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大司教様の治療
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その後、大司教様と領主が世間話をしてから帰った。
教会は世情の事にも詳しくなきゃいけないんだね、大変。
「サチ様、昨日からありがとうございます。世界が1日で変わりましたよ。若いって凄いですなぁ」
まだ、おっさんくささが抜けない大司教様。
若年寄りみたいだよ。
1日じゃそんなもんか。
ぴっとりとコアラの赤ちゃんみたいに大司教様に引っ付く。
帰りの馬車も涼しいよ。
大司教様があやすように撫でてくれるのが心地良い。
お昼寝してないからうとうとしてたら、教会に着いたようだ。
大司教様に抱っこされて馬車を降りる。
そのまま礼拝堂を歩いていると叫ぶように呼ばれた。
大司教様が。
「大司教様! いいところに! 治癒院に運ばれてきた患者さんの容態が良くならないんです。大司教に来ていただければ、きっと良くなります! 来てください! お願いします!」
司教だろう女性が大司教様に救いを求める。
大司教様は仕事の顔になって応じた。
「分かりました。治癒院に行きます。案内してください」
「はい! こちらです!」
治癒院は教会と同じ建物だけど、入り口が違った。
より外部から入りやすくなっている。
掃除しても取れない匂いなのか、ちょっとカビ臭い。
〈匂いよ消えろ! 治癒院よ綺麗になれ!〉
一瞬で治癒院が綺麗になった。
司教の女性も大司教様も驚いている。
「これは、サチ様が?」
「しょうでしゅ。ちゆいんは、しぇいけつじゃにゃけりぇば、いけましぇん」
伝わるかな? 清潔って言えなかった。
「そうですね。今度から掃除を徹底させましょう」
女性の司教の顔が引き攣った。
掃除は嫌なんだろうな。
「この部屋です! 骨折や見える怪我は治療したのに痛いみたいでずっと苦しんでいるんです!」
怪我をして素早く運び込まれたのか、入り口から近い部屋にベッドに寝かされた男がいたが、お腹が痛いのか両手で押さえてずっと唸りながら「痛い、痛い」と汗をかいて苦しがっている。
「この方はどうやって怪我をしました?」
「大工の棟梁の方で、2階の屋根の高さから落ちたそうです」
サチが患者を能力で見てみると内臓出血だ。
臓器が破裂している!
「だいしきょしゃま!」
様子を見ていた大司教様も気がついたようだ。
「そうですね。内臓が損傷しているのでしょう。創造神様からいただいたお力でどれだけの事が出来るか」
大司教様が私を椅子に下ろして、患者の隣に行き神聖魔法の治癒を使う。
大司教様の神力の力が見える。
神聖魔法を使用して内臓を修復している。
元々の大司教様の力なのか、それとも創造神様からいただいた力なのかは分からないけど、徐々に傷が治り、臓器が再生されている。
今、完璧に治った。
患者の呻き声はもう聞こえない。
大司教様がいなければ危ない所だった。
「これでいいでしょう。治りましたが傷以外から体力を持ってきています。養生してから帰るようにさせてください」
治癒を見守っていた神官達と同僚がお礼と感想を口々に言う。
その一つ一つに応える大司教様は教会の鏡だった。
私は疲れただろう大司教様に飛んでついていく。
礼拝堂で大司教様が祈った。
私もその隣で座って祈る。
大司教様が立ち上がり、私を抱っこして歩いて行く。
疲れて無いのかな?
大司教様の部屋に戻ると大司教様が叫んだ!
「ああ! もう! 何て力だ! 素晴らしい! 創造神様に感謝を!」
私を下ろして、また祈っている。
治療中に創造神様のお力を感じられたようだ。
よかった。
加護を貰った時に倒れ損じゃなかったみたいで。
私がにこにこ見ていると抱きしめてきた。
「サチ様の、サチ様のおかげですぞ! ありがとうございます! 私は、また一つ壁を破りました!」
乗り越えたんじゃなくって、破ったんだ。
力技だなぁ。
あ、でも、創造神様のお力って乗り越えると言うよりも力でごり押しするって言う方があっているかもしれない。
力押し。
神様が、何かすると大事になるから私がこの世界に来たのかもしれない。
3つある神の奇跡は全部大事だからね。
全部、滅亡系。
大司教様の気が済むまで振り回されたサチは、今日は大司教様とお風呂に入った。
大司教様は丁寧に洗ってくれて、小さい子供のお世話は慣れていないみたいだけど、綺麗に洗ってくれた。
大司教様と隣あって湯船に浸かる。
大司教様、身体もぴちぴちになってドキッとしちゃったぞ。
スクリナも一緒だけどね。
スクリナはねぇ、40歳くらいの男性で、身長は大司教様と同じくらいの、ん~180cmくらいかな? 髪は青くて瞳も青い。
明るい色だけどね。
階級は司教らしいよ。
好きで大司教様のお世話をしているらしい。
大司教様のシンパだ。
大司教様はねぇ、長髪を普段はくくっていて、若返ったらおでこ側に短い髪が生えちゃった。
ぷふっ。
笑っちゃいけないけど笑っちゃう。
それが前髪みたいになってて幼く見える。
髪は艶のある黒で馴染み深い。
目は翡翠色みたいで綺麗だ。
結婚してないのが勿体ない。
若くなったから、ワンチャンあるかもよ?
教会は世情の事にも詳しくなきゃいけないんだね、大変。
「サチ様、昨日からありがとうございます。世界が1日で変わりましたよ。若いって凄いですなぁ」
まだ、おっさんくささが抜けない大司教様。
若年寄りみたいだよ。
1日じゃそんなもんか。
ぴっとりとコアラの赤ちゃんみたいに大司教様に引っ付く。
帰りの馬車も涼しいよ。
大司教様があやすように撫でてくれるのが心地良い。
お昼寝してないからうとうとしてたら、教会に着いたようだ。
大司教様に抱っこされて馬車を降りる。
そのまま礼拝堂を歩いていると叫ぶように呼ばれた。
大司教様が。
「大司教様! いいところに! 治癒院に運ばれてきた患者さんの容態が良くならないんです。大司教に来ていただければ、きっと良くなります! 来てください! お願いします!」
司教だろう女性が大司教様に救いを求める。
大司教様は仕事の顔になって応じた。
「分かりました。治癒院に行きます。案内してください」
「はい! こちらです!」
治癒院は教会と同じ建物だけど、入り口が違った。
より外部から入りやすくなっている。
掃除しても取れない匂いなのか、ちょっとカビ臭い。
〈匂いよ消えろ! 治癒院よ綺麗になれ!〉
一瞬で治癒院が綺麗になった。
司教の女性も大司教様も驚いている。
「これは、サチ様が?」
「しょうでしゅ。ちゆいんは、しぇいけつじゃにゃけりぇば、いけましぇん」
伝わるかな? 清潔って言えなかった。
「そうですね。今度から掃除を徹底させましょう」
女性の司教の顔が引き攣った。
掃除は嫌なんだろうな。
「この部屋です! 骨折や見える怪我は治療したのに痛いみたいでずっと苦しんでいるんです!」
怪我をして素早く運び込まれたのか、入り口から近い部屋にベッドに寝かされた男がいたが、お腹が痛いのか両手で押さえてずっと唸りながら「痛い、痛い」と汗をかいて苦しがっている。
「この方はどうやって怪我をしました?」
「大工の棟梁の方で、2階の屋根の高さから落ちたそうです」
サチが患者を能力で見てみると内臓出血だ。
臓器が破裂している!
「だいしきょしゃま!」
様子を見ていた大司教様も気がついたようだ。
「そうですね。内臓が損傷しているのでしょう。創造神様からいただいたお力でどれだけの事が出来るか」
大司教様が私を椅子に下ろして、患者の隣に行き神聖魔法の治癒を使う。
大司教様の神力の力が見える。
神聖魔法を使用して内臓を修復している。
元々の大司教様の力なのか、それとも創造神様からいただいた力なのかは分からないけど、徐々に傷が治り、臓器が再生されている。
今、完璧に治った。
患者の呻き声はもう聞こえない。
大司教様がいなければ危ない所だった。
「これでいいでしょう。治りましたが傷以外から体力を持ってきています。養生してから帰るようにさせてください」
治癒を見守っていた神官達と同僚がお礼と感想を口々に言う。
その一つ一つに応える大司教様は教会の鏡だった。
私は疲れただろう大司教様に飛んでついていく。
礼拝堂で大司教様が祈った。
私もその隣で座って祈る。
大司教様が立ち上がり、私を抱っこして歩いて行く。
疲れて無いのかな?
大司教様の部屋に戻ると大司教様が叫んだ!
「ああ! もう! 何て力だ! 素晴らしい! 創造神様に感謝を!」
私を下ろして、また祈っている。
治療中に創造神様のお力を感じられたようだ。
よかった。
加護を貰った時に倒れ損じゃなかったみたいで。
私がにこにこ見ていると抱きしめてきた。
「サチ様の、サチ様のおかげですぞ! ありがとうございます! 私は、また一つ壁を破りました!」
乗り越えたんじゃなくって、破ったんだ。
力技だなぁ。
あ、でも、創造神様のお力って乗り越えると言うよりも力でごり押しするって言う方があっているかもしれない。
力押し。
神様が、何かすると大事になるから私がこの世界に来たのかもしれない。
3つある神の奇跡は全部大事だからね。
全部、滅亡系。
大司教様の気が済むまで振り回されたサチは、今日は大司教様とお風呂に入った。
大司教様は丁寧に洗ってくれて、小さい子供のお世話は慣れていないみたいだけど、綺麗に洗ってくれた。
大司教様と隣あって湯船に浸かる。
大司教様、身体もぴちぴちになってドキッとしちゃったぞ。
スクリナも一緒だけどね。
スクリナはねぇ、40歳くらいの男性で、身長は大司教様と同じくらいの、ん~180cmくらいかな? 髪は青くて瞳も青い。
明るい色だけどね。
階級は司教らしいよ。
好きで大司教様のお世話をしているらしい。
大司教様のシンパだ。
大司教様はねぇ、長髪を普段はくくっていて、若返ったらおでこ側に短い髪が生えちゃった。
ぷふっ。
笑っちゃいけないけど笑っちゃう。
それが前髪みたいになってて幼く見える。
髪は艶のある黒で馴染み深い。
目は翡翠色みたいで綺麗だ。
結婚してないのが勿体ない。
若くなったから、ワンチャンあるかもよ?
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