282 / 359
第二十四章 絶望と失意の花束を
観察の目は相対するもの
しおりを挟む
――男を目覚めさせて、三日・ガラス部屋
彼はスカルペル語はもちろん、日本語にも反応を示さない。
そのためボディランゲージのみで何とか意思の疎通を図るが、思うようにはいかない。
一番手っ取り早いコミュニケーション方法は彼に遺跡のシステムに触れさせて翻訳システムを修復させることだろうが、それはあまりにも危険と判断して行っていない。
現状わかったことと言えば、彼はとても礼儀正しく、物腰柔らかであること。
そこから邪悪な存在の気配は感じない。
私はガラス越しから彼を見つめ、フィナへ話しかける。
「これでは埒が明かないな。何とか機能を絞って遺跡のシステムに触れさせてみるか?」
「それは良いアイデアだけど、機能の絞り方がわからない。私にできるのは全てに触れさせるか、触れさせないかの二択だし」
「そうか。しかし、このままこの部屋に閉じ込めておくわけにもいくまい」
部屋にはトイレもありシャワーもある。
もちろん、そこには衝立があり最低限の尊厳は保っているが、基本的にガラスの壁に囲まれた部屋でプライバシーなどない。
非常に人権を無視した状況なのだが、金髪の男はこの状況に理解を示して感情を露わにすることはなかった。
名前もわからぬ彼は私たちへ視線をちらりと振って、次にフィナが身につけている指輪を見た。
この指輪は遺跡のシステムを呼び出すためのもの。
彼はそれに気づいたようだ。
一度、指輪を指差してから、次に二本の指で自分の目を差す。
どうやら、見せてくれないかと訴えているようだが……。
「ふむ、どうしたものか?」
「この三日、進展なし。見せた方が早く話が進むんだろうけど……」
フィナは彼に向かって首を横に振った。
すると彼は小さく息をついて、残念がる様子を見せる。
彼もまた、ままならぬ状況に辟易しているのだろう。
そこで私はあることを思いつく。
「指輪は渡せないが、モニターを見せるのはどうだ? 操れなければ彼にもどうにもできまい」
「なるほどね。それで彼の指の動きや目線からシステムの扱い方を学ぼうってわけ。それなら大丈夫そう。でも、念のためみんなを集めてからにしましょ」
私たちはエクア・親父・カイン・マスティフ・マフィンを隔離用のガラス部屋に呼んだ。
これで不測の事態が発生してもすぐに対処が可能だ。
フィナは指を跳ねて、彼の前で遺跡のシステムに繋がるモニターを浮かべた。
そして、ジェスチャーを交えながら彼に話しかける。
「これ、見て。あなたならこれを操れるでしょ?」
彼はこちらの意図を汲み、こくりと頷く。
「よし、じゃあ……壊れた翻訳システムを呼び出してっと」
フィナはモニターを操り、少し歪んだ八角の星形の立体映像を浮かべた。
星の周りには無数の見知らぬ言語が無秩序に流れている。
言語に囲まれる歪んだ星形が、翻訳システムの中枢。
これを彼に見せて、フィナが直せないかと尋ねる。
「この翻訳システムを直せる? もし直せるなら、あなた自身が喋ることができなくても、こちらの言葉はわかるようになるはず」
金髪の男は八角の星形をじ~っと覗き込む。
忙しなく動く瞳…………そして、歪む唇……。
彼は突如、肩を震わし、笑い声を立て始める。
「クククククククククククッ」
何とも不気味な笑い声に、フィナは言葉に驚きを纏う。
「な、なに、急に笑い始めて……えっ?」
歪んだ八角の星形が蠢き、綺麗な八角の形へ戻ろうとしている。
私はフィナへ問いかけた。
「フィナ、何が起こっている?」
「わからないっ。誰かがシステムにアクセスして! アクセス地点はこの部屋? え、まさかっ!?」
フィナは金髪の男へ顔を向けた。
彼はいまだ笑いを漏らして、ゆっくりと私たちへ視線を振り始めた。
そして、笑いを言葉に変える。
「クククククク。この三日、貴様らの力量と知力を計っていたが、その程度のシステムの復旧もできないとは……貴様らは脅威ではなさそうだ。ならばもう、実験動物のようにここへ閉じ込められている振りをする必要もない」
唐突にスカルペルの言語を操り始めた男。
私は驚きに心を止めかけたが、辛うじて声を先に出す。
「実験動物は誤解だ。そのようなつもりはない。ただ、君がどういった人物かわからないがための措置だ。不快だったのは謝る」
「クククク、不快ではないよ。愉快だ」
「え?」
「矮小なる存在が怯える姿は滑稽だ。さらに未知なるものに対して恐れを抱く姿もまた滑稽で愉快。そうでありながらも、好奇心は止められぬ……しかし、好奇心とはそれ相応の知を持ってこそ意味がある。貴様たちはそれに見合わぬ存在……」
彼はこちらを見下すような瞳を見せると、光のカーテンに包まれ、消えた……。
私はすぐさまフィナを呼ぶ。
「フィナッ!?」
「施設の転送装置が勝手に起動している!? なんで、どういうことよ!? ガラスの中は完全に閉じられた世界のはず。どうやって遺跡のシステムにアクセスを!?」
「謎追いは後だ! 彼はどこへ行った!?」
「えっと……荒れ地。遺跡のすぐそばの荒れ地にいるみたい!」
「ならば、すぐに私たちも向かおう! どう見ても好意的な雰囲気ではなかったからな。野放しにはできない!」
私たちは地上へ繋がるリフトに乗り込み、男が逃げ去った荒れ地へと向かうことにした。
そこへ向かう途中、マスティフが声を漏らす。
「この三日の間、ワシたちが彼奴を観察していたように、彼奴もまたこちらを観察していたというわけだな」
「そのようで。そして、なるべく友好的な雰囲気を醸し、脅威ではないと思わせていた」
「じゃが、ワシらが遺跡のシステムを把握しきれていないと見るや否や、本性を剥き出しにしたわけだ」
「その本性が良いものであればいいが……あの様子だと良いものには見えないな。急ごう!」
リフトを使い、黒い球体の施設の頂上へ。
そこから、光の道を歩き、地上に通じる洞窟へ向かう。
景色が熱線により焼けただれた黒の肌を持つ壁から荒れ地に変わると、1kmほど先で男が棒立ちしていた。
私たちは彼に駆け寄る。
彼はスカルペル語はもちろん、日本語にも反応を示さない。
そのためボディランゲージのみで何とか意思の疎通を図るが、思うようにはいかない。
一番手っ取り早いコミュニケーション方法は彼に遺跡のシステムに触れさせて翻訳システムを修復させることだろうが、それはあまりにも危険と判断して行っていない。
現状わかったことと言えば、彼はとても礼儀正しく、物腰柔らかであること。
そこから邪悪な存在の気配は感じない。
私はガラス越しから彼を見つめ、フィナへ話しかける。
「これでは埒が明かないな。何とか機能を絞って遺跡のシステムに触れさせてみるか?」
「それは良いアイデアだけど、機能の絞り方がわからない。私にできるのは全てに触れさせるか、触れさせないかの二択だし」
「そうか。しかし、このままこの部屋に閉じ込めておくわけにもいくまい」
部屋にはトイレもありシャワーもある。
もちろん、そこには衝立があり最低限の尊厳は保っているが、基本的にガラスの壁に囲まれた部屋でプライバシーなどない。
非常に人権を無視した状況なのだが、金髪の男はこの状況に理解を示して感情を露わにすることはなかった。
名前もわからぬ彼は私たちへ視線をちらりと振って、次にフィナが身につけている指輪を見た。
この指輪は遺跡のシステムを呼び出すためのもの。
彼はそれに気づいたようだ。
一度、指輪を指差してから、次に二本の指で自分の目を差す。
どうやら、見せてくれないかと訴えているようだが……。
「ふむ、どうしたものか?」
「この三日、進展なし。見せた方が早く話が進むんだろうけど……」
フィナは彼に向かって首を横に振った。
すると彼は小さく息をついて、残念がる様子を見せる。
彼もまた、ままならぬ状況に辟易しているのだろう。
そこで私はあることを思いつく。
「指輪は渡せないが、モニターを見せるのはどうだ? 操れなければ彼にもどうにもできまい」
「なるほどね。それで彼の指の動きや目線からシステムの扱い方を学ぼうってわけ。それなら大丈夫そう。でも、念のためみんなを集めてからにしましょ」
私たちはエクア・親父・カイン・マスティフ・マフィンを隔離用のガラス部屋に呼んだ。
これで不測の事態が発生してもすぐに対処が可能だ。
フィナは指を跳ねて、彼の前で遺跡のシステムに繋がるモニターを浮かべた。
そして、ジェスチャーを交えながら彼に話しかける。
「これ、見て。あなたならこれを操れるでしょ?」
彼はこちらの意図を汲み、こくりと頷く。
「よし、じゃあ……壊れた翻訳システムを呼び出してっと」
フィナはモニターを操り、少し歪んだ八角の星形の立体映像を浮かべた。
星の周りには無数の見知らぬ言語が無秩序に流れている。
言語に囲まれる歪んだ星形が、翻訳システムの中枢。
これを彼に見せて、フィナが直せないかと尋ねる。
「この翻訳システムを直せる? もし直せるなら、あなた自身が喋ることができなくても、こちらの言葉はわかるようになるはず」
金髪の男は八角の星形をじ~っと覗き込む。
忙しなく動く瞳…………そして、歪む唇……。
彼は突如、肩を震わし、笑い声を立て始める。
「クククククククククククッ」
何とも不気味な笑い声に、フィナは言葉に驚きを纏う。
「な、なに、急に笑い始めて……えっ?」
歪んだ八角の星形が蠢き、綺麗な八角の形へ戻ろうとしている。
私はフィナへ問いかけた。
「フィナ、何が起こっている?」
「わからないっ。誰かがシステムにアクセスして! アクセス地点はこの部屋? え、まさかっ!?」
フィナは金髪の男へ顔を向けた。
彼はいまだ笑いを漏らして、ゆっくりと私たちへ視線を振り始めた。
そして、笑いを言葉に変える。
「クククククク。この三日、貴様らの力量と知力を計っていたが、その程度のシステムの復旧もできないとは……貴様らは脅威ではなさそうだ。ならばもう、実験動物のようにここへ閉じ込められている振りをする必要もない」
唐突にスカルペルの言語を操り始めた男。
私は驚きに心を止めかけたが、辛うじて声を先に出す。
「実験動物は誤解だ。そのようなつもりはない。ただ、君がどういった人物かわからないがための措置だ。不快だったのは謝る」
「クククク、不快ではないよ。愉快だ」
「え?」
「矮小なる存在が怯える姿は滑稽だ。さらに未知なるものに対して恐れを抱く姿もまた滑稽で愉快。そうでありながらも、好奇心は止められぬ……しかし、好奇心とはそれ相応の知を持ってこそ意味がある。貴様たちはそれに見合わぬ存在……」
彼はこちらを見下すような瞳を見せると、光のカーテンに包まれ、消えた……。
私はすぐさまフィナを呼ぶ。
「フィナッ!?」
「施設の転送装置が勝手に起動している!? なんで、どういうことよ!? ガラスの中は完全に閉じられた世界のはず。どうやって遺跡のシステムにアクセスを!?」
「謎追いは後だ! 彼はどこへ行った!?」
「えっと……荒れ地。遺跡のすぐそばの荒れ地にいるみたい!」
「ならば、すぐに私たちも向かおう! どう見ても好意的な雰囲気ではなかったからな。野放しにはできない!」
私たちは地上へ繋がるリフトに乗り込み、男が逃げ去った荒れ地へと向かうことにした。
そこへ向かう途中、マスティフが声を漏らす。
「この三日の間、ワシたちが彼奴を観察していたように、彼奴もまたこちらを観察していたというわけだな」
「そのようで。そして、なるべく友好的な雰囲気を醸し、脅威ではないと思わせていた」
「じゃが、ワシらが遺跡のシステムを把握しきれていないと見るや否や、本性を剥き出しにしたわけだ」
「その本性が良いものであればいいが……あの様子だと良いものには見えないな。急ごう!」
リフトを使い、黒い球体の施設の頂上へ。
そこから、光の道を歩き、地上に通じる洞窟へ向かう。
景色が熱線により焼けただれた黒の肌を持つ壁から荒れ地に変わると、1kmほど先で男が棒立ちしていた。
私たちは彼に駆け寄る。
0
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる