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第六話 買い物
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高そうな車の助手席に乗せられ、理玖さんの運転でショッピングモールまでやってきた。
「人多い」
「そーだね。駐車場は空いてたから大丈夫かと思ったけど、そんなことなかったや」
店内は子連れの親子から散歩に来たと思われるご老人まで様々な人でにぎわっていた。
理玖さんは俺の手を握るとその人混みの中をずんずん進んでいく。
なるほど、これでは確かに手を繋いでいないとはぐれてしまいそうだ。
「よし、地図発見。まずは服から見ようかな」
「任せる」
着るのは渚でも、お金を出すのは理玖さんだ。好きなように買い物をしてほしい。
それに、渚は自分の服を選ぶのが苦手だった。
服を選ぶには自分を客観視して、流行りがどういったものかを考えて、その他色々な要素をもとにしなければならない。
あまりに考えるべきことが多くて何がいいのかわからなくなってしまう。
「んー多分ダボっとしてる服のほうが着てて楽だよね」
理玖さんは某ファストファッションの店で買い物カゴ片手に物色している。
カゴは持つと言ったが、手ぶらでいれくれないとイメージしずらいと言われてしまい、しぶしぶ何もせずについていくことになった。
「やっぱり渚はTシャツのほうが似合うね」
「このパンツ絶対履いてほしい。僕も似たようなの持ってるからお揃いにしたい」
「渚は細すぎる。いっぱい食べさせて健康的な体格にするから」
理玖さんは色々な服を手にとってはカゴに入れていく。
かと思ったら何やら被り物を見つけてきた。
「見て、パンダ」
「……かわいい」
「でしょ。黒猫もあった」
どんなものか見ようとしたら、頭に被せられた。
渚は外そうとするが、上から片手で押さえられていて、うまくいかない。
「ほら、鏡見てよ」
促されるまま見れば猫耳のついた黒色の被り物が乗っている。
黒なので見つけにくいが、ちゃんと目や髭もあった。
「ほら似合ってるでしょ」
「俺が付けるには可愛すぎる」
「そんなことない。僕が似合うと思うから似合ってる」
その意見は横暴が過ぎるだろう。ただ理玖さんがこれをつけた渚を見たいだけなのが丸わかりだ。
そこまでして見たいものなのか、渚からしてみれば甚だ疑問だ。
一任すると言ったのは渚だが、これには流石に反論を用意してみる。
「これに合うパジャマ探してさ、これかぶって寝てよ」
「寝癖付きそう」
「んーそれは朝頑張ればいい。僕が整えたげる」
「……理玖さんもかぶるなら、良いよ」
「ほんと! なら買おう」
結局買うことになってしまった。
弾けんばかりの笑顔で喜ぶものだから、渚より背も高く体格が良いのに幼くみえてしまう。
渚より大柄な男がつければ相対的に自分がマシに見えると思っての提案だったのだが、この様子では相対的に酷い姿を晒すのは渚の方になりそうだ。
その後もパジャマにアウターに下着にと色々なものがカゴに詰め込まれ、何回も試着させられ、買い物カゴがいっぱいになったころにはもう渚はヘトヘトだった。
「沢山買いましたね」
「まあそこそこ買ったね」
服なんてほとんど買わなかった渚にとっては一年分の買い物だったが、理玖さんにとってはそこそこの量らしい。
「買い物行くことは多いんですか?」
「まあ多いかな。よく店の子たちの服見繕ったり、ご飯食べに行ったりしてる」
「なるほど」
それでああも簡単に服を選べるわけか。
慣れとはすごいものだ。
「ただあの子たちには申し訳ないけど、渚の服選ぶのが一番楽しかった」
「どうして」
「どうしてって……ただの従業員の服より、うちに来た可愛い子の服選ぶ方が楽しいに決まってるでしょ」
理玖さんは本当に軽率に人を口説く。
可愛い子ってなんなんだ可愛い子って。可愛いのは理玖さんのほうだろ。
可愛いと言われるのは納得いかないが、自分が好まれているのは悪くない。むしろ、嬉しい。
「本当に貴方って人は」
人に好かれる経験のなかった渚は特に意識されて出た言動でないと分かっていても心動かされてしまう。
顔が熱くて仕方がない。手で仰いで風を送っても気休めにしかならない。
「僕そんなにヤバいこと言ってた?」
「言ってた」
「思ってることをそのまま言っただけなんだけどなあ」
その思っていることがヤバいというのを指摘すれば渚はより一層のダメージを負いそうなので、大人しく黙って顔を覆った。
何か、何か別の話題を……と考えていると渚のお腹が鳴った。
「あら、お腹すいた? ああ、もうこんな時間だね。フードコート行こっか」
「ああ」
腹の虫が鳴いたことで渚の羞恥は加速したが、ひとまず話題は変わった。
フードコートへの道を歩きながらゆっくり息を吐いた。
「何食べたいとかある?」
「特に希望はない。理玖さんが食べたいものにして」
「りょーかい。じゃ、ラーメンにしよ」
ラーメンか。何年も食べていない。
塩ラーメンと醤油ラーメンの違いがわからないレベルで味がわからない。
どっちもしょっぱいんじゃないの? という感じである。
「お、あったあった。迷子にならなくてよかった」
ショッピングモール内は結構広い。それに人が多い。
しかも渚も理玖さんも初めてきた場所ときた。
迷いやすい条件はそろっていたので、内心渚はかなり不安がっていた。
無事にたどり着き、席も確保できた。
お昼時も過ぎていてフードコート内はそこそこ空いていた。
座席もまばらだったので、目的のお店の近くに陣取ることができた。
こうすれば運ぶ時にこぼすリスクが減らせると理玖さんが教えてくれた。
大きな買い物袋を置いて、ラーメンのお店へ行く。
「味噌二つにしても良い? 僕今日めっちゃ味噌の気分」
「理玖さんが味噌の気分なら味噌で」
「オーケー。じゃあそれで注文しよう」
理玖さんが店員さんに声をかけて注文してくれる。
店員のお姉さんが理玖さんの顔をみてパッと明るい笑顔を見せたので、やっぱり顔が良いんだなと実感する。
渚の思い込みとか、そういうのではなかったようだ。
「あ、餃子とか食べる?」
「大丈夫。たぶん、食べきれない」
「りょーかい」
注文するとすぐさま調理され目の前のカウンターに運ばれてくる。
調理速度がすばやい。
渚が関心している間に理玖さんがセルフサービスのコーナーからお箸など必要なものを取りにいく。
理玖さんに習ってお盆の上に載せていく。前にフードコートに来た時の記憶などほぼ残っていないので何か間違ったことをしていないか少々不安になるが、理玖さんが何も言ってこないので大丈夫なのだろう。
理玖さんはレジにいる店員さんからの視線も一切気にすることなくお会計を進める。
高級感のある、というか実際高いのであろう財布からカードを取り出しお支払い。
「あざーしたー」
いかにもラーメン店といった挨拶で見送られて座席へ向かう。
ラーメンの載ったお盆は思いのほか重たくて、席が近くてよかったとしみじみ思った。
「じゃあ、いただきまーす」
「いただきます」
久々に食べたラーメンは本当においしかった。
こんなに美味しいものを食べる機会を失っていたという事実が悲しくなるほどおいしかった。
難点は麺が上手くすすれないから食べにくいという点だ。
お箸の使い方が下手になるような生活をしていた人間が麺をすすれるわけがなかった。
「ふはは、本当に美味しそうに食べるね」
「実際うまいし」
「まあそれもあるだろうけど。でも何食べさせても仏頂面な人もいるからさ」
理玖さんは幸せそうに渚のことを見ている。
昨晩のような異様な執着は感じない。
あれは、気のせいだったのだろうか。
「渚に美味しいものいっぱい食べさせたいな」
いや、気のせいではなかった。
気をつけて隠していたようだが、よく目を見れば瞳の奥で執着が燃え上がっている。
会ったばかりだと言うのにここまで執着するとは中々困った人だ。
せめて、理玖さんの家にいるときだけにしてもらいたい。周りの目が気になって落ち着かない。
「夕飯は僕が作るからね」
「楽しみ」
「ほんと! じゃあより一層腕によりをかけて頑張るよ」
理玖さんはきっと渚が料理を楽しみにしていると受け取ったのだろう。
にこやかに夕飯の献立を考えている。
だが、渚は夕飯時に見れるであろう執着に期待をしていた。
渚は捨てられて理玖さんの元に来ている。それに家とは縁を切っていて孤独だ。
故に、いくら突然寄せられた執着に気味の悪さを覚えても、結局はその執着が欲しくなってしまうのだった。
「人多い」
「そーだね。駐車場は空いてたから大丈夫かと思ったけど、そんなことなかったや」
店内は子連れの親子から散歩に来たと思われるご老人まで様々な人でにぎわっていた。
理玖さんは俺の手を握るとその人混みの中をずんずん進んでいく。
なるほど、これでは確かに手を繋いでいないとはぐれてしまいそうだ。
「よし、地図発見。まずは服から見ようかな」
「任せる」
着るのは渚でも、お金を出すのは理玖さんだ。好きなように買い物をしてほしい。
それに、渚は自分の服を選ぶのが苦手だった。
服を選ぶには自分を客観視して、流行りがどういったものかを考えて、その他色々な要素をもとにしなければならない。
あまりに考えるべきことが多くて何がいいのかわからなくなってしまう。
「んー多分ダボっとしてる服のほうが着てて楽だよね」
理玖さんは某ファストファッションの店で買い物カゴ片手に物色している。
カゴは持つと言ったが、手ぶらでいれくれないとイメージしずらいと言われてしまい、しぶしぶ何もせずについていくことになった。
「やっぱり渚はTシャツのほうが似合うね」
「このパンツ絶対履いてほしい。僕も似たようなの持ってるからお揃いにしたい」
「渚は細すぎる。いっぱい食べさせて健康的な体格にするから」
理玖さんは色々な服を手にとってはカゴに入れていく。
かと思ったら何やら被り物を見つけてきた。
「見て、パンダ」
「……かわいい」
「でしょ。黒猫もあった」
どんなものか見ようとしたら、頭に被せられた。
渚は外そうとするが、上から片手で押さえられていて、うまくいかない。
「ほら、鏡見てよ」
促されるまま見れば猫耳のついた黒色の被り物が乗っている。
黒なので見つけにくいが、ちゃんと目や髭もあった。
「ほら似合ってるでしょ」
「俺が付けるには可愛すぎる」
「そんなことない。僕が似合うと思うから似合ってる」
その意見は横暴が過ぎるだろう。ただ理玖さんがこれをつけた渚を見たいだけなのが丸わかりだ。
そこまでして見たいものなのか、渚からしてみれば甚だ疑問だ。
一任すると言ったのは渚だが、これには流石に反論を用意してみる。
「これに合うパジャマ探してさ、これかぶって寝てよ」
「寝癖付きそう」
「んーそれは朝頑張ればいい。僕が整えたげる」
「……理玖さんもかぶるなら、良いよ」
「ほんと! なら買おう」
結局買うことになってしまった。
弾けんばかりの笑顔で喜ぶものだから、渚より背も高く体格が良いのに幼くみえてしまう。
渚より大柄な男がつければ相対的に自分がマシに見えると思っての提案だったのだが、この様子では相対的に酷い姿を晒すのは渚の方になりそうだ。
その後もパジャマにアウターに下着にと色々なものがカゴに詰め込まれ、何回も試着させられ、買い物カゴがいっぱいになったころにはもう渚はヘトヘトだった。
「沢山買いましたね」
「まあそこそこ買ったね」
服なんてほとんど買わなかった渚にとっては一年分の買い物だったが、理玖さんにとってはそこそこの量らしい。
「買い物行くことは多いんですか?」
「まあ多いかな。よく店の子たちの服見繕ったり、ご飯食べに行ったりしてる」
「なるほど」
それでああも簡単に服を選べるわけか。
慣れとはすごいものだ。
「ただあの子たちには申し訳ないけど、渚の服選ぶのが一番楽しかった」
「どうして」
「どうしてって……ただの従業員の服より、うちに来た可愛い子の服選ぶ方が楽しいに決まってるでしょ」
理玖さんは本当に軽率に人を口説く。
可愛い子ってなんなんだ可愛い子って。可愛いのは理玖さんのほうだろ。
可愛いと言われるのは納得いかないが、自分が好まれているのは悪くない。むしろ、嬉しい。
「本当に貴方って人は」
人に好かれる経験のなかった渚は特に意識されて出た言動でないと分かっていても心動かされてしまう。
顔が熱くて仕方がない。手で仰いで風を送っても気休めにしかならない。
「僕そんなにヤバいこと言ってた?」
「言ってた」
「思ってることをそのまま言っただけなんだけどなあ」
その思っていることがヤバいというのを指摘すれば渚はより一層のダメージを負いそうなので、大人しく黙って顔を覆った。
何か、何か別の話題を……と考えていると渚のお腹が鳴った。
「あら、お腹すいた? ああ、もうこんな時間だね。フードコート行こっか」
「ああ」
腹の虫が鳴いたことで渚の羞恥は加速したが、ひとまず話題は変わった。
フードコートへの道を歩きながらゆっくり息を吐いた。
「何食べたいとかある?」
「特に希望はない。理玖さんが食べたいものにして」
「りょーかい。じゃ、ラーメンにしよ」
ラーメンか。何年も食べていない。
塩ラーメンと醤油ラーメンの違いがわからないレベルで味がわからない。
どっちもしょっぱいんじゃないの? という感じである。
「お、あったあった。迷子にならなくてよかった」
ショッピングモール内は結構広い。それに人が多い。
しかも渚も理玖さんも初めてきた場所ときた。
迷いやすい条件はそろっていたので、内心渚はかなり不安がっていた。
無事にたどり着き、席も確保できた。
お昼時も過ぎていてフードコート内はそこそこ空いていた。
座席もまばらだったので、目的のお店の近くに陣取ることができた。
こうすれば運ぶ時にこぼすリスクが減らせると理玖さんが教えてくれた。
大きな買い物袋を置いて、ラーメンのお店へ行く。
「味噌二つにしても良い? 僕今日めっちゃ味噌の気分」
「理玖さんが味噌の気分なら味噌で」
「オーケー。じゃあそれで注文しよう」
理玖さんが店員さんに声をかけて注文してくれる。
店員のお姉さんが理玖さんの顔をみてパッと明るい笑顔を見せたので、やっぱり顔が良いんだなと実感する。
渚の思い込みとか、そういうのではなかったようだ。
「あ、餃子とか食べる?」
「大丈夫。たぶん、食べきれない」
「りょーかい」
注文するとすぐさま調理され目の前のカウンターに運ばれてくる。
調理速度がすばやい。
渚が関心している間に理玖さんがセルフサービスのコーナーからお箸など必要なものを取りにいく。
理玖さんに習ってお盆の上に載せていく。前にフードコートに来た時の記憶などほぼ残っていないので何か間違ったことをしていないか少々不安になるが、理玖さんが何も言ってこないので大丈夫なのだろう。
理玖さんはレジにいる店員さんからの視線も一切気にすることなくお会計を進める。
高級感のある、というか実際高いのであろう財布からカードを取り出しお支払い。
「あざーしたー」
いかにもラーメン店といった挨拶で見送られて座席へ向かう。
ラーメンの載ったお盆は思いのほか重たくて、席が近くてよかったとしみじみ思った。
「じゃあ、いただきまーす」
「いただきます」
久々に食べたラーメンは本当においしかった。
こんなに美味しいものを食べる機会を失っていたという事実が悲しくなるほどおいしかった。
難点は麺が上手くすすれないから食べにくいという点だ。
お箸の使い方が下手になるような生活をしていた人間が麺をすすれるわけがなかった。
「ふはは、本当に美味しそうに食べるね」
「実際うまいし」
「まあそれもあるだろうけど。でも何食べさせても仏頂面な人もいるからさ」
理玖さんは幸せそうに渚のことを見ている。
昨晩のような異様な執着は感じない。
あれは、気のせいだったのだろうか。
「渚に美味しいものいっぱい食べさせたいな」
いや、気のせいではなかった。
気をつけて隠していたようだが、よく目を見れば瞳の奥で執着が燃え上がっている。
会ったばかりだと言うのにここまで執着するとは中々困った人だ。
せめて、理玖さんの家にいるときだけにしてもらいたい。周りの目が気になって落ち着かない。
「夕飯は僕が作るからね」
「楽しみ」
「ほんと! じゃあより一層腕によりをかけて頑張るよ」
理玖さんはきっと渚が料理を楽しみにしていると受け取ったのだろう。
にこやかに夕飯の献立を考えている。
だが、渚は夕飯時に見れるであろう執着に期待をしていた。
渚は捨てられて理玖さんの元に来ている。それに家とは縁を切っていて孤独だ。
故に、いくら突然寄せられた執着に気味の悪さを覚えても、結局はその執着が欲しくなってしまうのだった。
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