55 / 256
ルネサンス黎明期
第53話 ルネサンス黎明期 『情報屋ヤプーとサルワタリ』
しおりを挟む
****
翌日―。
オレたちはまた『湖畔亭』の朝食を堪能していた。
この日の『湖畔亭』の朝食には、平たいコムギトで作られたパン(ホブス)、グガランナ牛のチーズ、ヨーグルト、塩漬けのノアのオリーブ、デブス(ナツメヤシから作る蜜)、ゲーマル(グガランナ牛の乳から作る生クリーム)、『グレイ伯爵茶』が出された。
デブスとゲーマルはイラム人のエネルギー源となっている。
『グレイ伯爵茶』は上等の紅茶の種類のようだ。
「ジュニアくん。この後はどうするんだい?」
「ええ。ジン様。一度、『楼蘭』に帰ろうかと思います。」
「そっか。それで、今後の商売はどういうふうに考えてるんだい?」
「そ・・・それは・・・。」
そうだよな。お父さんのカタキ討ちにいっぱいいっぱいで、先のことなんて考えてる余裕はなかっただろうな。
「そうでやすね。父君のカシム様のお残しになられた行商ルート、黄金都市との交易もよろしいかと思いやす。」
ジロキチが助け舟を出した。
「なるほどね。で、交易品は『楼蘭』特産の『ココヤシ酒』ってところかな?」
「そうでやすね。それ以外に『楼蘭』は目立った特産品も商品もありやせんから。」
「ふーん。じゃあさ、今後、オレの始める商売の品を運ぶのも手伝ってくれると嬉しいんだよな。」
「え!? ジン様・・・。商売されるんですか?」
「ああ。そして、このアイデアが上手く行ったら・・・。もっと大量の商品を取り扱うことになる。」
そう。オレの考えてる商売は主に3つ。
ひとつは、運輸業だ。
この世界で今のところ、物流手段は、陸路は竜馬のような馬車だ。
あとは海運もあると聞いている。
だが、空輸便はないようだ。
少なくとも、このバビロン地域や、『法国』、『エルフ国』といったエリアでは間違いない。
オレはそこに流通革命、物流革命を起こそうと考えている。
単純に、オレは美味い料理を食べたい。
そのためには、新鮮な世界各地の食材を運ぶ手段を確立しないと実現しないと考えた。
具体的には、各国家、各都市を結ぶ空路を開発しようと考えている。
もちろん、科学の粋を集めて、最速の空輸便を形にしたいと思っている。
そして、大きくは空路で運び、ジュニアくんたち商集団『アリノママ』には、その後の各都市の細かい配達に協力してもらいたい。
ネズミに種族が都市細部に細かに運ぶ・・・。なんだかイメージぴったりじゃないか?
月氏の宅急便・・・みたいな。
ふたつめに考えている商売は、情報産業だ。
この世界ではやはり、情報を伝える技術が遅れている。
『魔法』で遠隔地とやり取りはできるようだが、映像を伝えたり、ニュースなんかはまだまだ遅れている。
情報屋があまりにも原始的だったからな。
ここに情報伝達革命を起こしたい。
具体的にはまずは街頭テレビのようなもの『ニュースボード・新聞板』からスタートし、いずれ個人個人が携帯型のタブレットを持ち運べるようにしたい。
ここには『情報屋ヤプー』の彼らに協力してもらいたい。
もちろん、まずは、この『円柱都市イラム』で実験的に始め、各都市のおえらいさんにどんどん売り込み、広げていきたい。
小型化して、タブレット型のニュースボードのようなものが生産できるようになれば、大々的に売り出していく。
最後のみっつめの商売は、もちろんその情報伝達産業に欠かせない・・・コンテンツ業だ。
ニュースはまあ、必須なんだが、ほかにもファッション情報、グルメ情報、小説や漫画などのコンテンツや、アニメ、映画といった映像作品だ。
こういったコンテンツを作るクリエイターや編集者が必須になってくる。
もちろん、オレひとりでできるわけもないし、アイに大部分は頼ることになるが、外部からそういった人材を確保していかないと成り立たない。
「もちろん手伝わさせていただきますよ! ジン様! 僕はジン様に一生ついていきまチュ!」
「てやんでい。このジロキチも当然、ジュニア坊っちゃん・・・いや、ジュニア様とともにジン様についていきやすぜ!」
「お・・・おぅ。ありがとね・・・。」
「ズッキーニャもオレの家に来るといいよ。部屋を用意するよ。」
「あり・・・がと。わかった。ジン様におらもついていく。」
まあ、他にもスポーツを流行らせるとか、ゲームを流行らせるとか・・・いろいろ考えはあるけど。
まずは主要な商売はこの3つが急務だと考えている。
そのための資金とか材料とか資源とか人材確保の手段とか、いろいろこの先やることは山積みだな。
「ヒルコも手伝いますよー!」
「もちろん我も手伝いますぞ。ご主人様。」
「イシカも手伝うであるぞ!」
「ホノリも手伝うのだ!」
オレの忠実なる3つの下僕たちも答えてくれる。
(マスター! 当然、ワタクシはマスターのパートナーでございますから!)
(あ・・・あぁ。そうだね。アイがいなきゃオレ、なんにもできないよ。アイのおかげだよ。)
(ヤダ・・・。マスターったら・・・。)
アイが照れた様子でデレデレとしている。
とても超人工頭脳には見えないな。
「ジン殿。もし吸血鬼の噂を聞いたら、俺に連絡してくれ。まあ、ジン殿だったら、吸血鬼ごときに遅れを取ることなんてないだろうがな。」
ヘルシングさんも朝食をむしゃむしゃ食べながら、声をかけてきた。
「いえ。もちろん専門家に任せたほうがいいですからね。吸血鬼のことで困ったら必ず頼りますよ。」
「うむ。そう言ってもらえるとありがたい。」
「ヘルシングさんはこれからどうするんですか?」
「ああ。パーティーのメンバーが東方の都市『キトル』にいるから、合流するとするよ。」
「そっか。じゃあ、またどこかでお会いできる日までお元気で。」
「ジン殿もな。」
「あらあら。じゃあ、寂しくなりますね。」
搾りたての神の飲み物と言われるネクタール・ジュースを出しながらそう言ったのはラク・シンプ女将だった。
「ああ。ずいぶん世話になったな。」
「オレたちもお世話になりました。本当に料理も最高でした。」
「ありがとうございます。またイラムにお越しの際は、『湖畔亭』をよろしくおねがいしますね。」
「ああ。また世話になるよ。」
◇◇◇◇
朝食を済ませたオレたちは、宿を引き払い、『ラ・レーヌ・ドゥ・シバ女王兵団』の詰所にある牢獄に向かった。
捕らえられている『情報屋ヤプー』のサルワタリの身請けに行くのだ。
どうやら、アマイモンさんから話をしてくれていて、オレたち、特にジュニアくんの許可でサルワタリは釈放されるとのことだ。
まあ、被害者のジュニアくんがいいと言ったら釈放してくれるということらしい。
「ああ! ジンさん! ジュニアさん! よくぞこんなむさくるしいところへお越しくださいました!」
ギルガメシュ兵長が出迎えてくれた。
さっそく牢獄前に案内してくれ、サルワタリが連れてこられた。
「おお! ほんまに来てくれたんやな! ジンのだんな! もうあかんのかと思ったわ。」
「やあ。約束は守るよ。もちろん。」
「ジン殿。本当によろしいのですか? こんなやつを釈放してもロクなことになりませんよ。」
「うん。いいんだ。じゃ、ありがとう。ギルガメシュさん。」
「まあ、ジン殿がいいなら、私はいいんですけどね。」
そう言って、ギルガメシュ兵長はしぶしぶサルワタリの錠を解いた。
「おまえ! ジン殿に感謝するんだぞ!?」
「もちろん、わかってまんがな。兵長はん。お世話になりましたな。」
「とっとと行きやがれ。」
「げへへ。」
オレたちはサルワタリを連れて、大通りに出てカフェ『はーむず』に入った。
そして、人数分の飲み物ハームズとお菓子ミナ・サマーを頼んだ。
「なあ、サルワタリ。オレの考えてる商売にはさ、世界中の情報が必要になってくるんだが、おまえのところの『情報屋ヤプー』はどこまで手を広げてるんだ?」
「せ・・・世界中でっか? そ・・・それはだんな。大きゅう出ましたな。」
「で、どうなの?」
「早く答えなさい! マスターが質問してるのです!」
アイが周囲の超ナノテクマシンを動かそうとした。
「まあまあ。アイ。ちょっと待ってよ。彼なりのこれは商売のかけひきなんだよ? な?」
「さっすがはジンのだんな。わかってまんなぁ。そやな、情報こそがわてらの商売の命でっせ。そんな簡単にほいほい喋っとったら商売あがったりやわ。」
「そうだよなぁ・・・。まあ、それはいいとして、ヤプーの代表はどこにいるんだ?」
「なんや。直接、上と話つけようってか。だんなにはほんまかなわんな。まあ、ええで。この『情報屋ヤプー』の本社は『フウイヌム国』、『馬国』にあるんや。
そこに三人の『三猿』っちゅうおえらいさんがおってな。その『三猿』が仕切ってはるんやで。」
今度はあっさりと話してくれたようだ。
・・・やっぱ、こいつ、助けなくてよかったかな?
なんてちょっぴり思ったりしてね・・・。
~続く~
翌日―。
オレたちはまた『湖畔亭』の朝食を堪能していた。
この日の『湖畔亭』の朝食には、平たいコムギトで作られたパン(ホブス)、グガランナ牛のチーズ、ヨーグルト、塩漬けのノアのオリーブ、デブス(ナツメヤシから作る蜜)、ゲーマル(グガランナ牛の乳から作る生クリーム)、『グレイ伯爵茶』が出された。
デブスとゲーマルはイラム人のエネルギー源となっている。
『グレイ伯爵茶』は上等の紅茶の種類のようだ。
「ジュニアくん。この後はどうするんだい?」
「ええ。ジン様。一度、『楼蘭』に帰ろうかと思います。」
「そっか。それで、今後の商売はどういうふうに考えてるんだい?」
「そ・・・それは・・・。」
そうだよな。お父さんのカタキ討ちにいっぱいいっぱいで、先のことなんて考えてる余裕はなかっただろうな。
「そうでやすね。父君のカシム様のお残しになられた行商ルート、黄金都市との交易もよろしいかと思いやす。」
ジロキチが助け舟を出した。
「なるほどね。で、交易品は『楼蘭』特産の『ココヤシ酒』ってところかな?」
「そうでやすね。それ以外に『楼蘭』は目立った特産品も商品もありやせんから。」
「ふーん。じゃあさ、今後、オレの始める商売の品を運ぶのも手伝ってくれると嬉しいんだよな。」
「え!? ジン様・・・。商売されるんですか?」
「ああ。そして、このアイデアが上手く行ったら・・・。もっと大量の商品を取り扱うことになる。」
そう。オレの考えてる商売は主に3つ。
ひとつは、運輸業だ。
この世界で今のところ、物流手段は、陸路は竜馬のような馬車だ。
あとは海運もあると聞いている。
だが、空輸便はないようだ。
少なくとも、このバビロン地域や、『法国』、『エルフ国』といったエリアでは間違いない。
オレはそこに流通革命、物流革命を起こそうと考えている。
単純に、オレは美味い料理を食べたい。
そのためには、新鮮な世界各地の食材を運ぶ手段を確立しないと実現しないと考えた。
具体的には、各国家、各都市を結ぶ空路を開発しようと考えている。
もちろん、科学の粋を集めて、最速の空輸便を形にしたいと思っている。
そして、大きくは空路で運び、ジュニアくんたち商集団『アリノママ』には、その後の各都市の細かい配達に協力してもらいたい。
ネズミに種族が都市細部に細かに運ぶ・・・。なんだかイメージぴったりじゃないか?
月氏の宅急便・・・みたいな。
ふたつめに考えている商売は、情報産業だ。
この世界ではやはり、情報を伝える技術が遅れている。
『魔法』で遠隔地とやり取りはできるようだが、映像を伝えたり、ニュースなんかはまだまだ遅れている。
情報屋があまりにも原始的だったからな。
ここに情報伝達革命を起こしたい。
具体的にはまずは街頭テレビのようなもの『ニュースボード・新聞板』からスタートし、いずれ個人個人が携帯型のタブレットを持ち運べるようにしたい。
ここには『情報屋ヤプー』の彼らに協力してもらいたい。
もちろん、まずは、この『円柱都市イラム』で実験的に始め、各都市のおえらいさんにどんどん売り込み、広げていきたい。
小型化して、タブレット型のニュースボードのようなものが生産できるようになれば、大々的に売り出していく。
最後のみっつめの商売は、もちろんその情報伝達産業に欠かせない・・・コンテンツ業だ。
ニュースはまあ、必須なんだが、ほかにもファッション情報、グルメ情報、小説や漫画などのコンテンツや、アニメ、映画といった映像作品だ。
こういったコンテンツを作るクリエイターや編集者が必須になってくる。
もちろん、オレひとりでできるわけもないし、アイに大部分は頼ることになるが、外部からそういった人材を確保していかないと成り立たない。
「もちろん手伝わさせていただきますよ! ジン様! 僕はジン様に一生ついていきまチュ!」
「てやんでい。このジロキチも当然、ジュニア坊っちゃん・・・いや、ジュニア様とともにジン様についていきやすぜ!」
「お・・・おぅ。ありがとね・・・。」
「ズッキーニャもオレの家に来るといいよ。部屋を用意するよ。」
「あり・・・がと。わかった。ジン様におらもついていく。」
まあ、他にもスポーツを流行らせるとか、ゲームを流行らせるとか・・・いろいろ考えはあるけど。
まずは主要な商売はこの3つが急務だと考えている。
そのための資金とか材料とか資源とか人材確保の手段とか、いろいろこの先やることは山積みだな。
「ヒルコも手伝いますよー!」
「もちろん我も手伝いますぞ。ご主人様。」
「イシカも手伝うであるぞ!」
「ホノリも手伝うのだ!」
オレの忠実なる3つの下僕たちも答えてくれる。
(マスター! 当然、ワタクシはマスターのパートナーでございますから!)
(あ・・・あぁ。そうだね。アイがいなきゃオレ、なんにもできないよ。アイのおかげだよ。)
(ヤダ・・・。マスターったら・・・。)
アイが照れた様子でデレデレとしている。
とても超人工頭脳には見えないな。
「ジン殿。もし吸血鬼の噂を聞いたら、俺に連絡してくれ。まあ、ジン殿だったら、吸血鬼ごときに遅れを取ることなんてないだろうがな。」
ヘルシングさんも朝食をむしゃむしゃ食べながら、声をかけてきた。
「いえ。もちろん専門家に任せたほうがいいですからね。吸血鬼のことで困ったら必ず頼りますよ。」
「うむ。そう言ってもらえるとありがたい。」
「ヘルシングさんはこれからどうするんですか?」
「ああ。パーティーのメンバーが東方の都市『キトル』にいるから、合流するとするよ。」
「そっか。じゃあ、またどこかでお会いできる日までお元気で。」
「ジン殿もな。」
「あらあら。じゃあ、寂しくなりますね。」
搾りたての神の飲み物と言われるネクタール・ジュースを出しながらそう言ったのはラク・シンプ女将だった。
「ああ。ずいぶん世話になったな。」
「オレたちもお世話になりました。本当に料理も最高でした。」
「ありがとうございます。またイラムにお越しの際は、『湖畔亭』をよろしくおねがいしますね。」
「ああ。また世話になるよ。」
◇◇◇◇
朝食を済ませたオレたちは、宿を引き払い、『ラ・レーヌ・ドゥ・シバ女王兵団』の詰所にある牢獄に向かった。
捕らえられている『情報屋ヤプー』のサルワタリの身請けに行くのだ。
どうやら、アマイモンさんから話をしてくれていて、オレたち、特にジュニアくんの許可でサルワタリは釈放されるとのことだ。
まあ、被害者のジュニアくんがいいと言ったら釈放してくれるということらしい。
「ああ! ジンさん! ジュニアさん! よくぞこんなむさくるしいところへお越しくださいました!」
ギルガメシュ兵長が出迎えてくれた。
さっそく牢獄前に案内してくれ、サルワタリが連れてこられた。
「おお! ほんまに来てくれたんやな! ジンのだんな! もうあかんのかと思ったわ。」
「やあ。約束は守るよ。もちろん。」
「ジン殿。本当によろしいのですか? こんなやつを釈放してもロクなことになりませんよ。」
「うん。いいんだ。じゃ、ありがとう。ギルガメシュさん。」
「まあ、ジン殿がいいなら、私はいいんですけどね。」
そう言って、ギルガメシュ兵長はしぶしぶサルワタリの錠を解いた。
「おまえ! ジン殿に感謝するんだぞ!?」
「もちろん、わかってまんがな。兵長はん。お世話になりましたな。」
「とっとと行きやがれ。」
「げへへ。」
オレたちはサルワタリを連れて、大通りに出てカフェ『はーむず』に入った。
そして、人数分の飲み物ハームズとお菓子ミナ・サマーを頼んだ。
「なあ、サルワタリ。オレの考えてる商売にはさ、世界中の情報が必要になってくるんだが、おまえのところの『情報屋ヤプー』はどこまで手を広げてるんだ?」
「せ・・・世界中でっか? そ・・・それはだんな。大きゅう出ましたな。」
「で、どうなの?」
「早く答えなさい! マスターが質問してるのです!」
アイが周囲の超ナノテクマシンを動かそうとした。
「まあまあ。アイ。ちょっと待ってよ。彼なりのこれは商売のかけひきなんだよ? な?」
「さっすがはジンのだんな。わかってまんなぁ。そやな、情報こそがわてらの商売の命でっせ。そんな簡単にほいほい喋っとったら商売あがったりやわ。」
「そうだよなぁ・・・。まあ、それはいいとして、ヤプーの代表はどこにいるんだ?」
「なんや。直接、上と話つけようってか。だんなにはほんまかなわんな。まあ、ええで。この『情報屋ヤプー』の本社は『フウイヌム国』、『馬国』にあるんや。
そこに三人の『三猿』っちゅうおえらいさんがおってな。その『三猿』が仕切ってはるんやで。」
今度はあっさりと話してくれたようだ。
・・・やっぱ、こいつ、助けなくてよかったかな?
なんてちょっぴり思ったりしてね・・・。
~続く~
0
あなたにおすすめの小説
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる