1歳児天使の異世界生活!

春爛漫

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部屋の模様替え

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 サチは魔素で動く時計を能力で作り出して、みんなに渡す。
 これで食事の時間がわかるだろう。
 いや、もっといろいろな時間がわかるだろうが。

 私は自分の部屋に入って、部屋のコーディネートをする。

 壁紙は薄いピンクにして、座り心地の良いソファセットに、サチの背丈に合う机を置く。
 これだけで大分部屋が明るくなった。
 あとは棚を置いて、ラビットちゃんの魔道具を置く。
 それと宝石の飾り棚を創造して宝石を並べる。
 うーん、良い!

 世界最大のダイヤモンド『カリナン』を創造して輝きが映えるように置く。
 ふぅ~、知識だけで作れるから便利だ。
 とっても綺麗。
 大きさも素晴らしい。
 さすが、2000億円以上もするダイヤモンド。
 創造神様に感謝だわー!
 創造神様! ありがとうございます!
この能力を授けてくれて!

 あとは、旦那がくれた結婚指輪。
 この輝きが1番好き。
 愛情がこもってる気がするから。
 コレクションに大事に並べる。
 ふむ、良い! あ~~! ぜ・い・た・く!

 あとは宝石で作った花を並べて。
 綺麗~。

 エメラルドの最高品質のブルーイッシュグリーンを創造する。
 あのクレオパトラが愛した宝石。
 ほぅ、ため息が出る。
 これも綺麗に展示する。

 あー! 満足! ベッドから見える位置だ。
 いいねぇ。
 宝石好きのサチにはたまらない。

 ラズの部屋に突撃しようっと!

 トントントン

「りゃずー! いりゅー?」

 ドアが開いた。

「どうしました? サチ様?」

「おへやのもようがえしゅりゅー?」

「していただけるのですか? お願いします」

 相変わらずラズはサチ語を理解している。

「かべはにゃにいりょがいい?」

「壁ですか。う~ん、薄い緑色がいいですかね?」

 薄緑の壁紙にする。
 ところどころに小さな花の模様をつけて。

「サチ様! 可愛すぎます!」

 花の模様に文句を言われたが返品はもちろん受け付けない。
 それと、ソファもいるね。
 ソファセットー♪ と机。
 それと手紙などを書く、硬い勉強机みたいな物。
 椅子は快適な座り心地を約束します。
 棚? 棚ね。
 木目調にして高級感を出す。
 うーん、良い。
 それと小さなキッチンが欲しいと? まめだね。
 造るけど。

 〈いでよ! ミニキッチン!〉

 ラズが珍しく満足そうだ。
 魔道具のケトルも用意してあげよう。
 あとは、食器棚も。
 それだと冷蔵庫もいるな。
 中に入っているものは時間停止にしよう! 腐る心配がない。
 あっ! 食器、食器~。
 綺麗なのからシックな物まで。
 包丁もまな板もいるか。
 冷蔵庫の中には、果物をこれでもか! とサチは創造して入れる。

 ふ~! 満足した。
 ラズが興味深くいろいろ見ている。
 あっ! お茶っ葉とティーポットがいるぞ! お茶っ葉は冷蔵庫に放り込んで、ティーポットは私が愛用していたガラスの物。
 お茶が入ると見えて綺麗なんだ。
 飛んで、そっと食器棚にしまう。

 そして、ラズの部屋を出る。

 次は、嫌な予感がするけど、カイザーの部屋!

 トントントン

「かいじゃー! いりゅー?」

 カイザーは部屋でくつろいでいたようで、すぐに扉を開けてくれた。

「なんだ? サチ様じゃねぇか。どうした? 模様替え? じゃあ、お願いしますわ」

 サチとわちゃわちゃと模様替えの相談をする。

「壁紙? 薄い青で。おお!綺麗だな。他に欲しい物? 酒を置く場所が欲しいな」

 酒を置く場所? よろしい。
 おしゃれなガラスのお酒置き場を設置しよう! 照明もつけて。

「おお! こりゃすげぇ! あとは座る場所が欲しいな。酒をゆっくりと飲みてぇ」

 カイザーが興奮している。
 サチはなんでもできるから遠慮無しだ。
 サチは大人の空間を提供する、真っ黒なソファを創造した。
 座り心地もいいでっせ。
 あとガラスの机。
 他は?

「あとは服、置き場かなぁ?」

 クローゼットね。
 部屋の雰囲気に合わせて暗色で創造して置く。

「いやー! ありがとな! これで楽しめる!」

 サチは何事も無くカイザーの部屋を出た。
 ふー、ひと段落。
 あとはエレナの部屋。

 トントントン

「えりぇにゃー! いるー?」

 サチは仲間みんなの名前を噛む。
 みんなの言いにくい名前が悪いと思う。(サチの個人的な意見です)

「え、サチ様? どうしたんですか? 部屋の模様替え? はぁ、お願いします」

 サチは中に入るが、エレナは模様替えに戸惑っているようだ。
 今の部屋でも十分に満足らしい。
 ベッドで闇魔法の本を読んでたみたいだ。
 勤勉勤勉。

 壁紙の色は? ほう、薄いピンク色とな? 私と同じじゃないか。
 エレナの方には小さな花を散らそう。
 うん、可愛い。
 他に欲しい物は? え? いらない? それでは、サチにお任せあれ!

 ソファセットに、机、勉強机にクローゼット! これでいいんでないかい? ちょっと乙女な空間になってしまったが。

「サチ様! ありがとうございます! わあ! 素敵!」

 エレナに良い良いとしてたら抱きしめられて、ベッドに一緒に転がった。
 顔にちゅっちゅしてくる。
 そんなに嬉しかったか。
 そうか。
 エレナはあまり欲が無いなぁ。

 お昼寝しちゃうぞ。
 ぐぅ。

 エレナとお昼寝しちゃったみたい。
 ラズが必死になって私を探していた。
 ごめんよぅ、夕食だね。

 過保護になったラズに抱っこされて宿の1階の食堂に行く。
 わあ、お客さんがいっぱいだ! これは味に期待出来るぞ!

「あ、2階のお客様ですね。こちらへどうぞー」

 座って雑談していると、食事が来た。

「トドヤンの焼き肉でーす。お子様はこちらをどうぞ」

 鳥のもも肉みたいな焼肉にパンとスープが付いている。
 私のは子供サイズの小さくカットされた食事だ。
 気遣いが嬉しい。
 本当は大人サイズでも食べれるけどね! ドヤァ!

「ありがとうごじゃいましゅ」

「あらー! お礼が出来て偉いわねー」

 また、子供扱いされた。
 いいもんねー、幼児だもんねー。
 具は小さく切られてるから、フォークとスプーンで食べる。
 トドヤン、美味しいじゃん。
 何肉だよ。

 カイザーがおかわりした以外何事もなく食事が終わった。
 おいしかったんだね。

 2階の部屋に帰って、おうちに入りお風呂に行く。
 今日はラズといっしょー。
 カイザーもね。
 ぺっ! サチは根に持つタイプです。

 安心ラズとのお風呂は快適! くしゅくしゅ洗われて気持ちいい。

 まるっと綺麗になったら、まずはカイザーのいない露天風呂にGo! のんびりと浸かる。

 ラズが来たのでラズの近くに行く。
 ほぅ、いい湯ですなぁ。
 ラズが羽を撫でてきた。
 珍しい。

「サチ様の翼は不思議ですね」

「うん、わたちもふしぎー」

「そうですか。ふふっ」

 ラズの機嫌が良いぞ。
 あ!カイザーが来た。
 内風呂に入ろう。
 飛んで入るとラズもついてきた。

 カイザーのいない湯を楽しむ。
 お風呂のカイザーは信用してはいけないのだ!

 ラズに抱っこされて湯からあがる。
 過保護め。

 服を着て、髪を乾かして顔にクリームを塗ったらお風呂から出る。

 エレナがいるから、みんなでコーヒー牛乳を飲む。
 あっ、そういやみんなコーヒーデビューだ。

「なんというか、美味しいですね」

 ラズはどう美味しいのか確かめるように、ちょびちょびと飲んでいる。

「にが甘いけど美味しい」

「するっと喉に入るわ」

 カイザーとエレナは美味しければ何でも良いようだ。

「こーひーぎゅうにゅうでしゅ」

「こーひーぎゅうにゅうって言うのね」

 みんなで口をすすいで寝る。
 ラズが私の部屋を驚いたって言ってた。
 模様替えしたからね! 宝石はやっぱり驚くよね~。
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