56 / 359
第五章 善のベールを纏う悪人
舞台裏
しおりを挟む
「へへ、どうも、旦那」
「ご苦労。良い働きだった」
「なに、ノイファン様はほぼ準備を終えてましたから。俺はほんの少しお手伝いしただけですぜ」
「そのほんの少しが重要なのだろう。わかっていて、よく言う」
いくらノイファンが私たちの動向を見張り、兵を用意していたとはいえ、そう簡単に動かせるものではない。
なにせ、私とノイファンは一度も会ったことがない。
どうしても私の意図を伝える連絡が必要……。
「へっへっへ。ま、背中をポンッと押しただけですがね」
親父は頭をボリボリと掻いて、わざとらしく照れた振りをする。
そこから彼は黒眼鏡の縁を軽く撫でて踏み込んだ話をしてきた。それに対して、私は片眉を跳ねて応える。
「旦那はノイファン様にどこまで要求されたんですか?」
「一応、密約だぞ」
「へっへ、その様子だと相当なことを要求したようですな」
「うん、そうだな。聞くと驚くぞ」
「へ?」
私は親父にあっさりとノイファンとのやり取りを伝えた。
それを聞き終えて、彼は驚きに顎を外れたような間抜けな声を出す。
「ふぉあ、いえ、ふぉ、ええっ?」
「そこまで驚く必要ないだろう?」
「驚きますよっ。アルリナの心臓を押さえて、そんなくだらないことを要求するなんて!」
「声がデカいぞ、親父。何もくだらないことはないだろ。一人の少女の人生を救うことは?」
「そこじゃありません! 旦那の言う、本命がくだらないと言ってんです!」
親父はムキの屋敷を睨みつけ、その鋭い視線のまま私にぶつけてくる。
「親父、そんなに興奮するな。これは私にとっては重要なことなんだぞ。もう、ギウと問答をしたくないからな」
「何が重要ですか! アルリナとの立場を見れば、これから先、それらはいくらでも手に入るモノ!」
「親父、私はこちらに赴任してきたばかりだ。彼らの縄張りを荒らすような真似はできない……先を見据えれば」
「そりゃ、そうですが……」
親父の声の質が変わる。
会話の微妙な間の変化を感じ取ったようだ。
私は勘の良い親父をからかうように言葉を続ける。
「私の本命はくだらなく見えても、関税の撤廃は相当なものだぞ?」
「普通ならそうですが……トーワには何の産業もないのに意味ないでしょう」
「今はな」
この一言に、親父の表情が変わった。
「あの場所には何かあるのですか!?」
「ないっ」
「だんな~」
「ないが、そのうち何か生まれるかもしれないだろう?」
「そんな希望的観測を……」
「これは希望ですらないな。ちっぽけな楔だ」
「ん?」
「私は今回の件に関して、裏方に徹するつもりだ。全ては商人ギルドの功。公式にはそうなる」
「ですが、アルリナの者たちは……」
「もちろん知っている。だから、彼らはこう思うだろうな」
――ケント様とは、なんて謙虚な方だろう……と――
私は薄い笑みとともに言葉を伝えた。
言葉を受け取った親父は、全身の肌を粟立て、言葉を詰まらせる。
「も、もしや、旦那が目立つようにムキのことを尋ねていた理由は、ムキを挑発するためでなく…………」
そう、これが物語の末に種明かしをすると言った、最大級でありとても地味な『利』――アルリナに生きる者たち全てに、私という存在を印象付けさせること。
アルリナは巨悪に支配され、誰もが諦めていた。その巨悪を町に訪れたばかりの男が打ち倒した。
しかし、その功を誇ることなく、アルリナの顔を立てた。
今後彼らは、私を英雄の如く語るだろう。
私は高台にある屋敷から、夜の闇に小さな燈火を浮かべるアルリナの全景を銀の瞳に取り込む。
「アルリナの民からの支持は得られた。もちろん、ギルドはそれを理解しているが、脅威とは感じない。私はあくまでも古城トーワの領主。そこには兵もなく民もなく、町すらない。何もない場所。それに一応、ノイファン殿には中央議会に知られたくないという理由付けもしてある」
「だ、旦那は、この町を……?」
「いや、そのつもりはない。正直、面倒だからな。だが、これで大事が発生したとき、住民の支持を得やすい。だからこれは、その時の楔。これから何が起こるかわからないがための楔だ」
私はにこやかにそう答える。
その春のような柔らかな笑顔とは対照的に、親父の顔は厳冬の地吹雪に当てられたかのように凍りつく。
彼は寒さに凍える唇を震わせる。
「そのつもりはなくとも、先に続く道の状況を想定しつくし、必要な手を予め用意しておく……正直、脱帽です」
「常に様々な種をまき、その時に備える。これは為政者として必要最低限の能力だ」
「いえいえ、これが必要最低限ならば、世に為政者などいなくなってしまいます」
「残念だが、王都の議会には掃いて捨てるほどいる」
「お、王都の貴族様方は恐ろしい方々のようで……」
「あはは、正直化け物だ。おかげさまで左遷されたわけだしな」
私は楽し気に王都を語る。
たった一人でこんな辺境に飛ばされ、呪われた土地の領主へと祀り上げられた。
それでも私は笑い声を上げ続ける。
親父はそんな私へ奇妙な生き物でも見るかのような目を向けた。
「どうして、そんなに楽しそうに?」
「王都では敗北したが、得るものは大きかったからな。現に、このアルリナで役に立った」
王都での経験がなければ、ここまで先を見通すことはできなかった。
私は敗れた。だが、確実に成長している。
そして、その成長への感触が、私に生きる活力を生んだ。
「ふふ、ここでゆっくりと余生を過ごすつもりだったが、もう少し人生を楽しむのも悪くない。それに、我が家である古城トーワを着飾ってやりたいからな」
「そいつはぁ、野心ですか?」
「いや、野心とは程遠いな。当面は行き当たりばったりの人生を楽しもうと思っている」
「そうですか……」
この返答に親父は落胆した様子を見せた。
それは、私への評価を下げたもの。
「どうやら、がっかりさせてしまったようだ。これでは、親父が何の目的で私に近づき、情報を与えたのか尋ねることができないかな?」
「そいつは……」
「それでも、一応尋ねておこう。親父、君は何者で、何の目的で私に近づいた?」
この問いに、いかつい顔の親父は漂白な悲しさを纏う。
「俺は何者でもありません。いえ、ただの卑怯者」
「卑怯者?」
「卑怯者であっても、何とかしてやりたいんですよ」
「何を言いたいのかわからないな。なんであれ、目的はあるのだろう?」
「目的……そいつは奇跡を起こすことです。もう、四十に近い男が見る、馬鹿げた夢でございます。その夢には、ケント様が置かれた状況が最適だった」
親父の話からは、彼の正体も目的も伝わってこない。
彼は最後に口惜し気に言葉を吐いた。
「残念なことに、旦那は善人ではなかった。だからと言って欲深い人間でもない。手を伸ばせば届くモノを放置し、必要最低限の予防策に終始している」
「親父の目的のためには、領主という立場であり、善人もしくは欲深い人間である必要があったのか?」
問いに、親父は沈黙で応えた。
これ以上のことは話す気がないらしい。
仕方なく、今の言葉に繋がる言葉を生むことにした。
「ま、たしかに私は善人ではないし、それほど欲がないのも確かだ。いや、というよりも、ヴァンナス国の怖さを知っているから余計な欲を抱く気がないだけか」
「ヴァンナス国の怖さ? どうして、そこにヴァンナス国の名が?」
「私はこう見えて、父の威光がなくとも結構な重要人物でな。あまり目立つようなことはできない」
「重要人物をトーワなんていう辺境へ放り出すんですか?」
「重要人物でも放置してもよい人物なんでね」
「よく、わかりませんが」
「深く知らない方がいい。では、親父、達者でな」
私は親父に背を向けて、ギウとエクアのもとへ近づこうとした。
だが何故か、親父が慌てた声を上げる。
「ちょ、ちょ、ちょ、お待ちを旦那」
「おや、私は親父の目に適わなかったのだろう?」
「そうは言ってません。たしかに欲が薄いのは難点ですが、才は申し分ない。俺の夢を預けるには十分なお方です」
「しかし、その夢は教えてくれないのであろう?」
「今、しばらくは……」
「随分もったいつけるな」
「申し訳ございません」
「ふふ、真の意味で親父の目に適った時は教えてくれるな?」
「それはもちろんっ」
「よろしい。そうそう、名をまだ聞いてなかったな。親父さんの名前は?」
「オゼックスと申します」
「オゼックスか。では、オゼックス。私の数少ない友を紹介しておこう」
今宵の夜、多くの出来事が起こった。
アルリナの支配者ムキを排除し、暗躍していた商人ギルドの長ノイファンとの繋がりを結んだ。
幼き少女エクアを救い、アルリナの支持を得た。
最後は、親父をギウとエクアに引き合わせて終えるとしよう……。
そして、この物語の終わりに、私とギウの悩み事の一部が解決した。
「ご苦労。良い働きだった」
「なに、ノイファン様はほぼ準備を終えてましたから。俺はほんの少しお手伝いしただけですぜ」
「そのほんの少しが重要なのだろう。わかっていて、よく言う」
いくらノイファンが私たちの動向を見張り、兵を用意していたとはいえ、そう簡単に動かせるものではない。
なにせ、私とノイファンは一度も会ったことがない。
どうしても私の意図を伝える連絡が必要……。
「へっへっへ。ま、背中をポンッと押しただけですがね」
親父は頭をボリボリと掻いて、わざとらしく照れた振りをする。
そこから彼は黒眼鏡の縁を軽く撫でて踏み込んだ話をしてきた。それに対して、私は片眉を跳ねて応える。
「旦那はノイファン様にどこまで要求されたんですか?」
「一応、密約だぞ」
「へっへ、その様子だと相当なことを要求したようですな」
「うん、そうだな。聞くと驚くぞ」
「へ?」
私は親父にあっさりとノイファンとのやり取りを伝えた。
それを聞き終えて、彼は驚きに顎を外れたような間抜けな声を出す。
「ふぉあ、いえ、ふぉ、ええっ?」
「そこまで驚く必要ないだろう?」
「驚きますよっ。アルリナの心臓を押さえて、そんなくだらないことを要求するなんて!」
「声がデカいぞ、親父。何もくだらないことはないだろ。一人の少女の人生を救うことは?」
「そこじゃありません! 旦那の言う、本命がくだらないと言ってんです!」
親父はムキの屋敷を睨みつけ、その鋭い視線のまま私にぶつけてくる。
「親父、そんなに興奮するな。これは私にとっては重要なことなんだぞ。もう、ギウと問答をしたくないからな」
「何が重要ですか! アルリナとの立場を見れば、これから先、それらはいくらでも手に入るモノ!」
「親父、私はこちらに赴任してきたばかりだ。彼らの縄張りを荒らすような真似はできない……先を見据えれば」
「そりゃ、そうですが……」
親父の声の質が変わる。
会話の微妙な間の変化を感じ取ったようだ。
私は勘の良い親父をからかうように言葉を続ける。
「私の本命はくだらなく見えても、関税の撤廃は相当なものだぞ?」
「普通ならそうですが……トーワには何の産業もないのに意味ないでしょう」
「今はな」
この一言に、親父の表情が変わった。
「あの場所には何かあるのですか!?」
「ないっ」
「だんな~」
「ないが、そのうち何か生まれるかもしれないだろう?」
「そんな希望的観測を……」
「これは希望ですらないな。ちっぽけな楔だ」
「ん?」
「私は今回の件に関して、裏方に徹するつもりだ。全ては商人ギルドの功。公式にはそうなる」
「ですが、アルリナの者たちは……」
「もちろん知っている。だから、彼らはこう思うだろうな」
――ケント様とは、なんて謙虚な方だろう……と――
私は薄い笑みとともに言葉を伝えた。
言葉を受け取った親父は、全身の肌を粟立て、言葉を詰まらせる。
「も、もしや、旦那が目立つようにムキのことを尋ねていた理由は、ムキを挑発するためでなく…………」
そう、これが物語の末に種明かしをすると言った、最大級でありとても地味な『利』――アルリナに生きる者たち全てに、私という存在を印象付けさせること。
アルリナは巨悪に支配され、誰もが諦めていた。その巨悪を町に訪れたばかりの男が打ち倒した。
しかし、その功を誇ることなく、アルリナの顔を立てた。
今後彼らは、私を英雄の如く語るだろう。
私は高台にある屋敷から、夜の闇に小さな燈火を浮かべるアルリナの全景を銀の瞳に取り込む。
「アルリナの民からの支持は得られた。もちろん、ギルドはそれを理解しているが、脅威とは感じない。私はあくまでも古城トーワの領主。そこには兵もなく民もなく、町すらない。何もない場所。それに一応、ノイファン殿には中央議会に知られたくないという理由付けもしてある」
「だ、旦那は、この町を……?」
「いや、そのつもりはない。正直、面倒だからな。だが、これで大事が発生したとき、住民の支持を得やすい。だからこれは、その時の楔。これから何が起こるかわからないがための楔だ」
私はにこやかにそう答える。
その春のような柔らかな笑顔とは対照的に、親父の顔は厳冬の地吹雪に当てられたかのように凍りつく。
彼は寒さに凍える唇を震わせる。
「そのつもりはなくとも、先に続く道の状況を想定しつくし、必要な手を予め用意しておく……正直、脱帽です」
「常に様々な種をまき、その時に備える。これは為政者として必要最低限の能力だ」
「いえいえ、これが必要最低限ならば、世に為政者などいなくなってしまいます」
「残念だが、王都の議会には掃いて捨てるほどいる」
「お、王都の貴族様方は恐ろしい方々のようで……」
「あはは、正直化け物だ。おかげさまで左遷されたわけだしな」
私は楽し気に王都を語る。
たった一人でこんな辺境に飛ばされ、呪われた土地の領主へと祀り上げられた。
それでも私は笑い声を上げ続ける。
親父はそんな私へ奇妙な生き物でも見るかのような目を向けた。
「どうして、そんなに楽しそうに?」
「王都では敗北したが、得るものは大きかったからな。現に、このアルリナで役に立った」
王都での経験がなければ、ここまで先を見通すことはできなかった。
私は敗れた。だが、確実に成長している。
そして、その成長への感触が、私に生きる活力を生んだ。
「ふふ、ここでゆっくりと余生を過ごすつもりだったが、もう少し人生を楽しむのも悪くない。それに、我が家である古城トーワを着飾ってやりたいからな」
「そいつはぁ、野心ですか?」
「いや、野心とは程遠いな。当面は行き当たりばったりの人生を楽しもうと思っている」
「そうですか……」
この返答に親父は落胆した様子を見せた。
それは、私への評価を下げたもの。
「どうやら、がっかりさせてしまったようだ。これでは、親父が何の目的で私に近づき、情報を与えたのか尋ねることができないかな?」
「そいつは……」
「それでも、一応尋ねておこう。親父、君は何者で、何の目的で私に近づいた?」
この問いに、いかつい顔の親父は漂白な悲しさを纏う。
「俺は何者でもありません。いえ、ただの卑怯者」
「卑怯者?」
「卑怯者であっても、何とかしてやりたいんですよ」
「何を言いたいのかわからないな。なんであれ、目的はあるのだろう?」
「目的……そいつは奇跡を起こすことです。もう、四十に近い男が見る、馬鹿げた夢でございます。その夢には、ケント様が置かれた状況が最適だった」
親父の話からは、彼の正体も目的も伝わってこない。
彼は最後に口惜し気に言葉を吐いた。
「残念なことに、旦那は善人ではなかった。だからと言って欲深い人間でもない。手を伸ばせば届くモノを放置し、必要最低限の予防策に終始している」
「親父の目的のためには、領主という立場であり、善人もしくは欲深い人間である必要があったのか?」
問いに、親父は沈黙で応えた。
これ以上のことは話す気がないらしい。
仕方なく、今の言葉に繋がる言葉を生むことにした。
「ま、たしかに私は善人ではないし、それほど欲がないのも確かだ。いや、というよりも、ヴァンナス国の怖さを知っているから余計な欲を抱く気がないだけか」
「ヴァンナス国の怖さ? どうして、そこにヴァンナス国の名が?」
「私はこう見えて、父の威光がなくとも結構な重要人物でな。あまり目立つようなことはできない」
「重要人物をトーワなんていう辺境へ放り出すんですか?」
「重要人物でも放置してもよい人物なんでね」
「よく、わかりませんが」
「深く知らない方がいい。では、親父、達者でな」
私は親父に背を向けて、ギウとエクアのもとへ近づこうとした。
だが何故か、親父が慌てた声を上げる。
「ちょ、ちょ、ちょ、お待ちを旦那」
「おや、私は親父の目に適わなかったのだろう?」
「そうは言ってません。たしかに欲が薄いのは難点ですが、才は申し分ない。俺の夢を預けるには十分なお方です」
「しかし、その夢は教えてくれないのであろう?」
「今、しばらくは……」
「随分もったいつけるな」
「申し訳ございません」
「ふふ、真の意味で親父の目に適った時は教えてくれるな?」
「それはもちろんっ」
「よろしい。そうそう、名をまだ聞いてなかったな。親父さんの名前は?」
「オゼックスと申します」
「オゼックスか。では、オゼックス。私の数少ない友を紹介しておこう」
今宵の夜、多くの出来事が起こった。
アルリナの支配者ムキを排除し、暗躍していた商人ギルドの長ノイファンとの繋がりを結んだ。
幼き少女エクアを救い、アルリナの支持を得た。
最後は、親父をギウとエクアに引き合わせて終えるとしよう……。
そして、この物語の終わりに、私とギウの悩み事の一部が解決した。
10
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる