359 / 465
魔女と街のさらなる日常編
ep359 思わぬ大収穫であった。
しおりを挟む
〇 〇 〇
「……よし! こんな感じで大丈夫かな?」
「これでお野菜、育てられる?」
「アタシも初めての試みだから、まだまだ試行錯誤は必要だけどね」
最初はちょっとした試みに過ぎなかった。野菜作りに興味を持ったショーちゃんのため、アタシは自宅工場地下に野菜栽培施設を設立したことが始まりだ。
我が家の地下にはアタシお手製の青陽という発電用人工太陽がある。その太陽光を使えば野菜作りもできなくはない。
スペース的にも広いし、家庭用工場菜園設備を作るのなんて簡単だ。
「一応はシミュレートしてみたけど、やっぱ人工太陽のせいか普通の種じゃ発育が難しいみたいなんだよね。でもまあ、そこはアタシの方で遺伝子組み換えしておいたさ。これなら工場地下でも野菜は育つよ」
「流石は隼さん。ありがとう」
少しばかり手間はかかったけど、こうやって我が子が興味を持ったのだ。一応は母親としてできることは協力したい。
プランターも用意したし、趣味の一環として初めてみるのも悪くはないだろう。
――最初はそんな風に軽く考えてた。
■
「隼さん、収穫できた。まずはナスビとキュウリ」
「は……へ……? う、嘘……? も、もう……?」
それから二日後。ショーちゃんが管理する工場地下菜園に案内されたアタシが目にしたのは、たわわと実った野菜達であった。
アタシも遺伝子組み換えの結果がどうなるか心配だったけど、全く問題はなさそうだ。
見せてもらったナスビやキュウリにはずっしりとした重みもあり、色艶も実に食欲をそそる。
これは夫にして料理担当であるタケゾーに是非とも調理してもらいたい。下手にスーパーで売られてる野菜よりもおいしそうだ。
流石はショーちゃん。何が『流石』なのかは知らないけど。
――いや、最大の問題はそこじゃない。
「え、えーっと……。これって確かに一昨日育て始めた野菜? いくらなんでも実るのが早すぎない?」
「ボクがしっかり水やりとか手入れしたからだと思う。愛情持って育てた。野菜は愛情で育つって聞いた。きちんと観察記録もとってる」
「た、確かにそういう話はあるけど……これってそんなレベルの話?」
野菜の質も気になるけど、一番気になるのはその異常な成長速度。なんでたった二日で収穫できるまで育ってるのよ?
ぶっちゃけ疑心暗鬼だったけど、ショーちゃんは成長過程の写真を日記帳に張り付けて残していた。物的証拠は確かにある。
つまり、これらの野菜は間違いなくショーちゃんが育てたアタシの遺伝子組み換え型野菜の種からできた野菜達だ。
――うん。どうしてこんなことになったんだろうね?
「もっと愛情を注ぎ込めば、今度は一日で収穫できるかもしれない」
「いやいや……。なんで野菜栽培でタイムアタックしようとするのよ? とりあえず、こんなことになった要因には心当たりがありすぎる……」
ショーちゃんは眩しいほどのピュア思考で気にも留めてないけど、アタシの方はこの異常な野菜の現象を考察してみる。
まあ、仮説だけでも単純な話だ。
一つ、この場の野菜は『普通の太陽による日光』ではなく『アタシの血液から作った人工太陽の日光』を作って育てたということ。
人工太陽の日光が本来の白色じゃなくて青色だからね。その影響は大いにあり得る。
心の中で思わず『ブルーレイかよ』と、一人ツッコミを入れたくなっちゃう。
二つ、育てた野菜の種は『一般的な農作物のもの』と違って『アタシがシミュレーションした遺伝子組み換えのもの』であること。
人工太陽に合わせて成長するように組み換えはしたけど、その成長結果については考察不足だったか。流石にここまで斜め上の結果は予想できなかった。
プランターと太陽の距離も近いからね。その分だけ恩恵も受けられたんだろう。多分、おそらく、きっと。
――アタシでもこれぐらいしか思いつかない。正直、理解の範疇を超えてる。
「……とりあえず、食べられるかは検査した方がいいよね」
ただここまで異常だと、精密検査しないと不安が残ってくる。
そもそもの話、野菜がこんなことになってしまった原因はアタシだ。これで毒なんてあったら大変である。
タケゾーに調理してもらうにしても、まずは安全面が第一だ。これで一家全員食中毒なんてなったら、アタシは母親失格である。
■
「……話は聞いた。とりあえず、有毒物質はないみたいなんだな?」
「うん。食べる分には問題ないけど、実際に食べるとどうなるかはアタシにもよく分かんなくて……」
アタシの方で厳正な検査を行った結果、ショーちゃんが収穫した野菜に毒物反応は見られなかった。
むしろ栄養価がメチャクチャ高いぐらい。でもここまで栄養があると、それはそれで逆に不安になってしまう。だって普通の野菜じゃないのは確定だもん。
「俺も軽く漬物にしてみたが……味の方はまだ分からん」
「見た目的においしそうなんだけどねぇ……」
タケゾーにも事情を説明し、ひとまずは食卓にショーちゃん野菜が並ぶ。
キュウリの浅漬けと水ナス。質感が良いこともあり、見た目だけならば食欲をそそる。
「おいしそう。早く食べたい」
「い、一応、口にした途端にバタンキューなんてことはないだろうけど……」
「それでも何かあったら、すぐに救急車呼ぼうな……」
何はともあれ、せっかくショーちゃんが頑張って育てた野菜だ。食べずに破棄はもったいない。
育てた本人であるショーちゃんは意気揚々だけど、アタシとタケゾーは恐る恐る食卓の料理を箸で摘まんでみる。
ショーちゃんには申し訳ないけど、ここまで異常な野菜はアタシも専門外の予想外だ。
もしもこれでおかしなことになったら、野菜栽培計画は頓挫させて――
「……んんうぅ!? こ、この歯応え!? この味は……!?」
「こ、これが本当にキュウリやナスビなのか……!? 今まで食べてたのは何だったんだ……!?」
「おいしい。流石はボクの野菜」
――などという不安は一瞬で吹き飛ぶ野菜ンパクト。同時に口にした一家三人、その衝撃的な味に釘付けとなってしまう。
キュウリの浅漬けはパキッとした食感もさることながら、中身も実に肉厚だ。口の中に広がる水分は普段食べるキュウリより爽やかで、クセの強い青臭さといったものがない。
水ナスの方も絶品であり、その口触りはまるでサーモンのお刺身のようだ。バクバクと箸が進んでしまう。
気が付けばあっという間に完食。体にも異常が見られるどころか、その高い栄養価がそのまま体内に取り込まれたように感じる。
味も含めて、幸福感でいっぱいだ。
「これは想像以上にとんでもない野菜を育てちゃったもんだ……!」
「隼さんと武蔵さんのおかげ。ボク、もっとたくさん育てたい」
「確かにこの野菜なら、俺も是非料理して食卓に並べたいな」
野菜も大収穫だったけど、この結果も思わぬ大収穫だ。これだけの野菜ならば、自宅栽培だけで野菜代をまかなえてしまう。
アタシの方でも他の野菜を適応させる算段はあるし、節約だってしたい。タケゾーとの結婚式用資金もあるし、ここはショーちゃんに一肌脱いでもらおう。
ショーちゃん自身も野菜を育てるのに積極的だしね。
「どうせだったら、ボクの育てた野菜を出荷したい。もっとたくさんの人に食べてもらいたい」
「……はへ?」
「……確かに面白い話かもな」
さらに出てきた案なんだけど、これこそがインフルエンサーカップルに野菜の運搬を依頼したそもそもの理由。
工場地下にある青陽用プランターで野菜を育て、それらを出荷して収益を得る。
ショーちゃんが発案のもと、あれよあれよと計画は進行していった。
――こうして、空鳥工場印の野菜が誕生したのであった。
〇 〇 〇
「……よし! こんな感じで大丈夫かな?」
「これでお野菜、育てられる?」
「アタシも初めての試みだから、まだまだ試行錯誤は必要だけどね」
最初はちょっとした試みに過ぎなかった。野菜作りに興味を持ったショーちゃんのため、アタシは自宅工場地下に野菜栽培施設を設立したことが始まりだ。
我が家の地下にはアタシお手製の青陽という発電用人工太陽がある。その太陽光を使えば野菜作りもできなくはない。
スペース的にも広いし、家庭用工場菜園設備を作るのなんて簡単だ。
「一応はシミュレートしてみたけど、やっぱ人工太陽のせいか普通の種じゃ発育が難しいみたいなんだよね。でもまあ、そこはアタシの方で遺伝子組み換えしておいたさ。これなら工場地下でも野菜は育つよ」
「流石は隼さん。ありがとう」
少しばかり手間はかかったけど、こうやって我が子が興味を持ったのだ。一応は母親としてできることは協力したい。
プランターも用意したし、趣味の一環として初めてみるのも悪くはないだろう。
――最初はそんな風に軽く考えてた。
■
「隼さん、収穫できた。まずはナスビとキュウリ」
「は……へ……? う、嘘……? も、もう……?」
それから二日後。ショーちゃんが管理する工場地下菜園に案内されたアタシが目にしたのは、たわわと実った野菜達であった。
アタシも遺伝子組み換えの結果がどうなるか心配だったけど、全く問題はなさそうだ。
見せてもらったナスビやキュウリにはずっしりとした重みもあり、色艶も実に食欲をそそる。
これは夫にして料理担当であるタケゾーに是非とも調理してもらいたい。下手にスーパーで売られてる野菜よりもおいしそうだ。
流石はショーちゃん。何が『流石』なのかは知らないけど。
――いや、最大の問題はそこじゃない。
「え、えーっと……。これって確かに一昨日育て始めた野菜? いくらなんでも実るのが早すぎない?」
「ボクがしっかり水やりとか手入れしたからだと思う。愛情持って育てた。野菜は愛情で育つって聞いた。きちんと観察記録もとってる」
「た、確かにそういう話はあるけど……これってそんなレベルの話?」
野菜の質も気になるけど、一番気になるのはその異常な成長速度。なんでたった二日で収穫できるまで育ってるのよ?
ぶっちゃけ疑心暗鬼だったけど、ショーちゃんは成長過程の写真を日記帳に張り付けて残していた。物的証拠は確かにある。
つまり、これらの野菜は間違いなくショーちゃんが育てたアタシの遺伝子組み換え型野菜の種からできた野菜達だ。
――うん。どうしてこんなことになったんだろうね?
「もっと愛情を注ぎ込めば、今度は一日で収穫できるかもしれない」
「いやいや……。なんで野菜栽培でタイムアタックしようとするのよ? とりあえず、こんなことになった要因には心当たりがありすぎる……」
ショーちゃんは眩しいほどのピュア思考で気にも留めてないけど、アタシの方はこの異常な野菜の現象を考察してみる。
まあ、仮説だけでも単純な話だ。
一つ、この場の野菜は『普通の太陽による日光』ではなく『アタシの血液から作った人工太陽の日光』を作って育てたということ。
人工太陽の日光が本来の白色じゃなくて青色だからね。その影響は大いにあり得る。
心の中で思わず『ブルーレイかよ』と、一人ツッコミを入れたくなっちゃう。
二つ、育てた野菜の種は『一般的な農作物のもの』と違って『アタシがシミュレーションした遺伝子組み換えのもの』であること。
人工太陽に合わせて成長するように組み換えはしたけど、その成長結果については考察不足だったか。流石にここまで斜め上の結果は予想できなかった。
プランターと太陽の距離も近いからね。その分だけ恩恵も受けられたんだろう。多分、おそらく、きっと。
――アタシでもこれぐらいしか思いつかない。正直、理解の範疇を超えてる。
「……とりあえず、食べられるかは検査した方がいいよね」
ただここまで異常だと、精密検査しないと不安が残ってくる。
そもそもの話、野菜がこんなことになってしまった原因はアタシだ。これで毒なんてあったら大変である。
タケゾーに調理してもらうにしても、まずは安全面が第一だ。これで一家全員食中毒なんてなったら、アタシは母親失格である。
■
「……話は聞いた。とりあえず、有毒物質はないみたいなんだな?」
「うん。食べる分には問題ないけど、実際に食べるとどうなるかはアタシにもよく分かんなくて……」
アタシの方で厳正な検査を行った結果、ショーちゃんが収穫した野菜に毒物反応は見られなかった。
むしろ栄養価がメチャクチャ高いぐらい。でもここまで栄養があると、それはそれで逆に不安になってしまう。だって普通の野菜じゃないのは確定だもん。
「俺も軽く漬物にしてみたが……味の方はまだ分からん」
「見た目的においしそうなんだけどねぇ……」
タケゾーにも事情を説明し、ひとまずは食卓にショーちゃん野菜が並ぶ。
キュウリの浅漬けと水ナス。質感が良いこともあり、見た目だけならば食欲をそそる。
「おいしそう。早く食べたい」
「い、一応、口にした途端にバタンキューなんてことはないだろうけど……」
「それでも何かあったら、すぐに救急車呼ぼうな……」
何はともあれ、せっかくショーちゃんが頑張って育てた野菜だ。食べずに破棄はもったいない。
育てた本人であるショーちゃんは意気揚々だけど、アタシとタケゾーは恐る恐る食卓の料理を箸で摘まんでみる。
ショーちゃんには申し訳ないけど、ここまで異常な野菜はアタシも専門外の予想外だ。
もしもこれでおかしなことになったら、野菜栽培計画は頓挫させて――
「……んんうぅ!? こ、この歯応え!? この味は……!?」
「こ、これが本当にキュウリやナスビなのか……!? 今まで食べてたのは何だったんだ……!?」
「おいしい。流石はボクの野菜」
――などという不安は一瞬で吹き飛ぶ野菜ンパクト。同時に口にした一家三人、その衝撃的な味に釘付けとなってしまう。
キュウリの浅漬けはパキッとした食感もさることながら、中身も実に肉厚だ。口の中に広がる水分は普段食べるキュウリより爽やかで、クセの強い青臭さといったものがない。
水ナスの方も絶品であり、その口触りはまるでサーモンのお刺身のようだ。バクバクと箸が進んでしまう。
気が付けばあっという間に完食。体にも異常が見られるどころか、その高い栄養価がそのまま体内に取り込まれたように感じる。
味も含めて、幸福感でいっぱいだ。
「これは想像以上にとんでもない野菜を育てちゃったもんだ……!」
「隼さんと武蔵さんのおかげ。ボク、もっとたくさん育てたい」
「確かにこの野菜なら、俺も是非料理して食卓に並べたいな」
野菜も大収穫だったけど、この結果も思わぬ大収穫だ。これだけの野菜ならば、自宅栽培だけで野菜代をまかなえてしまう。
アタシの方でも他の野菜を適応させる算段はあるし、節約だってしたい。タケゾーとの結婚式用資金もあるし、ここはショーちゃんに一肌脱いでもらおう。
ショーちゃん自身も野菜を育てるのに積極的だしね。
「どうせだったら、ボクの育てた野菜を出荷したい。もっとたくさんの人に食べてもらいたい」
「……はへ?」
「……確かに面白い話かもな」
さらに出てきた案なんだけど、これこそがインフルエンサーカップルに野菜の運搬を依頼したそもそもの理由。
工場地下にある青陽用プランターで野菜を育て、それらを出荷して収益を得る。
ショーちゃんが発案のもと、あれよあれよと計画は進行していった。
――こうして、空鳥工場印の野菜が誕生したのであった。
〇 〇 〇
0
あなたにおすすめの小説
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる