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第2章 異世界帰還でざまぁ編
第90話 おっさん、脂肪を力に変える
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モンスター退治の人間をどう育成しよう。
死骸を持ってくる人間はぼちぼちとは出ているが一般に普及したとは言い難い。
そうだ、レベルを上げると寿命が延びるのだった。
俺は御手洗さんと会う事にした。
「今日は薬などとは関係ないけど、ある事実を伝えたい」
「なんです。改まって」
「モンスターを倒すとレベルが上がるだろ。あれは寿命も延びる効果がある」
「それはまた微妙な学説ですね。寿命が延びるという事は、病気に掛かり難くなるという事ですよね。薬を売る立場としては微妙と言わざる得ない」
「製薬会社としては損する要因か」
「ええ、情報はありがたいですけど。この先、薬の需要が減るとなると色々と考えないといけません」
「レベル上げの実験に協力はしてくれないよな」
「会社の立場としては協力はしかねますね。ですがレベルアップ需要という物が生まれるかもしれません。ここになんらかの商品で食い込めれば、或いは」
レベルアップして得になる要素はある。
だが、製薬会社としては損だ。
これを得にする要素としてはポーションだな。
力を増す、パワー・ブースト・ポーションは作れる。
これを飲めば非力な人間も中猿鬼ぐらい倒せる。
『ポーション飲んでモンスター退治して健康生活』なんてスローガンでモンスター退治を普及出来ないだろうか。
「力を増す青汁があるが、これを使ってモンスター退治なんてどうだと思う」
「良いですね。それならレベルアップ需要に食い込めます」
「他にも打たれ強くなったり、素早く動けたりと、色々な青汁があるよ」
「ますます良いですね。レベルアップと寿命の関係を証明するには時間が掛かります。しかし、病気に掛かり難くなるかはすぐにデータが取れます。上の人間に掛け合って研究するのも良いですね」
御手洗さんの考えでは遅い。
もっと早くなんとかしないと。
「もし、何んでも作り出せるとしたら、御手洗さんなら、どんな機能を持った青汁を作ります?」
「そうですね。体脂肪をパワーに変える青汁ですか。ダイエットの市場はかなり大きい。男女関係ないですから」
なるほどな。
生贄の禁書にそういうのがある。
体内の栄養、主に脂肪をパワーに変えるのが。
なぜ禁書かと言うと脂肪が少ないと飢餓に弱いからだ。
異世界でこれを使ってモンスター退治を村ぐるみで行っていた所があって、冷夏が訪れほんの少ししか作物が取れない年に全滅したらしい。
気候が悪いと地上のモンスターも減る。
その少ないモンスターを得る為に更にポーションを使って悪循環に陥ったと書いてあった。
地球では食料需要は異世界ほどひっぱくしてない。
いけるんじゃないだろうか。
『モンスター倒してダイエット』これでいこう。
「脂肪を力に変える青汁がある。これとモンスター退治をセットにしてはどうかな」
「モンスター退治は危険ですから、女子などが食いつくかどうか」
「そこは力を増す青汁と併用だよ。危険はないと約束できる」
「サンプルを貰ったら、試してみる事にします」
俺はそれから青汁各種を生産に掛かった。
結果はどうなったかだって。
脂肪を力に変える青汁に意外な副作用も判明した。
バストが目減りするのだ。
腹筋は見えるようになるが、洗濯板になる。
そこで、女性向けは諦めた。
男性にターゲットを絞ったら、もうバカ売れ。
やばいぐらい売れた。
上手くコントロールして服用する女性はいたので、それなりに女性にも人気にはなった。
モンスター退治の人間も徐々に増えた。
しかし、激増とまでは行かない。
あと一押しなんだよな。
モンスター退治の利点が何かあれば。
テレビ番組に頼るか。
うちの会社でスポンサーをやって、アイドルあたりにモンスター退治させる。
なかなか良いんじゃないだろうか。
これが効力を発揮するまでには時間が掛かるだろう。
金は惜しくないのでやる事にする。
即効性がある方策は思いつかない。
気分転換に開発部の社員を集めた。
「何か面白い商品のアイデアはないか」
「そうですね。今流行のダイエット青汁にあやかって、体重の軽くなる魔力回路なんてどうです」
「なるほどね。でも重力を軽減して何か良いことがあるのか」
「そこは使いようです。例えば買い物袋に仕込むとか。ごにょごにょに仕込むとか」
ばっちり聞こえたぞ。
ブラジャーに仕込むのか。
女性下着は高価だから、需要はあるだろう。
「いいぞ、やってみろ」
「私は宇宙開発に軽くなる魔力回路を使わせたいですね」
「いいな。会社の名前が上がる」
車に仕込む事も考えたが、魔力が切れるといきなり重くなる。
事故になる可能性もあるから、これはボツだな。
そして、恐れていた事が起きた。
中猿鬼が大猿鬼に進化。
徒党を組んで人を襲い始めたのだ。
ニュースによると海外でも猛獣が巨大化。
やはり人を襲い始めた。
死骸を持ってくる人間はぼちぼちとは出ているが一般に普及したとは言い難い。
そうだ、レベルを上げると寿命が延びるのだった。
俺は御手洗さんと会う事にした。
「今日は薬などとは関係ないけど、ある事実を伝えたい」
「なんです。改まって」
「モンスターを倒すとレベルが上がるだろ。あれは寿命も延びる効果がある」
「それはまた微妙な学説ですね。寿命が延びるという事は、病気に掛かり難くなるという事ですよね。薬を売る立場としては微妙と言わざる得ない」
「製薬会社としては損する要因か」
「ええ、情報はありがたいですけど。この先、薬の需要が減るとなると色々と考えないといけません」
「レベル上げの実験に協力はしてくれないよな」
「会社の立場としては協力はしかねますね。ですがレベルアップ需要という物が生まれるかもしれません。ここになんらかの商品で食い込めれば、或いは」
レベルアップして得になる要素はある。
だが、製薬会社としては損だ。
これを得にする要素としてはポーションだな。
力を増す、パワー・ブースト・ポーションは作れる。
これを飲めば非力な人間も中猿鬼ぐらい倒せる。
『ポーション飲んでモンスター退治して健康生活』なんてスローガンでモンスター退治を普及出来ないだろうか。
「力を増す青汁があるが、これを使ってモンスター退治なんてどうだと思う」
「良いですね。それならレベルアップ需要に食い込めます」
「他にも打たれ強くなったり、素早く動けたりと、色々な青汁があるよ」
「ますます良いですね。レベルアップと寿命の関係を証明するには時間が掛かります。しかし、病気に掛かり難くなるかはすぐにデータが取れます。上の人間に掛け合って研究するのも良いですね」
御手洗さんの考えでは遅い。
もっと早くなんとかしないと。
「もし、何んでも作り出せるとしたら、御手洗さんなら、どんな機能を持った青汁を作ります?」
「そうですね。体脂肪をパワーに変える青汁ですか。ダイエットの市場はかなり大きい。男女関係ないですから」
なるほどな。
生贄の禁書にそういうのがある。
体内の栄養、主に脂肪をパワーに変えるのが。
なぜ禁書かと言うと脂肪が少ないと飢餓に弱いからだ。
異世界でこれを使ってモンスター退治を村ぐるみで行っていた所があって、冷夏が訪れほんの少ししか作物が取れない年に全滅したらしい。
気候が悪いと地上のモンスターも減る。
その少ないモンスターを得る為に更にポーションを使って悪循環に陥ったと書いてあった。
地球では食料需要は異世界ほどひっぱくしてない。
いけるんじゃないだろうか。
『モンスター倒してダイエット』これでいこう。
「脂肪を力に変える青汁がある。これとモンスター退治をセットにしてはどうかな」
「モンスター退治は危険ですから、女子などが食いつくかどうか」
「そこは力を増す青汁と併用だよ。危険はないと約束できる」
「サンプルを貰ったら、試してみる事にします」
俺はそれから青汁各種を生産に掛かった。
結果はどうなったかだって。
脂肪を力に変える青汁に意外な副作用も判明した。
バストが目減りするのだ。
腹筋は見えるようになるが、洗濯板になる。
そこで、女性向けは諦めた。
男性にターゲットを絞ったら、もうバカ売れ。
やばいぐらい売れた。
上手くコントロールして服用する女性はいたので、それなりに女性にも人気にはなった。
モンスター退治の人間も徐々に増えた。
しかし、激増とまでは行かない。
あと一押しなんだよな。
モンスター退治の利点が何かあれば。
テレビ番組に頼るか。
うちの会社でスポンサーをやって、アイドルあたりにモンスター退治させる。
なかなか良いんじゃないだろうか。
これが効力を発揮するまでには時間が掛かるだろう。
金は惜しくないのでやる事にする。
即効性がある方策は思いつかない。
気分転換に開発部の社員を集めた。
「何か面白い商品のアイデアはないか」
「そうですね。今流行のダイエット青汁にあやかって、体重の軽くなる魔力回路なんてどうです」
「なるほどね。でも重力を軽減して何か良いことがあるのか」
「そこは使いようです。例えば買い物袋に仕込むとか。ごにょごにょに仕込むとか」
ばっちり聞こえたぞ。
ブラジャーに仕込むのか。
女性下着は高価だから、需要はあるだろう。
「いいぞ、やってみろ」
「私は宇宙開発に軽くなる魔力回路を使わせたいですね」
「いいな。会社の名前が上がる」
車に仕込む事も考えたが、魔力が切れるといきなり重くなる。
事故になる可能性もあるから、これはボツだな。
そして、恐れていた事が起きた。
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徒党を組んで人を襲い始めたのだ。
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やはり人を襲い始めた。
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