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第1章
第51話:運賃交渉
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お父さんとジョセフ代表の交渉は凄く激しかった。
特に激しかったのが、人間を運ぶ時の値段だった。
最初聞いた時は高すぎると思ったけれど、安すぎるくらいだと言われた。
アイテムボックスを持つウィロウがいないのなら高過ぎるそうだ。
でも、ウィロウを海まで運んでしまうと、行商人が安く海の産物を買えてしまい、僕が手に入れられるはずの利益を奪われてしまうそうだ。
それを防ごうと持ったら、人間1人を運ぶ金額を高くするしかない。
少なくともウィロウだけは高くしないといけないそうだ。
「お父さん、そんな話は家か教会でやろうよ。
これ以上村の衆や行商人たちをここに集めておくのは可哀想だよ」
ロック鶏は、僕から見れば可愛い眷属だけど、他の人から見ると恐ろしいのだ。
最初からは分かっていた事だけど、実際に恐怖にひきつる顔を見てしまうと、自分が同じ顔で見られているようで、悲しくなる。
「そうだな、朝早くから集まってくれてありがとう。
海の生魚や干魚、塩を手に入れられたのはロック鶏のお陰だ。
ケーンに手出しする奴は、ロック鶏に喰われると思ってくれ」
お父さん、最後の言葉は余計だよ、女子供が僕をロック鶏を見るような目で見る。
さっきよりも悲しくて、胸がシクシク痛む。
でも、これで僕を利用とする奴らが、エヴィーたちを人質にしないのなら、我慢しなければいけない。
開拓村の衆と行商人の家族が逃げるように去っていく。
でも、お父さんとお母さん、フィンリー神官、行商人たちはその場に残った。
ウィロウも残っているから、行商人にはそれだけ大事な話なのだ。
「続きは教会で話そう、礼拝堂なら行商人たちも入れる」
お父さんがそう言うと、残っていた全員で教会に行くことになった。
少しでも多くの利益を得ようとして、最初から激しい言い合いになった。
「アラミス殿の言われる事も分かるが、それでは生の魚が痛む。
こちらとしてはアイテムボックスを持つウィロウを海に行かせたい。
同時に護衛ができる若い連中も一緒に運んでもらう」
「何度も同じ事を言わせないでくれ、アイテムボックス持ちを行かせたら、あんたら行商人が直接海の物を買い集めてしまう。
それではこちらの利益が無くなるから、絶対にウィロウは運べない。
どうしても運べと言うのなら、ロック鶏を10羽が運べる商品分の利益を、運び賃として払ってもらう」
「それはいくら何でも高過ぎる、買う価値が有る商品がないかもしれないのに、そんな法外な運び賃は払えない。
こちらが見て買う価値が有る分だけの運び賃にしてくれ」
「いいや、駄目だ、こちらの見ていない所で買われても分からない。
何より、売値がどれくらいになるのかさっぱり分からない以上、こちらがどれだけ損をしたかも分からないのだぞ」
僕が行商人として1人前なら、海からとても遠いこの辺りで、生の魚がどれくらい値段で売れるのか分かるけど、残念ながら全く分からない。
いくら儲かるか分からないから、行商人たちにいくらで売れば良いのか、全く分からない。
「だったらこれまで通り、ケーンに一緒に来てもらえばいい。
海の生魚がいくらで売れるのか、行商の場に同席してもらえば分かる。
もこちらとしても、何時でも何所からでも海の物を仕入れられる」
「駄目よ、絶対に駄目よ、可愛いケーンには村に残ってもらうわ!」
今まで黙っていたお母さんが大声を出した。
可愛いと言うのは止めて欲しい、ウィロウが変な目で僕を見た。
恥ずかし過ぎて逃げ出したくなる。
「母親が腹を痛めて産んだ子供を可愛いのは分かる、だが、1国の騎士団や軍でも手出しできないケーンを囲い込み過ぎるのは、ケーンの成長を邪魔するぞ」
「何ですって、私がケーンの邪魔をしていると言うの!」
お母さんが物凄い顔で怒りだした。
こんな怖い顔のお母さんを生まれて初めて見た!
「冷静になれ、ケーンが何を1番望んでいるのか、親なら分かっているだろう」
「そのケーンの想いを利用して利を得ようとしているくせに、偉そうに言うな!」
「儂らは商人としてここにいるのだから、利益を求めるのは当然だ。
あんたは開拓村の代表としてここにいるのか、ケーンの母親としてここにいるのか、いったいどちらなんだ?」
「母親よ、私は母親としてここにいるし、アラミスは父親としてここにいるわ。
開拓村の代表はフィンリー神官よ」
「だったらもう1度言う、ケーンの望みは世界中を旅する事だったのだろう。
だったら目先のささいな利益など気にするな。
そんな事をしなくても、使い切れないくらいの利益が入ってくる」
「そんな言葉にだまされる私ではないわよ。
本来ケーンが手にできる利益なのに、優しい性格のせいで行商人たちに奪われるような事にはさせないわ!」
「ケーンは行商人仲間だ、騙して利を奪うようなまねはしない」
「それは違うだろう、行商人仲間と言ってもケーンは1番下っ端だ。
受け取れる利益の割合も1番少ない。
そんな状態で交渉するよりは、開拓村の1人として交渉した方が良い事くらい、親の俺たちには分かっているんだよ!」
またお父さんが前に出て話し始めた。
お父さんとお母さんが、僕を愛し大切にしてくれているのは分かる。
でも、僕の願いとは違う事をしている。
ジョセフ代表が僕を想っているように言いながら、本当は行商隊全体の利益を考えているだけなのも分かっている。
でも、その方が僕の願いに近いんだ!
「お父さん、お母さん、待って、僕の事は僕が決めるよ」
特に激しかったのが、人間を運ぶ時の値段だった。
最初聞いた時は高すぎると思ったけれど、安すぎるくらいだと言われた。
アイテムボックスを持つウィロウがいないのなら高過ぎるそうだ。
でも、ウィロウを海まで運んでしまうと、行商人が安く海の産物を買えてしまい、僕が手に入れられるはずの利益を奪われてしまうそうだ。
それを防ごうと持ったら、人間1人を運ぶ金額を高くするしかない。
少なくともウィロウだけは高くしないといけないそうだ。
「お父さん、そんな話は家か教会でやろうよ。
これ以上村の衆や行商人たちをここに集めておくのは可哀想だよ」
ロック鶏は、僕から見れば可愛い眷属だけど、他の人から見ると恐ろしいのだ。
最初からは分かっていた事だけど、実際に恐怖にひきつる顔を見てしまうと、自分が同じ顔で見られているようで、悲しくなる。
「そうだな、朝早くから集まってくれてありがとう。
海の生魚や干魚、塩を手に入れられたのはロック鶏のお陰だ。
ケーンに手出しする奴は、ロック鶏に喰われると思ってくれ」
お父さん、最後の言葉は余計だよ、女子供が僕をロック鶏を見るような目で見る。
さっきよりも悲しくて、胸がシクシク痛む。
でも、これで僕を利用とする奴らが、エヴィーたちを人質にしないのなら、我慢しなければいけない。
開拓村の衆と行商人の家族が逃げるように去っていく。
でも、お父さんとお母さん、フィンリー神官、行商人たちはその場に残った。
ウィロウも残っているから、行商人にはそれだけ大事な話なのだ。
「続きは教会で話そう、礼拝堂なら行商人たちも入れる」
お父さんがそう言うと、残っていた全員で教会に行くことになった。
少しでも多くの利益を得ようとして、最初から激しい言い合いになった。
「アラミス殿の言われる事も分かるが、それでは生の魚が痛む。
こちらとしてはアイテムボックスを持つウィロウを海に行かせたい。
同時に護衛ができる若い連中も一緒に運んでもらう」
「何度も同じ事を言わせないでくれ、アイテムボックス持ちを行かせたら、あんたら行商人が直接海の物を買い集めてしまう。
それではこちらの利益が無くなるから、絶対にウィロウは運べない。
どうしても運べと言うのなら、ロック鶏を10羽が運べる商品分の利益を、運び賃として払ってもらう」
「それはいくら何でも高過ぎる、買う価値が有る商品がないかもしれないのに、そんな法外な運び賃は払えない。
こちらが見て買う価値が有る分だけの運び賃にしてくれ」
「いいや、駄目だ、こちらの見ていない所で買われても分からない。
何より、売値がどれくらいになるのかさっぱり分からない以上、こちらがどれだけ損をしたかも分からないのだぞ」
僕が行商人として1人前なら、海からとても遠いこの辺りで、生の魚がどれくらい値段で売れるのか分かるけど、残念ながら全く分からない。
いくら儲かるか分からないから、行商人たちにいくらで売れば良いのか、全く分からない。
「だったらこれまで通り、ケーンに一緒に来てもらえばいい。
海の生魚がいくらで売れるのか、行商の場に同席してもらえば分かる。
もこちらとしても、何時でも何所からでも海の物を仕入れられる」
「駄目よ、絶対に駄目よ、可愛いケーンには村に残ってもらうわ!」
今まで黙っていたお母さんが大声を出した。
可愛いと言うのは止めて欲しい、ウィロウが変な目で僕を見た。
恥ずかし過ぎて逃げ出したくなる。
「母親が腹を痛めて産んだ子供を可愛いのは分かる、だが、1国の騎士団や軍でも手出しできないケーンを囲い込み過ぎるのは、ケーンの成長を邪魔するぞ」
「何ですって、私がケーンの邪魔をしていると言うの!」
お母さんが物凄い顔で怒りだした。
こんな怖い顔のお母さんを生まれて初めて見た!
「冷静になれ、ケーンが何を1番望んでいるのか、親なら分かっているだろう」
「そのケーンの想いを利用して利を得ようとしているくせに、偉そうに言うな!」
「儂らは商人としてここにいるのだから、利益を求めるのは当然だ。
あんたは開拓村の代表としてここにいるのか、ケーンの母親としてここにいるのか、いったいどちらなんだ?」
「母親よ、私は母親としてここにいるし、アラミスは父親としてここにいるわ。
開拓村の代表はフィンリー神官よ」
「だったらもう1度言う、ケーンの望みは世界中を旅する事だったのだろう。
だったら目先のささいな利益など気にするな。
そんな事をしなくても、使い切れないくらいの利益が入ってくる」
「そんな言葉にだまされる私ではないわよ。
本来ケーンが手にできる利益なのに、優しい性格のせいで行商人たちに奪われるような事にはさせないわ!」
「ケーンは行商人仲間だ、騙して利を奪うようなまねはしない」
「それは違うだろう、行商人仲間と言ってもケーンは1番下っ端だ。
受け取れる利益の割合も1番少ない。
そんな状態で交渉するよりは、開拓村の1人として交渉した方が良い事くらい、親の俺たちには分かっているんだよ!」
またお父さんが前に出て話し始めた。
お父さんとお母さんが、僕を愛し大切にしてくれているのは分かる。
でも、僕の願いとは違う事をしている。
ジョセフ代表が僕を想っているように言いながら、本当は行商隊全体の利益を考えているだけなのも分かっている。
でも、その方が僕の願いに近いんだ!
「お父さん、お母さん、待って、僕の事は僕が決めるよ」
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