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第二十章 それぞれの道
ギウの友人?
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―――人口増加による問題
戦争が過ぎ去り、執務室での出来事も時に流れ、夏も終わりに近づく。
戦後賠償による資金と化粧品の売り上げで、国庫は潤い、畑の生産が整うまで五百名のカリスたちの食料やその他物資は確保できていたが、もっと身近で大きな問題が浮かび上がった。
それは――屎尿処理の問題。
突然、五百もの人口が増えたため、屎尿を処理する設備が整っていない。
とりあえず、ゴリンたちにいくつもの簡易の公衆トイレを用意してもらい、溜まった屎尿は北東に位置する第一の壁の内側に溜めることにした。
問題はその後どうするかだ。
肥料にする案もあったが、五百人分全てを肥料にできるわけでもないし、処理の手間や衛生面を考えると、肥料は購入した方が費用対効果が高いという判断で却下となった。
仕方なく今は石灰を被せて処理しているが、今後を考えると処理施設が必要になってくる。
それらに必要なのは、下水管・ポンプ場・下水処理場。
下水処理場は沈砂池・最初沈殿池・反応タンク・最終沈殿池・高度処理・消毒施設・汚泥処理施設が必要になるが、こんな上等なモノ、ヴァンナスの王都オバディアやビュール大陸最大の都市アグリス以外では不可能だ。
さらに土地が足りない!
単純に住居と畑だけなら防壁内だけでも五百人を養えたが、まさか糞尿の処理に悩まされるとは思ってもみなかった。
訪れた当初、千人規模の町は作れそうだとほざいていた自分の頭を殴ってやりたい。
まぁ、愚痴っていても仕方がない。
私はフィナとカインと相談して、結果、大量の海水で糞尿を希釈し、その後、さらに処理をして、なるべく汚染のない状態で南側の海に流す方式で話しを進めることにしたのだが……現在、工事費用は賠償金で何とかなるし、人手はある。しかし、やはり土地が足りない。
となると残る手段は一つ。
遺跡の浄化機構を動かし、使える土地を増やすこと!
幸い、フィナが浄化機構について解析を進めていたため、トーワが糞尿で溢れる前に何とかなりそうだ。
そのフィナだが、トーワの研究室からいくつか道具を持ち出すために遺跡から戻ってきていた。
そして、そのままとんぼ返りをすると思いきや、城の中庭を抜けて海岸へ通じる石階段そばで身を伏せて海岸を覗き込んでいる。
彼女のそばには遺跡から一緒に戻ってきたお目付け役のエクアと親父と、いつ訪れたのかマスティフがいた。三人ともフィナと同じく地面に伏せている。
そこへたまたま通りかかった私は四人に話しかけた。
「四人とも、何をやっているんだ?」
「あ、ケント様」
「これはケント殿。妙なところを見られてしまいましたな」
「ケント、とりあえずしゃがんでしゃがんでっ」
「あ、旦那。どうもです……」
親父は執務室での出来事を引き摺っており、他人行儀に構える。
仕方ないこととはいえ、こんなぎくしゃくした関係を続けてはいられない。
「親父、普通しろ。君の罪はトーワに深い忠誠を誓い、しばらく薄給で務めるで落ち着いただろ」
「そうですが、なかなか、なんといいますか……」
年甲斐もなくまごまごする親父。
見かねたマスティフが言葉を差し入れる。
「フィナ殿から話は聞いておりますぞ。ケント殿は相当煙を上げたそうで」
「ええ、当然でしょう。親父の事情はどうあれ、放置してよい問題ではありませんから」
「だが、それらについては一応の終わりを見たのであろう」
「もちろん」
「ならば、親父殿。しゃんとしなければ。無理にでも普通であることが、罰でもあるぞ」
「そいつぁ、わかっていますが……」
いつまでも煮え切らない親父に私はフィナを槍玉に挙げることにした。
「怒っていた私が割り切っているのだ。そこは割り切れ。フィナでさえ、割り切っているというのに」
そう唱えると、フィナが唇を波打たせるような顔をこちらへ見せた。
「私も割り切ってはないけどね。あんたのあの時の裁可は今も間違ってると思ってるし。てか、『でさえ』ってどういう意味よっ?」
「心の中に不満はあっても、ほら、いつもの君の態度だ」
「なんかムカつく」
「ふふ、親父。たまには若者から学ぶといい。立ち直りの早さは若者の特権かもしれないが、それは君がかつて持っていたものでもある」
「……はい、思い出してみます」
「ま、なるべく早くいつもの親父に戻るようにな。それで、こんなところで寝転んで君たちは何をしてるんだ?」
「ああ、それ、とにかくしゃがんで、早く!」
フィナからシュババッと手を下に煽られ、私は身を屈めた。
屈めたところで、エクアが海岸を見るようにと指を差す。
「あれです、ケント様。ギウさんと、妙なお客様が」
「ギウと、客?」
私は石段の先に続く海岸へ視線を振った。
さらさらとした真っ白な砂浜には、海に映える銀色のボディに青と黒の交差する模様を持ったギウと、おっきな目玉を持った緑色の皮膚の生き物が何やら話し込んでいる。
「あれは……カエルか?」
二足歩行の人型のカエルが、堂に入ったてっぷりなお腹を包み込む右前に重ねた薄い青色の服装の上に、薄地で短めのひらひらとした濃い青色のコートのようなものを纏っている。
下にはスカートような空色の履き物。その履き物の腰には、僅かに反り返った真っ黒な鞘に納まった剣。
背丈は私よりも高く、大柄で迫力のあるギウと同じくらい。
巨大なカエルに服装に剣の形。全てヴァンナスでは見ないもの。
「見たこともない種族だな。格好も奇妙だし。ギウの知り合いのようだが……誰か、あのカエルのような種族に詳しい者は?」
この声にフィナとマスティフが答えを返してきた。
「たぶん、ゲーコ族。遠く東大陸オシャネシーに住む、見た目はカエルっぽい種族。おばあちゃんから話だけを聞いたことがある。ちなみに名前の由来はゲコゲコとしかしゃべらないから。ギウと同じね」
「ワシは彼の格好に見覚えがあるぞ。あれはワシらワントワーフが愛用する作務衣のように、東大陸の服装。あのゲーコ族が着ているのは、東大陸の戦士の姿。サムライと呼ばれる格好で腰に差しているのは刀という得物だな」
「サムライ? さむらい? 侍?」
「どうされた、ケント殿?」
「おそらく、いま、セアたちがいる世界の知識に掠ったのだが、侍というのは日本の古い時代の戦士の称号のはず……」
と、言葉を出すと、エクアと親父が疑問の声を出す。
「地球の方の? どうして東大陸に?」
「たしかに、あんな格好見たことありませんが……東に地球人がいるんでしょうか? それとも、たまたま似たような文化が?」
「まぁ、世界は広い。そういうこともあるかもしれないが……それよりも」
私はちらりとフィナを見る。
彼女も同じ予想を出したようだ。
「今まで私たちが得た情報の中で、謎の地球人が存在するよね」
「ああ、トーワの地下に数式を書いた地球人だな」
「それっ。もしかしたら、その地球人は日本人で、東大陸に渡った。もしくは東大陸からこっちへやってきた、とか?」
この私たちの推測をマスティフが一蹴する。
「いや、それはなかろう。地下室の数式とやらはせいぜい数十年前程度と聞いた。だが、東大陸の文化は千年前くらいからああらしいからの」
「ということは、偶然だろうか? 妙なところで謎が増える」
この思いにフィナも同意する。
「だよね~。で、その謎の文化を背負ったカエルだけど、ずっとギウと話し込んでるんだよ」
「東大陸の友人だろうか?」
「さぁ、そうだとしても問題は、あれでここまで来たのって話だけど?」
フィナは海岸の奥へ視線を投げた。
そこには櫂が後部に一つ付いた小さな木製の船が一艘、接岸してある。
「さすがにそれはないだろう。どこか近くから――」
「ケント様っ、ギウさんがカエルさんを!?」
「どうした?」
エクアの声に呼ばれ、船からギウたちへ視線を戻す。
ギウがカエルを銛の柄先で突き始めた。
カエルはたまらず刀を抜いて攻撃を捌こうとしているが、捌ききれず何発も胴体を突かれている。
「喧嘩? 止めた方がいいのだろうか?」
「いえ、旦那。終わったみたいですぜ」
ギウたちは争いをやめて、なぜか銛でボコボコにされたカエルの方が謝っている。
そして、しゅんとした様子で小舟に乗り込み、櫂を漕いで東に続く大海原へと旅立っていった。
私は小さくなる船に声をぶつける。
「馬鹿なっ、あれで東大陸に向かうつもりか!? ここからだと15000kmはあるんだぞっ!!」
「ケント、声がでかい!」
フィナに声を掛けられて口元を手で隠すが、時すでに遅し。
ギウがこちらをじっと見ている。
「しまった、覗き見してたのがバレたようだ」
「あんたが大声出すからっ」
「ケント殿。ここは覚悟してギウ殿に謝罪するしかなかろう」
「そうですね。このまま立ち去ったらそれこそ失礼な話ですし」
「仕方ありませんな。みんなで仲良く頭を下げに行きましょうや」
戦争が過ぎ去り、執務室での出来事も時に流れ、夏も終わりに近づく。
戦後賠償による資金と化粧品の売り上げで、国庫は潤い、畑の生産が整うまで五百名のカリスたちの食料やその他物資は確保できていたが、もっと身近で大きな問題が浮かび上がった。
それは――屎尿処理の問題。
突然、五百もの人口が増えたため、屎尿を処理する設備が整っていない。
とりあえず、ゴリンたちにいくつもの簡易の公衆トイレを用意してもらい、溜まった屎尿は北東に位置する第一の壁の内側に溜めることにした。
問題はその後どうするかだ。
肥料にする案もあったが、五百人分全てを肥料にできるわけでもないし、処理の手間や衛生面を考えると、肥料は購入した方が費用対効果が高いという判断で却下となった。
仕方なく今は石灰を被せて処理しているが、今後を考えると処理施設が必要になってくる。
それらに必要なのは、下水管・ポンプ場・下水処理場。
下水処理場は沈砂池・最初沈殿池・反応タンク・最終沈殿池・高度処理・消毒施設・汚泥処理施設が必要になるが、こんな上等なモノ、ヴァンナスの王都オバディアやビュール大陸最大の都市アグリス以外では不可能だ。
さらに土地が足りない!
単純に住居と畑だけなら防壁内だけでも五百人を養えたが、まさか糞尿の処理に悩まされるとは思ってもみなかった。
訪れた当初、千人規模の町は作れそうだとほざいていた自分の頭を殴ってやりたい。
まぁ、愚痴っていても仕方がない。
私はフィナとカインと相談して、結果、大量の海水で糞尿を希釈し、その後、さらに処理をして、なるべく汚染のない状態で南側の海に流す方式で話しを進めることにしたのだが……現在、工事費用は賠償金で何とかなるし、人手はある。しかし、やはり土地が足りない。
となると残る手段は一つ。
遺跡の浄化機構を動かし、使える土地を増やすこと!
幸い、フィナが浄化機構について解析を進めていたため、トーワが糞尿で溢れる前に何とかなりそうだ。
そのフィナだが、トーワの研究室からいくつか道具を持ち出すために遺跡から戻ってきていた。
そして、そのままとんぼ返りをすると思いきや、城の中庭を抜けて海岸へ通じる石階段そばで身を伏せて海岸を覗き込んでいる。
彼女のそばには遺跡から一緒に戻ってきたお目付け役のエクアと親父と、いつ訪れたのかマスティフがいた。三人ともフィナと同じく地面に伏せている。
そこへたまたま通りかかった私は四人に話しかけた。
「四人とも、何をやっているんだ?」
「あ、ケント様」
「これはケント殿。妙なところを見られてしまいましたな」
「ケント、とりあえずしゃがんでしゃがんでっ」
「あ、旦那。どうもです……」
親父は執務室での出来事を引き摺っており、他人行儀に構える。
仕方ないこととはいえ、こんなぎくしゃくした関係を続けてはいられない。
「親父、普通しろ。君の罪はトーワに深い忠誠を誓い、しばらく薄給で務めるで落ち着いただろ」
「そうですが、なかなか、なんといいますか……」
年甲斐もなくまごまごする親父。
見かねたマスティフが言葉を差し入れる。
「フィナ殿から話は聞いておりますぞ。ケント殿は相当煙を上げたそうで」
「ええ、当然でしょう。親父の事情はどうあれ、放置してよい問題ではありませんから」
「だが、それらについては一応の終わりを見たのであろう」
「もちろん」
「ならば、親父殿。しゃんとしなければ。無理にでも普通であることが、罰でもあるぞ」
「そいつぁ、わかっていますが……」
いつまでも煮え切らない親父に私はフィナを槍玉に挙げることにした。
「怒っていた私が割り切っているのだ。そこは割り切れ。フィナでさえ、割り切っているというのに」
そう唱えると、フィナが唇を波打たせるような顔をこちらへ見せた。
「私も割り切ってはないけどね。あんたのあの時の裁可は今も間違ってると思ってるし。てか、『でさえ』ってどういう意味よっ?」
「心の中に不満はあっても、ほら、いつもの君の態度だ」
「なんかムカつく」
「ふふ、親父。たまには若者から学ぶといい。立ち直りの早さは若者の特権かもしれないが、それは君がかつて持っていたものでもある」
「……はい、思い出してみます」
「ま、なるべく早くいつもの親父に戻るようにな。それで、こんなところで寝転んで君たちは何をしてるんだ?」
「ああ、それ、とにかくしゃがんで、早く!」
フィナからシュババッと手を下に煽られ、私は身を屈めた。
屈めたところで、エクアが海岸を見るようにと指を差す。
「あれです、ケント様。ギウさんと、妙なお客様が」
「ギウと、客?」
私は石段の先に続く海岸へ視線を振った。
さらさらとした真っ白な砂浜には、海に映える銀色のボディに青と黒の交差する模様を持ったギウと、おっきな目玉を持った緑色の皮膚の生き物が何やら話し込んでいる。
「あれは……カエルか?」
二足歩行の人型のカエルが、堂に入ったてっぷりなお腹を包み込む右前に重ねた薄い青色の服装の上に、薄地で短めのひらひらとした濃い青色のコートのようなものを纏っている。
下にはスカートような空色の履き物。その履き物の腰には、僅かに反り返った真っ黒な鞘に納まった剣。
背丈は私よりも高く、大柄で迫力のあるギウと同じくらい。
巨大なカエルに服装に剣の形。全てヴァンナスでは見ないもの。
「見たこともない種族だな。格好も奇妙だし。ギウの知り合いのようだが……誰か、あのカエルのような種族に詳しい者は?」
この声にフィナとマスティフが答えを返してきた。
「たぶん、ゲーコ族。遠く東大陸オシャネシーに住む、見た目はカエルっぽい種族。おばあちゃんから話だけを聞いたことがある。ちなみに名前の由来はゲコゲコとしかしゃべらないから。ギウと同じね」
「ワシは彼の格好に見覚えがあるぞ。あれはワシらワントワーフが愛用する作務衣のように、東大陸の服装。あのゲーコ族が着ているのは、東大陸の戦士の姿。サムライと呼ばれる格好で腰に差しているのは刀という得物だな」
「サムライ? さむらい? 侍?」
「どうされた、ケント殿?」
「おそらく、いま、セアたちがいる世界の知識に掠ったのだが、侍というのは日本の古い時代の戦士の称号のはず……」
と、言葉を出すと、エクアと親父が疑問の声を出す。
「地球の方の? どうして東大陸に?」
「たしかに、あんな格好見たことありませんが……東に地球人がいるんでしょうか? それとも、たまたま似たような文化が?」
「まぁ、世界は広い。そういうこともあるかもしれないが……それよりも」
私はちらりとフィナを見る。
彼女も同じ予想を出したようだ。
「今まで私たちが得た情報の中で、謎の地球人が存在するよね」
「ああ、トーワの地下に数式を書いた地球人だな」
「それっ。もしかしたら、その地球人は日本人で、東大陸に渡った。もしくは東大陸からこっちへやってきた、とか?」
この私たちの推測をマスティフが一蹴する。
「いや、それはなかろう。地下室の数式とやらはせいぜい数十年前程度と聞いた。だが、東大陸の文化は千年前くらいからああらしいからの」
「ということは、偶然だろうか? 妙なところで謎が増える」
この思いにフィナも同意する。
「だよね~。で、その謎の文化を背負ったカエルだけど、ずっとギウと話し込んでるんだよ」
「東大陸の友人だろうか?」
「さぁ、そうだとしても問題は、あれでここまで来たのって話だけど?」
フィナは海岸の奥へ視線を投げた。
そこには櫂が後部に一つ付いた小さな木製の船が一艘、接岸してある。
「さすがにそれはないだろう。どこか近くから――」
「ケント様っ、ギウさんがカエルさんを!?」
「どうした?」
エクアの声に呼ばれ、船からギウたちへ視線を戻す。
ギウがカエルを銛の柄先で突き始めた。
カエルはたまらず刀を抜いて攻撃を捌こうとしているが、捌ききれず何発も胴体を突かれている。
「喧嘩? 止めた方がいいのだろうか?」
「いえ、旦那。終わったみたいですぜ」
ギウたちは争いをやめて、なぜか銛でボコボコにされたカエルの方が謝っている。
そして、しゅんとした様子で小舟に乗り込み、櫂を漕いで東に続く大海原へと旅立っていった。
私は小さくなる船に声をぶつける。
「馬鹿なっ、あれで東大陸に向かうつもりか!? ここからだと15000kmはあるんだぞっ!!」
「ケント、声がでかい!」
フィナに声を掛けられて口元を手で隠すが、時すでに遅し。
ギウがこちらをじっと見ている。
「しまった、覗き見してたのがバレたようだ」
「あんたが大声出すからっ」
「ケント殿。ここは覚悟してギウ殿に謝罪するしかなかろう」
「そうですね。このまま立ち去ったらそれこそ失礼な話ですし」
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