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第5話 眠れぬまま迎えた新しい朝
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王宮を後にしてから、リディアは胸に残る小さな不安と興奮を抱えていた。
夜会が終わったはずなのに、心だけがまだ音楽の残響の中にいた。
馬車の中で外を見つめながら、ふと自分の指先が震えていることに気づく。
あの夜の舞踏は、人生で初めて「自分の意思で踊った」と言えるものだった。だが、自由をつかみ取る代わりに、何か大きなものを手放したような寂しさも、わずかに残っていた。
窓の外に浮かぶ王都の灯が遠ざかり、車輪の音だけが響く。
リディアは深く息を吸い、背中を座席に預けながら目を閉じた。
心の奥で、誰かの言葉が何度もこだました。
「あなたの影には、哀しみではなく希望がある」
オーウェンの穏やかな声がまるで子守歌のように静かに残っている。
貴族らしくもなく率直で、それでいて深く温かい声だった。
彼はお世辞を言う人ではない。だからこそ、あの言葉が胸に沁みた。
自由とは何だろう、と彼女は改めて思う。
それは、誰かに許されることではなく、自分で選び、自分で責任を取ること。そう教えてくれたのは皮肉にも、アルベルトの冷たい拒絶だった。
「過去は憎まない。けれど、もう振り返らない」
そう小さく呟いた。
* * *
屋敷に着いたのは深夜を回った頃だった。
迎えに出たエリサが眠そうな目をこすりながらも微笑んだ。
「お帰りなさいませ、お嬢様。本当に…お綺麗で…!」
「ふふ、ありがとう。少し休んだら支度をお願いね。明朝、王立孤児院へご一緒するよう殿下から命じられているの」
「まあ!それは…また、殿下が?」
「そう。北部の視察を見てくださったみたい。何を求めての同行なのかはまだわからないけれど、断る理由もないものね」
エリサは嬉しそうに頷きながら、彼女のマントを掛け取った。
「お嬢様、ずいぶんと変わられましたね。あの夜に涙を流すだけだった方が、今では堂々と笑っていらっしゃる」
リディアは思わず笑みをこぼす。「きっと人は、傷ついた分だけ強くなれるのよ」
自室に戻り、鏡の前で髪飾りを外した。
夜会の燭光の残り香がまだ肌に残っている。
心臓は静かだが、どこか細い糸が張り詰めているような感覚があった。
眠ろうとしても、まぶたの裏に浮かぶのは殿下の視線だった。
まるで見透かされるような青の色。あの目を思い出すと胸が締めつけられる。
「……まさか、ね」
自分に言い聞かせるように笑う。
ただの感謝。新しい縁への予感。恋などではない――そう言い聞かせながら、リディアはベッドに横たわった。
しかし、まぶたを閉じても眠気は訪れなかった。
* * *
翌朝、王都はやわらかな朝霧に包まれていた。
屋敷の中庭の花々が露をまとい、空気は少し冷たい。
リディアが支度を整え馬車に乗り込もうとすると、門の前にはすでに王家の紋章を持つ黒塗りの馬車が止まっていた。
扉から降りてきたのは、オーウェン自身だった。
淡いベージュの乗馬服に外套を羽織った姿は、夜の華やかさとは別の、朝の穏やかさをまとっている。
「おはようございます、フェルナンド嬢。お迎えに上がる約束をしてしまいましたからね」
「わざわざ殿下が直々に?使用人を通してくださればよかったのに」
「それでは退屈でしょう。人を見るときは、その人の朝を見ろと教わりました」
「ええ、たしかに……私は今朝も平凡ですよ。眠れませんでしたけれど」
「それは私もです」
一瞬、二人の視線が交差した。
リディアは思わず目を逸らし、馬車へ乗り込む。
オーウェンは軽やかに隣に腰を下ろし、合図とともに出発した。
窓の外を流れる街並み。石造りの店、焼き立てのパンの香り、行き交う子どもたちの声。
リディアは小さく息を吸い、微笑んだ。
「こうして見ると、王都も活気がありますね」
「あなたがそれに参加してくれることを嬉しく思います。北部での働きぶりは宮廷でも噂になっている。誰もが、フェルナンド家の令嬢がこんな姿を見せるとは思っていなかった」
「……皮肉ね。昔は“完璧だから息苦しい”と言われたのに、今は働くことを褒められるなんて」
「完璧とは、誰かの期待通りでいること。あなたの今は違う。その強さが、心を動かすんです」
リディアは一瞬、笑って返すことができなかった。
王子の言葉はあまりに率直で、胸の奥に新しい痛みを生んだ。
自分を見つめてくれる人の存在が、こんなにも温かく、同時に恐ろしいものだとは思わなかった。
* * *
孤児院は王都の北端にあった。
広い庭と真新しい校舎、そして中庭には花が咲いている。
子どもたちが駆け寄り、「殿下!」「リディア様!」と元気な声を上げる。
リディアは膝をついて子どもたちと目線を合わせ、「おはよう」と笑った。
その笑顔は自然で、以前の“完璧な微笑”ではない。
オーウェンはその姿を静かに見守っていた。
院長に呼ばれ、経済支援や医療設備について短い会談をした後、二人は中庭のベンチに並んで腰を下ろした。
風が春を運び、柔らかい陽光が降り注ぐ。
「あなたは、この場所に来るときの顔が一番美しいですね」
オーウェンの言葉に、リディアは少し驚いた顔で彼を見た。
「お世辞ですか?」
「私はお世辞を言わない。……ほら、あなたの目に映る子どもたちを見てください。人に見せるための笑顔じゃない」
「そうかもしれません。ここにいる子どもたちは、何も飾らず、真っすぐ自分の気持ちを伝えてくれる。私も、そんな自分でいたいんです」
「それなら、すでにそうなっていますよ」
リディアはふと空を見上げる。青く澄みわたる空を背景に、鳩が一羽飛び立つ。
いまの自分は、確かに自由だ。もう誰かの所有物ではない。
ただ、その自由の中に、少しの期待と怖れが入り混じっている。
――オーウェン・ローゼンハイトという人は、自分の中の何かを揺さぶってしまう。
「殿下は……どうして、そこまで私に構ってくださるのですか?」
「構っている、ですか」
「ええ。王族のあなたが、私のような人間に時間を割く理由が見えません」
オーウェンは少し笑い、真剣な目をした。
「理由、ですか。……私があなたを見るとき、自分の中の記憶が疼くんです。あの夜、私はあなたを見て、過去の自分を思い出しました。権力の中で身動きが取れなくなっていた自分を」
「殿下も、縛られておられたのですね」
「ええ。だからあなたが鎖を断ち切る姿を見て、惹かれたのかもしれません」
リディアは静かに微笑んだ。心に刺さる言葉だった。
失った愛の跡に、まるで新しい風が吹き込むように感じる。
* * *
昼食を終え、二人が屋外に出ようとしたとき、門のほうで騒ぎが上がった。
馬車が一台、怒りを孕んだような速さで止まる音。
降りてきたのは、アルベルト・クロフォードだった。
突然の訪問に、空気が一瞬にして張りつめる。
「殿下、申し訳ございません。彼は、許可なく……」と衛兵が制止するが、オーウェンが手を上げて止めた。
「構わない。話を聞こう」
アルベルトは殿下に一礼すると、そのままリディアを見据えた。
「リディア。どうしてだ……どうして、そんなふうに笑っていられるんだ」
「どういう意味です?」
「俺は……君のことをずっと後悔している。夜会の姿を見て、もうあの頃の君じゃないとわかった。でも、どうしても忘れられない!」
声が震え、周囲が静まり返る。
リディアは一歩前に出て、はっきりとした声で言った。
「アルベルト様。あなたは私を失ったのではありません。あなたが手放したのです。だから、取り戻すものは何もありません」
その言葉に彼は俯き、拳を握り締めた。
オーウェンがその間に立ち、落ち着いた声で言う。
「彼女はあなたの思い出ではない。今ここにいる彼女は、彼女自身だ」
リディアは目を伏せて深く息を吐いた。
心の中で、ようやくすべての鎖が外れた。
もう涙も怒りも残っていなかった。
「アルベルト様、さようなら。あなたの幸せを祈っています」
その言葉に、アルベルトは一瞬言葉を失い、そして黙って去った。
風が彼の背を押して遠ざける。
オーウェンが隣で小さく息をつき、囁くように言った。
「終わりですね」
リディアは頷いた。「ええ、本当の意味で、今夜から新しい朝です」
遠くで鐘が鳴る。
新しい一日が始まっていた。
続く
夜会が終わったはずなのに、心だけがまだ音楽の残響の中にいた。
馬車の中で外を見つめながら、ふと自分の指先が震えていることに気づく。
あの夜の舞踏は、人生で初めて「自分の意思で踊った」と言えるものだった。だが、自由をつかみ取る代わりに、何か大きなものを手放したような寂しさも、わずかに残っていた。
窓の外に浮かぶ王都の灯が遠ざかり、車輪の音だけが響く。
リディアは深く息を吸い、背中を座席に預けながら目を閉じた。
心の奥で、誰かの言葉が何度もこだました。
「あなたの影には、哀しみではなく希望がある」
オーウェンの穏やかな声がまるで子守歌のように静かに残っている。
貴族らしくもなく率直で、それでいて深く温かい声だった。
彼はお世辞を言う人ではない。だからこそ、あの言葉が胸に沁みた。
自由とは何だろう、と彼女は改めて思う。
それは、誰かに許されることではなく、自分で選び、自分で責任を取ること。そう教えてくれたのは皮肉にも、アルベルトの冷たい拒絶だった。
「過去は憎まない。けれど、もう振り返らない」
そう小さく呟いた。
* * *
屋敷に着いたのは深夜を回った頃だった。
迎えに出たエリサが眠そうな目をこすりながらも微笑んだ。
「お帰りなさいませ、お嬢様。本当に…お綺麗で…!」
「ふふ、ありがとう。少し休んだら支度をお願いね。明朝、王立孤児院へご一緒するよう殿下から命じられているの」
「まあ!それは…また、殿下が?」
「そう。北部の視察を見てくださったみたい。何を求めての同行なのかはまだわからないけれど、断る理由もないものね」
エリサは嬉しそうに頷きながら、彼女のマントを掛け取った。
「お嬢様、ずいぶんと変わられましたね。あの夜に涙を流すだけだった方が、今では堂々と笑っていらっしゃる」
リディアは思わず笑みをこぼす。「きっと人は、傷ついた分だけ強くなれるのよ」
自室に戻り、鏡の前で髪飾りを外した。
夜会の燭光の残り香がまだ肌に残っている。
心臓は静かだが、どこか細い糸が張り詰めているような感覚があった。
眠ろうとしても、まぶたの裏に浮かぶのは殿下の視線だった。
まるで見透かされるような青の色。あの目を思い出すと胸が締めつけられる。
「……まさか、ね」
自分に言い聞かせるように笑う。
ただの感謝。新しい縁への予感。恋などではない――そう言い聞かせながら、リディアはベッドに横たわった。
しかし、まぶたを閉じても眠気は訪れなかった。
* * *
翌朝、王都はやわらかな朝霧に包まれていた。
屋敷の中庭の花々が露をまとい、空気は少し冷たい。
リディアが支度を整え馬車に乗り込もうとすると、門の前にはすでに王家の紋章を持つ黒塗りの馬車が止まっていた。
扉から降りてきたのは、オーウェン自身だった。
淡いベージュの乗馬服に外套を羽織った姿は、夜の華やかさとは別の、朝の穏やかさをまとっている。
「おはようございます、フェルナンド嬢。お迎えに上がる約束をしてしまいましたからね」
「わざわざ殿下が直々に?使用人を通してくださればよかったのに」
「それでは退屈でしょう。人を見るときは、その人の朝を見ろと教わりました」
「ええ、たしかに……私は今朝も平凡ですよ。眠れませんでしたけれど」
「それは私もです」
一瞬、二人の視線が交差した。
リディアは思わず目を逸らし、馬車へ乗り込む。
オーウェンは軽やかに隣に腰を下ろし、合図とともに出発した。
窓の外を流れる街並み。石造りの店、焼き立てのパンの香り、行き交う子どもたちの声。
リディアは小さく息を吸い、微笑んだ。
「こうして見ると、王都も活気がありますね」
「あなたがそれに参加してくれることを嬉しく思います。北部での働きぶりは宮廷でも噂になっている。誰もが、フェルナンド家の令嬢がこんな姿を見せるとは思っていなかった」
「……皮肉ね。昔は“完璧だから息苦しい”と言われたのに、今は働くことを褒められるなんて」
「完璧とは、誰かの期待通りでいること。あなたの今は違う。その強さが、心を動かすんです」
リディアは一瞬、笑って返すことができなかった。
王子の言葉はあまりに率直で、胸の奥に新しい痛みを生んだ。
自分を見つめてくれる人の存在が、こんなにも温かく、同時に恐ろしいものだとは思わなかった。
* * *
孤児院は王都の北端にあった。
広い庭と真新しい校舎、そして中庭には花が咲いている。
子どもたちが駆け寄り、「殿下!」「リディア様!」と元気な声を上げる。
リディアは膝をついて子どもたちと目線を合わせ、「おはよう」と笑った。
その笑顔は自然で、以前の“完璧な微笑”ではない。
オーウェンはその姿を静かに見守っていた。
院長に呼ばれ、経済支援や医療設備について短い会談をした後、二人は中庭のベンチに並んで腰を下ろした。
風が春を運び、柔らかい陽光が降り注ぐ。
「あなたは、この場所に来るときの顔が一番美しいですね」
オーウェンの言葉に、リディアは少し驚いた顔で彼を見た。
「お世辞ですか?」
「私はお世辞を言わない。……ほら、あなたの目に映る子どもたちを見てください。人に見せるための笑顔じゃない」
「そうかもしれません。ここにいる子どもたちは、何も飾らず、真っすぐ自分の気持ちを伝えてくれる。私も、そんな自分でいたいんです」
「それなら、すでにそうなっていますよ」
リディアはふと空を見上げる。青く澄みわたる空を背景に、鳩が一羽飛び立つ。
いまの自分は、確かに自由だ。もう誰かの所有物ではない。
ただ、その自由の中に、少しの期待と怖れが入り混じっている。
――オーウェン・ローゼンハイトという人は、自分の中の何かを揺さぶってしまう。
「殿下は……どうして、そこまで私に構ってくださるのですか?」
「構っている、ですか」
「ええ。王族のあなたが、私のような人間に時間を割く理由が見えません」
オーウェンは少し笑い、真剣な目をした。
「理由、ですか。……私があなたを見るとき、自分の中の記憶が疼くんです。あの夜、私はあなたを見て、過去の自分を思い出しました。権力の中で身動きが取れなくなっていた自分を」
「殿下も、縛られておられたのですね」
「ええ。だからあなたが鎖を断ち切る姿を見て、惹かれたのかもしれません」
リディアは静かに微笑んだ。心に刺さる言葉だった。
失った愛の跡に、まるで新しい風が吹き込むように感じる。
* * *
昼食を終え、二人が屋外に出ようとしたとき、門のほうで騒ぎが上がった。
馬車が一台、怒りを孕んだような速さで止まる音。
降りてきたのは、アルベルト・クロフォードだった。
突然の訪問に、空気が一瞬にして張りつめる。
「殿下、申し訳ございません。彼は、許可なく……」と衛兵が制止するが、オーウェンが手を上げて止めた。
「構わない。話を聞こう」
アルベルトは殿下に一礼すると、そのままリディアを見据えた。
「リディア。どうしてだ……どうして、そんなふうに笑っていられるんだ」
「どういう意味です?」
「俺は……君のことをずっと後悔している。夜会の姿を見て、もうあの頃の君じゃないとわかった。でも、どうしても忘れられない!」
声が震え、周囲が静まり返る。
リディアは一歩前に出て、はっきりとした声で言った。
「アルベルト様。あなたは私を失ったのではありません。あなたが手放したのです。だから、取り戻すものは何もありません」
その言葉に彼は俯き、拳を握り締めた。
オーウェンがその間に立ち、落ち着いた声で言う。
「彼女はあなたの思い出ではない。今ここにいる彼女は、彼女自身だ」
リディアは目を伏せて深く息を吐いた。
心の中で、ようやくすべての鎖が外れた。
もう涙も怒りも残っていなかった。
「アルベルト様、さようなら。あなたの幸せを祈っています」
その言葉に、アルベルトは一瞬言葉を失い、そして黙って去った。
風が彼の背を押して遠ざける。
オーウェンが隣で小さく息をつき、囁くように言った。
「終わりですね」
リディアは頷いた。「ええ、本当の意味で、今夜から新しい朝です」
遠くで鐘が鳴る。
新しい一日が始まっていた。
続く
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