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入院26日目
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「ここはキャバクラなの?」
私は自分が分からなくなって来た。
後から後から芸能人みたいな美人ナースがやって来る。
もう誰に「パンツちょうだい」と言ったかも忘れてしまうほどであった。
「ねえねえ、パンツちょうだい」
「この前あげたでしょ」
「そうだっけ?」
「もー、これが最後だからね?
大切にするのよ」
と、顔を拭くあったかい紙ナプキンを渡された。
どうりでベッドテーブルに紙ナプキンが溢れているわけだ。
私が「パンツパンツ!」と騒ぐので、ナースたちが示し合わせてそうしているようだった。
私は紙ナプキンをぶちまけた。
「こんなのパンティじゃない!」
「あーあ、ダメよ、パンツを粗末にしちゃ」
私はせん妄症状になりかけていた。
「ここは病院だよね?」
「そうよ、お爺ちゃん」
そして今日、私は自分の目を疑った。
私にはある特殊能力があった。
それは乳輪、乳頭の色と形、アンダーヘアの毛質と生え具合、栗とリスさんの大きさを言い当てるというものだった。
ウソだと思うなら後で一緒に裸になって答え合わせをしても構わない。
もしもま○こが一、間違っていたらごめんなさい。
あっ、ま○こが一じゃなく、万が一だからね? 漫画が一でもないよ。
あれ、何の話だったっけ?
そうそう自分の目を疑ったという話。
「夜勤の菜々緒です」
ドストライク! 惚れた!
インテリジェンス溢れるチタニウムの黒縁メガネに髪をお団子にした黒髪細面の色白美人。
テキーロパキーロと仕事をこなしている。
(若いのにベテランだな?)
「看護師さんは初めてだよね?」
「毎日来てるんですけど中にいる事が多いんです」
「エライ人なんだ」
「あはははは」
爽やかに笑う菜々緒。
「年末だから後輩ナースさんが彼氏さんとずっこんばっこんの時間を作ってあげようとしたんだね?」
「たまたまですよ、歳だけは上なので」
「えっ、20代じゃないの?」
「まさか」
「30?」
「うれしいけど40越えてます」
「アラウンド・フォーティ・・・」
私は危うく心臓が止まりそうになり、ADE装置を探したほどである。
「付き合って下さい!」
「ごめんなさい」
私の恋は一瞬で終わった。
私は自分が分からなくなって来た。
後から後から芸能人みたいな美人ナースがやって来る。
もう誰に「パンツちょうだい」と言ったかも忘れてしまうほどであった。
「ねえねえ、パンツちょうだい」
「この前あげたでしょ」
「そうだっけ?」
「もー、これが最後だからね?
大切にするのよ」
と、顔を拭くあったかい紙ナプキンを渡された。
どうりでベッドテーブルに紙ナプキンが溢れているわけだ。
私が「パンツパンツ!」と騒ぐので、ナースたちが示し合わせてそうしているようだった。
私は紙ナプキンをぶちまけた。
「こんなのパンティじゃない!」
「あーあ、ダメよ、パンツを粗末にしちゃ」
私はせん妄症状になりかけていた。
「ここは病院だよね?」
「そうよ、お爺ちゃん」
そして今日、私は自分の目を疑った。
私にはある特殊能力があった。
それは乳輪、乳頭の色と形、アンダーヘアの毛質と生え具合、栗とリスさんの大きさを言い当てるというものだった。
ウソだと思うなら後で一緒に裸になって答え合わせをしても構わない。
もしもま○こが一、間違っていたらごめんなさい。
あっ、ま○こが一じゃなく、万が一だからね? 漫画が一でもないよ。
あれ、何の話だったっけ?
そうそう自分の目を疑ったという話。
「夜勤の菜々緒です」
ドストライク! 惚れた!
インテリジェンス溢れるチタニウムの黒縁メガネに髪をお団子にした黒髪細面の色白美人。
テキーロパキーロと仕事をこなしている。
(若いのにベテランだな?)
「看護師さんは初めてだよね?」
「毎日来てるんですけど中にいる事が多いんです」
「エライ人なんだ」
「あはははは」
爽やかに笑う菜々緒。
「年末だから後輩ナースさんが彼氏さんとずっこんばっこんの時間を作ってあげようとしたんだね?」
「たまたまですよ、歳だけは上なので」
「えっ、20代じゃないの?」
「まさか」
「30?」
「うれしいけど40越えてます」
「アラウンド・フォーティ・・・」
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「付き合って下さい!」
「ごめんなさい」
私の恋は一瞬で終わった。
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