずだ。
今後の国の防衛が大変になるってわかりきっているのだから。
最底辺の黒髪の平民だってそのくらいの知識はあるのだから、上層部がわかってないとおかしい。それなりの報酬をもらっているんだから、仕事はしっかりしてほしい。
国王や高位貴族らの上層部自体が精神操作の魔法でも受けていたのだろうか。それとも私利私欲に目が眩んで、国がどうなっても良かったのか。
「、、、怖いこともあるものですね」
それしか言いようがない。
神の愛し子を粗末に扱うなんて、謎を通り越してホラーや怪談話より怖い。
しかも、貴族で、その才が努力によって開花している者を。
帝国は労せず神の愛し子を手に入れた。
神の愛し子が帝国に協力しなくとも、他国のものとなるよりはマシなのだ。
「なあ、クロウ、お前はセリムをどうして受け入れた?」
ルッツ副隊長は真面目な顔をして聞いてくる。
ちなみに牢の扉の鍵は開いているので、普通にどこの牢でも入れたりする。もちろん俺の牢も鍵が開いているが、俺のところだけは鍵がかかっていると勘違いしているのか誰も入ってこない。幸せだ。
「セリムは俺のことを対等な存在として扱ってくれるから、妻子も認めてくれたんでしょうね」
「えっと?」
「死んでも一緒にいてくれるのなら最高じゃないですか。妻子には先立たれたので、寂しかったんですよね。一緒に会いに行けますよ」
「あの、」
「ルッツ副隊長、後ろの方々がお待ちかねのようですよ」
「あ、」
ルッツ副隊長の牢の前には数人が待っていた。
一応、会話が終わるまで待っていてくれたようだ。
俺がセリムを選ばないわけがない。
どうして選ばない理由があるというのだろう。
牢獄内に帝国の軍人たちの姿が増え始め、いつも通り喘ぎ声が響き渡る。
俺は静かに本を読み始めた。
「クロウっ、お前、俺をハメたなっ」
牢獄内に大声が響き渡り、すべての軍人が動きをとめる。
そう、すべての。
性欲を貪りまくっていた者たちが一斉に。あられもない姿で。
超かわいそう。
俺は本を開いたまま牢の外側を見た。見たくなかったが仕方ない。
皇帝が俺の牢の鉄格子を怒りの表情で両手で握ってガッチャガッチャと揺さぶっている。
皇帝は黒軍服のマントあり。正装でこの牢獄に入ってきやがったのだ。驚いたのは俺ではなく、快楽に浸っていた帝国の軍人の方である。
こんな中で誰も臣下の礼をしろなんて言わんだろ、おそらく。
「何のことでしょう?」
一応笑顔で聞く。
ポシュが突撃した、というのは容易に推測できる。
「ポシュの中で俺が悪者に仕立て上げられたぞっ。どうやったらそこまで策謀を巡らせやがるんだっ」
「いったい何のことだか」
「お前が推測した通りになったぞ。面白いかっ」
ああ。
「、、、いや、アホらしすぎる」
正直な感想が口から漏れてしまった。
「クっロっウーーーーーっっ」
余計怒らせたみたいだな。
ガシャガシャとさらに騒音を立てた。鉄格子壊すなよー。脱獄するぞ。というか鍵のかかってない扉があるから、そちらを使え。
皇帝もポシュも言動が読みやすい。
皇帝ならこう言っちゃうんじゃないのー、と推測したことがことごとく当たってしまった結果、ポシュをメーデに拘束させてしまって、ポシュの皇帝への信頼も綺麗に失われてしまったということかー。
それで合ってる?黒ワンコちゃんたち。
皇帝の後ろからこっそりつけてきた三匹がうんうん頷いてくれた。
アホですな。やっぱり。
為政者なんだからどこかで気づけよ。軌道修正かけようよ。
お前らは台本見てないのに、俺の台本通り動いてビックリだよ。
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